今ね、私の中で一番公開が待ち遠しい映画があるんですよ。
それはこの作品、リチャード・カーティス監督の“The Boat That Rocked”と言う映画なんです。
予告編のナレーションを訳せば、「1966年、アメリカでは571局に及ぶラジオ局が24時間ロックンロールを流していたまさにその時、ビートルズやローリング・ストーンズの母国イギリスでは、一隻の船からの放送でしかこれら音楽を聴く方法が無かったのである・・・」と、ロックを電波に乗せることを規制したい政府と、それに対抗する、オフショアな海賊放送局のお話です。これをお読みの中で「そんな馬鹿な・・・」と思われる方もおられるでしょう。でもね、ちょっと思いをめぐらすと、小十年前にもそんな事がありましたよね。そう9・11のNYテロの後、ジョン・レノン「イマジン」が米国で放送禁止歌になりましたよね(ノ_-。)。
しかし“The Boat That Rocked”ってイカす題ですよね。
直訳すれば、「その船が揺れていた」って事になるんだけど、ただ船が揺れているって言う情景だけではなくて“rock”って英単語は、(人・社会を)動揺[動転]させる、そして(人を)感動させる、もちろんロックを演奏する(この場合は世の中に流したって事かな)って意味もあるんです。しかも唯の船じゃない定冠詞の“The”付きですよ。
シンプルな単語な組み合わせで、色々な意味が掛かっている。こういった題が付いているあたり、ただ事じゃない感じが大いにしますよねぇ〜。
音楽で、体制や今の自分の置かれている現状にに立ち向かう・・・音楽映画で同じジャンルの映画と言えば、アイルランドの若者が「俺たちゃ、職無し、金無し、彼女無し、だからソウルやろうぜっ!」とソウル・ミュージックでのし上がっていくアラン・パーカー監督の“The Commitments”や、ジョン・ランディス監督の金字塔、コメディーと音楽で国内の保守派に噛み付いた“The Blues Brothers”がそれにあたります。
「バイク乗り」と言う存在も、その行為の本質はアウトサイダーたるべきではないのかなと思う一人で御座います。つーか、ちょっと考えただけでも周りに“The Biker who Rocked”とか呼ばれちゃうような御仁が、いっぱいおられます。(Rockedって別にチャッタっている訳ではない)
そんなバイク乗りで、音楽好きなこのBlogの読者の方は・・・と言う事で私の頭に浮かぶ方々・・・電気屋さん、まさっちさん、ドリー番長、VCEさんや、zackinoさん、福岡のSKJ(スーパークソジジイ)ことkazさん、そして先日のこのコメントで私に「後悔せず!引かぬ媚びぬ省みぬ!」と説いてくれたおと〜るさん、ロックと言うより日頃からパンクなzukaさんも、そしてアルトサックス修行中で太鼓の達人 沢庵和尚さん、ジョン・ボーナム命のゾンネンキンダーさん、これは是非に言う意味で名前を上げさせて頂きましたが、名前が挙がらなかったこのBlogの読者の皆様も、とりあえずこの予告編を観て欲しいんです。
apple版はココをポチッっと→■。(要Quick Time)
映画のHPに用意されているトレーラーはココをポチッっと→■。
HP内にもVIDEO CLIPSって言うところがあって、そこに長尺版の予告編とか楽しい動画が用意されているのでそこも観て下さい。HPはココ→■。
ね、すごい映画のような予感がしませんか?私にはこのトレーラーからそんな匂いがするんですよ。
英国ではこの4月の公開、米国では8月公開のようです。では日本はいつ公開になるのでしょうか?
あ゛〜っ辛抱たまらん!!配給会社の方、一刻も早い公開を希望です。
お願いします〜m(_ _)m。
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