書籍・雑誌

2009年6月26日 (金)

これで私も・・・

  この私のBlogの読者の常連の方々は、車やモーターサイクルにクルクルパーな人がいっぱいいらっしゃいます。

 そんな方々の中には「自分の愛機は自分でメンテ!」との豪の者なお方も多数いらっしゃる事だと思います。そんな人には願ったりかなったりのメンテの虎の巻と言えば、英国はHaynes社のOwner's Workshop Manualのシリーズです。市販車ほぼ全てを網羅している驚愕の品揃え。

 実は私もかつて、海外赴任中の友人が所有していた、ローバー114GTiを預かっていた時、ホンマに心強いテキストでありました。

 さてさて、そのHaynes社がどうやらとんでもない乗り物のOwner's Workshop Manualを出すとの情報をキャッチしたのです。

 その取扱説明書とはなんと、アポロ11号の取説なのだ。

 勿論サターンV型ロケットをはじめ、補給船、指令船、月面着陸船の内容もばっちり網羅との事です。

20090626002046  どうやら今年はアポロ11号、月面着陸40周年。この本は、それにあやかった企画本のようなんですが、ぶっちゃけ昨日、模型屋さんから、こんなキットを持ち帰っている、この私が買わんで誰が買う!

 という事で帰宅後Amazonに向かえば、ただ今予約中との事。勿論、間髪入れずポチッと予約を入れました。

 これで、私も晴れてサターンロケットのメンテが出来るつーことで。

 こんな本中々出ません。皆様もどうですか?

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2009年4月24日 (金)

それじゃ唯のヲタクですよ(ドリー番長の声で)

 半月ほど前の事で、情報の鮮度がちと古めです。申し訳ございませ~ん。(by高嶋政伸)

Fb96a1909fa0679a08d80210_l__aa240_ 去年の10月10日のエントリー「空想化学模型誌創刊なのだ」で紹介し、そのエントリーの〆で「ムックで終わる事無くVol.1とあるのでVol.2、Vol.3と続いていって欲しい本です」と書いた“Character AGE”のVol.2がただ今店頭に並んでいます。

 相変わらずの濃い内容、と言うか作り手も40~50代の人なんでしょう。しかし・・・30代以下の読者おいてきぼり・・・あわわわ大丈夫?でも私はそこがたまらんのですけどね。ケロロ軍曹の“ウェットルキングの回”みたいで(・∀・)イイ!

 ハリウッドのプロップ・マエストロ、グレッグ・ジーン氏の作った映画版スタートレックのプロップ・エンタープライズ号もかくや・・・!!と思わせるようなアズテックパターン塗装と電飾を持ったポーラライツの1/350キットの製作記事や、ILMの工房から抜け出してきたような、スターウォーズのスピーダー・バイク。

 幻と言われて久しい、2001年宇宙の旅に出てくるムーンバスのキット(本物のオーロラ社製)の作例記事もあるぞよ、勿論その車内では劇中のような「ハムサンドイッチは何処~」といった宇宙飛行士の情景まで用意されているんです。

 本当に(・∀・)イイ!(二回目)

 でも、私的には何が一番よかったかといえば、東大の遠藤秀紀先生と、この本の柿沼秀樹ディレクターお二人による「空想科学模型対談」がよかった~。

Godzilla  このコラムを読み終わった後、サンダ対ガイラのメーサー殺獣光線のシーンが観たくなりついついYouTubeへ・・・あ~こんなヲタクに誰がした。しかもこの遠藤先生、言われてもないのに、昔なつかしの「怪獣解剖図鑑」を持参しての対談。東大教授、恐るべし!!!

 と、昨今一番濃い人の多い年代と言われている40~50代に本当にストライクな内容です。

 ドリル好きな方ならもっと喜べるでしょう。(今回は残念ながらグレンラガンは関係ない)

 この本を読まれれば、私が「たまらん~!!あ~っ!」っとなるのも、皆様よくおわかりになられる事でしょう。ヽ(´▽`)/

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2009年3月13日 (金)

また買い始めます

 いいかね、ヒコーキは戦争や経済の道具ではないのだ。それ自体が夢の結晶だ。美しくあらねばならん。

 ジム帰りに、ジムの近所で夜の10時まで開店している模型屋さん「アクシズ」に顔を出している事は、再々このBlogでも書いてきました。

 そこには店内用の模型雑誌も置いてあって、パラパラと今書店の店頭に並んでいる今月号のModel Graphixを見ていて驚いた!なんと宮崎駿氏の漫画の連載が再開されていたのだ。

 映画「紅の豚」はこの雑誌での氏の漫画「飛行艇時代」を原作としてアニメ化されたのは、もう今は昔・・・その後、ハイブリッドカー・プリウスも真っ青な、ポルシェ博士が作ったハイブリッド駆動のタイガー戦車のプロトタイプ(なんと70年前だぞ)のお話「豚の虎」や、ドイツ・オットーカリウス中尉のロシア戦線の伝記漫画「泥まみれの虎」等、氏によるこれら のオールカラー漫画が連載中頃は、漫画が読みたさに欠かさずこの本を買っていました。その後、本職のアニメ業がお忙しくなられたのか、ずっと漫画連載は中断したまま・・・なんとなく私も本屋や模型店でチラ見する事はあっても、買わなくなって行きました。

 そして、突然の連載再開。しかもキーワードは「ジャンニ・カプロニ、堀越二郎」なのだっ! 

 この本、私が買わいで誰が買う!たとえ6頁のために780円払おうともかまわないのだ。

 今回の漫画の御題は「風立ちぬ!妄想カムバック(1)」とあります。(1)と言う事は・・・(2)も(3)もあるんスよね。不覚にも、最初の1頁の最後のコマで、目頭が熱くなってきました。カプロニ伯爵が日本の若者に「飛行機とはこうあるべきだと」説くシーンです。それが冒頭に上げた台詞です。

 日頃よりの私のGUZZIレーサーに対する気持ちそのままなんですね。これが。カッコよくないと駄目なのだ。

 このBlogの読者の方々にも、私と同様、この金言に心臓を鷲掴みにされるであろう数寄者の皆様のお名前が頭に浮かびます。

 さて今日一日は、コマの隅から隅まで舐め回すように読み込みます。この漫画の連載が続く限りまた買い続けようと思っています。

 それにしても、素晴らしいストーリーテラー、天才と呼ばれているエンジニアは、この上ない妄想族ですな。

 妄想族、万歳!

 私がこの本を手に入れたのが遅れ、こうやってエントリーにしたタイミングが悪いため、もうすぐ次の号が出ちゃうんですよ。

 未見の方で興味のある方は、急げっ!

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2009年2月23日 (月)

皆さん最近ちゃんと本読んでいますか?

 さてさて、ネタに詰まると書くエントリー、最近読んだ本についてです。

 まず最初の一冊は、養老 孟司 氏、竹村 公太郎 氏著「本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー」です。

 私にとっては面白い本でした。つーかモノの見方が理系なところが、私にとっては頷く事が多く、軽薄・情報操作過多のマスゴミに踊らされる事無く、冷静な目線で物事を鳥瞰し、観察する事の大切さがそこかしこに読む事ができます。

 二冊目は銃刀法違反により刑務所に入り、その間の生活を「刑務所の中」と言う漫画にしたため、時の人となったカルト漫画家 花輪 和一氏。「刑務所の中」もすばらしい作品でしたが、今回紹介する本は氏の得意分野、物の怪が登場する妖異の世界「天水」です。

 怪(あやし)の世界と言えば水木 しげる御大の名前を挙げられる方も多いでしょうが、花輪氏の描くそれとは違った物の怪の世界は、すばらしいの一言です。

 そして今回のエントリーのトリを飾ります本は、最初に読んだのは高校生の時でしたでしょうか・・・この本を原作とし、トリフォーが監督した映画も好きです。 本を読まなくなった人が多くなったと聞く昨今、よもやこんな世界がこない事を祈りつつ、何度目かの頁を開いてみました。

 普通、英語で「FIREMAN」と言えば消防士と訳されますが、この本世界では「焚書官」と訳されます。そう、レイ・ブラッドベリの傑作「華氏451度」なのだ。

 ちなみに華氏451度とは摂氏に直すと233℃であり、紙の発火点のことなのだ。遠くない未来、読書や本を所有する事が重大な犯罪となった世界のお話です。しかし・・・なんだか昨今のニュース番組の偏重報道を目するにつれ、「こんな世界がくるのじゃないかと・・・」ちょっと危機意識を持つのに最適な一冊ですね。┐(´-`)┌

 読書エントリーの最後は、ドイツの鉄血宰相ことオットー・フォン・ビスマルク公のお言葉で、本日のエントリーを締めくくりたいと思います。

 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 

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2009年1月22日 (木)

Blogの休み中の読書

 二週間超、すっかりエントリーの更新という作業から解き放たれ、夜はぐっすりと六時間以上の睡眠時間を摂り、なんだか体調がすこぶるよろしいこの昨今、鳥取の生んだ大天才、水木しげる大先生も言われておりますが、睡眠時間を削るのは命を削るのと同義なのですな。はい。

 つーことで、本日は修羅場に復帰していきなり全開じゃなくて、リハビリがてらこの二週間の間、何をやっていいたのかつーか、私の事ですからほとんどの人が想像されているとおり本読んでいたわけなんですが、どんな本をやんでいたか、こんな事を書いて見ようかななんて思うわけです。

 本といっても、政治の本や、経済の本もあれば、寄生虫学の権威、藤田先生のうんこの本や、模型を作る準備としてのマーキュリー計画の本だったり、ケッテンクラートの資料だったりと、ネットが使えなくて紙媒体でも相変わらずの全方位哨戒中だったりします。

 ただ、久々に、序文を読んだその瞬間から「あぁ~これいいなぁ~」と思わせる本に出会うことができました。

 皆様は怪奇作家ラグクラフトのつくった暗黒の邪神神話「クトゥルー神話」をご存知でしょうか?その経典、アラブの狂詩人アブドゥル・アルハザードが残したといわれる「アル・アジフ」。そのギリシア語版・ラテン語版の名「ネクロノミコン」が今回ご紹介させていただく本です。

 最初からネタバレすれば、こんな本があったというフィクションを下に書かれている偽書なのですが、バックボーンがしっかりしていて、魔道書ネクロノミコンを作ろうという筆者ドナルド・ダイスン氏の大真面目な悪戯、そして大瀧啓祐氏の日本語訳もすばらしく耽美。黒・松永的には思いっきり「ストライ~ク!」な訳なんです。

 鼻と耳を削がれ、頬は大きく傷つけられ、去勢されるといった切り落としの刑を受け、理性を失った詩人アブドル・アルハザードがロバ・エル・ハリイェーの大砂漠を彷徨い獲得した知識・・・

 クトゥルー神話に興味のある方にお勧めの本です。

 二輪に乗れない冬は、このような本を読んでもっと黒くなり、底無しの奈落に身を沈めるのじゃ・・・。

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2008年10月14日 (火)

この三連星、もとい、この三連休・・・

 オッス、オラ悟空!←これ間違い。

 はぁ~、不眠不休の模型製作、寝不足と、細かい作業が続いたため、視力の劣化、そしてストレスから来る腹痛・・・この三日間ガンプラと戦うも、未だ活路が見えません。

 とてもBlog書く余裕がなかとです。(何故か福岡弁)

Tkzk_2  わ~ん!!タコザク未だ大地に立つことできず・・・着陸脚とか、バーニア多すぎです。反復作業が多すぎて、メゲて来ます。それと自分、改造しすぎです。やたらめったら剃刀ノコで部品バラバラにする癖は、レザー・フェイスじゃなのでそろそろやめましょう。でも魔改造じゃないぞ!←タコザクなので当たり前。(それにしてもこの時期のMSVの箱絵、かっこいいなぁ~中身と整合性まるで無し)

 と、ヒッキーしていた、この苦しく辛い三連休のなかに、一つだけ良い事がありました。

 この度、AMAZONで古本を初めて買ったのですが、その出品者の方の対応がすばらしくてね、もう模型製作で荒んだ心に染み渡る訳です。はい。価格にして2000円弱の本なのに、本当に迅速な対応、丁寧な梱包、そして古本ゆえ「傷んでいるところ(一寸だけ押し傷がある程度)が気になられれば、返品に応じます」と丁寧なフォローのメールまで頂きました。

 勿論、古本ゆえの傷みなど、本のコレクターではないので、無問題!私はこの本読みたかったのだ!

 「だから~何買うたの?」って言う質問が、ディスプレー向こうから聞こえてきそうです。

 白状します。自己を振り返るために買った古本。

 伊藤ガビン 著「魔窟ちゃん訪問」です。13年前の本ですが、あのころの伊藤ガビンさんは良い仕事していますな~パラッパもこの辺でしたよね。

 いろいろな分野のコレクターの方々の御宅拝見!みたいな、そんな本です。

 この本の中で最高に笑ったのが、そのお宅を訪問され、玄関を開けると共にうず高く積まれている模型の箱を目にした著者が「これは熟していますな!」と挨拶する前に叫んでします行。

 あ゛~っ!!我が部屋も、魔窟となって久しいですが、皆さんどうですか?(はい、ドキッとされた方、一人、二人、三人、四人・・・)

 お知り合いの中には、リアル魔窟な方もいらっしゃいますし、一見ただの御宅なのですが、屋根裏部屋が魔窟になっているお宅にもお邪魔した事がありました。私的には「アリババの洞窟」と呼んでおります、モト・ラボロの事務所の奥、ジンさん机の周りも言わばMOTO GUZZIレーサーの魔窟であります。

 我が魔窟の模型ストックを作って無くすの時間<私の余命・・・無理だね・・・

 これが正解

 我が魔窟の模型ストックを作って無くすの時間>私の余命

 この本を読みながらこんなことを考え始めました。

 あ~頑張って一日も早くタコザクやっつけよう。

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2008年10月10日 (金)

空想科学模型誌創刊なのだ

 筋トレしながらも今製作中のガンプラの事で頭はいっぱい、こんな調子で筋トレしてちゃ、イメージが現実化して高機動型なタコザクちっくな体型に仕上がっちゃうんじゃないかと、思われる今日この頃です。

 そのトレーニング帰り、本屋さんに道草しました。

 といっても、ここでもやっぱり模型誌コーナーへ・・・だって頭からはなれないんです。

Chaa そこで、新しい模型誌の創刊を知りました。その名も“Character AGE”。

 ペラペラと数頁を立ち読みし、値段を見ないで直ぐにレジに。もうね、ストライクなんです。私的にど真ん中なんです。この本の作りは、私が高校生の時に夢中になっていた、SF誌、昔のスターログの匂いがするんです。

 タマランです。なんと付録は小松崎 茂 画伯のパッケージアート(プラモデルの箱絵の事です)集。

 四十路オジサンSF作品好きの方々には本当にストライクな雑誌です。思うに多分この本の作り手も私と同年代なんじゃないでしょうか。サンダーバードが判らない若い世代にはどうでもいいと言わんがばかりの濃ゆい誌面。

 スターログ世代の帝国通信で蛍雪ジェダイな方々、やっと我々のどこかに空いていいた穴を埋める事のできる内容です。

 ムックで終わる事無くVol.1とあるのでVol.2、Vol.3と続いていって欲しい本です。

  頁を捲りながら、なんだか高校生の頃の感じがよみがえってきました。

 こういうの好きだったなぁ~って。

  

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2008年8月14日 (木)

般若心経で夜露死苦?

Sinkyo01  お盆ですね。でも一昨日の練習走行に使ったお休みは、実は昨日出社したのと引き換えに手に入れた代休でした。世間はお休みモードたっぷりの昨今、私は仕事でした。

 それでもお盆はお盆、夕刻よりお寺の和尚さんが家に来て、仏壇を拝んでいかれました。その時皆で一緒に唱えた「般若心経」・・・。

 ここでちょっと時計の針を戻します。

 予てからちょくちょくここに書いていたように、この年末におばあちゃんが亡くなりました。四十九日忌まで七日おきに法事があったり、この日曜日も初盆の法事で家族揃ってお寺へ、といった具合に何時もの時よりも「般若心経」の経本を見ながらこのお経を唱える機会が多々あったのでした。これだけ頻繁にこの経文を読んでいると、漢文の白文の素読とは言え、なんとなぁ~く意味が見えて来るものです。ちなみに、今現在、我々が目にするこのお経は、古代インドのサンスクリット語の経文を、昔の中国のお坊さんの鳩摩羅什(中央アジア亀茲国の人)や、三蔵法師によって漢訳されたものが、日本に伝えられた物だそうです。

 でもこの「なんとなぁ~く意味が見えて来る」程々の割合が曲者なんです。

 解るのが二・三割なら「ど~でもいいや」と放っておくのですが、なまじ「これって、こんな事言ってるんじゃじゃないかなぁ~」、しかも「ほとんど皆は、ありがたがって唱えているけれど、私が思うに、ありがたいと言うよりも結構意味の取りようによっては、突き放した身も蓋も無いことを言っているんじゃ・・・」なんて思い始めると、私の性分、確認せずにはいられなくなっちゃうんです。

 それと、この般若心経が心に引っかかったもう一つ理由があるのです。それは、おばあちゃんが亡くなる一ヶ月くらい前位から、職業欄「イラストレーターほか」のみうらじゅん氏の著作“アウトドア般若心経”が町の本屋さんに平積みなっていた頃、TV番組で氏がこの企画の創作動機について話されていて、そのお話が非常に興味深かったからなのです。

  氏は製作動機として次のように言われていたように覚えています。

 車を運転中、24Hパーキングにある満車情報のプレートを見ると『空』有りとなっていたんです。『空』有り・・・『空』有り・・・『空』が有るって、これ般若心経じゃないか。そうか街にある看板とか、表札とか碑文に使われている漢字を一文字づつ写真にとって、それをコラージュして般若心経を作れないか・・・。

  これを聞いた時、般若心経がどうとかでは無く、みうらじゅん氏のセンス良さに「すばらしぃ~」とTVを前に至極感心したものです。般若心経に対してこのような下準備があって、幸か不幸かおばあちゃんが亡くなり、法事が続き頻繁に「般若心経」を目にするとこに・・・そしてそんなに信心深くない私の「なぜ?」のスイッチを好奇心が「ポチッ」っと押してしまったのです。

 もうこうなると一度走り出したら止まらない、暴走機関車かシンクロ率400%を超えのヱヴァンゲリヲン初号機の如くの私の知識欲。もうね関連書籍やNETで調べまくりなのです。

 この経文の内容を簡単に書けば、釈迦の弟子シャーリープトラと観世音菩薩の問答により、仏教的解釈のレゾンデートル(存在理由)が説かれているのですが、最初に書いたように、私の感じた通りの、身も蓋も無いような事が書いてあります。内容を詳しく書くと長くなるので詳しく知りたい方は「般若心経」でググれば、その現代語訳は簡単に読むことが出来ます。

 私が気になった部分は、最後の呪文(真言{マントラ}なんていいますよね)の「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶(ちなみに読みは、ぎゃーてーぎゃーてーはらぎゃーてーはらそうぎゃーてーぼじそわか)」部分です。これって文面からこの経文の一番キモに当たる部分と解るのですが、この肝心な部分が解らなかったのです。経文をお坊さんと読んでいて、使われている漢字に振り仮名無いと読ないですし、読めない知らない字の意味なんて解る訳が無い・・・こちらとしては「こんな身も蓋も無い事言って、最後はどう落すんだ(落とすって・・・お経はお笑いとちゃうぞ!)・・・う゛~」と、気になって気になって仕方が無かったのです。終にこの部分を調べてみると、字面を見て意味がわからなくて当たり前、原語のサンスクリット語の音に当わせて、そのまま同じ音の漢字を当て字にしただけなんですと。やはり言葉に力を持たせるために、呪文は原語なんですね。(黒い雌鳥の「エロイムエッサイム」とか・・・)

 な~んだ、ボーヤンの「夜露死苦!」と同じですよね。←「なんて罰当たりな」って、まあその通りなんですけど。

 ちなみに、これを訳しちゃうとありがたみも何もなくなっちゃうんですが「智慧よ、智慧よ、完全なる智慧よ、完成された完全なる智慧よ、悟りをもたらしたまえ」といった意味になるそうです。

 これが「落ち」?←ちがいます。

  ネット上に上がって居る現代語訳を何度も読み返し、「科学」という宗教を信じる私のためにグジャグジャになった頭の中を整理して科学分野に関連付けして考えてみると、量子力学、分子生物学の権威、シュレディンガーの唱えた「シュレディンガーの猫」という命題になんとなく似てるのね「般若心経」って思ったりして。(シュレディンガーの猫もググって見てね)

 結論:未だよ~わからん!私には「悟り」なんてものは程遠いのでしょう・・・。

 そんな事を思いながら迎え火を焚いたお盆の夜でした。 

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2008年5月27日 (火)

デスメタルなPOP

 かねてより「好きだ~っ!」とは大声で言えませんが、「これ良いよ」小声で周りの人々やこのBlogの読者の皆さまに薦めてきました漫画“デトロイト・メタル・シティ”通称DMC。

 今やすっかりメジャーとなり、この七月には海洋堂のリボルテックシリーズから、アレキサンダー・ジャギ、カミュ、ヨハネ・クラウザーII世のバンドの面々のフィギュアも出ますし、松山ケンイチ主演の実写映画もこの夏公開、アニメのDVDも発売になります。正直言ってキテいるみたい。

 前置きが長くなりました、今回エントリーはアウトサイダーなこの漫画がメジャー道に入っちまって、販売店まで浮かれて「やれやれ」って言うような漫画単行本の販売POPを、筋トレ・ジムから帰に道草の本屋さんで見つけてしまい、このデスメタルなのに浮かれた感のあるこのPOPを皆様にもご覧頂きたいと思ってこのたび此処で晒し者にする事としました。

 それはこれです。 

20080526203933

 特集記事を組んだがために雑誌“ダ・ヴィンチ”がクラウザーさんの標的になっているし・・・。

Davinc6 ちなみにこれがダ・ヴィンチ6月号の表紙だ!

 作中にもありますが、音楽的にはデスメタルとポップは絶対相容れない間柄、この度はこの二つの単語を並べて書いて、クラウザーさんの罰が当たるんじゃないかと不安になりましたが。考えようによっては、この葉書大の小さなPOPでデスメタルの経典であるDMCの単行本と、おしゃれ系読書のためのポップな雑誌ダ・ヴィンチ6月号の二重の広告になっていて、それはそれで消費者の我々が資本主義のブタとして、本当に欲しくない物なのに広告媒体を使かいこのように大衆扇動されて「オゥオゥ」言わされる・・・そう漫画の言わんとしている一場面そのものが、この書店で繰り広げられているのかっ!!!みたいな・・・そうなのか?そうなのだな。←妄想暴走中。考えすぎ。

 でも実際、このPOPを発見した時、薄笑いを浮かべながら写メした時点で私の負けです。

 皆様の行きつけの本屋さんにも、奇怪なPOPってありますか?

 情報を求む。

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2008年5月21日 (水)

ドリルはカッコイイに決まっています

Kuusou こんな本、買っちまいました。(笑)

 大日本絵画の“空想科学画報vol.1”

 なんと、今回は海底軍艦 轟天号と原子力潜水艦シービュー号を徹底リサーチされています。

 どちらも大好物ではないですか!!!過去記事にシービュー号に出てくるメカ、フライング・サブの模型に萌えたこんなのも有ります。→

 潜水艦と聞いて、潜水艦マニアの方々は「馬鹿言っちゃいけない、海底二万マイルのノーチラス号だ」とか、「ミクロ決死圏のプロテウス号はどうした!」とか「謎の円盤のUFOのスカイダイバー、サイコー!!」、終いには「ステイングレー!!!!」とか叫び出しちゃう方がいらっしゃるのを重々承知で申します。(十分、私もなんですけどね)

 でも、日本人なら轟天号です。(キッパリ)

 この昭和38年公開の映画“海底軍艦”、当時の日本製SF映画の中では頭一つ飛びぬけているのだ。

 行方不明になった幻の帝国海軍の伊‐403潜水艦(実際は呉工廠の空襲等の影響で400、401、402までしか竣工できなかった)、残された最新鋭潜水艦の青焼き設計図、南海の孤島で密かに建造されていた轟天号。そしてその艦首に鎮座する巨大ドリル。

 当時の男の子が萌えない訳がないんです。故・小松崎 茂画伯のデザインは、胸に「ぐっ」と来るものあがあります。

 そして付け加えるならば、モト・ラボロの顧客であるならば、是非観ておかなくてはならない重大な理由。

 それは、艦長さんのお名前が、神宮司大佐なのであ~る。

 えぇ~するてぇ~と、地下にドライドックのある南海の秘密の孤島って・・・もしかして・・・式根島でつか!?(笑)

20080520234556_2   しかし、本当にかっこいいな轟天号、もとい、唸りを上げて回転するドリルのビジュアルイメージ・・・私も手持ちのドリルグッズを取り出して、手にとって眺めるのです。

 螺旋には力があるのです。

 このコアドリルがロシナンテの機動キー・・・な訳ありません。

 ちなみにシリーズ化されるこの本、第二段の御題は、スター・トレックのエンタープライズ号と、宇宙家族ロビンソンのジュピター2号です。

 わしゃたまらんよ。(たまらん理由はこのエントリー→

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