文化・芸術

2017年1月10日 (火)

ヲヤジ的スマートフォン考

 企業のネットが星を覆い電子や光が世界を駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど情報化されていない近未来” 攻殻機動隊より

 年も明けて10日が過ぎ、日常が帰ってきています。皆様いかがお過ごしでしょうか?

Pwpf29631_2  相も変わらず、公私でバタバタしているそんな私がスマートフォンを導入してほぼ一年の時間が経とうとしています。この一年に満たない間に、すっかりスマートフォン・ジャンキーになってしまった私。

 五歳の息子と共に鳥取港、鳥取城跡に赴き、小冒険のつもりで遊ぶPokémonGO、毎朝食後の10分間を使って、英会話のブラッシュアップするためDuolingoをし、ちょっとした時間があればkindleでビジネス書等の一度読んだら十分なコンテンツに目を通し、Facebookやインスタグラム,Twitterにエントリーをアップロード、画像を撮るのも携帯のカメラで行うことが多くなりました。仕事中にEdynで家庭菜園の状況をチェックする傍ら、その数秒後には持ち株の時価を調べ売買をしている・・・

 「私にとってのスマートフォンって、まるで十徳ナイフのヴィクトリノックスのようなもの?」いえいえ十徳ナイフは使えることは使えるんだけど、そのそれぞれの道具のピンの良いものに比べると今一感があるよね・・・それが無いんです。それぞれのアプリがエッジが効いてて十分に使える。ただし、それが生きるシチュエーションがあります。
 ちょっとした時間に何かツールや物を持ち出したりせずにちょっと何かをする、そんなシチュエーションにはぴったりなんです。私自身の根がギズモ好きなギークというもあります。ハイ

 導入前より色々やっているんですが、睡眠時間はずいぶん伸びています。←ここ大事!気が付けばすっかり朝型人間になっている現実。

 ただ本来の携帯電話としての基本機能は?と問われれば・・・電話として使う頻度はすっかり減っていることに気が付きます。情報端末の付加機能としての電話なんですね。

 攻殻機動隊では前述の一文より物語が始まりますが、スマートフォンで世界につながっている我々は、その作品中で「近未来」と言われていたそんな現代に住んでいるかようですね。

  さあ、ネットは広大です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年7月10日 (火)

23年間ためた経験値

 さて、ソフトバンクの「留学生のタダ」にはじまり、エンジン01なんてイベントや、この秋のマンガサミットなど、終わった事、これからある事で「結構最近、鳥取って、来てるよね」なんて事を言う方々が少なからずいらっしゃいます。

 私的にはタダよりもダダA,B,Cの方が良いですし、01と言えばキカイダー以外無いですよね。そして私には県内イベントならば、このイベントをもっとフュチャーして欲しいと思っているイベントがあるんです。

 鳥取県立博物館で今週末より始まる「大きのこ展」!!!

 そのポスターには私の大好きなキノコ、タマゴタケがズズーンッ!それだけでたまらんのです。このキノコ旨いのよね。伝えるところによると、かのカエサルも大好物だったとのこと。私のキノコ好きは過去のエントリー を見ていただくとして、勤務中の営業車の車窓より、真っ赤なタマゴタケのポスターを眺めながら「キノコ狩りって本当に森に目が慣れないと、足元に生えている、アメジスト色のムラサキシメジでも見落としちゃうんだよなぁ~」なんて、夏を飛び越して秋の山へ思いが飛んでいます。でも皆さん、本当ですよ、あんなに鮮やかでも、森の中で目の慣れない人は蹴っ飛ばしちゃうんです。ましてや保護色のシメジ、コウタケ、マツタケ本当に光学迷彩を身に纏った攻殻機動隊なみに見えやしないんです。何事も経験値なんです。

 さて、そんなこんな仕事中の妄想族な私、その私の帰宅後のお仕事と言えば、この前のエントリーの通り、蔵書の整理整頓に明け暮れておりました。その過程で皆様も経験があると思いますが、内容のチェックをしていると、ついつい読み込んでしまい、知らぬ間に時間を取られ「本を整理をしようとして気が付いたら、記憶の無いまま2時間経っていた、きっと宇宙人アブストラクトされたんだ」なんて苦しい言い訳をされた事もありますよね。

 私もついついこの本に虜に・・・もとい、宇宙人に誘拐されちゃたんですよ。

20120710224827 1989年10月第39号Clubman 縦置きVツインの甘美なる世界part2。

 MOTO GUZZI乗りにはバイブルとも言われるこの一冊。
 もちろん、ことある事に引っ張り出しては繰り返し読むこと幾年月、表表紙、背表紙、裏表紙・・・見ての通り、画像の如く随分草臥れてきています。

 この本は、松永家に現存する、私がリアルタイムで買った最古の二輪誌なのです。(後にバックナンバーとして取り寄せた本は除く)これを書棚の「Clubman」の収納位置の最初から始め、この後の号が続いておるのですが、整理整頓の最中もついつい手を取ってしまっていたのです。

 そんな折、この本の64~65頁、亡くなった小野勝司さんのコラムのページに使ってある白黒の印刷の1枚の写真を目にし固まってしまったのです。

 この写真です。

F1020164
 ペコちゃん人形のたたずむ部屋に、イタリアンの小排気量車が2台、エンジンが単体で3基・・・手前の一台は、模型仲間の柴田さんが1/9でフルスクラッチで模型化された「モトモリーニ175セッテベロ」そしてその奥の一台が大問題なのです。

 こ・・・この車両・・・私の友人が購入し、今現在を持ってしてもレストア&レーサー化中のF.B Mondialのそのものの車両じゃないか!!!しかもMondialの右横、ハンガーに乗っているエンジンは・・・・よく見るとホンダのRCの6気筒だーっ!!!床に転がっているのはBSAのゴルディのエンジン!!な・・・な・な・な・な・なんだ此処!!!

 23年前にこの本を購入してからつい数日前まで、こんな大事な事に気が付いていなかったんです。あぁ、この数年来、二輪愛好家として解ったようなふりをして、何も解っていないアンポンタンな私。 

 齢45を超え、GUZZI SPORTの門を敲いて23年を超えて、やっと見えるものがある事を学んだこの度の整理整頓。

  「23年殺し」的な小野 勝司さんの謎掛けでもあったわけです。

 謎掛けと言う事でしたら、謎は一つも解けていません。
 関係者の方で、この写真について何か詳細を知っておられる方がおられましたら、連絡いただきたくお願い申し上げ奉ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 5日 (土)

指先の芸術

 本日はこどもの日。男の子をお持ちの親御さんは、何かとこの日のために準備された事と思います。
 私もです。

 実は昨日、家族サービスの一環として、相方のリクエストにより京都へ行って参りました。この度は、私の両親が、息子の太一の面倒を看てくれるとの事。こういった時、同居は本当にありがたいです。大人の社交の場では、一歳の幼児連れですと入れないお店も多々あります。息子には悪いですが、昨日は大手を振ってそんなお店に行って参りました。
 太一よ早く大きくなるのだぞ。モット楽しい事が世の中にはあるのだから。

 鳥取にから京都まで車で二時間半。ゴールデンウィークなのに渋滞らしい渋滞はまるで無し。家を出る時の大雨は洛中に入る事にはすっかりの晴天。何もかもが上手く行き過ぎて怖いくらい。洛中は京都に土地勘が有まくりの相方が運転してくれ、これまた混んでいるであろう道に捕まることなく、それぞれの目的地へ行けたのでした。

 今回の目的地は、京都文化博物館にて芹沢銈介展を見て、北山のパパジョンズカフェにて昼食、その後パン屋さんのル・プチ・メックでお買い物、後は蕨もちと太一の端午の節句の柏餅を買ってくることです。

 パン屋さんまでは無問題でした。しかし、相方の狙っていた蕨もちは既に売り切れ・・・次は太一の柏餅を手に入れる為に、鶴屋吉信さんへ。ちなみに今回のプロジェクトは、全て相方のリクエストに沿って遂行されている事はお分かりだと思う。諸君!

 で、柏餅を無事購入。店内に置いてあるパンフレットに目がいきました・・・私ね、ココが凄く気になったのです→(ポチッとな)

 

落ち着いた数奇屋風のカウンター席です。 熟達した菓子職人が、お客様の目の前で季節の京のお菓子をおつくりいたします。熟練の手の技で、みるみる菓子の花が咲く様子をおたのしみください。

 ですと~!!!

 ずっと相方のリクエストを履行してまいりましたこの日、ココは私のリクエスト発動です。「ちょっとお茶しようよ」と、すると相方、この事をTVで見た事があったみたい。「いいねぇ~」の二つ返事で 店舗の二階にある茶寮へと向かったのです。

 もうね、これ大正解なのでした。
 私は「岩根つつじ」、相方は「花菖蒲」を頂いたのですが、目の前で職人さんに説明をしていただきながら作っていただくのです。あれよあれよと言う間に、かわいいお菓子が出来てきます。

 やっぱり物事はライブが一番なんですヨ。

 そして、「作りたての上生菓子ってこんなに瑞々しいのか!」ついそんな言葉が口から出るほど驚愕です。ちゃんと形にまとまっているお菓子が、上手に扱わないと直ぐにホロリと崩れる感じ・・・今までちょっと硬めに締まった(作られてから口に入るまで数時間置かれ・・・)お菓子を食べていたのか!自分。新鮮な驚きと共に、黒文字によるお菓子の扱いがまだまだな事を思い知らされる事となったのです。イケテナイナァ~、恥ずかしーっ!

 それにしても上生菓子にお薄が付いてお一人様800円!安い、安すぎです。季節が変わったらまた行きたいです。京都に行く機会がある方、ココ絶対MUSTです。800円で、ちょっとない経験ができますよ。

 そんなこんなで、久々の夫婦二人のデートを楽しみお土産を抱え家に帰り、「ただいまーっ」っと太一に声をかけるも、置いてけぼりを食らって怒っていた太一閣下。我々夫婦を完全に無視、目を合わせてくれません。反対に爺ちゃんと婆ちゃんに愛想を振りまくのであります。

 ちと焦った私達は、お土産のル・プチ・メックの練乳バーターサンドの菓子パンで機嫌をとって、やっと許してもらえたのでした。

 五月四日で、そんな太一は1歳2ヶ月となりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月30日 (月)

B.D.の源流を其処に見た

 この週末は大学時代の寄り合いがあり、東京に行っておりました。

 その集まりは、18時からの開始であったのですが、遠隔地からの参加の私としては、ギリギリに動いていたのでは、何かトラブルがあったらそれで「ごめんなさい」となってしまいます。日頃の仕事から、他人様のリスク管理提案などしている私がそのような事になれば、将に「紺屋の白袴」ちゅー事なので、早起きをして、一便の鳥取→羽田の飛行機に乗り、余裕を持って10時前には都心をうろついておりました。

 ただ、ブラブラしていた訳ではありません。見てみたい展覧会を事前にピックアップ、折角の東京です、地方都市ではおよそ楽しめない楽しみで時間を過ごそうとしたのです。

 今、東京で私が行きたかった展覧会は、ボストン美術館の例の展覧会と、片や、小さくて地味なのですか、どうしても私の琴線に引掛かって仕方が無かった展覧会がもう一つあったのです。

 練馬区立美術館で行われたおります、「鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール展」でした。

 時間的に、そして距離的にこの二つに行くのは無理です。どちらに行くかと言う事で、飛行機の中まで悩んでおりました。その時手に取った、全日空の機内誌「翼の王国」に、鹿島茂氏自身のよるところの、バルビエ×ラブルール展の特集記事が掲載されているではないですか。
 もうこの記事を読んで、私のゴーストは囁きまくりです。「ボストン美術館展はこの後、名古屋でもあって大阪でもある。でも、バルビエ×ラブルール展は、もしかするとこれが一生で最後の機会かも知れない。この展覧会に引っかかった自分の審美眼を信じ、行動せよ」と。

 で、東京の土を踏みしめると同時に練馬区立美術館へ向かったのです。

 感想は・・・映画好き、B.D.(フレンチコミック)好きな人はMUST。

 よかった・・・本当によかった。

 このまえなくなった、B.D.の巨匠、ジャン・ジロー(メビウス)の源流を見た気がしました。舞台の衣装デザイン画は、後のハリウッドの衣装デザイン画其のまま、ストーリーボードなんか言わずもがな。またその一世紀前の少量印刷物のクオリティーがハンパ無い。

 とにかく、いける事の可能な人は行ってみて欲しい。本当に素晴らしいんです。私なんか、美しさと緻密さと、鹿島茂氏のコレクター魂に、溜息が出っ放しとなったのです。

 こういった深~く深~く掘り下げられた分野において、東京に対してどんな都市もかなわないのが現実です。

 えぇモン拝ませていただきました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年2月28日 (月)

おもてなし

 この週末はオヨバレ週末、土曜日は先日のエントリーに書きましたとおり、ホテルニューオータニ鳥取でのイタリアンディナー、そして日曜日の午前中、結婚祝いのために、年上の友人が、私たち夫婦二人をご自宅に招き、お茶会を開いて頂いたのでした。

 その年上の友人とココでは気安く書いておりますが、大手広告代理店の鳥取支社の責任者の方で、元々商業デザインの現場でお仕事をされていた方、絵心をお持ちで、それゆえ自分なりの審美眼もお持ちです。そして何より焼き物のコレクター。また最近は、広告代理店なのか蕎麦屋なのか?と言う位に蕎麦打ちに熱中されている方なのです。

 そのお方が「是非、家に来て。結婚祝いのお蕎麦茶懐石をやろう」とのお話になったのです。

 ご自宅に伺うと、先ずほうじ茶で一服、その時にあつらえてあったお菓子が器といいお菓子といいすばらしくイイッ!!なセンスなのです。

 201102271144000

 幼児の書いたような(ちゃんとした作家さんの物ですよ)可愛らしい絵付けの白磁の器に、金平糖、一口大に割った和三盆、そしてゼリービーンズ。見て下さいなんともカワイイお茶菓子ではないですか。
 これは20代のおねぇちゃんの見立てではないのです、還暦を越えたオジサンの見立てですよ。素晴らしいですよね。コレで相方はすっかり上機嫌。

 ゼリービーンズをつまみ、ほうじ茶を啜って暖機運転終了、これから隣の部屋へ向かいます。すると、その部屋の長机の上にはおびただしい数の桐箱が出番を待っております。

 桐箱を開け、ウコン染めの黄袋を解きますと、出て来る出て来る、お宝の山です。30年を超えるコレクター道の結果が其処に現れたのです。

 黒楽、備前、志野、織部、白磁、青瓷、萩・・・

 一つ一つの由来、作家、作陶方法、高台のつくり、器の個性、そんなこんなをお話して頂きます。この方はとても話し上手な方。美術の講義のようなそれではなく、笑いの尽きない楽しいお話でリズムを載せての器の説明に、こっちからも調子に乗って質問君、するとまたそれに返答と、あっちゅー間に時間が過ぎていきます。

 そして、お茶会の始まり始まり。

 今度はスタンダードに、実に春らしい練りきりの生菓子を用意されていました。

201102271102000

 お菓子を頂きながら抹茶を点てて頂き、作法にしばられる事なく、笑いの絶えない楽しい会話の中でのお茶席です。そこに存在するマナーと言えば「客は亭主に恥をかかさず、亭主もまた客に恥をかかさせない」その信頼関係があるのみです。

 さて、そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎていくものでお昼近くなりました、すると自らが手打ちされたお蕎麦が登場です。

 見て下さい。この艶かしいほどに艶のあるこの半透明な蕎麦面を。そばつゆも、返しを寝かして全て自家製。

201102271125000

 これに、ご自宅の裏の畑で栽培された辛味大根のとっても辛~い大根おろしを添えて、おろし蕎麦として頂きました。

 蕎麦打ちをされ始めてまだ一年経つか経たないかなんですよ。実は私、蕎麦打ち第一回目の蕎麦も頂いているのですが、あの時はそりゃーもうね・・・今では笑い話として語られる内容だったのです。それから何度蕎麦を打たれたのか。今やお金を取れる内容の蕎麦に仕上がっています。

 最後にもう一服ずつ抹茶を点てていただき、それを頂くと、会は終了となりました。

 我々の結婚の祝いに、手作りの暖かいもてなしを受け、ありがたさ一杯で日曜日の午前を過ごしたのです。

 あと20年歳を取ってから・・・私はこんな風に生きているのでしょうか・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年1月17日 (月)

夢見るぞ!

 「光あるところに影がある~」これは忍者アニメ「サスケ」のOP前口上なのですが、私、本日はこのフレーズが頭の中をリフレインしっぱなしなんです。

 昨日は雪のためにお外にも出れず、寒いので実家に帰り、そうなるとネット環境はばっちり、ネット放浪癖が再発しちゃったんです。
 で、見つけたマリオのこの動画。

 こりゃ・・・夢見るようなダークさがイィっ!

 ゲームデザイナー(現:任天堂専務取締役)の宮本茂氏までこんな扱いなんて・・・サイレントヒルなのか、もっとプリミティブにクエイ兄弟のストリート・オブ・クロコダイルなのか、コレ作った人の感性はスゲエ。

 かつて、スーパーマリオブラザースについて、偏った友人たちお話をしたことがあるんです。

 「マリオって、サブリミナル的に相当に黒い」と。

 だって考えてくださいな、キノコで大きくなって、フラワーで火の玉投げて、挙句の果てにはハッパで変身って・・・ 第三書館ネタでつか?
 そう思って上の動画を見直せば、この隠れた黒さに気付く完成の持ち主は世界中にも結構いるんだなぁ~なんて思い「オイラって、ちっとも偏ってなんかないやい!」と勇気をもらえる今日この頃なのだった。

 で、朝から脳内再生してはサスケのフレーズがリフレイン(ニヤリ)・・・やっぱ偏っているのか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月16日 (日)

厳寒の中の妄想

 鳥取は相変わらずの猛吹雪。いったいどうなるのでしょうか。このまま家に引きこもってそのまま・・・・ってな事を考えておりましたら。

 「ピンポーン。佐川急便です。AMAZONからの届け物です」と、この雪の中、佐川の兄ちゃんがあのAMAZONの段ボール箱を届けてくれました。

 そうだ・・・昨日のメールチェックでコレがくるのだった・・・そうか・・・思い返せば2008年6月5日のエントリーが始まりだった・・・

 2008年6月5日、私はその日のエントリー「夢中のサイト」で、TEDを紹介し、その時エンベットしたTEDの動画がテオ・ヤンセン氏の動画でした。

 「えぇっと・・・なんだったっけ?」と、言う方は紫色になっている文字を「ポチッ」っとしてね。その過去エントリーに飛びますから。

 で、皆さんの復習が終わった物としてお話を続けますよ。

 出版社の学研は、その出版本「大人の科学マガジン」にて、本当にGJな仕事をされていますが、またまた今月号がGJなのです。

 前置きがそうだったから感の良い人はもう解るよね。

 そう、今回の付録はこのテオ・ヤンセンのちっちゃな可愛いビースト君なのだ!

 どうせ外は吹雪いてて外出なんて出来はしない。そんな時は家に引きこもって(もちろん腹巻は着用してだぞ)こういった細工事が最高なんです。で、作る事小一時間。

 見よ!この勇姿を!

20110116194537

 接着剤とかは一切使わないスナップフィットで、クランクにコンロッドを取り付ける時の順番と裏表に注意すれば簡単に形になり、完成後「フー」とプロペラにやさしく息を吹きかけるだけで、のそのそ歩きます。とても動作フリクションが少ない感じで、そして凄く有機的に。

 もうね、キモかわいさ爆発です。

 動画は学研さんがCM動画を作られています。そちらでどうぞ。

 机の上で私の息を動力源として動くビーストを見ていると、筋金入りの妄想族としての私の妄想が始まりました・・・

 鳥取砂丘を舞台にして、1/1の本物を中心として、何千何百というこのミニビーストが群を成して歩き回る。まるで親について回る子供のように・・・そんな光景が見れたら、それはそれで凄く面白いよね・・・。

 学研さん、こんなに楽しい妄想のタネをありがとう。 

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年12月29日 (水)

年の瀬の憩い

 昨日、県の博物館で行なわれている「生誕100年 彫刻家 辻晉堂展」に行ってきました。
 「さて行こう」と決めた、お仕事のお昼休み。私の限られた一時間の昼休みを上手に使う為に、博物館近くのコンビニで、コンビニおにぎり2個と、黒烏龍茶を流し込む事、数分で昼食終了。年末最後の県立博物館の開館日のお昼時、「ガラ~ン」としていて、ほぼ博物館貸切状態での鑑賞と相成りました。
 
 居並ぶ、木彫、ブロンズ、テラコッタ作品。
 
 特にテラコッタの作品が面白い!
 禅画の古典「寒山 拾得」が、まるで諸星大二郎の漫画にでてくるようなモノになっているのだ。 
 これが辻晉堂氏の手にかかるとこうなるのであ~る。
KanzanJitoku 見比べて見よ!この寒山 拾得らを。
 まるで、諸星大二郎の漫画に出てくるような・・・そんなシュールな感じ。
 実は拾得の方が私好みなんです。
 
 「はぁ~ほうぅ~(ニヤリ)」としながらの年の瀬の楽しい昼休みでした。
 
150pxkanzanjittokuzur_5202pxshide_by_yan_hui_3 さて、私の冬休みは12月30日~1月3日まで、本日も明日もお仕事です。
 皆様はどうですか?
 お休みまであとわずか、一踏ん張り一踏ん張りです。 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月25日 (土)

B.D.と書いてベデと読む

 ここの読者で常連の方々は、B.D.と書けば「ピーン」と来る方がいらっしゃると思いますが、ご存知じゃない方々もいらっしゃるので・・・それでは説明しよう(by冨山敬の声で)。

 B.D.とはBande Dessinée(フランス語だよ)の略で、フランス語圏のフランス・ベルギーの漫画の事です。直訳すれば「続いている描かれたもの」ってことで、コマが続く絵画=漫画って事になるみたい。

 で、時を遡る事二十猶予年。漫画出版社の雄「講談社」より、原作:ホドロスキー、画:メビウスによるB.D.傑作とされていたSF超大作「アンカル」。その第一巻「光のアンカル」が翻訳版として出ていたのでした。当時、高校生でスターログな青春、つまりオタク第一世代としてバリバリの私は買わ無い訳がありません。でもねその後が続かなかったの・・・流石に時が早かったのか・・・。

 そして大学に入り上京、銀座の洋書店イエナ書房のB.D.コーナーにてフランス本国版を発見、で補完しました。しばらくして、ペーパーバックの英語版も手に入れ・・・そして時は流れていったのです・・・。

 一ヶ月ほど前の事です。AMAZONのピンポイント精密爆撃お薦めが来ておりました。そのDMには、なっなんとアンカルの完訳版が出るとの事。予約するかと聞いてきおった訳なんです。勿論「ポチッ」っと予約しました。

 そして忘れかけていた昨日、佐川のお兄ちゃんの手により我が家に届けられたそのB.D.。二十猶予年前のあの感じココにきわまれり。帯には大友克洋と松本大洋の推薦文が付いております。

 見よ、これが松永法丈の青春の思い出。皆に読めとは言いません。わかる人だけに読んでもらいたい。そんな芸術作品です。

 ちなみにパリのカルティエ現代美術財団では3月13日までメビウス展を開催中なのであった。

 詳しくはこちらをポチッとな→ 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年10月31日 (日)

代打、私

 一ヶ月ほど前から話が始まります。

 今、私が関わっている料亭のお仕事、その営業会議にて、料亭の名前の入った判子が欲しいと・・・判子と言うよりも落款の類が欲しいと言った話になったのです。

 実は我がオヤジ、書と篆刻を嗜みまして、お調子者の私はオヤジの了解も取らずに「うちで何とかします」と言ってしまった訳なんです。で、事後承諾でオヤジに「ちょっとオイラの顔を立てて一つ篆刻をお願いできないかな?」との願いに、渋々ではありましたがOKと返事をもらっておったのです。

 で、本日。
 この落款の納品日が11/4でして、いまだ何も言ってこないオヤジにやきもきして、ただ・・・こちらが一方的に頼んだ物なので、あまり催促するのは悪いかなと思うのですが、それでも納品が遅れれば料亭の皆にも迷惑が掛かる。ココは「エイヤッ!」と覚悟を決め、オヤジに物申した訳なんです。

 「彫ろうと思って、墨書きはしてたんだけれど、老眼が事の外進んでいて、刀(とう)を握ったものの、彫れないのよ」と物凄いショッキングなカミングアウト。今この時期にこんな事の言われても・・・どうしたら良いの・・・。

 見れば、落款となる石には、漢字が生まれたばかりの頃の字体「篆文」の鑑文字が墨書きされ、彫り出されるのを今や今やと待っている状態でした。

 それをただ眺めていても、石はただの石のまま。ココは一つ、我が模型魂とテクニークで、私がいっちょ彫りだしてやろうじゃあ~りませんか、と決めたのです。

 大・中・小、三種の刃先の刀を手に取り、息を止め、ちょっとづつ「カリ、コリ」とオヤジの文字を削り取らないように篆刻を行います。

 時々、休み休みやらないと、集中力と視力が続きません。

 カリ・・・・コリ・・・カリ・・・

 やっと形になり、それに朱肉を付け試し捺し。その印影をオヤジに見せると、鉛筆で「ココが太い。コノ余白の始末が雑。ココの線はもっとシャープに」と、駄目出しです。

 そして、其処を修正しては試し捺し→駄目出し→修正→試し捺し→駄目出し→修正そんな事を何度続けたのでしょうか(遠い目)。

 そんなこんなでやっとの事OKが出ました。

 そして私が彫りの代打として篆刻をしたのがこちら。

Tenkoku

 これで「有隣」って書いてあるんです。「オイオイ、左右が逆じゃないのか?」って思いますよね。最初、私もそう思いました。でもこれ正しいのです。ちゃんと「篆刻辞林」っていう本を原典としています。
 ただ、そのままちゅー訳でもなく、ちょっとオヤジ流のアレンジも入っているのですが、「それは書&篆刻をやるものとしてのセンスの試し処だから譲れない」との事でした。

 とにかく私は、何とか納期前に間に合った事が一番ホッとしています。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧