住まい・インテリア

2013年6月 2日 (日)

「じょーず、じょーず」と褒められて

 昨日の事です。会社の出社前に、息子の太一のお着替えをしようとしていたところ、「にげよ~」と言いながら太一逃亡。食卓のテーブルの下へもぐっちゃいました。

 太一を追いかけテーブルの下を除くと木ネジの途中で折れたものが一本・・・「うーむ」と言いながらとりあえず落ちていた場所から推理し、怪しげな椅子をひっくり返して見てみれば、テンションの掛かる部分のネジが、それに負けて一本折れています。

 すると早速、親父が木工工具の入った工具袋を持ってきて、とりあえず折れたネジを抜くために私と力を合わせて椅子をバラしに向かいます。

 プラスドライバーで残りのネジを外し、椅子本体に傷がつかないように、バルサ材の当て木をあてて、木槌でシバきながら組み合わさったほぞを抜いていきます。

 急遽始まった椅子解体ショーと、その後の仮組&本組ショーを、私とオヤジに混ざってかぶり付きで見ていた太一。

 椅子が直ると「じいちゃん、じょーず」「とーさん、じょーず」と目を輝かせながら何度も言い。じいちゃんから貸してもらった、プラストライバーと、当て木と木槌持って、私と親父の真似事をしておりました。

 親子孫三代の血の濃さを見た気がして、なんだか嬉しかった。

 良いか太一よ、これより木工、機械修理、プラモつくり、電子基板のはんだ付け、塗装、これらがDIYで、できるのが我が家のデフォルトなんだぞ。

 最初の一歩なのだ。

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2009年11月30日 (月)

ツアコンで御座います

 昨日は、有志数人を引き連れて、とある旧家のお宅拝見に伺いました。

 実は此処で写真とか詳細を書きたいんですが、ちゃんとその豪邸にご家族でお住まいで、建物のみならず調度品、お庭と、ただ事ではないので、何かあるといけません。なので場所やお宅のお名前、詳細については書けないんです。

 ただね、一緒に行った皆様は、想像していた事を遥かに凌駕する内容だったみたいで、お宅拝見の後、いつもの紅茶屋さんで感想発表会すること3時間弱というハイテンションぶり。

 この企画をコーディネートをした私も、皆様の満足そうなお顔を見ることが出来て、なんとか面目を保つ事ができました。

 私自身も、年に何度かはご訪問させていただくお宅なのですが、この度は、当主の方のご説明を交えての詳細説明付き。そこには数寄者の意匠、そして無理難題とも言えるそれらのリクエストを現実の物とした古の宮大工の技、それらを垣間見る事が出来、ちょっと普通じゃない経験をさせて頂きました。

 こんな企画を、これからも続けていきたいと思います。

 家でゴロゴロなんてしていられない、将に「週末が待ち遠しい」な、この日曜日でした。

 最後に支障の無い写真を一枚。

20091129150146 この度、訪問させていただいたお宅の離れの二階から見える美しい紅葉。(ちょっとピンボケでごめんなさい)

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2006年7月 6日 (木)

天地の初發の時

 昨日のエントリーで「神代の・・・」なんて事を書きましたが、これがムシの知らせだったのか、昨日はこの言葉に関係した素晴らしい物を拝見する機会に巡りあうことができました。

 仕事の関係で、大正時代に作られた旧家のたいへん大きなお屋敷に招かれたのですが、その建物のディティールをマジマジと観察している私に気が付いた亭主の方が、「君はこんな古い物が好きなのかね?」と申されたので、「ごっつい好きです!」と、お国言葉丸出しで答えますと、「それじゃあ」と母屋の奥、接客用の「離れ」に通されたのです。

 もうね目が点なのです。

 使われているガラス板は微妙に波打っているので「コレって・・・吹きで作られたヤツですか?」と尋ねると、「そうだよ、よく知っているな、大正時代のガラスだよ」って・・・百年前のガラスですか!!。

 そして「離れ」にある(この家には茶室が母屋に一つ、離れに一つ、庭の真ん中に一つと、三部屋もある)三畳の茶室に通されました。そこでマタマタ目が点になりました。なんと神代杉の床柱!!それだけならまだしも天井板が全て神代杉でできています。おそろしい~今、こんなの絶対作れない茶室です。

 ちなみに神代杉とは、「埋れ木」とか「埋蔵木」なんて呼ばれ方もする、太古の昔に火山の噴火・洪水などで地中に埋まった杉の木が、半化石化した材のことです。化学変化で木目が灰青色に浮かび上がり、非常に貴重で美しい物なのです。そして「神代の昔の杉」と言う事より、神代杉と呼ばれているのです。

 うれしそうに一通り私に「離れ」を案内にされると、最後に亭主の方が、「かつては住み込みの方も沢山居て、この家も維持できていたが、今現在、夫婦だけなので、この家の維持も大変になってきた・・・」とため息交じり。

 こうした問題を、漫画“ギャラリー・フェイク”の藤田玲司ならどう解決するのでしょうか?

 しかし・・・コリャ文化財クラスですよ。

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