ロムルス
昨日、「リーアム・デブリン!!!はっ!だから犬がなつくのか?」で実質的な記事が終わったわけですが、この前の記事「犬好きされる男?」で起きた事を、昨日の夕食時に母親に「なんでだろ~」なんて話すと、当の母親は「まあ、赤ん坊の時から三歳くらいまでチコと一緒に遊んでいた子だからねぇ~」、そして「お前が犬に好かれるのはあたりまえ」みたいな反応・・・
ちなみにチコとは私が小学生低学年頃まで家に居た、外飼いの雌の雑種犬です。
我が母親は、私が赤ん坊の時からチコと一緒に遊ばせていて、母親曰く「お前が耳を引っ張ったり、噛んだり(犬を噛むなんて・・・立場逆)しても、チコは絶対お前を噛んだりしなかった、だからほっといて遊ばせていた」とか、「庭の渋柿でチコが噛んでいたのをお前が拾ってきてお前も真似してその渋柿を口にしていた」とか「母親にもわからない言葉(赤ちゃん語)でチコと話していただとか・・・」マジすか・・・ハリー・ポッターっすか私、本家のハリー・ポッターの相手は蛇ですがね。
しかし、今考えると豪胆な母親ですよね、ワンコに育児の一部を任せているなんて、まあ、「ローマ建国の故事にあやかって、これが私の教育方針っ!」とか言われれば納得なのですが、彼女がローマ建国のロムルス王の故事を知っていたとは思えませんものね・・・。飼い犬に世話になった話と言えば、過去の記事でチコのずいぶん後に飼ったモックに、傷を舐めて治してもらった事もあったと書きましたね・・・ひょとすると、モックも幼児期のチコの影響を野生の勘で嗅ぎ取っていたのかもしれません。
さて昨日の記事から続くと書いたのですが、何の関係があるんだとお思いの方も多いと思います。ジャック・ヒギンズの小説“鷲は舞い降りた”に登場する、英国文学の大学教授にしてアイルッシュ・ウイスキー(ブッシュミルズ)をこよなく愛するIRAの闘士「リーアム・デブリン」が使う「口笛」。この技を使うとどんな猛犬(牛ですら)もイチコロでおとなしくなる、 まるで杉浦茂の漫画のキャラの様な指使いと、その動作と共に吹く「犬慣らしの口笛」を昨日思い出した訳ですが、この技を使った後デブリンは、「中世だったら火炙りだ・・・」と呟いていた様に記憶しています。
私もそういったカテゴリーに入るのでしょうか・・・その時の異端審問官(もともと異教徒やん自分)にはパイソンズでお願いします。
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