ペット

2006年2月20日 (月)

ロムルス

 昨日、「リーアム・デブリン!!!はっ!だから犬がなつくのか?」で実質的な記事が終わったわけですが、この前の記事「犬好きされる男?」で起きた事を、昨日の夕食時に母親に「なんでだろ~」なんて話すと、当の母親は「まあ、赤ん坊の時から三歳くらいまでチコと一緒に遊んでいた子だからねぇ~」、そして「お前が犬に好かれるのはあたりまえ」みたいな反応・・・

 ちなみにチコとは私が小学生低学年頃まで家に居た、外飼いの雌の雑種犬です。

me1me  我が母親は、私が赤ん坊の時からチコと一緒に遊ばせていて、母親曰く「お前が耳を引っ張ったり、噛んだり(犬を噛むなんて・・・立場逆)しても、チコは絶対お前を噛んだりしなかった、だからほっといて遊ばせていた」とか、「庭の渋柿でチコが噛んでいたのをお前が拾ってきてお前も真似してその渋柿を口にしていた」とか「母親にもわからない言葉(赤ちゃん語)でチコと話していただとか・・・」マジすか・・・ハリー・ポッターっすか私、本家のハリー・ポッターの相手は蛇ですがね。

 しかし、今考えると豪胆な母親ですよね、ワンコに育児の一部を任せているなんて、まあ、「ローマ建国の故事にあやかって、これが私の教育方針っ!」とか言われれば納得なのですが、彼女がローマ建国のロムルス王の故事を知っていたとは思えませんものね・・・。飼い犬に世話になった話と言えば、過去の記事でチコのずいぶん後に飼ったモックに、傷を舐めて治してもらった事もあったと書きましたね・・・ひょとすると、モックも幼児期のチコの影響を野生の勘で嗅ぎ取っていたのかもしれません。

 さて昨日の記事から続くと書いたのですが、何の関係があるんだとお思いの方も多いと思います。ジャック・ヒギンズの小説“鷲は舞い降りた”に登場する、英国文学の大学教授にしてアイルッシュ・ウイスキー(ブッシュミルズ)をこよなく愛するIRAの闘士「リーアム・デブリン」が使う「口笛」。この技を使うとどんな猛犬(牛ですら)もイチコロでおとなしくなる、 まるで杉浦茂の漫画のキャラの様な指使いと、その動作と共に吹く「犬慣らしの口笛」を昨日思い出した訳ですが、この技を使った後デブリンは、「中世だったら火炙りだ・・・」と呟いていた様に記憶しています。

 私もそういったカテゴリーに入るのでしょうか・・・その時の異端審問官(もともと異教徒やん自分)にはパイソンズでお願いします。

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2006年2月16日 (木)

犬好きされる男?

 仕事の関係で、とある整備工場に行った折、私そこにいる看板犬にどうやら好かれられているようなのです。

 その犬、姿形は日本犬なのですが、色が真っ黒黒助で、靴下も履いていなければ吻の先まで真っ黒なのです。聞けば捨て犬を拾ってきたので雑種じゃないかとの事。

 私が来ると物凄く興奮し、その犬の居る事務所に私が入り椅子に座ると、私の横に並んで座り込み、私の太腿に顔をつけて来るので、頭をさすってやると目を瞑るのです。

 そこの社長と仕事の話が始まり、頭から手を離すと「キュ~ンキュ~ン」と鼻を鳴らし、触ってくれと催促です。どうやら、さすらなくてもどこかに私が触っていれば落ち着くようで、仕事中で書き物があったので左手で触っていてやると、はじめは右側に居たのですが私が触り辛いのを察して、左側に来てはまた太腿に顔をつけて来るので、触ってやれば同じように気持ちよさそうに目を閉じるのです。(なぜかご主人のところには絶対行かない)

 何なんでしょう・・・?これって・・・?二・三回しか逢ったこともないし、延べ時間一時間も接触してないんですよ。 この犬にとって、私の立ち位置というか、序列って上?それとも下に見られてるんでしょうか?

 私が帰るとき、ガラス窓に後肢立ちして、車に乗る私をじっと見つめていました。

 ただ、仕事時の一張羅、チャコールグレーにチョークストライプの入ったオースティン・リードのスーツ(私にとっては戦闘服とも云う)のズボンが、毛だらけになったのには参りました・・・。

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2005年6月28日 (火)

かさぶた

 皆さんは傷をした後出来る『かさぶた』を剥がさずにはいられなくなりませんか?

 急に変なことを聞いて申し訳ありません。実は私、我慢できないんです。

 かさぶたを剥くのに失敗して大量出血したり、傷口がさらに広がったりとリスクを伴う危険な遊びですが、その魅力にとらわれた私は、逃れる術を知りえません。

 前置きが長くなりました、本題はここからです。五年前、十四歳の天寿を全うした我が家の愛犬であり家族の一員だったモック・・・家族の中での序列は私の方がモックより上で、いつもお腹を出して服従のポーズをしていた彼が、興奮して私の言うことを聞かなかったことがありました。

 それは彼がまだほんの小さな仔犬の頃のお話です・・・。

 私は靴擦れでかかと上(アキレス腱の真上)にかさぶたを作っていました。私が縁側を歩いていると外飼いしていたモックがその『かさぶた』に異常に反応し、「クンクン」と鼻を鳴らして匂いをかぎながら家の中に上がりこんできては、かさぶたの有る私の足を両前足で押さえ込もうとします。

 かねてより、野生の狼が人間を襲う時、まずアキレス腱を狙いそれを断ち、獲物としての人間の運動能力を奪うといった記述を何かで読んだことがあり、私の血の匂いで彼の野生の本能呼び覚まされたのかと、ちょっと恐ろしかったです。(その当時、スティーブン・キング原作の映画“ペット・セメタリー”で、主人公によって生き返らされ、凶暴化した幼いわが子が、その主人公たる父親のアキレス腱を刃物で切るシーンがありましたね。こわ~!)いつもは序列が上の私の一声で、尻尾を巻いてしまう彼が、言うことを聞かず、あまりにも執着するので、観念して(まあ仔犬なので甘く見ていた。)彼に任せると、動かないように小さな両前肢で私の足首を押さえ込み、傷口の『かさぶた』を甘噛みしてすっかり剥がしてしまいました。後は30分以上も出血する血液とサーモンピンク色の傷口を執拗に舐め取っておりました。

 その痛いこと・・・逃げても逃げても追いかけてくるし、上目使いに「信用してよ!」と問いかけてくるので、痛さを我慢して続けさせると、一回り傷口が大きくなり、サンドペーパー(#1200くらいかな)をかけたように傷の患部の凹みとそうでない所の段差がなくなるくらい平滑に均され、出血が止まったところでやっと開放してくれました。

 モックの唾液が乾くと傷口はピンク色のままでかさぶたはできず、ピンと突っ張た様な透明な薄い膜が張ったようになりました。

 次の日、その傷をあらわにモックの前を歩いても、前日の執着ぶりは何だったのかと言わんがばかりの無関心ぶり、そして傷の方は3日ほどできれいに治癒してしまいました。

 野生の動物は自分で傷を舐めて治すと聞いていましたが、こういう事かと身をもって知ったのです。

 ただ・・・モック・・・あの時、私の『かさぶた』から何かよほど緊急を要するやばい匂いがしてたんですか・・・?

(注:上記の行為は、奇生虫とか人間動物間感染症の伝染の危険があります(それに結構マジに痛い)ので皆様にはお勧めしません。幸いにも私はその辺の事は何も無く今日に至っています。)

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