複合素材製のイカロスの翼
「事実は小説より奇なり」と言うか、最近は「アニメのような事実」とでも言えば良いのでしょうか・・・ちょっと古いニュースですが、ロイター発5月15日のこのニュースをご覧いただき、それからお話を進めます。ではどうぞ。(無料動画なので最初にどうしてもCMが入ります)
スイスのイヴ・ロッシー氏の快挙なのですが、個人用のカーボン複合素材製のグライダー翼に四つジェットエンジン搭載、あ゛~っ・・・これって今直ぐにでも軍事転用できるって思うのは、うがった見方でしょうか?エアボーン作戦のありようを変えてしまうようなデバイスだと思うのですが、これ。リアル・ガッチャマンでつか!
「エアーボーンってなんじゃらほい?」って言う方々に説明すると、兵員を高速で長距離移動させたり、敵の背後に部隊を展開させる事を目的として、飛行中の輸送機を使って兵員を落下傘降下させたりグライダー降下させることなんですが、歴史的に各国の有名処を見てみると、スピルバーグが作ったTVドラマ“バンド オブ ブラザース”で知っておられる方も多いのアメリカの第101空挺師団、ちょっと前のドイツのSTOL機シュトルヒの模型のエントリーで紹介した、グライダーを用いてムッソリーニ奪還作戦をやってのけた、オットー・スコルツェニー中佐率いるドイツ第三帝国のコマンド部隊、インドネシア・スマトラ島パレンバン製油所への降下作戦が有名な、大日本帝国陸軍挺進連隊などがあります。
しかし、この前のエントリーの犬型ロボットと言い・・・次に実現されるのは、噂されているようにパワードスーツ!?
機械的に肉体強化された機械化歩兵、現実のそんなことになるなんて、なんだか恐ろしくなってきました。
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