グルメ・クッキング

2012年5月 5日 (土)

指先の芸術

 本日はこどもの日。男の子をお持ちの親御さんは、何かとこの日のために準備された事と思います。
 私もです。

 実は昨日、家族サービスの一環として、相方のリクエストにより京都へ行って参りました。この度は、私の両親が、息子の太一の面倒を看てくれるとの事。こういった時、同居は本当にありがたいです。大人の社交の場では、一歳の幼児連れですと入れないお店も多々あります。息子には悪いですが、昨日は大手を振ってそんなお店に行って参りました。
 太一よ早く大きくなるのだぞ。モット楽しい事が世の中にはあるのだから。

 鳥取にから京都まで車で二時間半。ゴールデンウィークなのに渋滞らしい渋滞はまるで無し。家を出る時の大雨は洛中に入る事にはすっかりの晴天。何もかもが上手く行き過ぎて怖いくらい。洛中は京都に土地勘が有まくりの相方が運転してくれ、これまた混んでいるであろう道に捕まることなく、それぞれの目的地へ行けたのでした。

 今回の目的地は、京都文化博物館にて芹沢銈介展を見て、北山のパパジョンズカフェにて昼食、その後パン屋さんのル・プチ・メックでお買い物、後は蕨もちと太一の端午の節句の柏餅を買ってくることです。

 パン屋さんまでは無問題でした。しかし、相方の狙っていた蕨もちは既に売り切れ・・・次は太一の柏餅を手に入れる為に、鶴屋吉信さんへ。ちなみに今回のプロジェクトは、全て相方のリクエストに沿って遂行されている事はお分かりだと思う。諸君!

 で、柏餅を無事購入。店内に置いてあるパンフレットに目がいきました・・・私ね、ココが凄く気になったのです→(ポチッとな)

 

落ち着いた数奇屋風のカウンター席です。 熟達した菓子職人が、お客様の目の前で季節の京のお菓子をおつくりいたします。熟練の手の技で、みるみる菓子の花が咲く様子をおたのしみください。

 ですと~!!!

 ずっと相方のリクエストを履行してまいりましたこの日、ココは私のリクエスト発動です。「ちょっとお茶しようよ」と、すると相方、この事をTVで見た事があったみたい。「いいねぇ~」の二つ返事で 店舗の二階にある茶寮へと向かったのです。

 もうね、これ大正解なのでした。
 私は「岩根つつじ」、相方は「花菖蒲」を頂いたのですが、目の前で職人さんに説明をしていただきながら作っていただくのです。あれよあれよと言う間に、かわいいお菓子が出来てきます。

 やっぱり物事はライブが一番なんですヨ。

 そして、「作りたての上生菓子ってこんなに瑞々しいのか!」ついそんな言葉が口から出るほど驚愕です。ちゃんと形にまとまっているお菓子が、上手に扱わないと直ぐにホロリと崩れる感じ・・・今までちょっと硬めに締まった(作られてから口に入るまで数時間置かれ・・・)お菓子を食べていたのか!自分。新鮮な驚きと共に、黒文字によるお菓子の扱いがまだまだな事を思い知らされる事となったのです。イケテナイナァ~、恥ずかしーっ!

 それにしても上生菓子にお薄が付いてお一人様800円!安い、安すぎです。季節が変わったらまた行きたいです。京都に行く機会がある方、ココ絶対MUSTです。800円で、ちょっとない経験ができますよ。

 そんなこんなで、久々の夫婦二人のデートを楽しみお土産を抱え家に帰り、「ただいまーっ」っと太一に声をかけるも、置いてけぼりを食らって怒っていた太一閣下。我々夫婦を完全に無視、目を合わせてくれません。反対に爺ちゃんと婆ちゃんに愛想を振りまくのであります。

 ちと焦った私達は、お土産のル・プチ・メックの練乳バーターサンドの菓子パンで機嫌をとって、やっと許してもらえたのでした。

 五月四日で、そんな太一は1歳2ヶ月となりました。

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2011年7月17日 (日)

もののあわれ

昨日、なじみの飲み屋さんに頼んでいたお酒が入ったとのこと、そのお酒を引き上げに行きました。

20110407181844 “ラム デュ ペール ラバ” 
 カリブ海に浮かぶフランス海外県マリーガーラント島のポワソン蒸留所で、たった一人の頑固爺さんの手によって造られていたるのです。しかも出荷前に加水してアルコール度数を調整するのに使われる水は、溜めておいた雨水を使われているとのこと。

 60度近いアルコール度数のお酒ですが、サトウキビの甘い馨がして蒸留酒なのにサトウキビの甘さすら感じる感じ。後味と鼻に上がって来るアロマも複雑です。
 昨年、このラムを「頑固ジジイが作っていて、そんな処が松永さんにお薦めですよ」との店主の言葉に従い、口にしてみると先に書いたとおりの味で、それでいて作り手の頑固さの備えいる、とても個性的なお酒で、お気に入りの逸品となったのです。

 そうしていると、先日このお店でこのラムを注文した時に、「あちゃー」な話を聞いたのです。
 なんと、この蒸留所がフランスの投資家に買収されてしまい、蒸留所の施設のほぼ全てが改修され、全く新しい蒸留所として生まれ変り、今の在庫と、問屋が持っている国内在庫でこの今飲んでおられるもう最後になるであろうとの事です。

 お店としては、これから問屋さんに最後のオーダーをかけるとの事、そこに私の分を一本混ぜてもらったのです。

 さて、この三連休の一両日、とても暑いですよね。

 コレより朝一で、近所の河川敷のハッカの群生地まで、ハッカを摂りに行ってこようと思います。
 こんなに暑い日は、モヒート最高だと思うんですよ。
 ウィルキンソンの炭酸水は冷蔵庫でスタンバイしています。

 本日の午後は、消えゆくこのラムでモヒートを作り、楽しもうと思います。

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2011年6月13日 (月)

お酒はこうして造られる

 昨日は、料亭の一件に関わっている事もあり、酒屋さんのお声掛けで、鳥取市内の飲食店の方々と、サントリーの山崎蒸留所、京都のビール工場の二箇所に行く機会をいただけました。

 大人な社会科見学とでも言いましょうか。「どうせ呑んでばかりだろ!」なんて事はありません。座学の研修ありーの、工場の見学ありーの、それでちょっと呑みーの、その位ですw。

 なんだかとても面白かったです。なんといいますか・・・漫画に明るい方限定な言い回しかもしれませんが「リアル・もやしもん」とでいえばわかりますか?

 農学部・農芸科学科卒の私には本当にストライクな今回の社会科見学だったのです。

 そんな私の経験を皆様にも少しお裾分け。

 アルバムを作りました。かんちゃん、ペロくんは居ませんが、こちらで擬似ツアーを楽しんでみてください。

 それでは→(ポチッとな)

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2011年5月 4日 (水)

悠々としたブランチ

 皆様、5月4日、私のようなカレンダー通りのスケジュールの人でも三連休の中日、いかがお過ごしですか?

 昨日は、相方のお里が稲作農家なのもあって、モミ撒きのお手伝いをしていました。そして本日、二ヶ月の息子を私の両親に預け、久々に相方とお出かけしようという事にしたのです。実は私の母が、ずっと育児だけの生活を相方が送っているのを見て、「子供を預かるから、気分転換して来なさい」と言ってくれたのだった。カアチャンありがとう。

 となれば、地元で食べられない美味しい物を食べたり、お買い物しようと言う事に決定、神戸へ出かける事としました。

 第一目標を発表です。芦屋のデリ、「メツゲライクスダ」のホットドック(私)、ハンバーガー(相方)を食す事。

 「なぬっ!ホットドックとハンバーガーの何処が地元で食べられない物なの?そりゃファーストフードじゃんかよ」なんて事は言いっこなし。

 それでは、コレが私が食べたホットドックじゃ!見るがよい。

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 そしてこちらが相方が「ウマウマ」したハンバーガーじゃ!

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 お互いのを分け分けして食べたのですがね「ジュル」←思い出し涎、もうね「ジュル」、そりゃーね「ジュルジュル」、美味いですわ。しかもハム、ソーセージ、テリーヌ、パテの専門店らしい子供向けではないへヴィーな肉々した食べ応え、バンズだって噛み応えのあるしっかりしたハードタイプ。美味いんです。車できてなきゃアルコールをオーダーしちゃいたい、そんな料理なのです。

 このブランチで、二人して幸せになりました。

 食後、お店で、おばあちゃんのパテ、バスクのサラミ、私の食べたホットドックに使ってあったソーセージを購入。後数日は豊かな食卓が過ごせそうです我が家。

 そして第二目標であるバーゲン中の三田のアウトレットモールへ行き、私と、相方と、息子の太一の服や靴を買い。(私の物が何気に多かった・・・)

 連休の中日は過ぎて言ったのです。

 とても楽しかったです。が、今日で丁度生後二ヶ月の太一は、おじいちゃんおばあちゃん相手に中々のお留守番振りだったようです。

 息子よ、寂しい思いをさせてスマヌ!  

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2011年2月27日 (日)

魂を抜かれる料理

 昨日、仕事の関係で、ホテルニューオータニ鳥取で行われました「ホテルニューオータニ鳥取 35th Anniversary Event スーパーパティシエ&スーパーシェフ夢の饗宴」なるイベントへ夫婦揃って出席させていただきました。 来鳥られたパティシエは東京・紀尾井町のホテルニューオータニ本店のシェフパティシエ:中島 眞介氏、シェフはラ・ベットラ・ダ・オチアイのオーナーシェフの落合 務氏。イタリアンのお好きな方なら聞かれた事のあるお名前だと思います。

 「仕事関係で・・・を、なんて役得」と思ったあなた、席が取れたのは役得ですが、仕事関係であっても、もちろん料金は私の自腹だ!でもいいの、美味しい物は借金してでも自腹を切る、コレが後々の色々な意味で身になり骨になるのです。

 でね、当初は色々このエントリーに書こうと意気込んでいたんです。

 でもね今書ける事と言えば、ほっぺを人差し指でグリグリしながら「ボニッシモッ!」としか書けません。その位、感動です。

 昨日のお料理、前菜から始まってデザートまで、どれも凄く素敵に素晴らしく美味しかった・・・はぅ~(遠い目)。
 同席の相方も「こんなに美味しい御馳走食べたのは、生まれて始めて!素敵な経験をありがとう」と感動しきり。

 そんな事を言っていてもエントリーが成立しませんね・・・特別に一つだけご紹介します。私がスプーンを口に運んで、直ぐに魂を抜かれた超絶の一皿。“茸のリゾットポルチーニ茸のソース、フライドオニオンを添えて”これだ!

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 スプーンで3~4掬いで完食のこの量。あぁカロリーだとかダイエットだとか、そんな野暮な事は言わずボール一杯位食べたい。そんなリビドーと戦った食事経験。ポルチーニのかぐわしい香り、髪の毛ほど芯を残したお米のアルデンテ加減もたまらんです。
 食べ終わったても、唾液が口の中に出続けるんです。そんな経験、何年かに一度しか出来ませんヨ。

 そして食後、我々の円卓席の皆様と、パティシエ、シェフご両人との記念撮影。

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 美味しい物を食べた後は、皆、幸せな笑顔なのだ。

 確かに新婚一馬力の我が家にとって一食の食事代と冷静に考えれば、とてもイイお値段ではありましたが、「その金額それ以上の経験が出来た」と、家までの道すがら上機嫌の二人だったのです。

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2010年11月14日 (日)

55年寝太郎

 三日前、ちょっと変わった会に誘われtらのでした。
 人伝手だったのですが、「谷本酒店さんが11日にワイン会をされるみたいだけど、松永さんに出席して欲しいって・・・」と。
人は、人に求められているうちが華ってもんですヨ。
で、行って来ました。行ってびっくり。とんでもない葡萄酒好事家の集いだったのだ。

 それがどんな会だったかといえば、イタリアのワインの王様の誉れ高いバローロ、その古酒1955年、1961年、1964年が手に入ったので、みんなで試飲してみましょう~とそんな会だったのだ。
見よコレがその三本だ。

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 「それでは先ず、55年からいってみましょう」と・・・良いの良いの?・・・いきなり良いの?
 とは言うもの、コレがね古すぎてコルクがグズグズな訳だ。
 澱が舞わない様に、そーっとデキャンタする時に、この時出たコルク屑を取り除くためストレーナーを通します。

 で、そんな儀式の結果、私のグラスに注がれた55年のバローロ。20101111200029_2

 ちゃんと馨が立っております。でもワインのそれではなく、わかりやすく言えばドライシェリーのような・・・色もそんな煉瓦色ですよね。 

 それでは、意を決して不詳この松永55年たったこのワイン、飲ませていただきます。
 

 チビッ・・・コクッ・・・・・・ゴクリッ
 結構、アルコール高いね。それと本当にシェリーのよう。

 それでは次は64年行ってみよう。って事で抜栓です。
 55年に比べれば、まだわずかに赤みが残っているワインの色。匂いは・・・あ~古(ひね)てます。どうやらこのボトルはコンディションが悪く、もうワインとしてのピークを過ぎて劣化の一途をたどっている感じ。(ちゃんと飲めるんですけどね)55年の方が若い感じがするんですよ。

 そして、ワイン通の間では奇跡の61年といわれる二十世紀中の指折りのビンテージイヤーの一本は。如何に。

 ちゃんと赤ワイン。ブドウの質が高いようでまだまだへたってないです。 

 64年がへたって、61年や55年が現役って面白いですよね。

 皆は61年が良いっ!って事を言われていましたが、私の好みは55年のシェリーのようになったやつ。「えぇ・・・ただドライ・シェリーが好きなだけだろ」ってその通りですが何か?小一時間たった55年はまろやかになって、まるでアモンチラードのような・・・。そして一時間ほど空気に触れさせていると、甘味が立ってまろやかな味になるって事は・・・ねっ、瓶の中で息をひそめながら半世紀、ちゃんと生きていたのだ。

 半世紀の長きにわたりン眠っていた煉瓦色のワインを眺め味わいながら・・・これらのワインが醸造されたイタリアの諺を思い出すのであった。

 “IN VINO VERITAS”  「真実はワインにあり」

 五十路までも10年無い私。そうなった時、ただの古(ひね)たオヤジになっているか、味のあるジジイとなっているのか・・・明日の事も解らない今の私には想像だにできません

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2010年11月10日 (水)

それはもはや似て非なる

 さて、物事には、そのオリジンとそこから派生したものがありますよね。往々にしてオリジナルと呼ばれるものは質素というかシンプルで荒削りなのですが、「どうだっ!」って云わんがばかりの個性があって、悪く言えば灰汁が強い~なんて言われ方をしたりします。方や派生物はオリジナルなものの欠点を「こうしたら良いよね、ああしたら~」と時間をかけてトラブルシューティングされていて、万人向けで洗練されている一方、オリジナルが持っていた個性がずいぶん薄れてしまって・・・そんな事が世の常です。

 今回はそんなお話。

 前からこのBlogで話しております行きつけの紅茶専門店“ダウラ”さんが新メニューで「ほうれんそうとキノコのキッシュ」を始められていまして、私もその新メニューを美味しくいただいておりました。

 さて、私がフランス語会話の個人レッスンを受けていることはこのBlogでも書いておりましたが、いつもお勉強のために土曜の午後に通う還暦の元パリジェンヌの先生のお宅、そのお宅のお向さんが、先に述べました“ダウラ”のご主人のご自宅なのです。そうご近所さん、家族付き合いの間柄なのです。

 二週間ほど前のレッスンの時「今、ダウラさんでほうれんそうと茸が入ったキッシュが出ていますよ」と先生に報告すれば、ちょっと含みのある笑顔、そして「日本のキッシュはアレンジが効きすぎ。フランスでは中に茸とか野菜は入れない。入っているのはサイコロに切ったスモークベーコンだけ。私のお母さんはロレーヌ人。お母さんのレシピのキッシュはもっとシンプルで食べ応えがあるもの」と、キッシュについては一家言お持ちのようです。
 
 そしてそのレッスン後、ダウラにてそのお話をすれば「え~っ!!具の無い(あるんですけどね)キッシュって・・・」となっておりました。

 そしてまたまた先週のレッスンの時「コレが私(お母さん)のキッシュのレシピ」と、藁半紙に印刷してあるレシピをいただいたのです。前にフランス料理の教室を頼まれた時に使ったレシピです。そのレッスン後にそのレシピを持ってダウラを訪問「これがそのレシピ」とそれを預けてきたのです。

 で、昨日、仕事上がりの夕刻の一時、我が相方よりメールが入電。
 「例のキッシュ、ダウラにあります」と。

 仕事を早々に片付けてダウラに到着すれば、さっそく出てきました。私のフラ語の先生レシピのキッシュ・ロレーヌ。
 立ち上るナツメグや、グリュィエールの焦げた香り、焦げ色もきれいです。
 「それでは」と、フォークを突き刺し、一口大に切り口に入れればスモークベーコンのスモーク香が良い匂い、そしてサイコロに切った大きさが絶妙で、ベーコンの噛み応えといったテクスチャーも申し分ないのです。パワーの出るような濃厚な旨さなのです。あっちゅー間に完食してしまいました。

 聞けば、今まで作っていた“ほうれん草と茸のキッシュ”に比べ小麦粉、卵の量は二倍、グリュィエールチーズは四倍使うとの事。あ~ボディーにドスッとくるこのへヴィーな食べ応え、ホンマにフランス北部の料理です。

 実際食べた仲間は、口をそれえて「あぁ、君の先生が『日本のそれは、キッシュとはちがう物』というのが良くわかった」と納得です。日本のものがお茶うけのスナックの類だとすれば、本場の物はリッパなワンプレートの食事なのですよ。辛口の白ワインなんか良く合うんだろーなー・・・はぁ~(遠い目)

 あぁ思い出してコレを書いていいたら、何だかぁ~何だかぁ~「もう一度食べたぁ~い」と、癖になる味。

 これがダウラさんの定番メニューになるかどうかは、皆様のリクエストの如何でしょう。そっと「ホンマモンのキッシュ・ロレーヌをお願いします」と頼んでみましょう。

 もちろん私もお願いするつもりです。

 胃袋にズドンとくる重いワンプレート、たまにはそれもいいのだ。

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2010年10月14日 (木)

キレンジャーでいってみよう!

 さて、本日はカレーを肴に南アフリカのワインを呑む、勉強会の日、しかも昼間から。お天道様のあるうちに酒を飲む、こういうのって、なんだか内緒でいたずらしている子供のときの「ヒヤヒヤ、ワクワク」。

 言い訳です。この会は飲食業をされているプロ向けの会なのです、なのでお店が休憩の2時~4時の間に行おうって事なんです。

 私もただ遊びや趣味の範疇だけで出席するつもりなんてありませんヨ。どこかにビジネス的に良いネタが転がっているじゃないか~、もちろん会の後には会社にレポート提出はMUSTな訳です。

 スーツを着て、ワイン片手のキレンジャー。

 そんな午後を過ごしてきます。

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2010年10月13日 (水)

グルメ週間始まる

 皆さん、この三連休如何お過ごしでしたか?

 わたしゃ、月曜日は大山で行われていた、“とっとりバーガーフェスタ”なる催しに行ってきました。

 HPで詳細は確認してね。→(ココをポチッと)

 お知り合いチェロ奏者の彼女さんが出店メンバーのお一人でしたので、「どんなんされているのかなぁ~むふふふのふ」と好奇心です。

 会場はこんなかんじ。

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 このブルちゃんカッコイイ!!その奥のクマの着ぐるみは、プーさんのようでプーさんじゃないゆるすぎるデザイン!!渾然一体としたこの会場の雰囲気!!これぞカオス!

 それでは、上記お知り合いのバーガーを開店と同時にほおばり「うーまーいーぞー!!手を合わせ!ご馳走様!」と味王様気取り。じゃ「次いくか」と目をつけていたバーガーのテントを見ればこの通り・・・

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 これからここに並ぶッスカッ・・・マジ萎えた。

 つーことで、目的のバーガーはちゃんと食べたし、さっさと家に帰るかと、午前中には家路につきました。

 そして、次~!!!

 この木曜日には、「カレーを肴に南アフリカ産のワインを飲んでみよう!」という、ちと変わった勉強会が、私の関わっている料亭で行われます。それに出席予定です。南アフリカのワイン醸造農家のアジア太平洋部門統括の責任者の方も出席との事、こういったインターナショナルな舞台に使いたかったのよ・・・この料亭・・・ジーン(涙)。

 本当に役得であります。

 ヨーロッパからカルフォルニア、そしてチリにオーストラリア、そして南アフリカ、ワイン産地のトレンドはどんどん変わっていくんですな・・・。

 そう、何事も変わり続けるって事が物事の、いや熱力学の本質なのだ。

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2010年9月24日 (金)

曇天ではあったけれども・・・

 一昨日の22日は十五夜でしたよね。

 鳥取は生憎の曇り空でお月様には会えませんでした・・・

 ガーンッ!!

 なぜにココまで落ち込んでいたかと言えば、お仕事をしている料亭を使ってこじんまりとしたイベントを企画しておったのです。・・・お月見の。

 鳥取市内ではお月見の時は、白玉と子サトイモを入れたぜんざいを食べるんです。それをイベント二日前から仕込んでいたのだ。

 これじゃ!

 炊き上がった小豆と茹で上がった子サトイモ

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 そしてこねて丸めて茹であげた白玉

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 実は椀の中に、白玉で作った縁起物を入れて、何が当たるかで、当たった人に幸ありますようにと縁起物を作ります。

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 大判、小判、満月、蔵の鍵、縁結び、松茸・・・

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 ありがたいことに、イベントに参加していただいた皆様には高評だったようです。(お料理は仕出しです)

 何故にお月さんに会えなかったのか・・・参加者の中に日頃の行いの良くない・・・えっ私の行いだって・・・そ・・・そうかもしれません。

 はふ~。

 

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