剣術をやっておりますと、時として「三年殺し」なんて技の名前を耳にしたりします。枇杷の木から作られた木剣で打たれますと、打たれた場所の見た目は何ともないのですが、その皮下組織や内臓がダメージを受け、時間をおってジワジワと死に至らしめるという、遅効性の技なのですが、本日2009年最後のエントリーは、ちとそんな事を話していきたいと思います。
ロシアのソユーズ宇宙船で、国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口宇宙飛行士。日本の実験棟「きぼう」にて行われている今回のJAXAの実験は、宇宙ステーション内の閉塞空間で植物を栽培する「宇宙庭」と呼ばれる箱庭を作る~と日本のマスコミ各社が伝えています。
ネットを徘徊し、諸々のBlogを閲覧し、野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションより更新されているTwitterを拝見すると事実は少し違うようです。
箱庭を作られているのは間違いない事実なのです。その素晴らしすぎるミッションの名前が日本のミッションであるにもかかわらず、マスコミ各社にちっとも理解されていないのが口惜しくてたまらんのです。今回のJAXAのミッションネームは“Dewey’s Forest”つまり「デューイの森」と言います。SF映画の金字塔“Silent Running”から取られたこの名前、スターログ世代の私達にはど真ん中ストライクのこのネーミング。ちなみにデューイっとのはこの劇中に出てくるロボット(劇中ではドローンって呼ばれている)の1号機の名前なんです。
ちなみに「デューイの森」とはこれだ。
私ね、この「正式には『デューイの森』って言うんです」っていう記事を見つけた時、感動のあまり不覚にも泣いてしまったのだよ。これって国際的な「わかってるなぁ~」って見地から見ても、本当に素晴らしい銘々センスだと思うのですが、このBlogの読者の皆様ならこのセンスの良さは判って貰えますよね。ね。ね。
さて、最後に・・・時を遡る事3年前、2006年10月29日のエントリー「セシル・Bを観て」で問うた、この映画の出演者のように映画界でリスペクトしている人の名前をタトゥーで入れるなら■■■■・■■■■■な、質問の答えを此処で発表しよう。
もう、判る人には判っているよね。
そう今回のエントリーで紹介したこの映画“Silent Running”の監督、”2001年宇宙の旅”“未知との遭遇”“ブレードランナー”の特撮監督にして、筑波万博の東芝館で上映された1秒間60コマの超絶映像ショウスキャンの開発者、ダグラス・トランブル御大でございます。
「こんな質問の返答に三年以上かけるな!さては返答を忘れていたのか!」そんな事は言わないよーに。
2009年最後の日に、宇宙開発における高い科学技術と共に、このような洒落た粋なセンス、日本の宇宙開発に関わっておられる方々のこのような幅広い知識レベルに感動させられ、来るべき新しい年が気持ちよく迎えられそうな大晦日となりました。
それでは皆様も良いお年を。
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