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2016年7月

2016年7月 6日 (水)

スーツケースがひとつあればいい

荷物はいらん。スーツケースがひとつあればいい。それに毛のシャツ二枚と靴下を三足入れろ。おまえの分もそれだけでいい。
ジュール・ベルヌ:著 田辺貞之助:訳 八十日間世界一周より

 さて、このBlogを復活して3本目のエントリーなのですが、実はこのたびのエントリーこそが復活版Blogの大本命。これからご紹介することがあったので、もう一度、このような形で楽しいBlogを書ければいいな・・・なんて思い立ったのです。

 私がイタリアの二輪車に心底惚れ込んでいることは、私を知る方々からは周知の事実でございます。縁あって、広島のMOTOS!Xさんよりイタリアの二輪車を買わせていただき、そこの佐伯社長さんとは、波が合うというのか話していて面白い話が尽きないでありました。
 そんな佐伯さん、インドで作られている二輪車の取り扱いを始めたと聞きました。最初は私も正直言って「え゛~っ!?」となりました。ただ話を聞いてみると熱量がただ事ではないのです。熱い・・・ちょっとニュアンスが違います。私たちが初めて免許を取って意味も無くただただ走り回っていたあの感じ・・・そんな感じが電話口からするのです。

 話の中心は、かつては大英帝国の二輪ブランドにして現存する最古の二輪ブランド「ロイヤルエンフィールド」です。

 車体については1950年代から現在に至るまで、ほぼ基本構造の変わっていない「本物のクラシックバイク」を現在もインドで作っている会社です。
 佐伯社長の心を掴んだのは、ロイヤルエンフィールド社の発行する広報誌「THE BEAT」の内容だったのです。

 「是非とも松永さんにも読んでほしいと」大切な書籍を送っていただきました。そしてその紙面を読んで驚いた。 

 「なんじゃこりゃぁ~」
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 マン島のTTレース、ボンネヴィルの速度記録はもとより、氷河の雪解け水で増水した川を渡河し、未舗装がガレ場が続くガードレール無い細い山道をヒマラヤに向けてのツーリング記事・・・ブータン・ネパール・チベット。

 若者の頃なら許される無茶な冒険を、社を挙げて広報している。この辺に、単純に「すげぇなぁ~」とならず、理屈で考えて日本とインドの「若者の人口比率」を思い浮かべてしまうあたりが、私も年寄りだと反省する次第。

 紙面より、若さゆえの光のあるパワーをビシバシ感じる訳なのです。最初はただ道を走るだけで楽しかった二輪車。道具にはさんざこだわってきたけれど、ただ道を二輪車で「ブーン」って走るプリミティブな喜びを忘れちゃいないか?そもそも、好奇心に駆られて遠出をしたり、色んな人に会うことが楽しかったあの気持は・・・そう、二児の男の子のお父さんになった今こそ、それを私の背中で見せないといけないんじゃないか。

 これらのインド製二輪車メーカーの広報誌の英文を読みながら、そんな風に感じ入ったのです。

 そんな意味での「ゼンマイ仕掛けお父さん」なのです。
 今回のBlogは毎日更新はいたしません。皆様に見ていただくのは、規模の程度は様々ですが大人の冒険を此処に綴っていく次第です。それは社会的責任も大きくなってきた社会人、父親、そして一人の男としての冒険です。

 普段の日常が動きづらいので、動くとなれば身軽に「えいやっ!」と動きたい。30代の頃、キャンパス地のグルカバックNo.2に、入る物だけを持って、さっと旅に出ることをモットーとしていた事を忙しさにかまけてすっかり忘れていました。

 ちなみに佐伯社長は7/7日よりインドに現地視察とのこと。楽しい土産話を待っています。

 私も7月には2つイベントが入っています。

 そのお話は、そのイベントが終わってからまた此処で。

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2016年7月 1日 (金)

お父さんの目線が軸足です

 さて、私の最近の出来事といたしましては、日常業務でキリキリ舞いしているところに、さらに積み増しで、8/1~8/31までの砂丘地で行われる、謎解きイベントのゲームマスターをやれちゅうー事となりました。


 最初は全くの無茶ぶりで、「忙しいから無理~」と逃げていたのですが、弊社社長より「業務命令!」との一言「私に任せてどうなっても知りませんよ(二ヤリ)」と言ってみたのですがその真意は伝わらず、仕事として受けることと相成ったのです。

 さて、受けちゃったら結果を出さねば、此処で言う結果とは「ただ、やりました」じゃなくて、このゲームをしていただいたお客さんが「してよかった~」と言ってもらえる内容、つまりは自分もやりたい・・・・いやちょっと待て、自分がやりたいってマニアック過ぎてレーティングがかからないか・・・そうか、実際プレイする子供さんが「うわ~ぁ」となって、それにいっしょに付いていらっしゃる親御さんが「なるほどぉ~」となる様な内容とギミックだ、そうだそれに違い無い。

 とまあ、こんな感じに自己催眠にかけ、妄想全開、観光マイスター、砂丘マイスター、ジオパーク観光ガイドとしての知識をフルに使い、ゲームシナリオを執筆いたしました。

 そして今は、デザイン会社さんとプレイヤーが持って歩くヒントカードやら、マップ等の設定コンセプトをつめている段階、デザイナーさんもよく話を聞いていただけて、なかなか良いゲラが上がってきたりして自分がテンションアゲアゲで、朝がいつの間にやら夕方になっている一日となっている、そんな日々が続いていますが、忙しいですが楽しいです(キリッ)。

 「もしこれを長男と一緒にプレイしたら」製作段階からあるのは、常にこの目線、あれだけ放蕩していた私が・・・そこには自分で言うのもなんですが、人の親になった自分が垣間見れます。 子供たちを驚かせ、知的好奇心をくすぐり、困難な課題を克服した時の達成感が得られるようにゲームバランスを整える作業に心を砕きます。

 夏場の砂丘地は子供にとっても過酷なロケーションです。活動可能時間を1時間と考えて、その時間にどこでどう遊ばせるか、妄想族の本領発揮です。

 ちとネタバレで言えば、テーマは「冒険」です。小道具のデザインコンセプトは暗黒大陸と呼ばれていた頃のアフリカを探検していた時代、ビクトリア朝の本の挿絵(不思議の国のアリスのイラストのような感じ)な感じで繰り広げる・・・アラン・クォーターメイン、シャーロックホームズ、ホームズのパロディーの薔薇の名前、そんな世界観を織り込めて、この小さな冒険を子供たちが喜んでくれることを思いながら、日々プロジェクトをすすめています。

 「夏休み」大人にはもう無い子供だけの特権。そして、その時にしておかなければならい通過儀礼ってあります「スタンドバイミー」のように。

 じゃあ、「夏休み」の無い大人は「冒険」をあきらめなきゃいけないのか?

 それでは、次回は私の思うところの大人の「冒険」について書いてみようと思います。

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