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2011年8月 4日 (木)

馬鹿天国

 このBlogのモットーは、「これを読んだ人が嫌な気持ちにならない」この事をルールその一、いや、ファイトクラブのブラピのように、その二でもう一度復唱するくらい重きを置いていたのでした。

 今日はちょっとそのルールを破ります。

 あんまりだと思う事があったので・・・。

 個人事なのですが、とある会社と郵送による契約をいたしました。私からその会社に返信いたします書類に記名捺印をして、返信用封筒に記名捺印したその書類と、本人確認書類の写しを同封して投函する。私のした作業、書くのが二度目になりますが「記名捺印、本人確認書類の写しの同封」これだけのことです。

 一見誰にでもできるこの作業の事細かな注意手順が、封筒に封をするまでに、四回も書いてあるのです。

 良いですか「記名捺印、本人確認書類の写しの同封」(三回目)これだけの事にですよ。確かにこの契約というのはお金の絡む契約です。だけれども四回ですよ・・・。もうねこの背景を考えるに嫌になったのです。

 私は、この四回も注意例を用意した会社に対して嫌になったりしている訳じゃないんです。多分思うに、そうせざる得なかったのだと思うのです。だって印刷代紙代だって馬鹿にならないのに、企業が無駄な事をするわけ無いじゃないですか。無駄じゃなく必要だからやっているんです。それと注意喚起の徹底と指導官庁の指針もあるのでしょう。

 でもね、いくらなんでもこれっておかしいと思うんです。そう私のゴーストが囁くんです。

 解りやすいイラスト付きの印刷物一枚で十分じゃないですか。

 「記名捺印、本人確認書類の写しの同封」(四回目)を四回も徹底しないと・・・もうね、その辺の所を考えるに嫌というか、不安になってくるのです。

 「この国、このままじゃ本当に駄目だろう」って。

 衆愚の極みを、「記名捺印、本人確認書類の写しの同封」(五回目)のセンテンスに見た今日この頃です。

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