土曜日はエキパイ萌え
さてさてお待たせいたしました。Forza Ferrariヘルパーレポート始まり始まり。
でね、最初に言っておきます。
「世界が違~うっ!!」
この一言に尽きます。
と、コレ一言で終わらせたら・・・だめですよね。わかっていますよ。
土曜日曜と二日にかけてありましたこのイベント。
実は私のメインはこの土曜日にありました。今回はこの土曜日の模様をお話します。
土曜日の夕刻、鈴鹿のサーキットホテルの中庭にて、Ferrariの旧車によるコンクールが開催されたのです。そこにかつてこのBlogでも紹介いたしました、Kさんがレストアを手がけたFerrari社公認のクラシケ車輌が、二台エントリーされているんです。
この二台です。
美しいでしょう。512BBと356GTB/4 Daytonaです。
で何のストレスもなくキチンとエンジンがかかって、気難しさを微塵も見せず、本当に普通に走るのだ。
ちなみにエンジンルームだってこんなにピカピカなのだ!
ゴムホース一本、プラグコードだって、純正品なんですよ。奥さん!
そして、ここでもKさんのお手伝いをしている私。コンクールの前に最後のおめかしです。指紋や虫を拭き拭きしているんです。
このようなお手伝いでも、たまらんのよ。車好きにとっては。
しかし、70年代のイタリア車に見られるグロスの赤に、アンチグレアの為の半艶消しの黒の組合わせは本当にかっこいいよね。私の所有する、GUZZIのLemansもこのカラーリングなんです。私はワックスをかけるとき、艶消しに艶が出ないようにするため、ワックスよけのために、新聞紙とマスキングテープで養生する位なのだ。
70年代の車もFerrariも良いですが、60年代50年代のFerrariも来ていました。
その筋では有名なコレクター様所有の、275GTB(赤)と、250Berlinetta Competitione TDF(青)。
こんな車を前にして、私がどうなっちゃうかは古くから私を知る皆様はもうお分かりですね。
思いっきり貼りついちゃいました。其処からはがすのにスクレーパーが四つ位必要な感じです。瞳孔は開いたまま網膜にディテールを焼き付けようとしているが如く凝視です。
だってねこの青い方のFerrariって作りがただ事じゃないんです。
たとえば、サイドにあるエンジンルームの熱気抜きのルーバーの作り。 アルミの一体物で、全体にブラストをかけたような梨地なのにエッジ部分の数ミリは磨きがかけてあるんです。あ~あ~あ~たまらん。
そしてこのエキパイの釣り方!
エキパイにステーが付いてて、ボディーに穴が開いていてそこに防振ゴムを通してフレーム側に留めてある。
もうコレ た た た たまらん。かわいい!
ちなみに夕食会の前にこのコンクールの投票がありました。結果は夕食会の時に発表されたのですが、一位は一台きりのエクペリメンターレSP1(上の写真のTDFの横にちょこって写っているの)、二位はKさんの手によるレストアがされた512BB、三位はこの青いTDFでした。
上位三台の入選こそ逃しましたが、エキパイと言う点では、アンサマフラーのステッカーがちゃんと残っている、Daytonaの後姿にも「うっとり~」なんです。
えぇ、なんとでも言って下さい、変態ですヨ。 わ た し。
ちゅうことで、土曜日編はここまで、次回「それはカーボンとアルミで出来ている」に続きます。
それでは皆様、次回まで、さよなら、さよなら、さよなら。
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コメント
いや~本当に、世界が違~うっ!
松永さんの立場が一番オイシイ?( ^ω^)
昔、英国車のエンジン掃除とカバー磨いて、乗らせてもらった思ひ出がありますが、イタ~リアのお車はまた格別ですな~!!
シートに腰を下ろして計器類に目をやると・・・・
BBなんか乗ったら悶えますね(≧m≦)
投稿: zachino | 2011年7月 9日 (土) 22時24分
zachinoさま
実はBBの助手席に乗せて頂いたのですが、室内ドアノブが、どこのあるのかわからなくて、降りる時にあせったのは此処だけのお話。
投稿: 松永 | 2011年7月 9日 (土) 23時40分