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2011年7月

2011年7月25日 (月)

ガリ勉夫婦

 知恵熱の夏、皆様いかがお過ごしですか?

 おかげさまで仏検3級、無事合格いたしました。
 睡眠時間を削り、頑張ったかいがありました。

 そして次の目標、2級へ・・・。この2級が受かれば、私のフランス語プロジェクトは終了とします。とは言っても、2級と3級のレベルの差は、今の状態から、マリアナ海溝の深さくらい掘り下げなきゃいけないほど違うので、「この秋に」ってな訳にはいきません。問題集をパラパラって見ても、レベルの高さに貧血が起きて倒れそうになります。

 とは言いつつ、10月半ばには、仕事関係の資格試験も控えております。これも合格率が二割切ってる・・・。大丈夫か、私。
 ちゅーことで、今その参考書を丸写し中です。手で書いて大まかなシルエットを頭の中に作って、それで問題集を説いて細かなディティールを仕上げる感じですか。ちなみに文明の利器、任天堂のDSを最大活用します。これ用の問題集ソフトウェアが出ているのです。それで仕事との合間のちょっとした時間でも練習問題を解いて、試験当日までの知識の補完をしていこうって言う作戦なのです。ちなみに試験までおよそ100日。こんな寄せ集め時間が30分/1日あったとして、100日なら3,000分、つまり50時間の学習時間が捻出できるのだ。

 相方は相方で、この夏、スキルアップと資格獲得の為、地元大学の夏季講習を受講する事が決まりました。
 その受講許可証がこの週末に届いたのですが、もうね、それ読んだだけでゲップが出るほどの講義内容。1日7.5時間12日間、そしてすでに第一回目の講義用の課題も出ております。乳飲み子を抱えた夫婦でですが。お互いの家の両親の協力もしてもらえるみたいですので、この8月のタイトなスケジュールな生活を、頑張っていこうと決意しておる所なんです。5ヶ月になる息子にもストレスを与える事になると思いますが、きっといつか解ってくれるって。

 そんなこんなで、結構いっぱいいっぱいな生活が待っています。

 でもね、社会人は結果を出して何ぼ。前のめりな気持ちで、気合入れていこう!

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2011年7月18日 (月)

暑かった・・・ひたすらに暑かった

 一昨日の夕刻と昨日のお昼過ぎに、雖井蛙流の稽古をしました。

 正味の話、滝汗で、ヘロヘロで、フラフラで・・・。
 なんですか!この物凄い暑さ。全国版のニュースでも鳥取37℃って・・・心頭滅却しても涼しくなんて感じる事のできない私は、心底疲労困憊です。稽古前と稽古後で体重が3.5kgも減っていた。それだけ水分と電解質が流れ出たんです。

 ・・・・

 ・・・・・

 ・・・・・・

 はっ!体液の損失って・・・・

 そうか!鷲巣式稽古なのか!←違います。

 冗談はさておき、家に帰ってから水でシャワーで体温を下げ、スポーツドリンクで水分補給するも、その後の睡眠中、足が攣りました。まだまだミネラル流出が激しいようです。

 ミネラルも良いけど、宵の口にはこの前のエントリーで書いたラムでモヒートを作り、それをガブガブ。
 でもって、酔いからの体温上昇でまた滝汗→水シャワーとスポーツドリンクをガブ飲み。その行動を傍から見ている相方は、私を「なんだかなぁ~馬鹿っぽい」と思ったに違いない。

 馬鹿じゃないぞ!この暑さのせいでおかしくなったんだ!

 まあ、馬鹿になった同義ですな・・・。

 と言うくらい暑かった。

 皆様はいかがでしたか?

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2011年7月17日 (日)

もののあわれ

昨日、なじみの飲み屋さんに頼んでいたお酒が入ったとのこと、そのお酒を引き上げに行きました。

20110407181844 “ラム デュ ペール ラバ” 
 カリブ海に浮かぶフランス海外県マリーガーラント島のポワソン蒸留所で、たった一人の頑固爺さんの手によって造られていたるのです。しかも出荷前に加水してアルコール度数を調整するのに使われる水は、溜めておいた雨水を使われているとのこと。

 60度近いアルコール度数のお酒ですが、サトウキビの甘い馨がして蒸留酒なのにサトウキビの甘さすら感じる感じ。後味と鼻に上がって来るアロマも複雑です。
 昨年、このラムを「頑固ジジイが作っていて、そんな処が松永さんにお薦めですよ」との店主の言葉に従い、口にしてみると先に書いたとおりの味で、それでいて作り手の頑固さの備えいる、とても個性的なお酒で、お気に入りの逸品となったのです。

 そうしていると、先日このお店でこのラムを注文した時に、「あちゃー」な話を聞いたのです。
 なんと、この蒸留所がフランスの投資家に買収されてしまい、蒸留所の施設のほぼ全てが改修され、全く新しい蒸留所として生まれ変り、今の在庫と、問屋が持っている国内在庫でこの今飲んでおられるもう最後になるであろうとの事です。

 お店としては、これから問屋さんに最後のオーダーをかけるとの事、そこに私の分を一本混ぜてもらったのです。

 さて、この三連休の一両日、とても暑いですよね。

 コレより朝一で、近所の河川敷のハッカの群生地まで、ハッカを摂りに行ってこようと思います。
 こんなに暑い日は、モヒート最高だと思うんですよ。
 ウィルキンソンの炭酸水は冷蔵庫でスタンバイしています。

 本日の午後は、消えゆくこのラムでモヒートを作り、楽しもうと思います。

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2011年7月11日 (月)

ブレードランナー好き注目!

 こんな動画見つけちゃったですよ。

 一般受けしないの承知、ただ、映画“ブレードランナー”が好きで、未だもって深く掘り下げたい・・・映画館で、ビデオで、DVDで、これらを合わせ視聴回数が100回は越えている。そんな人に観ていただきたい。

 30分間ありますので、覚悟してどうぞ。

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2011年7月10日 (日)

それはカーボンとアルミで出来ている

 さて、Forza Ferrariの本番の当日日曜日についてです。

 この前のエントリー「皺・・・皺がねぇ~」で書いておりましたとおり、Ferrariオーナーの友人がサーキットを自分のFerrari F430スクーデリアで走る日です。

  もちろんクラシケの方々だって走ります。クラシケ車輌は平和な先導車付きのファミリー走行ですが。
 モダンなF430スクーデリアのオーナーの友人は、マジッ!本気っ!の走行クラスを走られます。もちろん装備もノーメックスのつなぎ着用、ブーツ、グローブ、ヘルメット着用の出で立ち。

 その枠を走るFerrariたちを見れば、スポンサーステッカーが車体一面に貼ってある、現役カップカーや、日本初お目見えの458 ITALIA challenge cup carが・・・あわわわわ・・・こりゃレースモードですヨ。

 当のご本人は、初鈴鹿フルコース。本日の目標は「三分が切りたい」とのこと。
 走る人に何不自由の無い、走行環境とつくってこそがヘルパーの役目。ちゅーことで走行前に色々やってたわけです。

 本気走行2本の間に走行可能なファミリー走行枠もあり、この430のオーナーさんはKさんの駆るDaytonaの助手席に乗せて頂いて、旧き良きフロントエンジンV12のFerrariの走行を堪能されたり。かく謂う私も、430の助手席で鈴鹿のフルコースを楽しんだりと、もうねたまらん日曜日となったのです。

 しかし・・・鈴鹿の裏のストレートってあんなに短かったっけ・・・・恐るべしF430スクーデリア。

 無事、本気モードの走行枠も終わり、トランスポンダーによるタイム計測では、ベスト2分46秒のタイムが計測されていました。目標タイムもクリアです。

 それでは、気持ちよく昼食となりました。

 その昼食会にて、目隠しタイムトライアルの表彰式がありました。目隠しタイムトライアルとは、主催者が任意のタイムを設定し、そのタイムを走行している皆には伏せておきます。そして走行が終わってから、その設定タイムを公表し、そのタイムに一番位階人から三人までを表彰するタイムトライアルなのです。

  で、430のオーナー氏、なんと三位入賞。

 とっても洒落たトロフィーを頂いて、大変喜んでおられました。 お手伝いした甲斐があったというものです。←「目隠しタイムトライアル」なので実は居ても居なくても関係なかったりする。

Img_4560_2 トロフィーの台座の部分をよくご覧になってください、日の丸とオーストリアの国旗が描いてありますよね。実は今回のミーティングにオーストリアのFerrariClubの会長の方がおみえになっていらっしゃいました。そのオーストリア人の会長が、この度のトロフィーの提供をされたのですが、日本とオーストリアのClubの友好の証にと、オーストリアのジュエラーのRINGL社にて作られ、航空機の手荷物にて運ばれてきたそうです。ご覧の通りそのトロフィーは、最新のFerarriのそれと同じく、アルミ合金とドライカーボンと純正塗料のロッソコルサ塗られた逸品なのです。

 それにしても・・・凄い世界ですよね。(遠い目)

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2011年7月 9日 (土)

土曜日はエキパイ萌え

 さてさてお待たせいたしました。Forza Ferrariヘルパーレポート始まり始まり。

 でね、最初に言っておきます。

 「世界が違~うっ!!」

 この一言に尽きます。

 と、コレ一言で終わらせたら・・・だめですよね。わかっていますよ。

 土曜日曜と二日にかけてありましたこのイベント。

 実は私のメインはこの土曜日にありました。今回はこの土曜日の模様をお話します。

 土曜日の夕刻、鈴鹿のサーキットホテルの中庭にて、Ferrariの旧車によるコンクールが開催されたのです。そこにかつてこのBlogでも紹介いたしました、Kさんがレストアを手がけたFerrari社公認のクラシケ車輌が、二台エントリーされているんです。
 この二台です。

Img_4487_2Img_4429

 美しいでしょう。512BBと356GTB/4 Daytonaです。

 で何のストレスもなくキチンとエンジンがかかって、気難しさを微塵も見せず、本当に普通に走るのだ。Img_4438

 ちなみにエンジンルームだってこんなにピカピカなのだ!
 ゴムホース一本、プラグコードだって、純正品なんですよ。奥さん!

Img_4422 そして、ここでもKさんのお手伝いをしている私。コンクールの前に最後のおめかしです。指紋や虫を拭き拭きしているんです。
 このようなお手伝いでも、たまらんのよ。車好きにとっては。
 しかし、70年代のイタリア車に見られるグロスの赤に、アンチグレアの為の半艶消しの黒の組合わせは本当にかっこいいよね。私の所有する、GUZZIのLemansもこのカラーリングなんです。私はワックスをかけるとき、艶消しに艶が出ないようにするため、ワックスよけのために、新聞紙とマスキングテープで養生する位なのだ。

 70年代の車もFerrariも良いですが、60年代50年代のFerrariも来ていました。

Img_447820110702140013  その筋では有名なコレクター様所有の、275GTB(赤)と、250Berlinetta Competitione TDF(青)。

こんな車を前にして、私がどうなっちゃうかは古くから私を知る皆様はもうお分かりですね。

 思いっきり貼りついちゃいました。其処からはがすのにスクレーパーが四つ位必要な感じです。瞳孔は開いたまま網膜にディテールを焼き付けようとしているが如く凝視です。

 だってねこの青い方のFerrariって作りがただ事じゃないんです。

20110702165216 たとえば、サイドにあるエンジンルームの熱気抜きのルーバーの作り。 アルミの一体物で、全体にブラストをかけたような梨地なのにエッジ部分の数ミリは磨きがかけてあるんです。あ~あ~あ~たまらん。

Img_4524 そしてこのエキパイの釣り方!
 エキパイにステーが付いてて、ボディーに穴が開いていてそこに防振ゴムを通してフレーム側に留めてある。
 もうコレ た た た たまらん。かわいい!

 ちなみに夕食会の前にこのコンクールの投票がありました。結果は夕食会の時に発表されたのですが、一位は一台きりのエクペリメンターレSP1(上の写真のTDFの横にちょこって写っているの)、二位はKさんの手によるレストアがされた512BB、三位はこの青いTDFでした。

Img_4497 上位三台の入選こそ逃しましたが、エキパイと言う点では、アンサマフラーのステッカーがちゃんと残っている、Daytonaの後姿にも「うっとり~」なんです。
 えぇ、なんとでも言って下さい、変態ですヨ。 わ た し。

 ちゅうことで、土曜日編はここまで、次回「それはカーボンとアルミで出来ている」に続きます。

 それでは皆様、次回まで、さよなら、さよなら、さよなら。

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2011年7月 5日 (火)

皺・・・皺がねぇ~

 皆様、お久しぶりです。

 仕事、家庭、プライベートと体がいくつあっても足りない松永です。

 そんな中、この週末は何人かのFerrariオーナの知人にFerrari club主催のミーティング、Forza Ferrariがあるので、「鈴鹿に観に来ませんか」とお誘いを受けていたのです。
 「逝きたい・・・←コレ間違い。行きたい・・・もーれつに行きたい。だけどもオーナーでもなければクラブ会員でもない私がのこのこ行って良いものか・・・う~ん」と、脂汗を流しながら、考え中。そのミーティングでサーキット走行をされる方が、「僕のヘルパーとして、一緒に行きましょうよ」と背中を推して下さいました。それでも2・3日は、相方と、かわいい息子の顔が脳内無限ループ・・・。「でも、誘われるうちが華」そう思い、此処で意を決して「エイヤッ!」と行く事にしました。

 で、ちゃんとヘルパーとしてお仕事中。タイヤの空気圧測り~の、牽引フック付け~の、ゼッケン貼り~の。

Img_4544

 ゼッケンはキチンとセンターを出し、皺なぞ出さんのだよっ!これからサーキットを走るマシンに魂が入る儀式なのだから。その私なりの理由はこちらをポチッと→

 このミーティングの詳細は、画像データの整理がつきましたら近い内にレーポートをあげます。

 乞うご期待。

 ゼッケンの皺は許さないのに、相方の眉間に縦皺を入れてしまう私。あぁ~。

 どんなに忙しくて、「もうこのくらいで・・・」と、気が抜けない今日この頃。どなたか、パーマンのコピーロボットが売っているところを知っておられませんか?

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