この5日間もう大変な状況でした。我々の住む山陰で云う所の「腸感冒」と言う消化器の風邪になってしまい、布団と病院とトイレの三箇所を廻るのみの日々を過ごしておったのです。
火曜日の10時ごろに何か胸焼けがして、朝食べた物をリバース。そしてお昼ごろから襲ってきた物凄い背筋の寒さ。38℃の熱がでていました。この時点で会社を早退し、町のお医者さんへ初診の段階で「腸感冒」ですね。と、ブ太っい静脈注射を二本(ブドウ糖とお薬のヤツ)され家に帰り寝ていたのです。
で、始まりました。下痢地獄、下痢なんていう生易しいもんじゃなくて水です水。体液が流れ出す感じ。ココで普通なら下痢止めとか考えるでしょう、コレっていかんのです。実は相方のお姉ちゃんは総合病院の看護婦さん。苦しむ私の姿を見て、相方がお姉ちゃんに相談した答えが「内臓の内側を奇麗にしようとして、細菌やウイルスからの自己防衛反応で腸内洗浄しているのだから、出す物は自然に止まるまで出す。その分水分と電解質をしっかり摂らせてあげて」との事。
もう、10分おきにトイレ通い、そしてスポーツドリンクをコップ半杯飲む、これを繰り返し。それでも入る方より出る方が多いみたいで、口の中が渇き気味に。
そして夜半、今度は視界が歪んできて、あまりの辛さに体温を測ると39℃台に・・・流石に「これって本当に腸感冒なのか?右下腹あたりがギュ~と引っ張られるような痛みがあるけどこれって、腸感冒との看立てが実は虫垂炎で、それが悪化して腹膜炎を起こして高熱がでているんじゃ・・・」人は気弱になるとネガティブにネガティブに考えるモンです。
ともかくほぼ40℃に手が届きそうな体温もやばいので、夜間救急に駆け込みました。でここで体温を測ると39.9℃。診察結果はやはり腸感冒。高熱とちょっと脱水症状が厳しいとの事で点滴を二本してもらい、お帰りは三時間後の深夜となりました。
でも、熱は下がることなく辛い辛い、実はこの熱も自己免疫。腸の内膜を通り血管に侵入した外敵を弱らせるためなんだ。同時に自分も弱ちゃうんだけどね、諸刃の剣作戦なのだ。
夜熟睡できないんです、だって気を許すと下着汚しちゃうんで・・・
で、熱が下がったのが木曜日、下痢が収まったのが金曜日の朝方。
体重計に乗ってみると、この5日でなんと7kgも体重が落ちてました。そして昨日の夜からポトフの具なしスープの部分のみをスプーンに5杯ほど口にしたのですが、久々の消化と言うお仕事に、もう内臓が動く動く、軽い筋肉痛で身体を動かす時のあの痛み、あんな痛みが伴います。そしてこの朝食ではそのポトフの具を潰した赤ちゃんの離乳食みたいなのを同量頂きました。内臓が動くのですが昨晩のような痛みまでは出ませんでした。
やっと口で物を食べる事のできる世界に帰って来れました。ホッとしてます。歳をとっての体温39.9℃はね、そりゃ~辛かったのでした。
実はまだ内緒事なのですが、ある事のために1月末までにやせようと思っていたので、ある意味「災い転じて福となす」です。
結果オーライちゅーと事、ポジティブに考えます。まあ、根がデブ ですが。
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