B.D.と書いてベデと読む
ここの読者で常連の方々は、B.D.と書けば「ピーン」と来る方がいらっしゃると思いますが、ご存知じゃない方々もいらっしゃるので・・・それでは説明しよう(by冨山敬の声で)。
B.D.とはBande Dessinée(フランス語だよ)の略で、フランス語圏のフランス・ベルギーの漫画の事です。直訳すれば「続いている描かれたもの」ってことで、コマが続く絵画=漫画って事になるみたい。
で、時を遡る事二十猶予年。漫画出版社の雄「講談社」より、原作:ホドロスキー、画:メビウスによるB.D.傑作とされていたSF超大作「アンカル」。その第一巻「光のアンカル」が翻訳版として出ていたのでした。当時、高校生でスターログな青春、つまりオタク第一世代としてバリバリの私は買わ無い訳がありません。でもねその後が続かなかったの・・・流石に時が早かったのか・・・。
そして大学に入り上京、銀座の洋書店イエナ書房のB.D.コーナーにてフランス本国版を発見、で補完しました。しばらくして、ペーパーバックの英語版も手に入れ・・・そして時は流れていったのです・・・。
一ヶ月ほど前の事です。AMAZONのピンポイント精密爆撃お薦めが来ておりました。そのDMには、なっなんとアンカルの完訳版が出るとの事。予約するかと聞いてきおった訳なんです。勿論「ポチッ」っと予約しました。
そして忘れかけていた昨日、佐川のお兄ちゃんの手により我が家に届けられたそのB.D.。二十猶予年前のあの感じココにきわまれり。帯には大友克洋と松本大洋の推薦文が付いております。
見よ、これが松永法丈の青春の思い出。皆に読めとは言いません。わかる人だけに読んでもらいたい。そんな芸術作品です。
ちなみにパリのカルティエ現代美術財団では3月13日までメビウス展を開催中なのであった。
詳しくはこちらをポチッとな→■
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コメント
dbと書いてデシベルと読みます
私の中ではビモーターではないのだぁ(汗
ん?
全然コメントになってないですね
すみません
投稿: 電気屋 | 2010年12月25日 (土) 01時27分
銀座の洋書店イエナ書房のついでに 銀座天賞堂本店にも寄り道して、プロターを買い漁って、カフェ・パウリスタでお茶して・・なんて贅沢な!!
メビウスついでにこれでどうでしょう?
ttp://www.likecool.com/Get_Your_Own_RealLife_Tron_Lightcycle--Film--Gear.html
ttp://www.likecool.com/Tron_Inspired_Skatecycle--Film--Gear.html
ttp://www.likecool.com/brand-Car-Motorcycle.html
投稿: zackino | 2010年12月26日 (日) 01時28分
私の場合「BD」っていわれたら、「ボタン・ダウン(シャツ)」をイメージしますね(笑)
メビウス懐かしいです。
田舎の高校生には、どうして入手していいのか?わかりませんでした(笑)
投稿: kuwa | 2010年12月26日 (日) 22時35分
電気屋さま
dbってトヨタの車でもないです・・・。
シーン
マリアナ海溝より深く反省。
zackinoさま
プロターまでは行ってました。w
完成品が飾ってあったりして。
後で聞けば知り合いの作だった。
そんな事もありましたのぅ~。
何もかも懐かしい・・・。
kuwaさま
ダサヲタ系の私には考えつきません。あ~オシャレ系にはかないませんの~。
ちなみに高校時代はお取り寄せでした。
リベラトーレのランゼロックスも好きだった。(遠い目)
はぁ最近昔を思い返してばかりだ。
投稿: 松永 | 2010年12月28日 (火) 11時47分