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2010年11月

2010年11月30日 (火)

仮暮らしは・・・

 結婚してもその翌週の週末は岡山国際サーキットにいたりする松永です。

 てへっ!

 つーか、ただ今、夫婦二人だけの新生活を始めたのはいいのですが・・・ネット環境がまだまだな築35年の昭和レトロ・アパート暮らしなのだ。いくら私が、映画「無能の人」が好きだからって、趣味でじゃないぞ、ガチでそうなのだったら~なのだ。

 なので、中々Blogの更新が出来ないの・・・ごめんなさい。

 回線が繋がったら、また以前のような頻度でエントリーのアップロードを始めます。(ホンマか?ホンマにできるのか・・・?)

 つーことで、これからもよろしくお願いします。

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2010年11月20日 (土)

独身最後の日

 何だか今日の御題「独身最後の日」なんていえば、宇宙戦艦ヤマトの最終回ようで「なにもかも懐かしい・・・」なんて呟いてみたりして・・・なんつて。独身と言ってはいますが、11月1日に結婚の届けを役所に出しているので、書類上は既婚者なのです。が、式は明日で、まだ一緒に住んでいません。よって実質的独身と言ってみたりしているのだ。

 しかし巷では、英王室のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんが婚約だとか。寿ニュースで持ちきりですな。なんでも婚約指輪はお母さんの婚約指輪を使われるとか。

 かく言う我々の婚約指輪も、実は亡くなった私のお婆ちゃんが「法丈が結婚する時に使ってくれれば・・・」と、残してくれていた形見の指輪を、相方が「こんな指輪にして欲しい」とのリクエストに基づき、白猫#35さんの手により滅びの山の火で鍛造 リフォームしていただいた指輪なのだ。

 こんな感じに。

Cimg9354b

 私のお婆ちゃん、あの時代には珍しい、専業主婦にまるで縁の無い、働く女性でした。で、お洒落さんだったのだ。もとは立て爪のパーティーリングだったのですが、それでは衣服に引っかかったりと、普段使いにちと支障があります。なので今風な、背が低くいんだけれども、結婚指輪と重ね使いをしても、指にキチンと並んで収まるように、台座の下が喰ってあって、指輪と指輪のクリアランスをちゃんと作って欲しい~、との我侭なリクエストに白猫#35さんは、こまかな手仕事で見事に応えてくださいました。本当にありがとうございました。

 ちなみに、重ね使いをするとこんな感じとなります。

Cimg9364b

 すでに、婚約指輪の方は相方にあげているのですが、よほど嬉しかったのか、もう毎日つけ倒していて、既に地金が傷だらけになっていますw。でもね、ナイナイして仕舞って置かれるよりも、ずっと正しい扱い方ですよね。

 明日には、お互いの指に結婚指輪がはまっちゃいます。

 ちなみに私の指輪は、火にくべるとこのような文字が浮かび上がる・・・

500pxone_ring_inscription_svg

な訳無いですヨ。

  それはそうと実質的独身最後の日は、如何にして過ごすべきなのでしょう。

 おしえて!エロ偉い人!

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2010年11月16日 (火)

捨てる術

 さて、ただ今、私としましては、今身の回りの整理をしておるわけです。(あーそこそこ、ストレートな意味だぞ!深読みはしないようーにっ!!)

 何をしているかって、魔窟の整理中。

 おびただしい数の、本、模型、バイクパーツ・・・それを泣く泣く仕分け中のだ。

 第一弾の本は、買取店へ。とりあえず内容が頭に入っていたり、もう再読しないであろう物を250冊ほど処分してきました。

 そして第二弾、オブジェとして置いていた、これらも捨てる事に。

20101113115326

 五年以上前か・・・(遠い目)

 岡山国際サーキット(当時は名前はTIサーキット)にて、ホームストレート4速全開で走っていた時に折れたクランク・・・キャレロのチタン・コンロッドはビックエンドがズダボロ&グニューと捩れ、メガサイクルのカムはしっかりと打刻痕がついて、アリアスの鍛造ピストンはスカート部分がペキパキ・・・全てのパーツがなだれ式に壊れていきました。有り体に言えばエンジンブローちゅーやつです。

 もちろん後輪はロック・・・あの時だけは死ぬかと思いました。スキール音と共に左右に蛇行しながら、足を出し転倒しないですみました。

 今となってはサンデレースの一コマとしての思い出。それから大枚をはたいて新エンジンを作り、ロシナンテは生き返り・・・それでも尚、その時の臓物の残骸を今迄捨てられないで持っていたのだ。

 これらの部品って、良い素材と適切な熱処理がしてあって、まるでクリスタルのグラスみたいに「チーンッ」って良い音がするのよね。

 人から見れば、タダのゴミちゃーゴミなんだけど・・・

 う~む・・・・・

 ・・・・

 ・・・

 エイッ!!

 「捨てます。捨てますので」(Byよつば)

 思い出は、心の中だけのものとします。

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2010年11月14日 (日)

55年寝太郎

 三日前、ちょっと変わった会に誘われtらのでした。
 人伝手だったのですが、「谷本酒店さんが11日にワイン会をされるみたいだけど、松永さんに出席して欲しいって・・・」と。
人は、人に求められているうちが華ってもんですヨ。
で、行って来ました。行ってびっくり。とんでもない葡萄酒好事家の集いだったのだ。

 それがどんな会だったかといえば、イタリアのワインの王様の誉れ高いバローロ、その古酒1955年、1961年、1964年が手に入ったので、みんなで試飲してみましょう~とそんな会だったのだ。
見よコレがその三本だ。

20101111194631

 「それでは先ず、55年からいってみましょう」と・・・良いの良いの?・・・いきなり良いの?
 とは言うもの、コレがね古すぎてコルクがグズグズな訳だ。
 澱が舞わない様に、そーっとデキャンタする時に、この時出たコルク屑を取り除くためストレーナーを通します。

 で、そんな儀式の結果、私のグラスに注がれた55年のバローロ。20101111200029_2

 ちゃんと馨が立っております。でもワインのそれではなく、わかりやすく言えばドライシェリーのような・・・色もそんな煉瓦色ですよね。 

 それでは、意を決して不詳この松永55年たったこのワイン、飲ませていただきます。
 

 チビッ・・・コクッ・・・・・・ゴクリッ
 結構、アルコール高いね。それと本当にシェリーのよう。

 それでは次は64年行ってみよう。って事で抜栓です。
 55年に比べれば、まだわずかに赤みが残っているワインの色。匂いは・・・あ~古(ひね)てます。どうやらこのボトルはコンディションが悪く、もうワインとしてのピークを過ぎて劣化の一途をたどっている感じ。(ちゃんと飲めるんですけどね)55年の方が若い感じがするんですよ。

 そして、ワイン通の間では奇跡の61年といわれる二十世紀中の指折りのビンテージイヤーの一本は。如何に。

 ちゃんと赤ワイン。ブドウの質が高いようでまだまだへたってないです。 

 64年がへたって、61年や55年が現役って面白いですよね。

 皆は61年が良いっ!って事を言われていましたが、私の好みは55年のシェリーのようになったやつ。「えぇ・・・ただドライ・シェリーが好きなだけだろ」ってその通りですが何か?小一時間たった55年はまろやかになって、まるでアモンチラードのような・・・。そして一時間ほど空気に触れさせていると、甘味が立ってまろやかな味になるって事は・・・ねっ、瓶の中で息をひそめながら半世紀、ちゃんと生きていたのだ。

 半世紀の長きにわたりン眠っていた煉瓦色のワインを眺め味わいながら・・・これらのワインが醸造されたイタリアの諺を思い出すのであった。

 “IN VINO VERITAS”  「真実はワインにあり」

 五十路までも10年無い私。そうなった時、ただの古(ひね)たオヤジになっているか、味のあるジジイとなっているのか・・・明日の事も解らない今の私には想像だにできません

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2010年11月10日 (水)

それはもはや似て非なる

 さて、物事には、そのオリジンとそこから派生したものがありますよね。往々にしてオリジナルと呼ばれるものは質素というかシンプルで荒削りなのですが、「どうだっ!」って云わんがばかりの個性があって、悪く言えば灰汁が強い~なんて言われ方をしたりします。方や派生物はオリジナルなものの欠点を「こうしたら良いよね、ああしたら~」と時間をかけてトラブルシューティングされていて、万人向けで洗練されている一方、オリジナルが持っていた個性がずいぶん薄れてしまって・・・そんな事が世の常です。

 今回はそんなお話。

 前からこのBlogで話しております行きつけの紅茶専門店“ダウラ”さんが新メニューで「ほうれんそうとキノコのキッシュ」を始められていまして、私もその新メニューを美味しくいただいておりました。

 さて、私がフランス語会話の個人レッスンを受けていることはこのBlogでも書いておりましたが、いつもお勉強のために土曜の午後に通う還暦の元パリジェンヌの先生のお宅、そのお宅のお向さんが、先に述べました“ダウラ”のご主人のご自宅なのです。そうご近所さん、家族付き合いの間柄なのです。

 二週間ほど前のレッスンの時「今、ダウラさんでほうれんそうと茸が入ったキッシュが出ていますよ」と先生に報告すれば、ちょっと含みのある笑顔、そして「日本のキッシュはアレンジが効きすぎ。フランスでは中に茸とか野菜は入れない。入っているのはサイコロに切ったスモークベーコンだけ。私のお母さんはロレーヌ人。お母さんのレシピのキッシュはもっとシンプルで食べ応えがあるもの」と、キッシュについては一家言お持ちのようです。
 
 そしてそのレッスン後、ダウラにてそのお話をすれば「え~っ!!具の無い(あるんですけどね)キッシュって・・・」となっておりました。

 そしてまたまた先週のレッスンの時「コレが私(お母さん)のキッシュのレシピ」と、藁半紙に印刷してあるレシピをいただいたのです。前にフランス料理の教室を頼まれた時に使ったレシピです。そのレッスン後にそのレシピを持ってダウラを訪問「これがそのレシピ」とそれを預けてきたのです。

 で、昨日、仕事上がりの夕刻の一時、我が相方よりメールが入電。
 「例のキッシュ、ダウラにあります」と。

 仕事を早々に片付けてダウラに到着すれば、さっそく出てきました。私のフラ語の先生レシピのキッシュ・ロレーヌ。
 立ち上るナツメグや、グリュィエールの焦げた香り、焦げ色もきれいです。
 「それでは」と、フォークを突き刺し、一口大に切り口に入れればスモークベーコンのスモーク香が良い匂い、そしてサイコロに切った大きさが絶妙で、ベーコンの噛み応えといったテクスチャーも申し分ないのです。パワーの出るような濃厚な旨さなのです。あっちゅー間に完食してしまいました。

 聞けば、今まで作っていた“ほうれん草と茸のキッシュ”に比べ小麦粉、卵の量は二倍、グリュィエールチーズは四倍使うとの事。あ~ボディーにドスッとくるこのへヴィーな食べ応え、ホンマにフランス北部の料理です。

 実際食べた仲間は、口をそれえて「あぁ、君の先生が『日本のそれは、キッシュとはちがう物』というのが良くわかった」と納得です。日本のものがお茶うけのスナックの類だとすれば、本場の物はリッパなワンプレートの食事なのですよ。辛口の白ワインなんか良く合うんだろーなー・・・はぁ~(遠い目)

 あぁ思い出してコレを書いていいたら、何だかぁ~何だかぁ~「もう一度食べたぁ~い」と、癖になる味。

 これがダウラさんの定番メニューになるかどうかは、皆様のリクエストの如何でしょう。そっと「ホンマモンのキッシュ・ロレーヌをお願いします」と頼んでみましょう。

 もちろん私もお願いするつもりです。

 胃袋にズドンとくる重いワンプレート、たまにはそれもいいのだ。

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2010年11月 1日 (月)

マジ シビレタ・・・カッコイイ・・・

 カッコイイ・・・いや美しい。新型MVの三気筒!!!

 何故にこんなデザインを思いつくのか、イタリア人!!
 流石はミケランジェロやダヴィンチの国です。

F3_12

 詳しくはココを見よ→(ポチッとな)

 欲しいなぁ~このマシン・・・あ~なんだか泣けてきた・・・フンフングシュングシュン・・・・

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