空気感を撮る
この月曜日、箕面の109シネマズのIMAXシアターでAVATAR観ました。
ただの3Dでよければ、箕面まで行かなくてももっと近県で観る事ができるんです。ただね・・・ネットで色々調べると上映方法で3Dの再現率が著しく違うようです。
つまり、「作り手の意図したフルスペックのAVATAR観たいなら、IMAXシアターで観ろ!」との事、私の家から一番近いIMAXシアターは鳥取より東へ190km、大阪の箕面にあったわけなんです。
映画館に行く前日に全席指定の劇場のチケットは、ネットでちゃんと購入。あとは車をぶっ飛ばして映画観にいくだす。
で、感想は・・・凄いの一言です。
ネタバレになるので、ストーリーとかそんな事をここで書くような野暮な事をするつもりはありません。
私が感心したのは、映像の立体化で~が飛び出すとか・・・そんなレベルではなく、舞台となった惑星パンドラの空気感が再現されているって事なんです。
小さな虫がそこかしこに飛び交い、ジャングルの湿気が立ち上がり、戦場では、火の粉や灰が空から降り注ぎ、焼夷弾の熱で陽炎が立つ。「観るのではないそこにいるのだ」がこの映画のキャッチフレーズですが、将にその場にいる臨場感、キャッチフレーズの通りなのです。
映画という表現方法のターニングポイントに位置する作品ですぞ!
IMAXシアターで観る事のできる環境のおられる方々、劇場へ急げ。あっ・・・映画ファン、キャメロンファンの私から一言アドバイスです。過去のキャメロン作品を復習してから行くと、それらの過去作品のシーンをモティーフとしたシーンがいっぱい出てきます。上手に裏切られたり、立場が変わっていたり、「をぉ・・・こう来るか」とニヤリとできること請け合いです。この週末、この映画を観に行かれる方は、エイリアン2、トゥルーライズ、アビス、ターミネーター、ターミネーター2のDVDを借りにいきましょう( ̄ー ̄)ニヤリ。
もう一度、AVATARをIMAXシアターで経験したい松永なのであった。
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コメント
そして今日・・・朝一番の回でアバター観賞。
普通の赤3Dメガネだけでみても 根っからの
SFホラーファンタジー映画小僧にとっては
「ああ・・」と感じ入る部分は多かったですなあ。
随所で細かい演出がされてるのと、壮絶で創造的な、
生物のディティール、そしてキャメロンカラーともいうべき
青を基調とした他、多色な蛍光カラーに加え圧倒的な情景美。
そういう部分だけとってみても劇場でみないと
「色んな意味での良さ」が理解されにくい映画だと思えた。
スターログ世代にとっては「ああ・・SF映画はこんなにも
素晴らしい次元まできたんだ・・・」と感慨深くもあり。
個人的にはまさか「部族」な側面があんな感じに描かれてるとは
全く予想してなかったんで・・・おもわずナミダでた。
オレもあの森で部族の一員として暮らしたい。
投稿: zuka | 2010年1月15日 (金) 17時15分
ただ圧倒的に凄かった!!
行き詰まり感のあったCGの
未来像まで見えた感じ。
最後のスクロールにも感服!
投稿: SUZUKI | 2010年1月15日 (金) 19時51分
zukaさま
心の友!
この映画観て涙が流れないSFファンは、ファンじゃないでしょう。
SUZUKIさま
そこに世界がありましたよね。
あ~もう一回観たい。
投稿: 松永 | 2010年1月16日 (土) 01時23分