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2010年1月 2日 (土)

基礎を極めれば

 本日は、道場の初稽古がありました。

 鳥取は元旦からの雪で真っ白の世界。気温も5℃以下・・・オジサンには辛い環境です。

 まあそうは言っても、稽古は稽古です。

 師と二人で、仕太刀と打太刀を通しで一本ずつやり、その後、稽古総論。

 「もう、お前くらいならば、俺の間合いを観てどうのこうのじゃなくて、視覚に頼るんじゃなくて感じで、ギリギリまで踏みこむように。そうすればもう少し手前に出れるはず」

 「歩く」と言う事から始まって、最後まで足の運び「歩く」事が肝なのです。

 我が流派の一番の基礎とされる最初の太刀の型(錫杖)がまさにそれなのだ。

 古より武術に言う「基礎を極めんとすれば、おのずと極意に至る」のである。

 それは、実際やるとなると、此処に書いているように、簡単にできる事ではなのですが・・・

 平成二十二年、このような稽古始めとあいなりました。

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コメント

明けましておめでとうございます。おかげさまで何とか年を越せました。

武道場って寒いですよね。私は見学ばかりですが、動いている方達は体から湯気が出ています。うらやましい(笑)。

それにつけても子供の元気なことといったら。

投稿: yo | 2010年1月 3日 (日) 08時49分

yoさま
我が家は台風一過です。
物凄く静かです。
昨日までのあれは一体なんだったのか・・・。

投稿: 松永 | 2010年1月 3日 (日) 19時57分

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