カブトムシ男
あ~この時期の週末、お昼寝はたまらんです。
昨日はお昼寝三昧・・・寝たきりオヤヂです。あ~そこそこ「昼間は寝たきり、日が沈むとネットにリンク、まるで貴腐オヤヂ」とか言わない。
つー事で、筋トレ後、アクシズに顔を出し、てんちょうに「来週の静岡行き、気合入れていくように」とネジ巻いて。家に帰って風呂に入るともう12時、これからアマゾンから届いていた例のブツの組み立てを始めるわけです。
ホンマ夜行性な中年モードが発動です。
それでは組み立てです。
説明書に書いてあるパーツがあるか確認です。
そして工具、組み立て説明書には+ドライバー(小)一本だけでいいみたいだけれど、パーツを見ていくと、上手に作るにはそれだけではだめっぽい。だってこういうのは組み立て技が必要だから、何度か組み立ててはバラシ、組み立ててはバラシが必要になる事が、日ごろの模型製作や、二輪レーサーメンテでわかっちゃているからです。
で、用意した工具群、先の+ドライバー(小)に加えて、-ドライバー(小)と千枚通し、カッターナイフもね。千枚通しは穴を開けるわけじゃなくて、組み立てたものをバラス時、奥まったところのパーツを取る用に。それとパーツは既にランナーから切り出されていて、パーツ単体で用意されているんだけど、そのゲート処理を見るとあんまりな処があるので、そこをきれいバリ取り処理するためにカッターナイフが必要なのだ。
一度形にして、動作確認・・・フィルム送りの確認用カウンターが上手く回りません・・・どうやらフレームボックスがカメラボディーに木ネジ二本で止まっている構造なのですが、パーツの座りを厳密に調整しないといけないみたい。
やはりと言うか、一度組み立てたものを、フレームボックスの固定の部分までバラシ、カウンターのギアがカメラボディーに開けられた穴の中心ドンピシャに来るように、固定用のネジ穴のわずかなクリアランス内でパーツの座りを考えながらネジを締めていきます。ABSのパーツに金属製の木ネジ、くれぐれもオーバートルクにならないように。
そして、もう一度カメラの形にして動作確認。
お~スムーズにカウンターが回転します。これで良いみたいです。
後はカウンターに掘ってある溝とか、フイルム巻上げノブに掘ってある矢印の凹モールドに白、黄色や赤の塗料で墨入れしてやると良い感じ。これは細かい作業なので明るくなった朝にやろうと思います。眠い目をこすりながらミスって、塗料がはみ出すとかっこ悪いからね。
撮影マニュアルを読むと、普通の一枚撮り、ステレオ撮影、パノラマ撮影が出来るみたい。単純なつくりなのにスゲー。
マガジンの方には、プロカメラマンの方々が、このカメラを使って撮った写真が載っているんだけど、とてもこんなトイカメラで撮ったとは思えないクオリティー(印象派の語源にもなったクロード・モネの絵画「印象・日の出」のような仕上がりの写真もあるのよ)。これら作品群の頁をペラペラをと捲りながら「これで遊ぶのは本当に面白いかも( ̄ー ̄)ニヤリ」と一人深夜にほくそ笑んでいるのだ。
現像するまでどう写っているかわからない・・・このドキドキ感がたまらなくワクワクになるよね。
しかし・・・ただ今3時半、夜中にゴソゴソ、まるでショッカーの怪人「カブトムシ男」か自分!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
Snap-on
Pb
?
カッターナイフ(OLFA?)
だんだん道具が
グレードダウンしているような?
わたしだけ?
カッターはクラフトナイフか30度であってほしかった。( ̄ー ̄)ニヤリ
投稿: tatara | 2009年5月10日 (日) 12時48分
tataraさま
この場合、1/1のレーサー用工具と、1/Xの模型用の工具がごっちゃなのです。
カメラがちゃんと作れればよいのだ。
投稿: 松永 | 2009年5月10日 (日) 20時15分