次っ!いってみた
本日は特大サービス、日が上るまえにもう一発いってみよう!ってことで、この前のエントリーの最後に書いたファイナル・ケース交換が無事終わり、ロシナンテ号のリア周りも綺麗綺麗に仕上げ、ついでに私もギアオイル臭い手を綺麗綺麗にするためにもう一っ風呂浴びてきたところで、深夜でも目がギンギンに冴えてしまっております。
つーことで、調子に乗ってファイナルケース交換手順なんかをエントリーにしてみます。
それではリア周りバラします。
ブレーキキャリパーを外し、リアアクスルを抜いて、ホイルも外します。でファイナルケースについているリアサスを外して、ファイナルケースのスタッドに付いているボルトを緩めます。
ココで大事なのは、パーツを唯外すだけじゃなくて、傷は無いか、クラックが入ってないか、汚れているところは一度綺麗にクリーンナップ。この作業が大事なのだ。完成してしまうと手が入らないようなところも、この状態なら綺麗になるでしょ。マシンを美しく保つ。これがメンテの基本なのです。
で、ドライブシャフトをスイングアームの中から抜き、綺麗にしながら捩れチェック。なにせノーマルのほぼ倍のパワーを出しています。焼きの入ったドライブシャフトが捩れたり、スプラインが舐めたりするんです。
じっくり観察・・・シャフトは大丈夫みたいです。
ドライブシャフトが納まっていたスイングアームの空洞内壁も、真っ黒になっています。 これも綺麗に掃除です。
で掃除をすれば、油っ気も無くなっちゃいますんで、指にウルトラハードなギアオイルをとり、ピカピカになった内壁にすりすり、画像のように油膜をつくっていきます。
なんだか・・・指使いが大人で卑o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;すいません!すいません!思っても声に出して言いません。中指が一番長いので一番奥まで届くからそれでです。
で、一度仮組みでファイナルケースをスイングアームに取り付けてみます。取り付け後、リアアクスルを一度通し、スタッドのナットをちょっと緩めて仮組したファイナルケースを動かせるようにします。
プラハンを取り出し、コンコンコンと叩いていきます。応力抜きです。ちゃんとアクスルが収まるところにきちんと収まって、指の力だけでスコスコ動くようになったら位置決め完了。ここでスタッドのナットにちゃんとトルクを掛けてファイナル・ケースの取り付け終了。
ココでもう一度、アクスルの感触を確かめると、スコスコと抵抗無く出たり入ったり。アクスルセンターもちゃんと出ているようです。この作業の確認後、外していたリアサスペンションを取り付けます。
仮止めしていたアクスルを抜き、リアホイルをはめ、キャリパーステーを取り付け、アクスルを差込み、アクスルナットを規定トルクで締め付けます。
はふぅ〜。
さ〜て、寝よ寝よ。
ナイトモード撮影のため、画像が不鮮明なのは申し訳ないです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
むかし、私のお師匠に
速いバイクは美しい。
といわれたことがありますよ。
これからも大切に美しく保ってくださいね。
投稿: tatara | 2009年5月24日 (日) 08時48分
tataraさま
マシンは美しくなくてはぁぁぁぁ!!!!
これが私のモットー。
投稿: 松永 | 2009年5月24日 (日) 11時01分
ピッカピッカはメンテの基本ですよね
新車とか新しいパーツで組まれたバイクが
美しいのではなく古くてもオーナーが磨きこんだ
マシンこそ本当の輝きを放つのだ~
投稿: ナガヤン | 2009年5月24日 (日) 11時35分
耳が痛い… すんまそんすんまそん(泣)
投稿: おと~る | 2009年5月24日 (日) 16時30分
ナガヤンさま
>美しいのではなく古くてもオーナーが磨きこんだ
>マシンこそ本当の輝きを放つのだ~
数寄モノ同志!
すごく、うれしいです。
おと~るさま
いえいえ、これからロバングは美しいレーサーに生まれ変わるんですから。
投稿: 松永 | 2009年5月24日 (日) 23時17分