仕事はここまで
本日は日曜日でしたが、ちょっと仕事の延長の一日でした。
私がお給料を頂いているグループ企業が所有する「有隣荘」という建物があるのですが、その建物、あまり認知度が無いんので、所有会社の担当責任者の方に「もっとこういった建物があることを告知するために、興味のあって、物のわかる方々のための有隣荘ツアーをしたい」との私わがままをきいた頂いたのです。
「つーか仕事を絡めて、自分自身の好奇心の欲求を満たしているんじゃないか?」って、そう思うならそう思いなされ。だって本当にそうなのだ。たまには楽しい仕事しないと腐っちまうってもんです。
て事で、私の中では仕事はここまでです。過去、会社関係の会合で何度か食事をしに行ったことはあったのですが、今回は管理をされている現場担当者の方が、敷地面積2100坪に及ぶ大邸宅の各部屋、調度品、庭の由来等、大変丁寧なご説明をしていただき、参加していただいた皆様も大変楽しまれたようです。
ちなみに江戸時代の後期、因幡藩が参勤交代の費用捻出のため、鳥取城の茶室を切り売りし、その茶室がそのままの形でここに移築されているんです。今お城のあった久松山には石垣のみの城跡ですか、この建物には城主が使ったであろう茶室がそのままに。本家が無くなって、金に困って切り売りされた方がちゃんと残っているなんて、なんだか皮肉ですね。
地域コンテンツとしてすばらしいものがあります。(しみじみ)
楽しかったので日曜返上のこういった企画を続けて行きたいと思っています。
ちなみにご一緒された方が、今回のツアーをBlogのエントリーを書かれていらっします。
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コメント
そういった建物を管理している、つまりはお金を出している企業には敬服します。
それと松永さんもただ漫然と年をとらせちまうのは惜しい御仁ですな(笑)、その多彩な御友人関係も含めて。
投稿: yo | 2009年2月23日 (月) 00時48分
有隣荘
でくぐってみました。
なぜか岡山に有隣荘があり、
そっちの情報がおおいでし。
がんばれ鳥取『有隣荘』。
お金持ちになったらいってみたいでし。
投稿: tatara | 2009年2月23日 (月) 06時32分
yoさま
>建物を管理している、つまりはお金を出している企業には敬服します。
今までは、この地域の企業体としてのノブレス・オブリージュという認識があったのですが、昨今の地方経済の悪化でそうも言っておれない状況なのです。
「何か良い考えはないか」と識者の方々に知恵を借りているところなんですよ。
tataraさま
今まで、その存在を率先してまで公にしていなかったのです。
なのでせめて地域の方々に「こういった建物があるんですと」知っていただこうと、今回ツアーを企画したんです。
投稿: 松永 | 2009年2月23日 (月) 09時18分