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2008年12月 6日 (土)

晩秋といえば肉料理

  幸運なことに、食道楽な友達に「グルメな松永さんにプレゼントがあります」とハモン・イベリコを頂いちゃいました。

 ハモン・イベリコ???ガンヲタでツンデレなあなたが好きな・・・ハモンさん?

 ちがーう!!!イベリコ豚の後ろ脚で作られた生ハムの事です。

 ただ、家の父母こういった生ハム系苦手なのだ。どんなに良い牛肉があってもしっかりウェルダンじゃないと口にしないオフクロにいたっては「焼いて食べたら」なんて言い出す始末。ダメだこりゃ。

 つーことでオヤジとオフクロの“No thank you”の意思(あ~あ罰当たりな)を確認し、価値のわかる私行きつけの紅茶屋さんのマスター夫妻に、「良い生ハムがあるんだけど、筑波のレース後、試食会しません?」との私の問いかけに「よろこんで!」と二つ返事。

 この木曜日のお店の閉店後、生ハムを頂こう会を開いたのでした。

F1010223 すると、しっかりスタンバイされています。こだわりのワインをそろえている酒屋さんから黄色いワイン(白ではない)、糖度の高い(20度以上)イチジクを干した物、これまたココのマスターが粉使いの達人として誉れ高いケーキ屋さん(ガンパク時にかっぱさんとヒラマサさんを連れて行ったお店)に、この日のために焼いてもらったパンを二種を用意されていたのであった。

 やる気満々です。画像はワインが見切れちゃったのだ・・・残念。

 それでは主役のハムをじっくり見てみましょう。

F1010225

 豚肉のワリには赤身の色が濃いです。羊とか猪とか鴨そんな色合いです。暖房用のストーブの室温で脂身が「テロッ」と溶け始めてテラテラと光り輝いております。美しい~!!

 それでは先ず「ルネサ~ンスッ」と乾杯し、プレーンのままハムを頂きます。乳酸醗酵した匂い、脂身が甘く、赤身は醗酵によるアミノ酸由来の肉の旨味がしっかり。香辛料とかは皆無です。味付けは塩だけです。塩漬けにした豚の脚を数年間陰干して黴の力で醗酵させて作ってあるんです。

 上品なのに味はしっかり・・・美味い~。初めての経験。次は干しイチジクと共に、あ~糖度の高いイチジクに負けてない、そしてこの黄色いワインが絶妙・・・たまらん。

 用意されたパンは一種はバゲット、もう一種はパン・ド・カンパーニュの胡桃入りしかも胡桃は味が全然ちゃうと、スペイン産の胡桃です。さすがこだわりの粉職人!

 一時間の楽しい会食、大満足の食事会となりました。

 マスター夫妻、素晴らしいセッテイングをありがとうございます。そしてこの生ハムを私にプレゼントしてくれた友よ!ホンマにホンマにホンマにめったに食べられない物をありがとう。

 マリアナ海溝よりも深く感謝です。

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コメント

イベリコ豚いいなぁ~。ハモン様!私も大好きです、ハモン様(*^_^*) 年齢を重ねるごとに、見るたびにハモン様の印象が変わってきます。ギレン様の秘書のセシリア・ アイリーン嬢も好き~。って、ハムと関係ないすね。すんまそん(汗)

投稿: おと~る | 2008年12月 7日 (日) 01時35分

良いお友達がいらっしゃって人徳っつーやつですね。(^^)
ワインといただくとイベリコ豚はナッツの香りがしたはずなんですがいかがでしたでしょうか。
今度はベジョータも食してみてちょ。

投稿: VCE | 2008年12月 7日 (日) 14時57分

おと~るさま
ハモンさん良いすよねぇ~、子供にはわからんです。
ランバ・ラルは目指すべき目標ですな。( ̄ー+ ̄)
ちなみにハムはハモン・イベリコという名前ですが、ハモンさんはクラウレ・ハモンと言います。

VCEさま
ハムとして口に入れると返り香が良いですよ。
そして脂身の甘み、赤身がちゃんと赤身の味がして、イタリア・パルマの生ハムとはまるで違う初めての経験でした。
発酵食品万歳。
頂いた物がべジョータだったような・・・。

投稿: 松永 | 2008年12月 7日 (日) 21時14分

絶句。。。。(爆)
良いもんもらいましたね〜。
残った足は私がもらいます。
(って足1本、もらった訳ではないですよね?もらってたら住所お知らせしますんで。。。爆)

投稿: VCE | 2008年12月 7日 (日) 23時54分

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