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2008年12月 4日 (木)

こだわりを肥やしとして咲く華々

 このつくばサーキットでは、西日本のサンデーレースでは少数派のBMWのマシンですが、このつくばではOHV、OHCのモデル20台近くの台数がエントリーされています。

F1010201_2  そして私が東でBMWのサンデーレーサーと問われれば先ず頭に思い浮かべる方はふりゅっげさんです。

F1010206 普段はOHCの美しいレーサーを駆られているふりゅっげさん。(画像は携帯の写メのため、走っているレーサーの撮影等はこの位が限界なのだ)今回のレースでは、ちょい古なOHVのレーサーの納車も行われ、そのデビューレースと相成ったのでした。もちレーサー製作は西田モータース、これから行われるマシンの細かな仕上げの方向付けを探る上でのサーキット走行なのだ。

F1010211_2 でもね、この画像を見てください、丁度サーキットに届けられ雪洲されたマシンを眺めるオーナーふりゅっげさん。この時ロードスターを眺める目(まなこ)がメガネの奥で新造人間キャシャーンのオープニング時の「ピキーンッ!」の効果音つきで光ったのを私は見逃しませんでした。(効果音を知りたい方はここをポチッと→)「これからどうお友達になっていこうか・・・どんか感じに仕上げていこか・・・(ニヤリ)」といったところなのでしょうか。

 BMWにこだわりを持たれておられるふりゅっげさんを例にとらせて頂いてお話しましたが、西を中心にレースをやっている私の目から見ますと、つくばのこのレースは出場車輌がバラエティーに富み、オーナーさんのこだわりがそこかしこにあふれていて、パドックを見ているだけで楽しいんです。バイク好きにはたまらん空間が出来上がっています、百花繚乱とはこの事ですね。

 MAX出場車種を紹介すると、DUCATI水冷系は888、916、999、1098がいて、空冷系は現行のDS、SSやSL、パンタ、PASO.。GUZZIはループフレームのアンバサダー、LeMans系では丸ヘッド、角ヘッド、現行のブレヴァ、マーニではオーストラリアの4V・OHCと角ヘッドのOHV。BMWは75、80、90、100、1100、1200、ニコ・バッカーフレームのバッカー・カンガルーも来ています。そしてビューエルやアグスタ、ハスクやKTM、トライアンフもいます。

 旧車クラスのL.O.Cとなるともう大変。じっとしておられません。

 ハンドチェンジのハーレーやサンビーム、ヴェロセット、ノートン、AJS、マチレス、トライアンフ、トライトン、BSA、シーリー、DUCATIのシングル、アエルマッキ、GUZZI、BMW、エインスト・デグナーの駆った東ドイツ時代の2stマシンの雄、MZのレーサーや小排気量の宝石ファンヒーン・クライドラーもいます。国産勢ではホンダの72、CB、ヤマハのYDSやTA125、スズキのGP125やブリヂストンのファクトリーレーサー・・・(*゚∀゚)=3ハァハァ タマラン

 サンデーレースでこのような多種多様なマシンが集まる、やっぱりつくばは違いますね(ちょっとくやしい)・・・はぅ~(深い溜息)

 実を言うと今年は仕事やプライヴェートが何かと忙しく、レースに対してちょっとテンションダウンな一年でした。今回のMAXの自分のレース結果はクラッチが滑ってリタイヤでしたが、行って良かった・・・初心を思い出すというか本当に刺激になりました。(一年間つくばをお休みしていたからテンションが下がっちゃたのかな~?)来年は4月の開幕戦(MAXのことね)からバリッと行けるようにマシンと身体を万全にして向かおうと思います。

 筑波レポートはもうちょっとつづきます。

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コメント

私がモトルネ観戦に夢中になってた頃、岡山は同様にお祭り状態でしたよ。ヨーロッパからエキスパート・シングルが3台もエントリーしてきたこともありました。
もう10年以上行ってませんが、今はドウなのかな。

投稿: Ken@PASO750R | 2008年12月 4日 (木) 12時37分

“週末が待ち遠しい”に登場させていただくことがかねて
からの「夢」だったので、とても嬉しいです。

ただ、よりによってマシンに向かって立ちションしている
写真を撮られていたとは・・・。 恥ずかしいです。

投稿: ふりゅっげ | 2008年12月 4日 (木) 23時05分

Kenさま
あの頃は・・・このオーバー&ドイツから遠征組のピットに蟹差し入れしよな。
SOSヨーロッパチャンピオンの鈴木誠さんが前日、へべれけに酔っ払って・・・あぁ、なにもかも懐かしい・・・(沖田艦長)
今はあの頃とは違うのは確かです。
でも、どうちがうのかって事をまだ上手くかけません。

ふりゅっげさま
>かねてからの「夢」だったので、とても嬉しいです。
またまた~そんなお尻がくすぐったくなるような事を言わんといてください。
いつ見ても綺麗にされているマシンの状態、ゼッケン色が出場レースで変わっても同じフォントの同じ#22。おもわず「趣味だねぇ~」と呟かずには居れません。BMWとMOTO GUZZIというマシンの違いこそあれ、マシンに対するこだわりに、私のそれと同じ匂いを感じるのです。

立ちションポーズは走行前の柔軟体操中に何枚か撮らせていただいた中で、ふりゅっげさんの格好、モンタナさんの視線がからみ面白そうな画になっていましたのでそれを使いました。
「立ちション」と見立てていただけると、私の作戦成功です。

投稿: 松永 | 2008年12月 5日 (金) 08時55分

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