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2008年10月 7日 (火)

個人的にメキシコ祭継続中

 昨日はKenさんのリノ動画に「なんじゃこりゃ~!!」と大感激して、その動画の紹介エントリーを書きましたが、その傍らルチャ、テキーラとちょっと前から続いているマイ・ブーム、メキシコ祭はマダマダ続いております。

 で、コメント欄に書きましたとおり、メキシコ=マヤ文明って事で、ユカタン半島のマヤ文明を舞台にしたメル・ギブソン監督映画「アポカリプト」観ました。

 いや~色々な意味で凄い映画です。最初から凄いテンションが最後まで延々と続きます。

 メル・ギブソンはCGが嫌いらしく、太陽のピラミッドとか建てちゃっているし、もちろんその最上段ではマヤの残酷な生贄の儀式のシーンも、げっぷが出るほど出てきます。

 歴史的に「これはいかがなものか」って思うシーンも多々あれど、ハリウッドの娯楽作品なので細かい事を言うのは野暮ってもんです。ただハリウッド作品であるにもかかわらず、英語台詞ではなく役者が喋るのはマヤ語(前作「パッション」のアラム語同様、私は同じく俳優監督:ケビン・コスナーの「ダンス ウイズ ウルブズ」の影響(対抗心)を感じずにはいられません )、また過度な残酷表現ゆえ間違いなくレイティングが掛かかる等、決してメジャーなヒットを狙った映画とは思えないんです(くどいようですが、「ハリウッド映画なのに・・・」)。

 人により好き嫌いのはっきり分かれる作品ですが、すかしていない「HIHO万歳!」な成熟した映画ファンの方々のには、十分に楽しめる映画だと思います。出てくる俳優の殆どが「ふんどし一丁」で画面を縦横無尽に走り回るところなんて「300」路線そのままです。(私の言いたい事がこれで解りますよね)言わばメル・ギブソンの妄想が暴走したユカタン半島を舞台にした映画なのだ。

 妄想大魔王と呼ばれているこの私が、こんな映画の素晴らしさを認めんで誰が認めよう!

 作品鑑賞後の風呂上りに、鏡に写った自分裸体を見ていて、左肩にあるツベルクリンの判子注射の痕を見るなり「まるで劇中のマヤ人の瘢痕模様みたい」と、マッパで無刀のまま何故か剣術の型を始める感化されやすいコマッタチャンなのだった。 

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