バランス取りに裏技なんて無いのだ
今日は午前中を使って、今ロシナンテ履いている、ライディングラップしただけ(涙)のほぼ新品タイヤを、これから行うであろうコソ練のため、二時間半練習に使った使用済みタイヤに履き替えたのです。
朝一で車体から前後輪を外し、使用済みタイヤと共にハイエースに積みます。休日の会社へ行き、土曜日出社番の車両部へ挨拶をしてタイヤチェンジャーを借り、タイヤの組み換えです。
組み換えが終わると、家に帰り、事務者でCATVのケロロ軍曹横目にバランス取りをしたでありますっ。
前に比べるとずいぶん時間を掛けないで、できるようになりました。でも今回はそれで終わっちゃダメ~ッ!!!
この夏の事です。
茂木の土・日二連荘の七耐で何度タイヤサービス往復したか・・・でもね、これもただピットとサービスを台車を押して往復しただけじゃないのだ。門前の小僧~ではないですが、「なにか技を盗めないか。そこはそうやってやるのか~」と、タイヤサービスの方の作業をじっと観察していたのです。ちなみに茂木のピレリのサービスに何度行っても、ほとんど一発でバランスウェイトの重さを決められるのでついつい「どうして重さの違いが一発でわかるんですか?」と私は問わずにはいられませんでした。すると「10gなら10g、15gなら15gの回るスピードがあるんです」と、なるほど・・・って言うには簡単ですが、やってみるとわかりますがそう簡単に一発で決められないです。
話を戻して、自分のバランス取りです。バランスを取り終えて「おわったーっ(By力石 徹)」と、ホイルを車体に・・・ちょっと待った~っ!!理系の私ならば、ここで茂木のサービスの方のありがたいお言葉をデータ化しなければと思い、5g、10g、15g、20gと5g刻みのウェイトとストップウォッチを持って、ウェイトをホイルリムに貼り付けアンバランスにした時のタイヤが90°回る時間は何秒なのか計ります。
そして、その時間をメモメモ。このバランサーを使ったときのデータを収集、これがタイヤバランス取りの「明日のためのその一」です。
何事も裏技なんて無いのだ・・・地道なデータの積み上げこそ万事物事の基礎。
正攻法でいきませう。
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