中身が気になる今日この頃
この前のエントリーにて、豚ちゃんの解剖模型を買ったことを報告いたしました。
この週末、フジ・スピードウェイの走行会が雨で中止となり、さっさ鳥取へ向けてトランポを走らせている時のお話。
「そのお話で、何故に解剖模型の豚ちゃんの前振りがいるの?」そう思わずに続きを読んでください。
道中、雨が降ったり、止んだり、降ったり、止んだりと、結構こういうシチュエーションって昼間でも目が疲れますよね。ただ今、豊田JCより伊勢湾岸道~新名阪と初めて通る気持ち良い高速道路、モトラボロから出発して、休憩を取ったのは給油のため浜名湖SAで停まっただけです。ここらでちょっと休憩しようと土山SAに入り、SA内のコンビニで飲み物を買っている時にヤツと目が合っちゃいました。
近畿地方限定の携帯ストラップ、ご当地解剖図鑑No.49近江牛。
いや~、この解剖牛ストラップ、何が凄いかって、小さな文字で肉の部位の名前が書いてあるのです。
ちなみにブリスターパックの底紙が折りたたまれた近江牛図解というインストになっていて、肉の部位の説明が事細かに書いてあります。
イィッ!!解剖物、今、キテイルのかっ!そうなのかっ!!ちなみに携帯ストラップとしては、少し大き目なのが玉に瑕。
「あのな・・・いい加減このような生き物系のカットモデルはグロいちゅーねん」とか言われそうな雰囲気がネットワークの回線を通じて感じてしまうスキャナーズな私。
そんな方々向けに、私のとっておきのお宝を自慢方々お見せしましょう。
GUZZI馬鹿だけに、PROTAR 1/6 MOTO GUZZI V850 Calfornia。持ち主がその気になればカットモデルにだって出来る、中身まで用意されている模型です。
「中身まで?」って声が聞こえてきそうですな。
こういうことです。エンジンも、クラッチも、ブレーキもライトも、オイルポンプもギアボックスも、キャブレターも・・・とにかく実車と同じパーツ構成。違うのは素材がプラスティックである事と、大きさが1/6である事だけなのだ・・・イヤイヤ一つお伝えしなければならない事がありますね。この模型を設計された、天才模型設計士の岡部さんが、この完成品を社長のプロヴィーニに見せた時のお話です。
この模型をじっと見るプロヴィーニそして開口一番「ココまで作ったのにどうして排気サイレンサーの中身を作らなかった!」と、再現されていなのはサイレンサーの中身だけという、GUZZI馬鹿にはたまらん驚愕の作りなのです。まさにイタリアの情熱と日本の職人技が結晶された奇跡の模型なのだ。
勿体つけましたね。箱の隅や横にある、細部写真をクローズアップにしましたのでご覧あれ。
ね、すごいでしょう。
「何で作らないんだ?」って・・・マジでもったいなくて。設計図一つとっても岡部さんが一つ一つ烏口で描いたと聞いていますから・・・その設計図を見たジンさんをして「メカの若い子にGUZZIの構造を教えるのに最高の教材、実車ファクトリーマニュアルの方が画が下手で尚且つわかり辛い」とバッサリ。
梅雨時期の雨の降る日は、晴耕雨読だけでなく、カットモデルを見ながらニヤニヤって言うのはどうでしょう。
そのうちイメージの力が付いて、X線の眼を持つことが出来るかもわかりません。
「そのX線の眼を何に使うつもりだ?」って、それは聞くほうが野暮ってもんです。(ニヤリ)
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コメント
いや~豚も良かったが、近江牛は驚愕!ですね。
しかも、ご当地解剖図鑑No.49?ってことは・・・・
全種類、大人買いしそうな人が私の周りにいます(笑)
プロター良いですね!歪んだフレーム(AJS7R)がポキっと折れたり、いつしかフル・スクラッチになったりして・・
プロヴィーニさんと岡部さん、本当に素晴しいですね。
投稿: zackino | 2008年6月25日 (水) 01時49分
「X線の目」の前後に頭だけ他人の肩に移植して生き延びようとする話もありましたね。
あのころの名優レイ・ミランドはどうしちゃったんでしょう。
解剖ストラップシリーズにはお魚もあるんですよね。グロさはちょっと後退(笑)?
投稿: yo | 2008年6月25日 (水) 12時37分
このプロター凄い!!!
英車もあるのかな~???
投稿: T | 2008年6月25日 (水) 12時54分
zackinoさま
>プロヴィーニさんと岡部さん、本当に素晴しいですね。
個性的といえば聞こえは良いですが、我の強いキカン坊がイタリアと日本に・・・(笑)そんな感じですよ多分。(爆)
yoさま
レイ・ミランド・・・渋いとこついてきますね。
どうなったか気になったんで調べてみれば、ハリウッド俳優の職業病というか風土病というのか、お決まりの肺癌で1986年に亡くなられていますね。
Tさま
残念ながらこのGUZZIのような模型は、他に類を見ない模型です。
プロターだけの話ではなく、模型として最初で最後なんです。
エンジンだけなら、ハーレーのV-TWIN、HONDAのCB750K0のSOHC四気筒、ポルシェのボクサー六気筒、アメリカのV8、MAZDAのロータリーとこのような模型がありますが、車体までって言うと他に見たことが無いです。
投稿: 松永 | 2008年6月25日 (水) 17時29分
>「そのX線の眼を何に使うつもりだ?」
って、私の脊椎圧迫骨折の、治癒状態の確認でしょう?ね??
投稿: クニちゃん | 2008年6月25日 (水) 17時41分
近江牛いいな~
クールです!
投稿: かっぱ | 2008年6月25日 (水) 18時45分
クニさま
> って、私の脊椎圧迫骨折の、治癒状態の確認でしょう?ね??
いえいえ、知らぬうちに埋め込まれた金属片を持つ人を見つけては「この人、宇宙人に攫われたのをわかっているのでしょうか」とほくそ笑みながら考えるのです。
かっぱさま
ココを見てみて。
http://www.asunaro-co.jp/lineup/kaibouzukan/index.html
お好きなものは見つかりました?
投稿: 松永 | 2008年6月25日 (水) 19時10分
雷鳥(冬毛)がわたし的にど真ん中。
投稿: 瓶星 | 2008年6月26日 (木) 06時53分
瓶星さま
NETで買い物が出きます。
商品実家送りで買ってみては。
http://m-f-world.com/?mode=cate&cbid=228162&csid=0&page=2
投稿: 松永 | 2008年6月26日 (木) 14時19分
情報ありがとう。
実は複数のネットショップからの荷物をまとめてこちらに転送するなんて言うサービスもあります。
今度他のものとまとめて買おうかと思っています。
便利な世の中になったものじゃのぉ・・・
投稿: 瓶星 | 2008年6月26日 (木) 19時27分