ぅま~いっ!!
さてさて、この土曜日に赤い車に乗って買いに走った、ヒガシマルの幻のお醤油の味の報告です。
ダウラのマスターが激しくお薦めの「だししょうゆ」。醤油の味が良くわかるように食べ方は冷奴にしてみました。
「冷奴」とくれば「ちょっとジョニりますか」
つーことで、男前豆腐店の「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」を買って来ました。それで冷奴を作り、ヒガシマルの「だししょうゆ」をかけて食そう思うわけです。黒楽茶碗な雰囲気の器に、ジョニーを大き目のスプーンですくって装う。だってこの画像の半分の大きさがジョニーのワンピース。中々そのままでは長さが結構あって普通の器に乗らないのだ。(盛り付けがちょっち汚い)
しかーしっ!この形じゃ本当は冷奴と呼べないよね。
食材を大きく四角に切ることを「奴に切る」って言うらしいんですが、何故に四角く切る事が何故に「奴に切る」のか?って事になると、参勤交代の大名行列の先頭を、槍を持って威風堂々練り歩くのが「槍持ち奴」と言う役職の人なんです。現在、私たちがお正月の遊びの凧揚げの時の「奴凧」に、この奴さんの風俗を垣間見る事が出来るんです。貼り付けた画像の着物をよ~くご覧になってください。四角い紋「釘抜紋」って言うらしいんですが、それが奴さんの半纏に付いてますよね。この紋の形、つまり奴さんの着ている半纏に付いている紋のみたいに切る事を「奴に切る」と言って、奴に切ったお豆腐を、「奴豆腐」とか「冷奴」とよんだみたいなのだ。とまあ、こんな冷奴トリビアをちょっとかませたので、前置きがちょっち長くなりました。
それでは例の「だしようゆ」をかけただけのジョニーを口に入れます。
どれどれ・・・うほっ・・・甘っ(「あまっ」とも「うまっ」とも読んで下さいその両方の意味です)豆腐も濃厚で美味しい、それに塩っぱ過ぎないちょい甘めの旨味がのった風味のいいお醤油が、豆腐の美味さを一層増します。
イィッ!!!
ジョニーの残りのもう半分もソッコーでお代わりです。なんだか当分、冷奴メニューが続きそうなそんな勢い。
このお醤油の作られている龍野と言えば、他の土地の人が聞けば、その押しの強さに、そりゃー恐ろしい感じがする播州弁の本拠地なのですが、その播州弁から受ける印象とは違い、お醤油の美味さから受ける印象は、なんともいえない品の良さがあのです。
モトレヴォ出走の為、東から遠征される方々、ちょっと道草をして、中国道なら安富PA、山陽自動車道なら龍野西SAにて、このお醤油は手に入れることが出来ます。
一度、その手にとってみて下さい。
私を信じて600円を払った暁には、しょっぱいだけではない、甘(うま)いお醤油が味わえる事、請け合いです。
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コメント
いいなぁ・・・おいしい冷奴。
うらやましいぞ。
投稿: 瓶星 | 2008年6月18日 (水) 06時54分
お世話になります。
氏は、本当に色んな事をご存知で、奴さんの行等、大変興味深く拝見いたしました。
我が家では、ひろしま牡蠣醤油にて、豆腐やジョニー製お豆腐を、美味しく頂いております。
週末、天気が回復すると好いですね。
投稿: クニちゃん | 2008年6月18日 (水) 21時20分
瓶星さま
オーストラリアにはオイチイものがいっぱいのような。ラムとか、蕎麦とか、ワインとか、小麦とか・・・
自分で饂飩や蕎麦打ちましょう。
クニさま
牡蠣しょうゆですかそれもウマソー!!
>週末、天気が回復すると好いですね。
ほんとそれだけが気になります。
一様レインの用意はしようと思っています。
へビーウェットなら走りませんが、小雨くらいならタイヤ履き替えて走ろうかと思います。
晴れなら去年下ろしたツナギ、雨なら古いツナギです。
投稿: 松永 | 2008年6月18日 (水) 22時58分