教える事、教わる事
この土曜日は、師の居らっしゃらない稽古をしてきたのですが、今回は私がなぜか教える側?ダラダラやらないで、ちゃっちゃとやるのです。
稽古の内容は、それぞれの技を二度やりながら、駄目な所はそこで何度でも、そして最後にやり直し無しで、五本の技を通して一回、それを打太刀、仕太刀でそれぞれやるのですが、二人だけですと20分と言った所でしょうか。
しかしこの土曜日の暑さ、半分の稽古だけで、お互い汗がブルブルなのだ。
先週の稽古が終わった時、この土曜日の稽古について師が「来週は私は来れないけど、やるんだったら、お互いでやってみれば(ニヤリ)」の(ニヤリ)意味がわかりました。
「教える立場になって、教えられる事がある」って言う事なんです。
師との稽古との時「自分が注意されていた事はこう言う事か・・・」もうね本当に良くわかるんです。
注意しながら、私が注意している稽古相手に、自分自身を重ねてみるのです。「教えている立場だけど、私もちゃんと出来ているか」と。
お稽古事は、教えられる側、教える側、どちらも本当に難しい事なのですね。
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