やっぱりこういったものは値段が張りますな
昨日は仕事後、剣道具屋さんに行きました。
演武用の上等な稽古着を購入するためです。
2週間前、道場の更衣室にて・・・
度重なる洗濯で藍の色が落ちて、すかっりストーンウォッシュ状態になった私の稽古着を見ながら山本君曰く「松永、今回の京都用に演武用の綺麗な稽古着買わないと」
私「ヤッパ不味いかなこれじゃ・・・」
山本君「う~ん、これからの事も考えて稽古用と演武用を持っといた方が良いんじゃ・・・。今着ているのはこれまで通り、稽古の時に使えば良いんだから。ちなみに稽古着で一番良いのは10000番って言うのだけど、着心地を考えたらその下の8000番がお薦め」と聞きましたので、10000番がどうで8000番がどうかなんて事はまったく考え無く、とりあえず山本君のお薦めだからと言う理由だけで、お店の門をくぐり「8000番の稽古着下さい」と言ってしまった訳なんですが、言った後、その値段の凄さに驚いた。
ちなみに自分では知らなかったのですが今使っているのが5000番、上下で25000円程だったと憶えています。それが二倍を超えるお値段に!!!
変な汗が出ます・・・横からお客様で来られていた県の偉~い剣道の先生が「雖井蛙流の人なんだから、まけてあげるように」とお店の人に・・・すると結構まけてくれました。
剣道の先生&お店の人、ありがとうございます。
そうは言っても、モトレヴォに出るくらい(ツインのロッジ代込)のお金がペロッとなくなっちゃいました。想定していたより10000円多めに出費です。
習い事とか嗜みの物は値段が張りますのぅ~。
今回は白い糸の刺繍で名前を入れてもらいます。
週末くらいに入荷するとの事、週末は藍を落ち着けるために洗濯日ですな。
「馬子にも衣装」にならないように、中身の技もあと三週間で磨くのだ。
素振り、素振りっと。
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コメント
あっぱれです。セレブ買い(笑)。
値段を尋ねないで「ください」って素晴らしい。
安物買いの銭失いこそ戒めねばなりませんね。
職人さんの仕事が凝縮されているんでしょうね、その稽古着にも。
たまたま居合わせた、その偉い先生も粋な方ですなぁ。
投稿: yo | 2008年4月 9日 (水) 12時16分
yoさま
>セレブ買い(笑)。
そんな、「お~ほぉぉぉぉっ!」てな感じの買い物して無いです。(笑)
今考えると。
8000番÷5000番=1.6 1.6×25000円=40000円
と、ならない所が凄いですよね。つーか物事、そんなモンじゃない。
それでは説明しよう。このエントリーに書いたように匠の技の価格は、比例増加ではなく、手が込めば込むほど対数増加で増えていくのだ。(by富山 敬)
投稿: 松永 | 2008年4月 9日 (水) 17時13分