この予告編はいったいなんなんだっ!
昨日、この映画の予告編を目にして以来、映像美とコンセプトにヤラレっぱなしです。
輪切りの生きた馬のシーンが凄かった映画「The Cell」を撮ったインド人監督 ターセム・シンの最新作「The Fall」です。
Appleのトレーラーコーナーにありました。此処です→■(ポチッとな)
皆様には、ぜひ、Hight Difiniton版で映像美を堪能して欲しい。予告編でこんなに胸騒ぎのする映画はめったにありません。場面場面によっては「ダリ」の絵画のようでもあり、「エッシャー」のエッチング版画のようでもあり、酔うような映像美と個性的な登場人物が、「わしゃたまらんよ~」と私の潜在ハクション大魔王人格を呼び起こします。←なんのこちゃ。
ちなみにプロデューサーとして、デッビット・フィンチャーとスパイク・ジョーンズの名前が挙がっているのも、この映画のただ事ではない感じをいっそう強めています。
アメリカ公開はこの5月9日より、日本公開は何時になるのでしょうか・・・・はぅ~。
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コメント
久々に、見ごたえ有る映画らしい映画の様ですね。
ユニオンの生活ため、粗製乱造の続く現在のハリウッドへの挑戦状の様でも有りますね。
エレンディラ、暗殺のオペラ、ラ・パロマ・・・ガルシア・マルケス、ホルへ・ルイス・ボルヘス、あ~色々思い出してしまう映像美ですなァ~
CGアニメはお腹いっぱいです!
投稿: zackino | 2008年4月15日 (火) 01時32分
オフィシャルサイト
http://www.thefallthemovie.com/
ギャラリーの写真とかもヤバイですな。
投稿: zuka | 2008年4月15日 (火) 03時24分
zackinoさま
でた~ラテンアメリカ文学!!って私も好きなんですけどね。
このBlogの左にある検索エンジンでガルシア・マルケスとかで「このBlog内で検索」かけると、随分前のエントリーが出てくるかと・・・
>ガルシア・マルケス、ホルへ・ルイス・ボルヘス
ここに「蜘蛛女のキス」の著者、マヌエル・プイグが出てくると私的にはたまらん事になります・・・?
映像美で眩暈がするほど陶酔した映画は「ロスト・チルドレン」を最後に観ていないような気がします。
何気にTheFall期待しています。
zukaさま
>ギャラリーの写真とかもヤバイですな。
ヤバイよね。
青い空に真っ白なシルクの布、それに包まれた屍から染みていっている真っ赤な血。
ビジュアルイメージ的にたまらんもんがあります。
このスチールを見ながら、デビッド・リンチの“ブルーベルベット”の冒頭のシーン、真っ青な青空に真っ赤なダリアの花、地下を蠢く大量の虫・・・蟻が群れている切り取られた耳。
このシーンを思い出しちゃいました。
投稿: 松永 | 2008年4月15日 (火) 12時22分