山よオラに元気を!
これまで二ヶ月間、ずっと土曜出社だったので流石に限界です。昨日は休ませていただきました。
会社は休みでも、プライヴェートは休みなしって言うか、リフレッシュのため、同業他社の方と共に、その方所有の山に山菜を採りに入りました。
狙いは「こごみ」「タラの芽」「フキノトウ」「葉山葵」「ワラビ」です。
高枝切りバサミに、剪定バサミ、鉈、ロープ、梯子、軍手に地下足袋、後はゴアテックスの作業ジャンパーを羽織りいざ出陣です。
朝の山の中は肌寒いのですが、息を吸うと気持ち良い、花粉症の方には大変な季節でしょうが、この時期の針葉樹林はフィトンチッドの影響かリラックスさせてくれます。
ゆっくりとしたペースで先ずは「こごみ」の出るポイントへ。「こごみ」って言うのはシダの仲間の植物。葉が前のめりにこごんでいる感じで丸まっているため「こごみ」と呼ばれています。現地に着けば、あじゃー三日遅かったですね。この二・三日の雨で一気に大きくなっちゃています。注意深く、まだ成長しきってないものを選んで採っていきます。三日前なら株ごとバッサリ収穫できたのに・・・。その後山葵の自生地へ、ここは花山葵の蕾が沢山、これを醤油漬けにしてお茶漬けの薬味にするとたまらんのです。
このポイントでの収穫が終わると、次は「タラの芽」と「フキノトウ」のポイントへ、ポイントと言っても、山の林道を初めからドン詰まりまでの徒歩で登りながらの収穫です。「タラ」は切り通しになった斜面に生えるパイオニア植物の一つなのだ。タラの芽って言うのはそのスプラウト、つまり新芽を狙っているのです。それをロープを使ったり、高枝切りバサミを使ったり、それでも届かない時にはロープを掛けて高枝切りバサミの届く高さまで木を曲げたり、沢に向かっての急な下り坂では梯子をかけて下ったり。と、林道を登りながら目線を上へと下へと注意しながらの進軍です。「ポイントマンは私、バックアップはあなた」ってな感じで。
注意をして足元を見ると、道端には「ワラビ」がちょぼちょぼ生えています。フキノトウは標高の高い頂上付近に、まだ小さくて花が咲いていない食べごろのヤツが、未舗装の林道の路面にいっぱい生えていました。
登山をかねた丁度良い運動。額に汗が流れます。でもね気持ち良いんですよ、この次期の山に入るのって。深呼吸すると本当にリフレッシュされて日頃のストレスや疲れが本当に癒されるのです。本当ですよ。
山の神様の恵みも、狙ったものが一通り採る事ができました。ありがたや。
これが今日の収穫の私の分け前です。タラの芽は人気で、この画像は結構友人に配ってしまった後なんです。
今日のメニューは、てんぷらとオヒタシとお茶漬けですね。
昨日は、久々に実戦的に身体が動かせた気がします。
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コメント
イイですねぇ、山
私も3週間ほど行ってないのでもう気が狂いそうですよ
まぁ山と言っても攻める方なんですけどね・・・
投稿: 番長ドリー軍曹 | 2008年4月13日 (日) 09時08分
番長ドリー軍曹殿
ヤマハメイトで山!!
言ってみただけです。
本当にしないで下さい。
ただ、原付で行く下道長距離ツーリングは楽しいと思います。
ぶっ飛ばしていると見落としている、周りが良く見えるから。
煮詰まった時、リフレッシュにどうでしょう。
投稿: 松永 | 2008年4月13日 (日) 20時28分
遠い昔、まだ八王子に住んでいた頃、GAGで真冬に本栖湖に行ってきたことがありました。 凍った路面と、死にそうな寒さ・・・ばかかりしころのおもひでですな。
ああ、タラの芽の天ぷら食べたい・・・
投稿: 瓶星 | 2008年4月14日 (月) 19時42分
瓶星さま
タラの芽よりもオーストラリア名物、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)のポタージュ食べた?
グリセリンいっぱいで甘い(「グリ」ってラテン語で甘いの意)って聞いています。
お試しあれ。
投稿: 松永 | 2008年4月14日 (月) 21時34分
む、虫は勘弁・・・
食わず嫌いの代表格です。
蜜をたっぷり蓄えた蟻とか、アボリジニの伝統的な食べ物もあるようですが、わたしには無理ポです。
タラの芽もそうですが、身近な食材としてゴボウも無いんですよねー。
冷凍品ならどっかにあるらしいのですが・・・
投稿: 瓶星 | 2008年4月14日 (月) 22時20分
瓶星さま
>蜜をたっぷり蓄えた蟻
私、コレの踊り食いやってみたいんよ~。
アボリジニ人がやっていた映像を見たことがあって、美味そうだった。
たしか、ミツツボアリだったかな。
蜜の甘さと、蟻酸のすっぱさが相まって、なかなかおつな味だと言いますが。
投稿: 松永 | 2008年4月14日 (月) 23時57分