行って来ました、セントラルサーキット、やってきました無茶士さんのマシンの慣らし。
それにしても、ちょっと寒いです。
朝一、サーキットに着くとかっぱさん参上!開口一番「あれ?カウンタックマンの衣装は?」って、そのお話はジンさんに内緒でお願いしますよ~。←なんのこっちゃ。
そしてコレがかっぱさんのマシン(正確には奥様のマシン)!!ほぼノーマルのエイプ100、なんと男らしい!その心意気は、まるで魁!男塾の塾生のようであります。
無茶士さんを待ちながらパドックをプラプラしていると、またまたモトルネな方を発見。京都の999使いのBE-TRECさん。今回はカワサキのKSR改で走りに来られています。しかもこのマシン、我々TEAM MAGNUM以上にただ事ではありません。独り言ですが「このマシンのためにオーリンズの125のGPフォークが・・・」あぁ・・・独り言なんですけどね。
うーむ!かっぱさん、BE-TRECさん、無茶士さん、この三人に共通する項目は、DUCATIの水冷使いって事です。DUCATIの水冷使いの方々はオートバイに乗っていないと死んでしまう、今や珍しい絶滅危惧種の方々のようです・・・。←ウソです。
そんなこんなで無茶士さんも参上!トランポからマシンを下ろし、主催会社サイドポンツーンさまのピットに入れていただきます。我々のNSFと比べると、サイドポンツーン社所有のドリームレーサーは、ずいぶん普通のモーターサイクルに見えますよね。
そして我々のマシン横、ドリームの反対側には、およそミニモトとは言い難いこんなマシンがいてはります。←なぜか京都弁。
な~ぜ~。(笑)
それでは一本目の走行です。ちなみに慣らしなので、この走行枠の私の走行では、レヴリミットは8000rpmです。
あ~結構ストレス溜まる~結構軽く吹けて、直ぐにレヴリミットに当たってしまいます。セントラルの名物、600mのストレート二本が恨めしい・・・半分くらいで6速8000rpmなんです。
それでも走っていると、シフトアップの時にギアを蹴られて上手く入らなくなりました・・・ろっ!!な~ぜ?丁寧にシフトするも、やっぱり蹴られます?自分の走行を終了し、無茶士さんにハンドルをゆだねます。すると無茶士さんも直ぐピットインです。走行中、シフトリンケージが脱臼しちゃったみたい。コレがさっきのシフト異常の原因だったのだ。
急遽、脱落したネジ孔に別のネジを締めてピットアウトです。走行終了後、マシンを観察すると、オイル受けのアンダートレー内に脱落した長ネジがいました。よかったよかった。このネジを使ってちゃんと直し、二本目に備えます。
二本目は10000rpmまで回してよいとのこと。先ほどのシフトの異常も全く無くなり、楽しい走行・・・じゃなくて、うわっこわっ!!スピードが上がってくると、路面の荒れでバンク中に後輪が横っ飛びします。「ズリッ」って滑るんじゃなくて、ギャップを乗り越えて「バンッ」って。特に怖いのが裏ストレートが終わった後の上りの右コーナーと、立体交差の右コーナー、あと最終のヘアピンコーナーが路面が凄く荒れていて、マシンが結構跳ねます。こんな時、反復横跳びを思い出す私。
ピットインし、「特に異常なし」と報告し無茶士さんとライダー交代。無茶士さんの走行をストレートで見ていると、身体伏せ伏せで、慣らしとは言え「なんちゃらモードのスイッチ」が入っちゃてます。
無事に二本の走行枠が終わり。私と無茶士さんのお仕事はオシマイ。三本目はサイドポンツーン横部代表と、かっぱさんによる、我々のチームマシンの体験走行なのだ。
三本目は走行の前に、ルマン式スタートの練習があります。やっぱり耐久はオギノルマン式に限ります。
皆さん走っています。自分の足で。
さてさて横部代表が走り始めました。私と無茶士さんによる慣らしもほぼ終わり、横部代表とかっぱさんのレヴリミットは12000rpmまでOKとなっております。結構思う存分マシン性能を堪能できるはずです。
早速、横部代表がとんでもないタイムで周回を始めました。結局1分48秒177でピットに帰ってこらました。
次はかっぱさんです。
最初から速いです。行きますかっぱさん、さすがモトルネ・マスターは伊達ではありません。交代から三周目1分48秒163で横部代表のタイムを塗り替えます。
ピット内モニターでそのタイムを凝視する横部代表。「スイッチ~オン♪」彼の横にいた私には、キカイダーの主題歌のさわりが空耳で聞こえた気がします。走行枠の残り時間が後僅かなのに脱がれていたヘルメットの準備をされ始めています。あ~あ~あ~この人もう一度走る気です。
かっぱさんがピットイン、すかさず横部代表がハンドルを受け取り、再びピットアウト。物凄い勢いです。げっ、いきなり1分46秒515、この日の走行しているチームの中で一番時計!!!主催者が、並み居るお客さんを差し置いて一番時計って!
「やっちまったなぁ~」
その一部始終をコントロールタワーで見ていた、サイドポンツーンの神吉さん、タワーの窓越しにあきれ顔で「・・・黒旗出しましょうか」とか言い出す始末。(爆)
黒旗に#11の番号が出ればネタ的にオモロイので出る事を期待しましたが、それよりも前にチェッカーが出てしまいました。
しかーしっ!この最終ラップ、怒涛のタイム1分45秒893をたたき出し、ピットへ意気揚々と帰ってくる横部代表。ホンマにぶっちぎりの走行会一番時計です。
かっぱさんは「12000rpmのレヴリミットちゃんと守ってます?絶対守ってないですって、あの人」と、納得のいかへん感じです。
こんな感じで、この度のミニモトルネ練習走行会は終わっていったのでした。
最近のコメント