Forza Bertone!
ただ今ヨーロッパではジュネーブモーターショー真っ盛りです。
ココで松永的に気になった車と言えばこれだ!!
カロッツェリーア・ベルトーネのデザインによるステディモデル“Alfa Romeo B.A.T 11”なのだ!!!
Alfa Romeo 8C Competizioneのコンポーネントを用いて作られております。
B.A.Tちゅーても別にBATMANのBAT Mobileを意識している訳で無く(少しはしたかも)、イタリア語でBerlinetta Aerodimnamica Tecnica(空力技術のクーペ)の頭文字をとってB.A.Tなのだ。
1953~1955年に掛けて発表された古のB.A.Tシリーズ。左からB.A.T 5、 7、 9末尾の数字が奇数なのはこのB.A.Tシリーズのお約束、今回のモデルは9の次だから11なのだ。
これらB.A.T 5、 7、 9のデザイナーは、この時ベルトーネに在籍していたフランコ・スカリオーネ御大、他にはAlfaの33とかSSが彼の仕事です。空力を重視したが故の結果、フロントとリアのオーバーハングの長~くなっているのが市販車のSSにも引き継がれているのがわかりますよね。
ゲテモノと言われる方もいらっしゃいますが、私好きなんです。特にB.A.T 5が。だってカラーリングめちゃめちゃかっこいいでしょう。ガンメタの外装にカーマインの内装。たまりません。
そのB.A.Tがほぼ半世紀振りに帰ってきたのです。(ジーン涙)
しかし、喜んでばかりいられません。
実はカロッツェリーア・ベルトーネ、今年の一月に破産手続きに入っているのです。どうなるベルトーネ!!私はこのイタル・デザイン界の老舗中の老舗が、どうなっていくのか気が気じゃないのです。
そんな状況の中での今回のジュネーブショー出展。
このB.A.T 11の画像をNETで食入るように凝視しながら、「ベルトーネ頑張れ!」と極東の地より祈るしかないのです。
しょっぱいなぁ~。(グズン)
Forza Bertone!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
B.A.Tシリーズの復活は嬉しい反面、破産手続きとは・・・ム~ンな気持ちです
B.A.Tシリーズはその時代の流れがよく見えますね。だからこの11は5、7と比べ分かりやすい感じに仕上がっているのでしょうね。
私個人では7のバックスタイルが好きですね。
しかしこの11、モントリオールの流れに見えてくるのは私だけ?
まぁ流れといえば流れかな(笑)
投稿: 番長ドリー | 2008年3月 7日 (金) 12時30分
番長ドリーさま
ほほぉ~B.A.T7ですか。
一番有機的で女性的なボディラインを持つB.A.T7のバックスタイルがお好きですか。ニヤリ
>しかしこの11、モントリオールの流れに見えてくるのは私だけ?
確かに、眠たい系とかアンニュイ系と呼ばれるお目々周りのデザインですよね。
ちなみに同類には、マセラティ・ギブリ、ランボルギーニ・ハラマがいます。
投稿: 松永 | 2008年3月 7日 (金) 21時22分
確かに
マセのギブリは同類ですね
ランボのハラマは・・・ニヤリ
投稿: 番長ドリー | 2008年3月 8日 (土) 09時18分