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2008年2月10日 (日)

兵糧攻め

 昨日、気になるニュースをTVで目にしました。

 8日のシカゴ商品取引所で、小麦の先物の3月渡し価格の終値が、前日比0・30ドル高の1ブッシェル(約27キロ・グラム)=10・93ドルと過去最高値を更新したもようです。

 アメリカの穀倉地帯グレートプレーリーでは土地の疲弊により、年々農作物の収量が落ちてきていると伝え聞きます。それに輪をかけて、現ブッシュ政権が行っている、石油&穀物メジャーに配慮したトウモロコシ由来のバイオ燃料推進政策の影響で、食料としての穀物を作付けするよりも、この燃料用のトウモロコシを作った方が良い収入を得られるため、結果アメリカの大規模農家は、人間が食べる穀物や、家畜用飼料の減産し、燃料用のトウモロコシの増産いう結果を招いてます。ここに昨年よりの世界的な小麦の不作がプラスされ、更なる先物価格の上昇と相成った訳です。

 既に、食料輸入国となり、見た目は経済絶好調の中国、片や経済も駄目、食料自給率40%を切る我が国は、市場で食料を今まで通り調達できるのでしょうか?

 もう十年前になりますが、TV東京系で放送していたリアルロボットアニメ「ガサラキ」の作中に、アメリカによる対日穀物禁輸政策(穀物モラトリアム)の発令により、日本国内が騒乱状態になる・・・そんな話がありましたが、放送から十年経った今、このアニメが絵空事に思えない私が居ます。

 このニュースを目にして、益々これからの国の先行きが見えなくなった週末となりました。

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コメント

riceball
摂取カロリー40% 消費エネルギー20%でも十分生きていけます。
最低所得 最低人口の鳥取の将来は明るい。(冬場は厳しいけどね・・・。
陸の孤島 紀州もやっていけます。

買出し列車 今日は動きます って感じでしょうか?
イイのとチャウ?

投稿: 無茶士 | 2008年2月10日 (日) 08時26分

人造蛋白の開発も頓挫。アメリカ、EU、アジア諸国の輸出制限。

わずか30日分の食料備蓄に切羽詰った日本政府は再び泥沼の開戦に踏み切る、、、、。

だが今回の目的は「積極的同化」、すなわち食料として敵を捕らえるという、実に切実にして凄惨な底なし沼の戦い。

投稿: yo | 2008年2月10日 (日) 09時16分

無茶士さま
>最低所得 最低人口の鳥取の将来は明るい。
駄目でしょう。
過疎化が進んだ地方の最たる鳥取では、農家の高年齢化による、耕作放棄地もどんどん増えてきています。
一度荒れた農地はそうそう元には戻りません。
それと、低所得が招く1円でも安くの考えより100円ショップ、業務スーパーが幅を利かせる土地柄、私には「地産地消」の言葉は絵に描いたもちに見えます。

yoさま
あ~あ~こうなったらまるで、アメリを撮ったジャン=ピエール・ジュネの映画「デリカテッセン」の世界のようじゃないですか。
PTSDをブロックするために、「かちかち山」みたな童話を作って生活・・・そんな未来ぜったにイヤだ。

投稿: 松永 | 2008年2月10日 (日) 11時04分

moneybag
世界の玉蜀黍 麦も連作で先が見えています。

前述の条件 今の生活のまま ”北”状態への突入を意味します。
電気・水が途絶え エレベーターの動かない都会の高層マンションの住人が 農家に物々交換用のブランド品を持って買出しに回る という姿です。

親はそうして大きくしてくれました。
ほんの 60年前の話です。

投稿: 無茶士 | 2008年2月10日 (日) 15時26分

マグロもサバもカニも今に日本では食えなくなる時代がくるでしょうね。

投稿: VCE | 2008年2月10日 (日) 17時36分

マグロはメチル水銀のおかげであまりはじめるでしょう・・・食べれないのには変わりませんが・・・

現在世界の食料庫の一つである大陸におりますが、湖がたくさん消えたりしているようです。
そうかと思えば洪水の被害が出まくっている州もあるようですし。
いろいろ怪しい現象が起きております。
自分の居るところでは、何も変わった様子が見えないのがいっそうブキミです。
日本向けの小麦の不作によるうどんの値上げに続いて、次はいったいどんな影響が出るのでしょうか・・・

投稿: 瓶星 | 2008年2月10日 (日) 19時45分

無茶士さま
> 前述の条件 今の生活のまま ”北”状態への突入を意味します。
あ~書かれちゃいましたか。
私、寸止めで書くのやめてたんですこの事。
それでは私も毒を吐かせていただきます。
実際、我が国は表向きは自由主義をうたっていますすが、その実態は中国もびっくりするくらいの社会主義体制ですもんね。(何でも低いレベルに皆を合わせようとする「負け犬天国」とも言う)
何時そうなってもおかしくないです、はい。

VCEさま
まあ、そんな事は無いと思います。
バブル前には、今みたいな頻度でマグロもカニも食べてなかったと思います。(子供の頃の記憶)
年に二・三度ハレの時に食べれば良いんです。
サバはこちら方では、初秋の頃、突堤からのサビキ釣りで釣れます(鰺の外道として)ので、流通がちゃんとしていれば近海物があるような・・・?そんな気がします。

瓶星さま
大型回遊魚のメチル水銀については、例の反捕鯨団体と根っ子を同じにする科学者ラインから出ているプロパガンダと言う話も伝え聞きます。
どちらが真実なのか、今の所は冷静になり、曇りなき眼で静観するのが得策と思われます。

説明不足でしたのでココに書きます。
グレートプレーリーの疲弊は、大規模農場の穀物の連作による、地下水をくみ上げた大規模灌漑化によって、地中の岩塩層が表土に現れる塩害によるものです。
収量を上げるための灌漑が、塩を呼んでしまう。やはり人間は足るを知る事が、重要なようです。


投稿: 松永 | 2008年2月10日 (日) 22時18分

今、サバもマグロでは無いですが海外から買い付け業者が
国内のサバを大量に買い付けているのですよ。
買い付け国は中近東。近年、穫れなくなって日本のサバに
白羽の矢がたったようです。
近海物のサバなどは値段が上がっているはずです。

投稿: VCE | 2008年2月10日 (日) 23時30分

VCEさま
そうなんですか。
サバなんて大衆魚だと思っていたのに。(関サバとかは別)
中近東の人はサバが好きなのですか?
知らなかった。肉食系食文化の方々だと思っていました。

投稿: 松永 | 2008年2月10日 (日) 23時50分

>一度荒れた農地はそうそう元には戻りません。
これ、実感・・・。
まだ、我家では他より自給率は高いけど。

投稿: kuwa | 2008年2月11日 (月) 23時13分

kuwaさま

耕作放棄地の再国有地化、その後、農地復活希望者に再分配しかないのか。
そうなると1200年余の時代をさかのぼり、コレしかない。

墾田永年私財法
勅。如聞。墾田拠養老七年格。限満之後、依例収穫。由是農夫怠倦、開地復荒。自今以後、任為私財無論三世一身。悉咸永年莫取。其国司在任之日。墾田一依前格。但人為開田占地者。先就国有司申請。然後開之。不得回並申請百姓有妨之地。若受地之後至于三年。本主不開者、聴他人開墾。

  天平十五年五月廿七日

なんてな。(笑)

投稿: 松永 | 2008年2月12日 (火) 00時13分

bomb
”暫定”食管法制定 米穀通帳復活 配給制。
ニガリ製造禁止!
「欲しがりません クワツまでは」。

ねッ!

投稿: 無茶士 | 2008年2月12日 (火) 08時15分

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