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2008年2月

2008年2月29日 (金)

明日の夕刻、コンサートは如何?(号外)

 二輪仲間で、二輪模型もお友達、最近はNetでつながる筋トレ軍団の東の勇(ちなみに西の勇は言わずと知れた番長ドリーさん)でもあるSUZUKIさんが、コンサートにサックスプレーヤーとして出演されるようです。

 詳しくはSUZUKIさんのHPをどうぞ。ここをポチッとな→

 料金は無料で、日時は3月1日17:00開演、場所は新橋のヤクルトホールです。

 先ほど電話でお話したのですが、ギョーカイの地位もお金もある方々が、大人気ない程の熱の入れようらしく、記念のためにDVD撮り(聞く所によると二枚組み)とかもやっちゃうとの事、「どこのプロのコンサートやねん」ってツッコミが入りますよ普通(いやプロなんですよSUZUKIさんは)。

 でもね、この普通じゃない感じが良いんです。いや~大人が遊んでいるって良いなぁ~。

 「をっ、明日のこの時間空いている」ちゅー東京の方々、如何でしょうか。

 明日は土曜日ですが、私、仕事です・・・。(涙) 

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セントラル・・・あぁセントラル

 この日曜日は、ミニモトに乗るため兵庫県のセントラルサーキットへ行く事となっております。

 今日になって「はっ」と気が付いた。

 「行った事ないし・・・セントラルサーキットってど~こ?」←気が付くのが遅い。

 さっそくサーキットのHPにて場所を確認!ひょっとして時間的に岡国とあまり変わらないかも・・・高速使うので・・・ちなみに家から岡国は下道ばかり使って2時間弱。

 をぉ、灯台下暗し。

 もっと詳細な地図を手に入れるため、今度はGoogleMapだ!

大きな地図で見る

 これだ!!・・・この縮尺・・・本当に大丈夫なんでしょうか・・・私。

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2008年2月28日 (木)

幼児退行現象

 月末と言う事もあって、昼間の仕事が本当にシャレにならない忙しさ。人がいないと言う事はこんなにも大変なのか・・・。

 数年前までなら、こういったストレスの解消ため、2輪レースに入れ込み、その他には食べる事とか、お酒を飲むことにベクトルが向かっていたように思います。

 今現在、まだ雪がチラチラしている鳥取、二輪なんてもってのほか、最近は筋トレ等もあって飲み食いは自重しているため、そんな風にはならず。行き場のないプレッシャーに自己防衛のための精神的安全装置が働いたのか、違うベクトルへとストレス解消が向かっているとしか思えない昨今。そう、子供の頃の懐かしいものへの執着が強くなっていると言うか・・・「70年代サイコー!!!」とか言って「怪傑ズバット」のDVDにはまったり、Blogを書いている時に「ワイルド7」のDVDがエンドレスでかかっていたり、先日の「墓場鬼太郎」に対する思いもそれに近いのかもしれません。

 そんな昨日の深夜から今日にかけて、エントリー書かないで何をしていたかと言えば、YouTubeで懐かしいアニソンを一人カラオケ状態・・・病んでます。

20080228013428  鉄人28号にいたっては、気分が盛り上がって、オープニング映像と共に、この前買ったリボルテックを取り出して関節ガチャガチャして、ポーズを作って「ガオー」とか言っている始末。ホンマにストレス最高潮ですやん私。一刻も早くサーキットに行ってオートバイに乗らないと危険が危ないヤバイ感じがします。

 幸いにも、今週末は無茶士さんにお誘いいただいて、セントラルでミニモト練習会。エンジンを新規で組まれている模様、慣らし要員として、ほぼ三ヶ月ぶりのサーキット走行をしてまいります。

 ただ、走行中、ヘルメットの中で「ヘヤピン♪ジグザグ♪急カ~ブ~♪」とか歌っている私がいることが想像できるのは、やはり病んでいるのでしょうか?

 最後に、今日の御題「幼児退行現象」を見て「えぇっ!!終に赤ちゃんプレーとかアブノマールの世界に!!!」とか思った方、あなたもちょっと病んでますよ。気をつけて!

 「人は皆、少なからず変態です」by三日月しづか 

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2008年2月27日 (水)

私、今、ハムの人です

 実は月曜日より新しい筋トレメニューが始まりました。

 レースの日付、演武の日付を逆読みでスケジュール作り、ただ今、肉体強化期間、このメニューを始めて一ヶ月経つと、調整メニューとなるのです。

 ちょっと辛い・・・なぜかって、だってエコノミーレッグプレスの最大負荷200kg、はじめメニュー表を渡されてこの数値を見たときに、「何かの間違いでしょ?」ってトレーナー師に聞いちゃいました。

 「大丈夫、エコノミーレッグプレスなので。日頃のあのトレーニングをしている松永さんなら、ウエイト上がります」と言いながら目がちょっと笑ってます。

 マージィー・・・

Hamstring  ちなみにエコノミー・レッグプレスちゅーのは、上向き斜め45°傾いた椅子に座り、その姿勢でウエイトの付いた天板を足で持ち上げるトレーニングです。でも動きが膝を緩めて(曲げるまで行かない。曲げるのは膝屈伸と言います)伸ばす緩めて伸ばす、ほんの僅かな動きなのでエコノミーなのだ。何処に効くのかと言えば、太腿の後ろハムストリングス筋群の柔軟性を上げるトレーニングです。

 60kgから始まって、セット回数が進むたびに20kgづつウエイトを増やしていきます。周りの目も「いくねぇ~、まだいくかぁ~、まだまだいくの?え゛えっ!!」となっていくのが分かります。200kgまで増やした後、クールダウンでその半分の100kgにして、そして80kgココで終了です。

 いやぁ~やれるもんです。私二人分を軽く凌駕するこの重さ、200kgって言ったらGUZZIレーサーのロシナンテ号の半乾燥重量よりも30kgも重いんですよ。それを「ヨイショヨイショ」って動かせるんですから。人間恐るべし。

 このトレーニング後、前屈チェックをしてみると、何の抵抗の無く、掌が床にべったり着きました。強化されながら柔らかくなってる!!いいぞぉ~。

 さ~てこのメニューを一ヶ月頑張るのだ。

 ちなみに欧米で「ハムの人」と言われたらそれは大根役者って言う意味なのです。下手なヤツほどハムレットやりたがるって言う事で。かつてシルベスタ・スタローンが日本でハムのCMをやっていた時の契約で、アメリカ本国に絶対に内緒って言う項目があったとか無かったとか・・・でも、スタローン・・・ボクサーとか兵隊さん限定の人なので、ある意味「ハムの人」なのは間違いない。(笑)

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2008年2月26日 (火)

うぉぉぉぉ!俺は今猛烈に感動しているっ!!!!(号外)

 2月22日のエントリー“地元フジテレビ系TV局に物申~す!!(エガちゃん風に)”にて地元の山陰中央テレビさんに「『墓場鬼太郎』の放送を!」とのお願いを書いておりました。

  昨日家に帰ると、オフクロが「ちょっと前のご飯の時に、アンタが大人気なく『物申ぉ~す』とか騒いでた鬼太郎の怖いやつ、番宣で深夜にやるって言ってたよ」とポツリ。

 !!!!マジですかっ!

 早速TV局のHPにて週間テレビ欄をチェック・・・・あ・わ・わ・わ・わ・・・ありました。

 この日曜日の深夜24:45より放送開始との事。

 ギャアー!!やったー!!!

 私、ホンマに嬉しいです。

 ちなみに本日のNET版の産経新聞にも、“リアルな鬼太郎” 大人に人気との記事が出ていますね。

 山陰中央テレビさま、ありがとうございます。

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Rシリーズの末娘参上!

 去年より無茶士さんのミニモト耐久レースのお手伝いをさせていただいている関係上、それまでならスルーしていた4st小排気量のマシン達が、本やNET出ていると、ついつい目に留まるようになってしまいました。

 「メーカーがやっていることで、何か参考になることは無いか、ポテンシャルアップのために流用できるパーツは無いか」 なんて具合に。

 そして去年の欧州パリショーに、ちょっと気になるマシンがヤマハの展示ブースにあったとの記事を雑誌でチェックをしていたのですが、そろそろNET上では試乗インプレが出始めているようです。

 それはヤマハのスポーツバイクシリーズの「R」の名を冠するマシン。小排気量であっても、リアルスポーツの意気込みを感じる訳です。

2008yzfr1252_3 YZF-R125です。

 フレームはスチール製デルタボックス、アルミ製スイングアーム、エンジンは水冷SOHC4V、気化器はインジェクション&消音されたサイレンサー仕様で15psの力があるようです。リッターあたり120ps!!

 このスペックを見ていると、「インジェクションをキャブにして、抜けのいい排気系つければ・・・、これってミニモト耐久用のエンジンとスイングアームの、良いドナー車両になるな・・・」なんて企んでおられるであろう鈴鹿方面のショップの方々もいらっしゃるよなぁ~多分。(ニヤリ)

 ただもったいない事に、欧州のみの販売で、まだ、日本導入は未定のようです。

 でも、こうゆうの日本でも発売して欲しいよね。

 革ツナギでキメタ女性が、ワインディングをこのマシンでヒラリヒラリ軽快に走っている・・・なんて絵になると思うんですがね・・・西風先生の漫画みたいで・・・。(妄想でした)

2008yzfr125_3  この真横の画像を見ると、フルスケールのマシンのように結構真面目に作ってあるような気がするのです。

 この125ccってのが、欧州では免許制度で10代の若者が乗る事のできる二輪の排気量の上限のようですね。 つまり若人向けのスポーツバイクなのだ。Rossi効果ですね。

 日本導入は何時になるのでしょうか?

 興味のある方は、ヤマハに問い合わせてみてはどうでしょう。そのような行動が、世間を動かすのです。  

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2008年2月25日 (月)

そーとー寝ました

 昨日は寝てばっかりの一日でした。

 朝起きて、そのまま布団の中で本読んで、お昼食べて、友人とサ店に行って、家に帰って昼寝して、そのまま布団の中で本読んで、夜になってまた布団の本読んで・・・一畳で生活空間が事足りた、人間の失格な一日でした。ただ、枕元の本は3冊やっつけました。

 そんな自堕落な生活を送っていたため、真面目にエントリー書く気が起きません。

 ・・・また朝まで寝ます。

 脳味噌リセットです。

 ポッポシャ~ン!!

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2008年2月24日 (日)

後の先であっても先の先

 この前の述べましたように、演武が決まったこともあり、師弟共々、稽古に熱が入ります。

 稽古前・・・

 師「刀とはどう言う道具か、もう一度良く考えてください。突く、斬る。人を殺めるための道具です。さて、西洋のフェンシング等は受けて突くといった、『後の先』が基本となっていますが、日本のそれは『先の先』、初めから斬りに行くのです。それは本来、スポーツとなった剣道であってもそうだと私は思います。我々がやっている流派は一見、形を見ると『後の先』と思われがちですが、しかし実際見えない処で、相手に対してプレッシャーを与え続け、それにこらえ切れなくなった相手を誘い込み、こちらの技にかける。実はプレッシャーを与え続けるという、目に見えない攻撃が技の前にあるのです、気持ち的には『先の先』これを忘れないように」

 ・・・と。

 当然の事ですが、昨日の稽古では、微に入り細に入り注意が入ります。

 外は吹雪いて、板張りの床は凍えるほどの冷たさ、しかしこの形稽古で、私は稽古着から湯気出してます。

 「今、空中の刀に合わせたな!そうじゃなく私の急所を狙って斬って来い。私も君を狙って刀を繰り出す、その結果として空中でお互いの刀が合う、そうでしょう。こめかみを狙って来い。もう一度!」檄が飛びます。

 木剣を握る掌も、汗でべっとりです。

 あと二ヶ月です。

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2008年2月23日 (土)

この週末、日頃の疲れを読書で癒します

 今週がやっと終わりました。

 昨日は、この一週間かけて、私が日程調整、各自の出席要請、場所の確保、お昼ごはんの段取り、人手不足のため何役もこなして準備した私の所属する会社グループのちょっとした会議があったのです。当日の私の議事進行もトチったり、かんだりする事無く、会自体も恙無く終わり、これなかった方々へのフォローも昨日中にある程度済まし「ホッ」とするのと同時に、気が抜けたのか「ぐったり」疲れました。

 久々に目が痙攣しています。

 家に帰ると、ちょっと休んでリフレッシュするためにジムへ。昨日こそはテンポをゆっくり、身体の筋を伸ばすように時間を掛けてホグシです。これぞ初動負荷理論!筋トレ後、再び帰宅し、熱いお風呂に入り心身ともに復活させながら、このエントリーを書いているのです。

 やっと精神的な余裕が出来ました。枕元に買ったまま何冊も平積みにしている本を、読んでいきたいと。実は、今週読もうと買っていたのですが、上記の会が終わった今だから言える事なのですが、こんな私でも、この一週間は精神的な余裕が持てなくて、ちょっと読む気になれなかったのです。

 やっとです。幸いにも今週末は土・日と2日間休みの週末です。

 とりあえず睡眠を十分にとって、喫茶店でお茶をしながら読書を楽しみたい、そんな週末が待ち遠しいのだ。

 枕元の平積みの中の一冊は、この前のエントリーに登場した、モト・ラボロの関戸君のお薦め本なのです。その本の表紙の帯に書いてあることがまたそそるんだなぁ~。

■キング ケニー ロバーツのMoto GPエンジンの設計開発

■F1用V12 3500cc5バルブエンジン

■イタリア MVアグスタ社との仕事

■フジグランドチャンピオンレースエンジン

■F3エンジンの開発

■韓国 大林自動車での2輪エンジン開発指導

■インド LML社での2輪エンジン開発指導 etc

  ねっ、そそるでしょうこれ。

 この2日でじっくり読み込むのであ~る。特に前からその構造が気になっていた、MVのラジアルバルブについての詳しい記述があるのが、知識を補完される感じがしてうれしかったりします。

 報告はまた後で・・・。

 それにしても疲れた・・・もう寝ます。

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2008年2月22日 (金)

地元フジテレビ系TV局に物申~す!!(エガちゃん風に)

 この正月明けから、まだかな・・・もう少しすれば・・・と、待っていたのですが一向に放送する気が無いようなので、山陰中央テレビに物申~すっ!

 この一月から、フジテレビの深夜枠アニメショーンで始まった、大人向けの怖い鬼太郎、水木しげる先生が貸本時代に描かれていた「ゲゲゲの鬼太郎」のルーツである「墓場鬼太郎」。今、このダークな鬼太郎が、視聴可能地区に住んでいるエッジの利いた私の友人の間でちょっとした話題になっているのだ。「原作の水木ワールドがちゃんと表現されていてイィッ!!!」って。

 鳥取県の西、日本海に飛び出した弓ヶ浜半島に位置する境港市と言えば、水木先生の出身地と言う事で、今や水木ロードと言った具合に、ゲゲゲの鬼太郎を観光のキラーコンテンツとして街自体をテーマパーク化して、ローカルで流れる地元のニュースなんかを見ていると、もうホンマに「鬼太郎」で、ご飯を食べている感すらあります。

 なのに・・・その県に、エッジの先っぽを走っているこの話題のアニメ「墓場鬼太郎」の放送が無いちゅーのは如何なものでしょうか・・・それで良いのか鳥取県、いや境港市。たしかに「ゲゲゲ」は夕方にやっているようですが、そんなのは大人な私(精神年齢何歳だ?なんてことはこの際いいんです)は結構でございます。

 正義の味方の鬼太郎は、もうお腹イッパイです、私は丑三つ時に「墓場鬼太郎」が観たいんです! 

 物の怪に取り付かれた感のある大人のためにも、お願いしますよ~。

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2008年2月21日 (木)

慣らしは終了

 昨日は、早くもGriso8Vの契約をされた方の、おめでたくて、ありがたい報告がございました。

 そんなモト・ラボロの休日の水曜日、同店のフロントの関戸君が、一刻も早くお客様に試乗車をストレス無くアクセルを開けて乗って頂けるようにと、休日返上でGriso8Vの慣らしを終了させるため、長距離走行を行っている筈です。

 でもね、ただ走っているだけだったらつまんないよね。彼、ツーリング方々「ココのコレが美味しかったとか、名物と言われていたけど駄目だったとか」物凄いツアラーグルマンなのだ。

 行き先は火曜日の電話で判っています。

 どうやら名古屋のトヨタ博物館まで行ってくるつもりだそうです。

 実は、私もココに行ってみたいんです。

 流石は有利子負債0、大金持ちのトヨタの持つ博物館。ちょっと今迄の日本ではお目にかかれないような凄い車が沢山あるのです。それはホンダのコレクションホールのスポーツ色とはかなり違っていて、イソッタフラスキーニのレーシングカーとか、ヒスパノスイザのスポーツカー、デューセンバーグ、O.Wベントレー、戦前のアルファやランチア、斬新の塊タッカー、フラムボワイヤン(火炎仕様)のドラージュ、フランスの粋ファセル・ベガ。これらぺブルビーチのコンクール・デレガンスに出て来るような車の数々がコレクションされているのです。今、こうやって列記しているだけで、私、欲情してきます。←車バカ。

 そして、ツーリンググルメと言う事ならば、トヨタ博物館名物の、「博物館カレー」を食されたのでしょうか?本日、抜かりなく尋問電話、架けます。(笑) 

 あぁ、Griso8Vの試乗車に乗って、トヨタ博物館へ・・・これって私にとっては秘密結社「山の長老」の酒池肉林に近い誘惑です。←なんのこっちゃ。

 これにて、今週末はモト・ラボロでGriso8Vを試乗希望の方々は「ブインッ!」と上まで4ヴァルブエンジンを回す事が出来るのだ。いいなぁ~。

 きしょーっ!本当に試乗だけに、鳥取から行ってやろうか・・・なんだか辛抱たまらなくなって、段々正常な判断が出来なくなってきている私がいます。

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2008年2月20日 (水)

中学時代の思ひ出

 今は昔、私の中学時代、近所の同級生が持っていたLPレコードを友人達と良く聴いておりました。

 そのアーティストは「お昼休みはウキウキウォチング~♪」なんて番組を始めるずっと前、密室芸人と呼ばれ、漫画家・赤塚不二夫先生をパトロンとして生活をしていたタモリその人である。

 そのレコードの題は、そのものずばり「TAMORI」。そこには日本語にならない花もげら語による、TV&ラジオ放送形式のコメディーの数々。特にラジオ番組ネタは、エフェクトとして入れられたノイズの入り具合も、かつて耳を澄まして聴いていたオールナイト・ニッポンとかを思い出す始末・・・そう、日本海側にお住みで、40代以上の方々には懐かしいような切ないような思い出、ラジオの深夜放送を聴いている時、音が途中で篭もったり、ノイズが入ったり、外国語(ハングルや中国語)の放送が混信する中、音を一つ一つ拾うように耳を澄まして番組を聴いていた、そんな感じです。

 国営放送のパロディー、花もげら語による相撲実況、四ヶ国語麻雀、電気屋さんならば絶対笑われるであろう、世界の短波放送ネタ・・・・中学生の多感な時期にハマっていました。

 その時代から幾年月、この日曜日に厄年を迎えた正にその日、またまたAMAZONから正確無比なピンポイント爆撃の如くのお薦めが参りました。

 かつてのこのLPが、CDとなりソニー・ミュージックより再販との事。AMAZONグッジョブです。自分のための誕生日プレゼントとして「ポチッ」っとしてしまいました。

 そして、昨日、会社から帰り聴きました。懐かしい・・・何もかも懐かしい(by沖田艦長)、不条理でナンセンスなネタの数々・・・記憶よりもずっと繊細なタモリのネタ。

 大笑いと言うよりも、「ニヤリ」としたり、「プッ」っと吹き出したり、インテリ系のお笑いなのだ。

 気になって、オリジナル版の発売年月日を調べると77年発売、と言う事は私達が聞いていたのは発売されてから少なくとも3年は経ってたんだ・・・なんて感慨にふけります。やっぱり70年代サイコーッ!!ただ、ネタ自体がどうしても20代の若い人向けではありません。元ネタを理解できないと笑えないギャグも多々あるのです。それは時代性と言う物ですのご了承を。自動車保険ではありませんが35歳以上限定です。(笑)

 惜しむらくは、LPも初版で発売禁止になった「TAMORI 3 戦後日本歌謡史」の再販を強く希望するところです。

 「発禁なのに聴いたの?」って、その友人ちゃんと持っていました、その発禁LP。

 このようにして、今の私の趣味嗜好が形作られていったのだ。

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2008年2月19日 (火)

予定が埋まっていく・・・

 おかしなもので、誕生日明けの昨日から、今年のスケジュールが次々と埋まって行きます。やっぱりこういった日は、何事も転換点なのでしょうか?

 無茶士さんとの連絡で、3/2のセントラルサーキットにて、ミニモト練習会があり、そこで無茶士さんが新しく組んだDOHCの慣らしのお手伝いです。

 無茶士さんとの電話の後、剣術の師よりからも電話があり、「生年月日と住所は?今、演武の出場申込書を書いています。5/2に演武をするので、スケジュールを明けておいて欲しい」との事。しかも場所は鳥取ではなく京都との事。来ました・・・このイベントのプライオリティーが、今年の一番です。

 となれば4月の筑波MAXで絶対に怪我できません。私一人の問題じゃなくなりました。

 5月という事ですので、早めに動ける体に仕上げなくてはなりません。技の切れも磨かなくては・・・

 ずっと筋トレは休まず、本当に週休1日状態です。となれば残るは、また厳しい減量するのか・・・雪が解けたら、早朝ランニングと自転車のペダル漕ぎ復活かなこりゃ。

 目標は4月の中ごろまでに6kg減です。この状態で自由に動けるようにならないといけません。多分この頃は、前の演武の時のように、夕刻毎日稽古になっています。多分。

 ユニコーンガンダムで言えば、デストロイ・モード発動です。←ちがいます。 

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2008年2月18日 (月)

たろーさんのコメント(号外)  

 Griso8vについて書きましたエントリー“Griso 8vの試乗車が呼んでいる”に、私のマイミクであり、LeMansIII使いのたろーさんが、興味深い試乗インプレコメントを書いてくれています。

 Griso8vに興味のある方はどうぞ。ここをポチッとな→

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引きこもりの誕生日

 昨日は「厄年になった」なんてエントリーを書いていましたが、この私の誕生日、久々の大雪というイベントがありました。何でも市内の民家には、落雷があったとのこと。雷と言えば、鳥取弁で「どんどろけ」ですな。

 そんなこんなで市内の家の周りには40cm位の積雪、この前までは「今年の雪は瀬戸内・太平洋側ばかりでこちらはさっぱりだねぇ~」なんて知人に喋っていたのが、よりによって私の誕生日にこの有様。何かしたっけ私。

20080217223112 ちなみにこれは、このエントリーを書いている午後10:30の家の前の画像です。

 なかなかでしょう。

 一日中こんな感じで雪が降っていましたので、家に引きこもっていました。

  本読んだり、DVDで“怪傑ズバット”観たり、今用意しているBlogのエントリーを書くための仏教の資料を読み込んだり(これが、何書いてあるかさっぱりわからんのですよ、私の頭じゃ)、製作途中の模型の箱を開けて製作プランの組みなおししてみたり、この前作ったオランジェでも使い切れなかった残りのハッサクを、再び砂糖煮のために皮を炊いたり、残った果実は皮を炊いた後に残ったシロップでジャムにしたり、そんな事をダラダラとしていました。

 今日は早起きで、会社に行かねば。40cmも積雪があると道路状況が見えません。

 週刊ブックレビューの再放送が始まりました。さぁ~寝よ寝よ。  

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2008年2月17日 (日)

厄年かよおいっ!

 今日をもって、厄年となりました。

 この歳になると、誕生日であっても、粛々と日常が進むのみです。

 さて、今年は皆さんには報告していませんが、実は年初に色々と目標を立てております。自分にノルマをかけたといっても過言ではありません。

 それは、サンデーレースの事だけではありません。今やっている諸々の事についてです。

 「Blogのカテゴリーが多すぎてわからん」

 そう言わずに見てやっててください。このBlog上にて、「こんな事して、こうなりました」と結果報告していきます。

 コドモオヤジの七転八倒振りを、このBlogで楽しんで下さい。

 それにしても厄年か・・・公私ともども、やるべきことを一つづつ片付けていくしかない!

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2008年2月16日 (土)

Griso 8vの試乗車が呼んでいる

 If I were a bird, I would fly to you.
  (もし私が鳥ならば、私はあなたの所へ飛んでいくのに)

 と言えば、高校の時に習った英語の文法、仮定法の有名な例文でしたよね。皆さん覚えておられます?

 今時、何故にこんな事を~?

 いや、今の私の気持ちを表すのに、ぴったりの例文なのです。

 それは、昨日のお昼の3時過ぎ、所用でモト・ラボロに電話した時の事。

Guzzi_griso_1200_8v_33  ジンさん「そういえば松永君、4バルブのGriso、今日登録して試乗車として下ろしたんですよ」

 私「えっ、本当ですか!もう、試乗車を用意されたんですか。雑誌で和歌山さんが凄く褒められてましたけど、実際どんな感じなんです?ジンさん乗ってみられたんですか?」

 ジンさん「ちょこっと乗ったよ。前のOHVのGrisoはギア比の設定がショートなんだけど、今度のGRISO 8vは、ブレーヴァと同じロングなヤツになってるんだ。って言うか、なってるはずなんだけど、エンジンに力があるから、前タイプのショートなギア比みたいな感じで、吹け上がって行くんだよね。今日下ろしたばかりで、まだ慣らし中だから上まで回せてないけど、話によるとOHVと違って、この新型のSOHCの4バルブ・ユニット、上の回転粋がもっと凄いんだって。乗っているライダーが後に置いていかれる感じがするらしいよ。それとハンドルのポジションも、前の型に比べて、ずいぶん普通のバイクになって良くなったんだ」

 私「乗ってみたいな~」

 ジンさん「乗りに来なさいよ。『カッコイイのが来たからちょっと乗ってくる』とか言って、飛行機に飛び乗って、一時間ほど走って、また飛行機に乗って帰れば良いじゃない」

 私「・・・・・・、無茶言わんといて下さい。一体どんな富豪ですかそれ」

Picture18_2 とまあ、こんなやり取りがあったのですが。左の画像にあるように、レーシングスーツには翼のパーソナルマークがあったとしても、ホントに空を飛べる訳で無し・・・あぁ~神奈川、東京の方々はうらやましぃ~。だってその気になれば、この週末からモト・ラボロで試乗できるんですから・・・。私、この新しいGUZZIのエンジンがどんなエンジンなのか気になって仕方ないくせに、雪の舞い散る遠い山陰の地より、物欲しそうに指を咥えている事しかできません。

 このエンジン、ジンさんが言っているスポーティーな特性だったら、近い将来、何らかのスポーツモデルの登場だって期待できます。これからのGUZZI社を背負って立つ、この新しいエンジンを心臓に持つマシンに、一刻も早く乗ってみたいって言うのがGUZZI馬鹿としての性じゃないですか。

 ねっ、ココまで書けば、最初の仮定法の例文なこの私の気持ちがおわかりになられますよね。

 今、これを読んでいる関東のGUZZIな同志諸君、だれかモト・ラボロで試乗してきて下さい。「こんなだった~」なんて事を、コメント欄に書いて頂ければ、ちょっとは気持ちが収まります。

 こうなれば、GUZZIな人のコメントを期待しつつ、「もうちょっと暖かくなって、試乗車の走行距離も伸びて、慣らしが終わった頃、ロシナンテの引き取りをかねて、この新型に試乗できたらいいな」なんて企みつつ、今の気持ちに折り合いをつけて、この週末を乗り切る事にしましょう。

  この週末の鳥取の天気は大雪、じゃあ・・・横浜の都筑は・・・晴れですか!!!横浜はオートバイに乗れるのですか・・・しゅーん。

 ちぇっ、私はこの大雪の中、今日も仕事です。(Griso 8vの試乗車・・・いいなぁ・・・)   

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2008年2月15日 (金)

ヒュゥチッチッチッ

 すいません、DVD鑑賞してます。

 懐かしさにかまけて、ついついAMAZONでコレ買っちゃいました。

怪傑ズバット VOL.1

 つーか、最近AMAZONのA9を使ったお薦め機能って、日に日に賢くなって、こんなのを精密ピンポイント爆撃のように、私に薦めてきます。

 「そりゃあんたが繊細な購入動向が解析できるほど買い物しすぎ」

 ・・・そーですね。(反省) 

 懐かしいと言いましたが、子供の時、鳥取では放送してませんでした。大学生になってから後追いで、ビデオで観たのです。まあ観る事自体「大学生が観る番組か?」と、ツッコミどころ満載な訳ですが・・・大人になってまた観ると・・・笑えます・・・かなり。これが習慣性のある面白さなのです。

 しかし、こんなに人がバタバタ殺されて良いものか・・・全然子供向けじゃないです。いきなり戦っている場所がカットが変わると同時に変わるのも無茶しすぎです。(爆)エッ!!此処日本?いくら悪人と言え、普通のホルスターに二挺拳銃で町を歩いていたら通報されます。(笑)このようなツッコミどころ満載で、もうたまらんのです。

 そしてズバットと言えば決め台詞、やっぱりステキすぎです。

 V3好きのTSURUさんあたりに、同じ宮内洋さんつながりで「しょせん日本で二番目よ!ヒュゥ、チッチッチッ」って、今度、筑波のパドックでやられそうな予感がします。というかやってほしい。

 今日はこのくらいで・・・続きが早く観たいので。

 VOL.1は11話も入っているんです。

 番長ドリーさんがハマッているワイルド7もそうだけど、この時代っていいなぁ~、破天荒なパワーを感じるのは、私だけではないはずです。

 ズバットを観ながら、70年代って最高だ!と思う今日この頃です。

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2008年2月14日 (木)

ビタミンB群・ジャンキー

 実はこの正月明けから私、磨り減ってます。消耗してます。

 なんだか忙しくて、精神的余裕がありません。目玉も痙攣中・・・。

 それが身体にも出ています。年末からの風邪の咳がまだ止まりません・・・冷気を吸い込むと喘息のようにむせます・・・。

 「じゃあ、ジムをちょっと休んだり、Blogを書くのを3日に一回とか、週刊にすれば良いのに・・・」なーんてご指導もありますが、頑固者の私、人の言う事を聞かず双方このまま、まだまだ行きます。

 仕事の疲れ如きで、好きでやっていることを止めれるか!

 ただ、強がりを言っていても、疲れているのは隠しようの無い事実。今日も会社から帰ると、うたた寝をしてしまい、危うくジムに行けなくなりかけました。7時前に家に帰り、布団の中に入ってヌクヌクして本を読んでいると知らないうちに堕ちていました、「はっ」っと気がつくと8時、急いでトレーニング用の見繕いをして、吹雪いていいる中ハンドルを握ってジムへ・・・なんとか40分は筋トレみっちりできました。

 その後は薬に頼って、ビタミンB群の錠剤をのんでいます。

 おしっこ・・・まっ黄っ黄・・・ビタミン臭い・・・。

 宵の口はウトウトするくせに、深夜になると目がさえて眠れない・・・冗談抜きでリアル・ファイトクラブな毎日です。

  「カノコ草でも噛んで、眠りなさい」つー事なのでしょうか。 

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2008年2月13日 (水)

小さくたってBugattiはBugatti

Cubf 今や世界のHONDAも最初は自転車用補助エンジンから始まりました。 Cub-F、今で言う所の、アシスト付自転車です。

 でも、この世界の先達には、私が感心して止まない自転車用補助エンジンをつくったメーカーが存在しています。またまたネットをブラブラしてて発見してしまいました。

T72a2 それは、あのBugatti製自転車用補助エンジンなのだっ!

 型式T72A、単気筒10.5ccと12.66cc、DOHC、なんと過給機付です。詳しくはココを見てください。→The Bugatti Revue

T72cycleengine_2  いや~凄いですな。作られたのはHONDAの10年ほど前の1944年、HONDAのCub-Fは2stであるのに対して、Bugattiは先に述べた4stの非常に凝った作りとなっていて10,000rpmでも大丈夫~って、おいっ本当?あ~エンジニアリングの差をマジマジと見せつけられましたね。ただ画像をよくよく観察すると、Bugattiの補助エンジンがついた自転車には燃料タンクも付いてないし、クラッチワイヤを取り付けるステーは前部についているのに配線してないし、アクセルワイヤもそう。完成形が見てみたいです。

 それにしても・・・、自転車用補助エンジンと言えども、グランプリ・エンジンのスモールユニットと言っても過言で無いこの作り・・・上記リンクのページで「じぃ~」とディスプレーに穴が開くほど画像を凝視です。(小一時間)

 勿論、これがミニモト・レーサーを作るのに参考にはなら無いけれど、ミニモトに夢中の無茶士さん、これおもしろいでしょう、やっぱりサラブレッドはちゃいますね。 

 最近、自転車に夢中の番長ドリーさん、こんなスーパーチャージド自転車どうでしょう?

 Bugattiですので、コレに乗ってブラックスパイダー・パリ本部に乗り込むっていう妄想はステキ過ぎです。

 冗談はさておき、それにしてもカッコイイ・・・はぅ~。

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2008年2月12日 (火)

XF62な食卓

 この休み前に、このBlogのコメント欄に時折コメントをしていただくocbooさんから、なにやら贈り物が届きました。

 紙袋を折り曲げた包装、持つとずっしりくる重量感。「こりゃ何かな?」と、楽しみと怪訝な気持ち半々で包装に使われているガムテを剥がすと・・・コレが入っていました。

20080211131215 じゃじゃーん!

 今、本や雑誌なんかで一部のマニアな方々の間で話題になっている、戦闘糧食:レーションの自衛隊バージョンです。マニアな方々は「ミリめし」なんていいますね。もちろん「ミリめし」なので撮影は屋外なのだ。

 見よ、このカラーリング、TAMIYAのカラーチャートで言うならば、もう見事なまでのXF62 オリーブドラブ。

 「もしプロターのプロヴィーニさんが生きておられたら、『マンマ・ミーア!これこそ私のカラーリングだ!』と白いマーカーで、この缶に丸を描いちゃうくらい喜ばれるのじゃないか・・・?」って妄想しちゃったくらいの爆弾色具合なのだったらなのだ。(書いている意味がわからない人はココのT.Proviniの項目を読むべし→

 しかしこの自衛隊のレーションをつぶさに観察すると、シンプルの中に機能美が・・・やはり神は細部に宿るのか!

20080211134533 見よっ!これぞ日本製!缶切りの刃の当たる部分には、缶切り作業によって塗膜の破片が中身に入らないように、その部分だけ塗料がかけてない、ミリめしといえども食べる側にっ立った思いやりの繊細さ。

 ちなみにコレを食する際の加熱等の調理の事を「調理」と呼ばず「使用」と言うようです。缶の側面にはこう記されています。

 使用法

沸騰湯中で約25分間以上加熱すれば、通常3日間は喫食できるが、食前にあたためればさらによい。

 「使用法」でよ「使用法」、「お召し上がり方」だとか「調理法」ではなく「使用法」これは兵士に栄養を与えるための道具なのだ。あ~「お召し上がり下さい」なんて何処にも書いていないこの潔さ。

  それでは「使用」してみましょう。(笑)

 今回は夕食に赤飯とたくあん漬を食べて・・・もとい、使用してみました。

 沸かしたお湯にドブ~ン30分待ちます。(漬物は加熱無し、そのままよ)

20080211172737_2 コレが出来上がり。たくあんは缶の厚みが、一切れ分の厚み・・・厚つっ!なので一缶に四切れです。画像でもわかるとおり千切りされた昆布が入っていたりと、お味の方、このタクアンいけます。

 赤飯は結構、塩味がついています。作戦稼働中の体内電解質の損失分を補うためでしょう。赤飯なのでご飯の硬さも柔らかめの「もちもち」した感じ。温めて食べる缶詰め食としては結構良い感じです。小豆の匂いもちゃんとします。

 昨日の夕食は、家で一人ぼっちだったので、このミリめしと、作り置きがしてあった昼の残りの大根の味噌汁を温めて、一汁一菜(赤飯なのでちと贅沢)な禅僧のような夕餉の献立となりました。

 ご馳走様でございました。 

 残ったもう一缶、「しいたけ飯」については、又、別のお話・・・

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2008年2月11日 (月)

続きの結果、ちょっと一杯

 この前のこの記事は無かった事にして、オランジェット製作第二段「人智をつくして・・・続く」のつづきです。

 さて、良かれと思ったヴェネズエラ産のチョコレート、単体として食べるのでしたらちゃんと甘さ控えめのビターなのですが、砂糖煮のハッサクの皮の甘みとプラスされるとまだまだもっともっとビターな方が良いと言う結果になりました。

 こだわった分コレ高かったのに・・・・がっくり。

 となると今回は、単価で言えばヴェネズエラ産のヤツの何分の一の普通のビターチョコなのであ~る。箱に表示してある砂糖の含有量を、ちゃんと確認しながら購入しました。

 それでは調理場で仕事開始です。

 デップするのに「熱可塑性の物を取り扱うのに、指紋が着いたりと素手では今一作業性がよろしくない」と言う事で、去年、無茶士さんがプレゼントしてくれた物を使いました。それは私が、ロシナンテやミニモトの整備作業中、手がオイルまみれにならないように、それでいて細かな作業も素手同様にバッチリ出来る、お医者さんが手術に使うときにされるプロスペックな薄す薄すの使い捨て医療用ゴム手袋です。今回はそれを使っての作業です。

20080210151035 この指の角度を見よ!

 空想科学映画が好きな者にとっては、こういった手袋を装着するときには、このような指の角度の演出は不可避なのだ。

 「ウヒヒッ」やる気が出てきたぞっ!

20080206185052_2 そして、これらがこれからチョコをデップされるハッサクの皮です。

 前回の十数本の失敗作と、数回に及ぶオフクロノつまみ食いより残った貴重な材料です。

 これを湯煎で溶かしたビターチョコに浸し、アルミホイルを巻いたまな板に「ホイッ、ホイッ!」てな感じで手早く並べていくのです。

 冷ます事、十数分、終に出来ました。

20080210145644 コレだっ!

 光源が蛍光灯なので、画像が青っぽくなっているのはご愛嬌。

 一本試食、オフクロも試食、チョコのビターさの次に来る、ピールの甘さと、ハッサクの馨り・・・上出来です。

 半日冷蔵庫で休ませ、夕食後、自宅で久々にウイスキーを飲むことにしました。もちろんこのオランジェットが肴として如何な物か検証するためです。

20080210203339 オランジェットだけでは味気ないので、胡桃を少々、サラミを三枚程、備前のまな板皿に盛り、とっておきのバカラのショットグラスにモルトウイスキー注いで晩酌です。Blogを書いたり、模型の作業したりする私の机の上なので、パテと塗料で汚れたカッティングマットはお許しください。ゆっくりチビチビやるには、引きこもってココが一番落ち着くのだ。

 結果は「合格~」でした。

 柑橘系とチョコのコラボ、チョコとウイスキーのコラボ、ウイスキーと柑橘系のコラボ。良いスパイラルが生まれました。

 ついつい調子こいて、一杯のつもりが肴が無くなるまで三杯になってしまい、コレを書いている今、ほろ酔い加減なのです。

 今回のオランジェットの出来、私的には、この一週間の苦労が報われるレベルです。

 さてさて甥・姪はどのような評価を下してくれるのでしょうか。

 伯父さんは今、それが楽しみでもあり心配でもあるのであった。 

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2008年2月10日 (日)

兵糧攻め

 昨日、気になるニュースをTVで目にしました。

 8日のシカゴ商品取引所で、小麦の先物の3月渡し価格の終値が、前日比0・30ドル高の1ブッシェル(約27キロ・グラム)=10・93ドルと過去最高値を更新したもようです。

 アメリカの穀倉地帯グレートプレーリーでは土地の疲弊により、年々農作物の収量が落ちてきていると伝え聞きます。それに輪をかけて、現ブッシュ政権が行っている、石油&穀物メジャーに配慮したトウモロコシ由来のバイオ燃料推進政策の影響で、食料としての穀物を作付けするよりも、この燃料用のトウモロコシを作った方が良い収入を得られるため、結果アメリカの大規模農家は、人間が食べる穀物や、家畜用飼料の減産し、燃料用のトウモロコシの増産いう結果を招いてます。ここに昨年よりの世界的な小麦の不作がプラスされ、更なる先物価格の上昇と相成った訳です。

 既に、食料輸入国となり、見た目は経済絶好調の中国、片や経済も駄目、食料自給率40%を切る我が国は、市場で食料を今まで通り調達できるのでしょうか?

 もう十年前になりますが、TV東京系で放送していたリアルロボットアニメ「ガサラキ」の作中に、アメリカによる対日穀物禁輸政策(穀物モラトリアム)の発令により、日本国内が騒乱状態になる・・・そんな話がありましたが、放送から十年経った今、このアニメが絵空事に思えない私が居ます。

 このニュースを目にして、益々これからの国の先行きが見えなくなった週末となりました。

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2008年2月 9日 (土)

ニュルンベルグ・ショーにて

 をぉ、ハセガワ!!

 マシーネン・クリーガーに参入ですか。

 HPをどうぞ→

 空想上のマシーネン・クリーガーの製品化といえども、キット第一弾がファルケって言うのがいかにも飛行機のハセガワらしいですよね。

 「買うの?」って聞かれても、今の私は、そんな事ワカラ~ン。

 でもハセガワがマシーネンとは・・・マクロスとかヴァーチャロンだとかウルトラ物を出し始めて、空モノのハセガワがキャラクターキット!時代が変わった・・・なんて思っていたのですが、模型雑誌企画のマシーネンを手掛けられるのですか・・・。

 既出のパワードスーツなんかは、ニットーの金型を買ったのでしょうか?

 ちょっとこの事を大人な視線で見てみると、スケールモデルは今や中国のメーカーの独断場になりつつある状態。遅出しじゃんけんのように、日本メーカーが既出のキットを追いかけるように、日本製のキットの欠点を補完した同じアイテムが中国より出る。その様な今の状態を何とかするために、日本のメーカーは、こう言った権利に守られたキャラクター物を作らざる得ないのかな?なんて思う訳なのです。勿論、このシリーズにコアな人気があるのも原因の一つなのでしょうが。

 ちょっと冷めた事を言っちゃいましたが、このシリーズをお好きな人には、もう辛抱たまらんNewsだと思います。

 ハセガワの繊細な作りのマシーネン。それは想像するに素晴らしいと思います。

 ファンの方々、心してお待ちになられるように。

 私としては、同じくニュルンベルクショーでお披露目となった、スカリエッティの傑作、フェンダーボディーのフェラーリ250テスタロッサと、20世紀の傑作機サーブ・ドラケンの方が気になります。これです→

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2008年2月 8日 (金)

連休前は忙しい

 仕事に忙殺されて、家に帰ったらバタンキュー←死語の世界~。

 この週末は三連休で月曜が休みなのは大変にありがたいんですが、それで仕事の総量が減る訳で無し。よって本日まで忙しいです。

 このBlogの御題ではありませんが「週末が待ち遠しい」そんな気持ちでいっぱいです。

 昨日はジムも休んで家に帰って直ぐにうたた寝、夜更けになってゴソゴソ起き出してなにやらしています。

 ネットをふらついてMax10のHPを見ていたらシャフターズって言うシャフト駆動車のクラスが出来ているのを見つけました!!

 マジですか。私コレに出て良いんでしょうか・・・。

 上を目指してMax7にも出ようとは思っているんですけどね。(Max用の限定ライセンスの申請しなきゃ)

 なんだか、楽しみになってきました。良いリザルト出すために、減量、ペースアップせねばね。

 この前向きな気持ちを糧に、今日も仕事をキリキリ頑張ろう・・・。

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2008年2月 7日 (木)

な~にぃ~?やっちまったな!!

 ♪Willy Wonka, Willy Wonka..The Amazing Chocolatier♪

 ウィリー・ウォンカの歌と、ウンパルンパ踊りをしながら、ピールにチョコをデップしてみると・・・昨日書いきましたベネズエラのカカオを使ったチョコの件、私、やっちまいました。

 このチョコの馨りは確かに素晴らしい、ただビターの文字は何処へやら・・・ただのチョコ菓子になっちゃたよぉ~これじゃ。ウイスキーとか赤ワインのアテにはなりません。甘すぎなのです。

 ちょっとやってて、マタマタ、オフクロが横からつまみ食い、「美味しいけど結構甘いよ」との報告で被害は最小限ですみました。よもやオフクロのつまみ食いが、ミスを早期に中断させる安全装置になろうとは。

 もっとビターなチョコを買いに行きます。わ~ん!!

 ウィリーウォンカ社長、ウンパルンパを正式に派遣社員で貸してもらえませんか。

 そんなこんなで例の火星番組となりました・・・

 はじまり・はじまり~。

 ・・・・

 ・・・・・

 ・・・・・・十五分経過。

 ・・・・・・・

 やはり火星物ジンクスは生きていた・・・・・過度に期待をした私も悪い。でも、あまりのゆるさに思わず脱力で失禁しそうです。「じょぼぼぼぼっ」って。

 この脱力具合、今、木剣を持って稽古したら師に「余分な力が抜けてて良し!」とほめられる自身があるくらい、膝カックンな脱力具合なのだ。

 今日の私の感想を、クールポコ調に表すとこうなります。

「おーし!今日は一丁、視聴率取れるところ、突いていくか!」

「へい!師匠、お願いします!」

「よーし!じゃあ世の中にはどんなTV番組作ろうとしているヤツがいるんだ!?」

「視聴率取ろうとして火星探査の番組を作っちゃった局があったんですよ~」

「な~にぃ~?やっちまったな!!」

「男は黙って」

「イスカンダル!」

「男は黙って」

「イスカンダル!」

「遠すぎだよ~」

 てな感じで、テーマパークのライドの映像バリに緊張感が希薄なため、番組の中盤、主人公達が火星に到着した頃、「ここでサーシャが命懸けで運んできたカプセルを拾って帰ったら」なんてヲタな妄想しまう私が居たのでした。←(な、訳ない)

 オランジェットの完成も、期待していたTV番組も共に「やっちまった!」昨日だったのでのである。

 はう~。 

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2008年2月 6日 (水)

やっぱ美人とカカオは・・・

 忙しくて、お疲れモードで、これ書いています。

 ハッサクの皮の砂糖煮の途中経過ですが、まだまだです。事あるごとにオフクロがつまみ食いしてます。あ~あ。

 一様周りのシロップは固まってきていますが、もう少しです。まだユルイ・・・もうちっと水気が抜けて締まれば、今日の夕刻くらいが丁度良いかも。

 業務用のチョコで良いビターチョコが無かったので、市販品の中でベネズエラ産のカカオを使ったプレミアム・ビターを発見、それをコーティングに使う事としました。

 それと、この前告知した、NHKBShiの火星番組“ハイビジョン特集 サイエンス・シミュレーション 人類 火星に立つ ”は本日の夜8時からの放送です。

 観る事のできる環境の方々、お互いがんばって観ましょう。今日ばかりは、筋トレ早退して早めに家に帰る予定です。

 お菓子の仕上げはこの番組を観た後ですな。

 なんだか、「あっ」と言う間に時間が過ぎていきます。

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2008年2月 5日 (火)

この感じ・・・何もかも懐かしい・・・

 皆さん、寒いですね。

 この前から、私の左足の人差し指が変なんです。

 赤く腫れ上がって痛痒い・・・これって・・・?

 あ~霜焼けです。

 霜焼けだなんて、二十何年ぶり(ひょとすると三十年ぶり?)です。

 そう言えば、この前帰省してきていた甥姪の兄妹もそうなんですけど、最近の子供って霜焼けとかになったって話聞きませんよね。それと、冬場にほっぺが真っ赤々の子もホントに見なくなりましたよね。

 お風呂に入って患部を温めていると、血行が良くなってドクドク・ジンジンしてきます。なんだかこの痛痒さで、記憶が小学校低学年の頃にフラッシュバックしてきました。

 霜焼けでノスタルジーを感じる・・・歳かな私。(遠い目)

 朝になれば、指先の痛痒さを我慢して革靴を履くのが辛い、今日この頃です。

 

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2008年2月 4日 (月)

人智を尽くして・・・続く

 さて、この前申しておりましたとおり、この日曜日は大量に頂いたハッサクの皮を使って、お菓子作りに励みました。

 オレンジピールと呼ばれている、柑橘系果物の皮の砂糖煮(最終的にはこれにビターチョコレートをコーティングして酒の肴としようと思っています)を作ろうと思っているのです。

20080203121309  と言う事でハッサクノ皮を剥き剥き・・・二つで良いかと思ったらちと足りません。三つ使う事となりました。お菓子作りは目分量は厳禁です。レシピがあるなら、その数値にそって、ちゃんと材料を秤量する事が美味しく作る基本です。勿論、果実の方は家族で食べました。

20080203121817  先ずこの皮を灰汁取りの為、塩水で軽く茹でます。ほんの十分ほどで良いのです。ココであまり火に掛けすぎると、せっかくの柑橘系の馨が飛んでしまいます。また、白い綿の部分に空気が入っていて浮いてきますので、茹でる時には木の落し蓋をしました。(そう言えばTVを観ていたら、豚の形をした落し蓋を売っているんですね。ちょっと欲しいかも)

20080203125118  茹で上がったら荒熱を取るため少し放置プレー。素手で持っても大丈夫な温度になりましたら、苦味の元、皮の裏にある白い綿の部分をぺティーナイフでそいでいきます。つーかお刺身をひく時に、魚の皮をひきますよね、その要領でやっていきましょう。ただ、今回は皮の方が大事なんですよ。綿の部分が水を吸ってブヨブヨとして刃物が入り辛いです。必ず道具は研ぎながら、切れ味が落ちて来たら、ぺティーナイフをシャープナーで「シュッシュッ」ってシャープニングして切れ味を取り戻してから作業します。切れない道具は、力が入って材料を駄目にしますし、それに怪我の元。

20080203134152  最初はあれだけあった量も「こんだけ~」になっちゃいました。手前のまな板の上にのっかっているのが、棄てる綿の部分。奥のお皿の上に切ってあるのがハッサクの皮です。先ほど書いたように綿の部分は苦味の元とは言え、それも風味の一つなのでほんの少し、うっすらと皮の部分に綿が残るようにしました。そして炊き上がりが均一になるように、同じ太さ(5mm)にサイズをそろえます。(あとでチョコレートをディップします。その時の仕上がり寸法考えて心持ち細めにしてあります)

 しかし・・・、この作業が一番大変でした。私の身長(178cm)はこの作業台にあっていません、黙々と皮をひいていましたら、前傾の姿勢が続いて腰が痛くなっちゃいました。あぁ、多分トレーナー師にお小言をもらうでしょう・・・。

20080203135210  後は砂糖2:水1の割合で作ったシロップでこの下拵えの終わったハッサクの皮を炊いていくわけです。沸騰してブツブツ言っているシロップに「ザッ」とハッサクの皮を加え、後は一番小さな火にして「フツフツ」時間を掛けて炊いていきます。煮詰めて行きますので蓋は無しです。30分ほど経ちましたら、一度火を止めて、30分ほど休ませます。シロップをしっかり滲みこませるためです。魚とか大根とかの煮物でも同様で、冷める時にタレとか出汁は滲み込むのだ。

 30分ほど休ませたら、小さな小さな火加減で再び炊き始めます。石油ストーブが出ていれば、その上において時間を掛けながら炊くと本当にベストでしょう。

20080203143002 これが炊き上がりです。

 皮に透明感が出て。一つ口にほおばると、ハッサクのさわやかな馨りも残り、少し苦味もあり大人の味。ちょっと甘いかなぁ~てな感じですが、最後に甘さ控え目のビターチョコレートをコーティングしますので、これからの仕上がりを予想するとちょうどOKでしょう。

20080203151943  まだ熱いうちに、バットにあけます。冷えてくると、シロップの粘度が水飴のようになって炊き上がったハッサクの皮に、余計にシロップがくっついちゃいます。高温でシロップの粘度の低いうちにシロップを切りながら、火傷覚悟で「バババッ」と速攻で隣にくっつかないように鍋から出しながら並べていきます。箸なんて使ってちゃ仕事になりません。とにかくココは速攻。

 これで私のできる仕事はとりあえず終わりました。後、仕事をするのは西高東低の冬将軍にお任せです。これに虫除けネット(この寒いのに虫が居る訳無いです。風で飛んできたゴミがつかないように)を被せて屋外で寒晒しを二・三日するのです。

 今は、黄金色のシロップを纏い「テラテラ」と輝いている表面が、寒さによる乾燥作用で砂糖を再結晶化させ、白く粉を吹いたようになったら完成です。

 私なりに腰を痛めながら人智は尽くしました。後は天命を待つだけ、つまり寒さ次第です。天気予報を見ればバッチリですねぇ~。今回ばかりは「寒さよバッチコ~イ」

 最後に

 ちなみにこれが「ブタの落しぶた」

 ブヒーッ! 

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2008年2月 3日 (日)

悪いスパイラル&良いスパイラル

 昨日は、久々の師との稽古。

 去年から始められた小太刀をされている方との稽古は続けていたのですが、師は年明けより週末はお忙しかった様子、日本剣道型の演武、剣道の審判で西へ、法事、お仕事と、三週間ぶりに木剣を合わせて頂く事が出来ました。

 師を前に八双に構えます。周りの空気が変わります。

 なるべく間合いに気をつけて、焦らないで慎重にゆっくり間を詰めていきます。いつもココで焦りすぎと注意されているポイントです。

 「エイッ。エイッ」と袈裟を落します。

 一本目「錫杖」を何とか無事に済ませ、次は二本目「稲妻」斬り落としの技です。

 技が終わって残心の時、ほんの僅か師が目を伏目がちにされます。駄目が出ました。具体的な指摘は何も無くとも自分でわかっています。切先(刃先の三寸、刀の人を殺傷する部位)の力が師より劣っています。役処は師を斬るはずなのにいま一つ斬れてないのです。真っ直ぐお互いの木刀と木刀を打ち下ろした時に、師の木刀を弾いて、師の刃の軌道を私の正中線から外しているのですが、私の剣線も僅かですが師の正中線から外されてしまいます。ほんの僅かな事なのですが、私も「あっ」と心の中で思えばやはり駄目でした。

 三本目の「曲龍」でも最後の共突きの切先の力が負けているのが、私の木剣の鎬が触れている師の木剣の鎬から伝わるプレッシャーを感じる事でわかります。真剣ならば私が、鳩尾(みぞおち)を突き殺されていますね・・・。

 そんな感じで、ちょっと伏目がちな駄目を出されながらやっとの事で稽古を終え、稽古後、「こうなるから駄目なんですよね」と、握った木剣をこねる様なジェスチャーをすれば、「そう、切先が負けているのがわかっているから何とかしようと腕力で振ってくる、すると握りが型の途中に変わる、すると肩に力が入り下腹の力が抜ける。そうなると今まで以上に焦ってしまい、尚更腕力に頼る。悪いスパイラルに入る訳だ。わかる?」今は出来ないけれど解かります。昔の人は、このような僅かな力の入れ具合で、生死が分かれていたのか・・・真剣を持った相手に相対してのこのやり取り、精神力も凄いですよね。 

 「逆の良いスパイラルもあるんだぞ。それもわかるな」・・・解かります、本当に今はまだ出来ないんですけど。

 下腹に力を入れて、上体の力を抜き、肩を大きく使い、小指と薬指だけで手の内を決めたら、死んでも握りを途中で変えない。後は相手の斬り落す場所に刀を振るのみ・・・ってこれが難しいねん。そう簡単にできないんです。

 春までにもっと技に磨きを掛けます。   

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2008年2月 2日 (土)

偵察隊への志願を求む!

 ちょっと気になるお好み焼き屋さんが、京都に出来ました。

 NETをうろついていたら、そのお店の記事を目にしてしまったのです。

 「お好み焼き慈恩弘国」なんて読むかは説明をしなくても分かるよね。

 ちなみにホームページもありました。ココです→

 気になるぅ~!!!だれか近場の人、偵察お願いします。

 お店に入店した時、店のスタッフの方から「お急ぎですか?」と問われれば「ああ、いや、急いでいませんよ」くらいのやり取りを希望です。*機動戦士ガンダム第27話「女スパイ潜入!」参照

  メニューのネーミングといい、このセンス、すげぇ!

 あぁ~気になるぅ~、これじゃ気になりすぎて、夜も寝られません。

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2008年2月 1日 (金)

MOTO GUZZIでブロロロロッ!!!

  一日一日と、サンデーレースシーズンの開幕がせまっております。

 今年は4/20の筑波サーキットのMax10から走ろうかな・・・な~んて考えています。

 よって昨日の筋トレ時、ツクバを一時間半練習走行しました。・・・・妄想で。

 普通の人はイメトレとも呼びますが、私だって妄想族の端くれですので、妄想の言葉は外せません。

 ガッチャン、ガッチャンとマシントレーニングをしながら、小さな声で「バァーッ・・・フーン・バゥバゥ・・・・バーァーァーワーァーワーァー・・ワーァー・・・・フーン・バゥ・・・ワー」(ちなみに2ヘア進入から最終の上がりまでを擬音にするとこんな感じ)とか言ってます。本当に危険が危ない人ですね。多分、眼の焦点あってないです。だって脳内映像は筑波のコースが流れてますもん。2ヘアの立ち上がりでは、アンダートレーの「ガッ」って言う接地音まで再生しています。

 もうね妄想練習走行中に喋っている言葉の擬音率って言ったら、アニソンの帝王・水木一郎さんが歌う「超人バロム・1」の主題歌以上です。

 ジムに居るのですが、そこには居ない感じ。車の運転しながら電脳空間に飛んでいる、攻殻の草薙素子みたいなもんです。

 あ~妄想では、1分7秒台がでているのですが・・・

 現実の私のベストラップは1分8秒5・・・この差一秒。

 今月のテスト走行で明かりが見えるのか!!

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