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2008年1月14日 (月)

火星を目指すトラッカー

8cell  本日、講談社より復刻された山田芳裕氏の漫画「度胸星」の1・2巻を読んでいます。

 この作品、小学館のヤングサンデーに連載中の頃、連載をずっと追っていたのですが、原因不明の大人の理由で連載中止、本屋さんで単行本をと思っても、何処の本屋さんにも単行本の在庫無し・・・その時は、この作品を目にする事ができない自分に非常に悔しい思いをしたものです。

 それが、出版社を超えての単行本化です。このあたりで「大人の事情」がなんとなくわかりますが・・・まああの時期、「火星物に手を出すと大火傷をする~」そんな時期でもあったように思い出されます。

 映画「レッドプラネット」は撮影中に監督の交代に次ぐ交代、やっぱりと言うか興行成績散々、またデ・パルマ監督の「ミッション・トゥー・マーズ」は、最終編集権を持つプロデューサーによる監督の意図しない後半部分の編集により、めちゃくちゃな状態で世に出され、それによりこれも興行成績は散々、この一件でデ・パルマ監督自身は人間不信になってしまうほど・・・、それほどに火星物の作品は祟られていたような時代でした。

 しかし、この漫画、今読んでも十分にハードSFなのだ。アメリカの有人火星探査と平行して、日本のNASDA(宇宙開発事業団、現在は航空宇宙技術研究所(NAL) 宇宙科学研究所(ISAS) と統合し、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)に改組されています。)を舞台にして、主人公達の宇宙飛行士への道が描かれています。

 ただ今2巻までですが、これってあの連載打ち切りのままでの単行本化なのでしょうか・・・最後まで読みたいのは私だけではないはずです。講談社で季間再連載開始なんて出来ないのでしょうか・・・「へうげもの」があるので無理は言えませんね・・・。

 多分これを読んだ事のある方は皆が皆、望んでいる事だと思うのですが・・・。

 トラック運転手の度胸(主人公の名前)は宇宙飛行士になれるのか。火星に現れた謎の物体テセラックとは・・・読むとアドレナリン上がる事間違い無しです。

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コメント

火星と言えばカプリコンワンなんていう曰くありげなえいがもありましたっけ。

どうも火星には人の心を惑わす何かが潜むのでしょうか。(笑)

投稿: VCE | 2008年1月15日 (火) 01時22分

火星ものに手を出すと・・・

というのは「その手の現象」に注目してる人にとっては
おなじみの話題ですが、度胸星においては
ソレとは関係なく、突然の連載打ち切りも
やっぱ編集上の大人な理由らしいですよ。

ですが私も再販にあたっての単行本化においては
「もしや未完の部分が網羅されるのでは・・・」
と深読みした人間の一人です。

投稿: zuka | 2008年1月15日 (火) 05時52分

VCEさま
> どうも火星には人の心を惑わす何かが潜むのでしょうか。(笑)
これは絶対にあります。(キッパリ)
でもこの漫画本当に名作なんです。

zukaさま
> 「もしや未完の部分が網羅されるのでは・・・」
してほしいですよえねぇ~。
昨日、この漫画を読み込んでいると、何気に火星版「七人の侍」のような気がしてきました。
テラセックと戦うのかどうかは別として。
日本人クルーが七人と言うのも、アメリカの最初の宇宙飛行士、マーキュリー計画の七人、「オリジナルセブン」に掛けておられるような気がします。 

投稿: 松永 | 2008年1月15日 (火) 15時05分

テセラック/ギフアニメ拝見。

うむむ・・・山田さんがテセラックをどういう
アプローチで物語に絡ませてくるつもりだったのか
「その先」「結末」に更なる興味が沸いてきますな。

投稿: zuka | 2008年1月15日 (火) 21時56分

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