弟のプレゼント
今回、我が弟は、自分の息子と娘が世話になっている自覚があるようで、私に貢物を買ってきてくれた。
それはこれだっ!!
全日空の新型旅客機ボーイング787-Bのデスクトップモデルです。
できておる、できておる喃。
画像をご覧の通り、着陸脚は収納済みの極楽鳥モデリングなのだ。それにしても見事なまでの飛行形態が再現されています。炭素繊維樹脂製の柔軟でロングスパンな主翼の反り具合が再現されているのです。この原型を作ったモデラー師「できておる、できておる喃」ですな。
なんだかこの翼の反り具合を見ていたら、映画「博士の異常な愛情/ または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」でミニチュア撮影で再現された、B52戦略爆撃機の飛行シーンを思い出しました。劇中、やはりこんな感じに翼が反っていましたね。
やはり流石はキューブリック、ミニチュア撮影でもこだわりと目の付け所がちがいます。
全日空のオフィシャル・モデルでDr.StrangeLoveを思い出すのも、正直どうかと思いますが、わたしゃ業が深いんだから仕方ない。
それにしても弟よ、この度は本当にできておる喃。
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コメント
このボーイング787-Bの胴体の一部は富士重工で作っているそうですね。
徹底的に解析された翼面の設計は圧巻。本当に流麗で美しい機体になりました。
投稿: VCE | 2007年12月 4日 (火) 08時04分
VCEさま
なんだかこのミニチュアを観察していると、有機的というか生物的な主翼の形状ですよね。
弟曰く「エンジンッだって前型の777のP&Wからロールスになってるんだぞ」とちょっと誇らしげでした。
投稿: 松永 | 2007年12月 4日 (火) 08時54分