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2007年12月

2007年12月31日 (月)

コレ、自信あったのに・・・

 昨日、オヤジが知り合いから珍しい茸をもらってきました。この時期に採れるナラタケにドンコ(冬の大きな椎茸)に白ブナシメジ(ブナピーこれは普通に買えるね)です。

 オフクロは法事の準備と後片付けで忙しそう。なので、夕食は私がこれらを使って、茸のスパゲティーを作る事としました。

 茸たちの石附を包丁で切り落とし、適当な大きさに手で千切ってと言うか裂いていきます。

20071230184557  寸胴にたっぷりの塩水でスパゲッティーを茹で始め、その隣でフライパンにオリーブオイルでベーコンを炒め、そこに先ほどの茸を入れます。茸がしんなりしてきたら麺の茹で汁を加えます。今回は旨み成分たっぷりのナラタケが入っています。茸の旨みのエッセンスがソースに出るように茹でていきます。

20071230184923  ここにアルデンテちょっと手前の麺を加え、隠し味に醤油を二・三滴、フライパンの中の茸の出汁を麺に含めます。麺の調子を見てアルデンテになってきたら、バターを一欠け加え、ソースが煮詰まって溶けたバターと混ざりトロリと乳化したのを確認し、火を消し、胡椒振りかけて、お皿に装って完成です。

20071230185259  コレが完成形です。茹で加減も、この二・三年の中で抜群のアルデンテ、私って天才かも!味も茸から出たアミノ酸由来の旨みがしっかり出ていてボニッシモ(ほっぺを指でグリグリ)!!なのだ。

 オフクロと私、法事で来ていた従兄弟は「美味しい!」と完食。オヤジは「麺がかたくて駄目!」と。

 えぇぇぇっ!!

 ソースもネットリと水っぽくなく、塩梅もヨロシク、麺の茹で加減も稀に見る会心のアルデンテなのに!!

 「ちょっとポツッと芯がある。かたい」って、それがアルデンテやがな。

 「味はまあまあやな」って「まあまあ」なんかいっ!

 今回のコレ、自分で食べても本当に美味しかったです。私ならコレにならお店で1200円くらい払ってもいい感じ。

 それを「まあまあ」ですか・・・・「ふーんっ!」だ。

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2007年12月30日 (日)

忘れた頃にやってくる

 本日、「佐川急便です。お届けにあがりました」と私宛の荷物。

 AMAZONの箱・・・へっ・・・?私、最近買い物していないような・・・確かに私宛、梱包の開け口のミシン目をパリパリパリとやり、中身を見ると「あぁ~やっと来たのか!!!」

Vostok  四ヶ月以上待っていた本「Vostok Road Racers」です。

 Motorcycleが好きで好きで・・・所有しているイタリア車のみならず、ドイツ・英国・日本・スペイン・チェコ・アメリカ・スウェーデン・オーストリア・ニュージーランド・・・そして今回のヴォストークを作ったのは、今は無きソビエト連邦、エンジンがついている物なら、ソ連の物だってドンと来いな気持ちの私。

250pxrussiamoscowvdnhrocket_r71  皆さま。「ヴォストーク」って聞かれたことはありますよね。

 あのロケット同じ名前の「ヴォストーク」です。このロシア語の意味は「東」と言う事のようです。初期のころはドイツのDKW(デカーヴェーと読む)の2stのコピーを作ったり、チェコのJAWAのレプリカだったりするのですが、1965年から空冷DOHC4気筒350cc、1968年のフィンランドGPには500ccの4気筒も繰り出してきます。

Vostokeng  これがヴォストークの4気筒エンジンです。500ccのスペックをここに書けば、一気筒あたり3バルブ(in1・ex2)12,400rpmで最高出力80馬力、最高速は250km/hと、スペックを見ても同時期のMV、HONDAにひけをとっておりません。

 ソ連のマシンだけに、選手権に参戦と言っても、今で言うスポット参戦。350と500で出ている年が違うのすが、それでも旧社会主義国のチェコGP、東ドイツGP、隣国のフィンランドGPのみのようです。エンジニア、ライダーの亡命を、共産党が恐れての配慮なのでしょう。でも出走したレースではきっちり入賞しています。なにせ国の威信が掛かっていますから。この4気筒レーサーは速かったのと同名であった事で「ロシアのロケット」と呼ばれていたようです。

Cz41969  考えてみるとチェコのcz(画像は350・V4)、JAWA、東ドイツのMZと、旧東側のMotorcycleは実は技術も一流(前にもちょっと書いたように、こういった軍事技術が進んでいた国は、素材、部品の加工精度がただ事では無い)で侮れない存在なのだ。(エインスト・デグナーの亡命によって、MZの2st技術がSUZUKIに渡った話は有名)

 本日は辞書を引き引き読書DAYとなりそうです。

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2007年12月29日 (土)

会社最終日

 昨日、一様、今年の仕事を終えました。

 本日は半ドン出社の土曜日、大掃除です。

 普段からシュレッダー大魔王の私、一週間に二回はシュレッダーで不要書類の裁断をしています。だって棄てておかないと書類が直ぐに山になるんだもん、私の仕事。なので年末だからって殆んど廃棄するものも無く、自分の周りでやる事といえば机の上を拭いて、来年一発目の仕事に向け、仕事ごとに書類をクリアファイルに分別し、それらを引き出しにしまい施錠しておく。30分だな。

 後は、共同部分の大掃除ですな。男子トイレ、窓硝子・・・まあ午前中には終わるのでしょう。

 これで今年の仕事も終わり「ホッ」とできるのかといえば、この日曜日にはおばあちゃんの、二回目の逮夜です。四十九日なのであと五回もあるのか・・・。結構大変だな曹洞宗って。亡くなったおばあちゃんには悪いのですが、ずっと線香焚き続けで、本当に家が抹香臭くてちょっと大変です。←あ~、おじいさんの代まで線香製造販売してたのに、そんな事を言ってはバチが当たりますな。ちなみに戦争中の震災、戦後直ぐの大火で二度被災してしまい、さすがに家業はやめたそうな。ご先祖様は艱難辛苦の道を歩んでおられるのだ。

 今年はバタバタと年の瀬が暮れて行きます。

 

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2007年12月28日 (金)

MSの夢

  この前のエントリーでは、枕元にランバラルのMS05がいると書きました。コイツ、朝になれば「ゴルァ、起きんかい!!」とまでにモノアイでメンチ斬ってきます。

20071227212631  1/144のモビルスーツにプレッシャーを感じています。「搭乗者がランバラルなので仕方が無い」って冗談言ってはいけません、このキットにパイロットは付いていないんです。イカン、持ち主としてこままではイカン!!と言う事で、寝ている時、いつでもいかなる時でも敏捷に物事が対応できるようにと、枕元に1/12ザクマシンガンを置いてみました。←意味わからんし・・・

 つまりこう言いたいのです。「年の瀬で忙しすぎて精神状態が尋常でない」と。余裕の無さに、今にもトニー人格が出て来そうです。

 世の中何が起きるかわからないでしょう。備えあれば憂い無しです。←完全に馬鹿。ネタつくり過ぎ。

 銃規制が叫ばれている昨今、ネタとはいえ、こんな戯言をエントリーにしている自分・・・。

 そうだこの手があった。小道具は揃っている。私だけに、かつて作ったサムソントレーラーの荷台に布団敷いて寝る夢でも見るのはどうだ。

 眠る夢を見る・・・なんだか哲学的だなぁ~。 

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2007年12月27日 (木)

シャワー争奪戦

  このエントリーをご覧になった常連の方は、「あ・・・またこんなのでお茶を濁しやがって・・・」なーんて思われるのでしょうが、ちょっとお付き合いください。

 今、巷ではAVP2って言うエイリアンとプレデターが戦う映画の続編が公開中。NETやTVでCMをよく見かけますよね。

 しかし、かつて、この二つの種族にはこんな馬鹿馬鹿しい戦いもあったのだ。

 私、これ観た時大笑いです。ゲームソフトのCMのようですが、SF映画好きの、ツボのおさえた演出が上手いというか・・・まあなんとも作り手のスタッフに完敗ですな。

 SF映画が得意じゃない方々に説明しますと、出演がエイリアンとプレデターになっていますが、このプロット自体が、デビット・クローネンバーグの「The Fly」の1シーンのパロディーになっているんです。

 しかし、エイリアンとプレデターが同居でアパート暮らしって、どんな移民国家やねんアメリカ!!しかも朝7:43って・・・「これからいっちょ大量虐殺してくるから」「私も」てなぐあいに、お互い仕事行くのでしょうか。←な、訳ない。

 この映像を観ながら、プレデターに「シャワ太郎って言うええもんがあるよ」って教えてあげたくなりました。(笑)

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2007年12月26日 (水)

銅鑼右衛門

 この土曜日の事だったので、ちょっと前になりますが、剣術ネタです。

 この日は師が京都に行かれているため、私と小太刀の方との二人きり。まだまだ修行中の身の二人のみで稽古です。

 二人だけなので40分ほどの稽古を汗が出るまでやったのですが、その時に私、ちょっと試していた事があったのです。

 足です。この稽古の前に武蔵の「五輪の書」について書いてある本を読んだのです。そこには「足の裏は均等に床に着け、爪先を浮かせろ」とあります。これって今の剣道の所作とは真逆です。本当はこの辺の処を師に質問してみたかったのですが、生憎の留守。では師のいない今のうちに、こんな足で足運びが出来るのかやってみようと言う訳なのです。

 やはりと言うか今までとは違うので上手くできない・・・

 でもね私はある程度、この武蔵が書き残している事は正解では?なんて思う事もあるのです。この時代の人、靴を履いてませんよね、草履とか草鞋とか下駄とか・・・鼻緒で履く、履物です。その履物を履いた上での足の運びを考えてのこの足の接地では・・・そんな風に考えるわけです。なので実践あるべきと行動に到ったのです。

 稽古後、一緒に稽古をしていた方にもそのお話をすると。

 「そういえばこの前、厳島で観た古武道大会の柳生新陰流の足がそうなっていて変な事してるなぁ~って思っていたんです」とのこと。

 二天一流のみならず新陰流もか・・・ますます・・・

 今、私の技のレベルでは、床のコンディションで足の運びが引っ掛かったりします。師が言われるには、「達人になると、床がどんな状況でも何事も無いように滑るように動くんだ、私もまだまだそのレベルではないですが」と。

 爪先を上げ、足裏全体を均等に床から本当に僅かに浮かし滑る様に動かす・・・今の私はこれが正解のような気がしてならないのです。(間違っているかもしれませんよ)

 それからというもの、NHKの伝統芸能コーナーで狂言、能の演者の足元をじーっと見るのですが小さすぎて良く見えない。なぜ能・狂言かって。師が「その足捌きが目標です」と、かねてより事あるごとに言われているからです。・・・こんな事を考えていて「はっ」と、気が付きました。

 これって「ドラえもん」の移動と同じじゃないかと。

 皆さん知っておられますか?ドラえもんって普通に歩いていないって言う事を。実は彼は3mm空中に浮いて滑るように動いているという事を。これ本当の、オフィシャルな情報です。

 そうかドラえもんの足捌きか・・・この次からドラえもんを呼ぶ時には、銅鑼右衛門師範と呼ばせて頂く事にします。←追い詰められた馬鹿!

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2007年12月25日 (火)

頑張った自分にプレゼント

 おばあちゃんが亡くなって、本来はこの49日の間、クリスマスとかの祝い事なんてご法度なんですが、別にクリスマスプレゼントなんていう訳でなく、予約していたら入荷がたまたま先週で、引き取りに言ったのがこの週末だった。ただそれだけなのです。

 で、何買ったの?と問われれば、それはタミヤ模型の記念すべき世界の傑作機シリーズ第100作目、フィーゼラーFi156Cシュトリヒ(「こうのとり」って言う意味ね)です。戦闘機じゃないこの渋いチョイス。

 タミヤは出来ておる、出来ておる喃。

Storch  私、この飛行機の事が大好きなのです。どのくらい好きかといえば、経済的に許されるのならば、現在でも民間用レプリカが販売されているチェコ製の実機が欲しいくらい好きなのだ。

 シンプル、軽量のため、離発着の滑走距離が短くてすみ、砂漠の狐と呼ばれたロンメル軍団の目となったり伝令としての活躍、このSTOL性を生かした、ムッソリーニ奪還作戦、ベルリン陥落時の独逸女性テストパイロット、ハンナ・ライチェの脱出劇と、伝説も申し分ありません。

 流石に今の経済状態では実機購入なんて夢のまた夢、このよ~くできたタミヤ製の模型を眺めながらいつもの妄想モードに突入です。シュトルヒの操縦桿を握り、ギャビン・ライアルの小説の主人公のように北極圏のツンデレならぬツンドラ地帯の針葉樹林スレスレの高度で、サン・テクジュぺリの小説ように満点の星のサハラの砂漠上を、ディーネセンの作中のようにフラミンゴの群でピンクに染まったソーダ塩湖の上空を・・・もう妄想が止まりません。設計組み立て図眺めているだけで、素晴らしい世界が広がります。これだけで商品代の元取れてます。いやホント。

 はぅ~シュトルヒ、良ぃぃぃぃっ!(うっとり)

 そして模型屋さんがおまけにつけてくれた、TAMIYA NEWS Vol.464(模型店のレジあたりで100円で売っているリーフレットのやつね)にも目を通していると、Moto GPの記事中、最後までスプリング式のバルブ駆動を採用していたHONDAも、2008年のHONDA212Vでは、終にニューマチックを採用とか、本年度のDUCATIは二重クラッチのシームレスミッションを搭載していた。等の記事に目がいきました。

 この辺は、やはり好事家の期待を裏切らないTAMIYA NEWSなのである。

 

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2007年12月24日 (月)

三連休中日

 昨日午前中は家の喪中葉書の切手貼り・・・その数250枚以上、オヤジが極度の潔癖症ときてますので、葉書の上辺と側辺にちゃんと切手の上辺と側辺が平行になるように貼らないと機嫌悪いです。

 それが1/250枚であっても。最後の方は「私、棟方志功か?」って言うくらい目が近くなっていました。

Gufu そんなこんな午前中が終わり、お昼から布団の中でゴロゴロ、夕方の6時から逮夜法要があります。なぜか枕元の畳の上にはザクマシンガンを構えたランバラル専用MS05がいたりします。

 和尚さんと、親戚一同による法事も終わり、一仕事終わった感じになりました。「ホッ」とするのと同時に烏龍茶が喫みたくなり、茶葉を探して冷凍庫をゴゾゴゾ・・・無い・・・この前ので終わったのか・・・では、一人でフラフラと街へお茶をしに行きました。クリスマス前なのに、田舎の街は静かだなおいっ!私だけしか歩いてない・・・。

 てくてく歩く事、10分弱、夜になると、いつも烏龍茶を喫みにいく喫茶店に到着、今回は台湾のお茶を選びました。

Set_3Chafou_3 烏龍茶なので色々と道具が運ばれてきます。これでも省略形ですが・・・この茶壺(チャフーと読みます急須の事)のかわいらしさ見てください。一人用なので私の掌よりも小さいのです。

Tea ゴールデンドロップ(お茶の最後の一滴)まで美味しく頂きます。やっぱり私はコーヒーではなく、お茶を啜っているのがリラックスできますな。

 この時、お店には小野リサのボサノバがかかっておりました。   

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2007年12月23日 (日)

冬眠中

 布団の中グダグダしています。昼間っからDVD観たり・・・ちなみに説明いたしますと、私にとってDVDは草木も眠る深夜に観るものです。

 いつもの自分と比較すると、ホンマ駄目人間です。冬眠中の熊みたいなものです。

 しかしこの「グダグダ」、侮れません。

 おかげで、あれだけ最悪だった体調も、夕刻にはかなり回復しました。

 「寝ないってこれだけ身体の抵抗力が無くなるのか。睡眠って、こんなに人間の身体の恒常性に役立っているのか」と、身をもって判りました。

 まあ、布団に入って昼寝したり、本読んだり、映画観るだけじゃ、いくら何でも物足りないので、夕方、剣術稽古と筋トレには行きました。

 一昨日とは違い、身体が動きます。

 でも、宵の口にエントリーのUPは止めて、布団に入っちゃいました。(なので今UP)

 もうちょっと休息します。

 

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2007年12月22日 (土)

ただただ眠ります

 この一週間、本当に大変でした。

 モト・ラボロの忘年会に続く徹夜の飲み、ヘロヘロになって鳥取へ帰ると、祖母が危篤。翌日の深夜に他界、その日は寝ないで朝までオヤジと葬式の準備。1~2時間仮眠を摂って、そのまま出社。今出来る仕事を片付けておきます。翌日は同様に午前中仕事して、午後から会社を休んで納棺式、そして通夜。睡眠時間2~3時間。明けて木曜日はお葬式。その後親族は精進落しに出かけるのですが、私は家に帰り、夜に焼香に来られる方の対応、それでも久々に睡眠5時間摂れました。そして昨日、1日半会社を休んでいたため仕事がどっさり待っていました、朝からクルクル舞い。夕刻にやっと仕事の目途が立ち、何とか辻褄が合いました。思い返すとこの一週間の睡眠時間総計20時間無いな・・・。左手の手の甲に、アルカリによる化学火傷が無いか、思わずチェックする私・・・。←ファイトクラブのブラピ気取り!

 こんな状況ですので、気分転換もかねて久々の筋トレに行ったのです・・・が、駄目です。流石に寝不足すぎて身体がいうことききません。調子が悪いので早々に撤退です。

 こんなに肉体的に限界なのって久々です。体温を測ると熱があるわけでもないのですが、とても寒いのです・・・。

 やっとです。やっと今日から恵みの三連休・・・長い一週間でした・・・巷はクリスマスとか言ってますが、私はひたすら休息させていただきます。 

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2007年12月19日 (水)

業務連絡

 業務連絡です。実は祖母がこの月曜日の深夜に亡くなりました。今日が通夜、明日が葬式と色々仏事が御座います。

 普段は放蕩の限りを尽くしている大馬鹿者ですが、こんな時くらいは、ちゃんと本家九代目の跡取りとして振舞います。

 そのような事ですので、土曜日深夜の更新まで、このBlogエントリーの更新をお休みとさせていただきます。

 又、いつも年賀状を出させていただいております方々には、本来ですとお手紙にてお知らせしなければならない事で御座いますが、年の瀬も押し迫っております今の現状を鑑み、このエントリー上をもちまして、喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させていただきます事、ご報告させていただく所存に御座います。

 松永 法丈

 

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おまけ

 とある限定版のDVD-BOXを清水の舞台から飛び降りる気で買いました。

 なにやらおまけがついています。

 空飛ぶパトカーのミニカーとか、折り紙のフィギュア・・・

 「折り紙のフィギュアって・・・?」不思議に思われる方のいらっしゃると思います。

 これだ。

20071218200545  つーか、折り紙まで完成品ですか・・・まあタミヤ模型が完成品を売る時代ですからね。作るより集める楽しみの方が簡単で楽チンだもんね。

 ・・・・・

 私なら、折り方図をつけてくれた方がなんぼかありがたい・・・再現性のあるおまけなら限定版になりませんね。

 ちなみに折り方はこのようです。ココを見るべス。あ~NETってありがたい。

 連日、キビチー毎日が続いております、今日はこの辺で・・・。

 

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2007年12月18日 (火)

Into the night

  12月のクリスマス前の週の土曜日、午後7時、渋谷のハチ公前交差点は人でごった返しております。募金を募る集団、怪しげなスカウト、チラシ配りのギャル、まるで現代のソドム、混沌としております。

 そんな人ごみを掻き分けて、目的地の七半へ。なんと一番乗りでした。店主の小林さんは、古傷が蓄積しそれを手術されリハビリ中との事。氏は若かりし頃はサイドカーレースのレーサーなのである。「若い時にすっ転んだり、でんぐり返ったり、そんな諸々が年取ると出ちまった」と元気な大きな声で言われてはいるが、やはり少し歩くのが辛そうでした。ご自愛くださいませ。

 一人、二人と面子が集まってきました。松井さんと一年ぶりの再会。「いつも、このBlogを会社で朝一に読むのが楽しみなんです」お世辞半分と思っても、やはりうれしいものです。昼間会社で一生懸命な人に読んもらって、「ばかだなぁ~」とか「ぷっ」と噴出したり、「松永でもやっているならオイラも頑張ろう」なんて思ってもらえたら、と言うのがこのBlogの大命題なのです。松井さん、これからもバカやって頑張りますので読んでやってください。

 皆が揃った所で、ジンさんより「松永君、乾杯の音頭とりなさいよ」と。大先輩のお歴々を前に重役を仰せつかりました。

20071215200038  何を言ったか忘れちゃいましたが、手短に「皆様、この一年、とりあえず無事でこうやって再会でき、一緒にお酒が呑めます、カンパ~イ」なんて事を言ったかな。それでは宴の始まり始まり。

 「あれ買うの?」だとか、「今年の修理代のMVP」だとか、「免許復活したんでヨロシク」だとか「新しい4vエンジンはどうよ?」なんて、此処そこで楽しげな会話に華が咲いております。

 そして宴の終盤、db1さんの名調子の司会による、モト・ラボロ大阿弥陀くじ大会が行われました。

 私は何が当たったか?って・・・万能鋏・・・もらったのは良いけど、この景品、飛行機のセキュリティー通らないし・・・org。なのでお店のスタッフに進呈いたしました。

 すると携帯が鳴っています。時間ですzukaさんからのコールです。ジンさんと近くの人に中座する意を伝え、それとなくフェードアウト。

 zukaさんの待つ新宿へ向かいます。

 11時、zukaさん、zukaさんの後輩のgoshiさん、映画関係のライターさん、私の四人で居酒屋で二次会の始まりです。ノッケから映画ディープ話が炸裂です。つーか私が爆弾撒いてるようなもんでした。日が変わって、ライターさんが「そろそろ」と帰られました。残った三人はこのまま地獄の三丁目までの勢いです。しかし、お仕事で徹夜が続いているzukaさんが堕ちちゃいました。残されたgoshiさんが、最先端の物理学基礎研究についてのお話がこれまた凄い。光の速度を遅くする研究についてのネタを披露してくれました。私、こんな研究があるなんて知らなかった・・・光速って不変だと持っていたので。これを読んで興味のある方は「光の速度を遅くする研究」でググッてみると色々出てきますよ。goshiさんナイス、GJです。って夜中の2時過ぎに酔っ払いながら物理学のお話、なんてアカデミック!!←どこが。

 そうこうしていると、zukaさん復活。お仕事のクリエイティブな熱い話でヒートアップ!!ホントは正座なんかしていないけど、心の中では正座して「はい、はい」って聞いてました。

 そうしていると午前4時、「ラストオーダーです」とお店の方、その後30分ほど喋り続け、やっと二次会終了。タクシーで新宿二丁目に向かい、見つけたお店に入りそこで三次会と思いきや、メロメロに酔っ払った音痴のオネーチャンの凄いカラオケに三人共閉口し、一杯だけのオーダーで店を後にする事に、四次会は、地下にある英国風のオーセンティック・バーにたどり着きました。そこで私は、スタウトのハーフパイント、zukaさんはウオツカのチョイソーダ割り、goshiさんはホセ・クエルボのゴールドをストレートでいっちゃています。かく言うgoshiさん、実は病み上がり、私の「大丈夫?」の声に「だいぶ覚めちゃっているんで大丈夫」と。なんとお代わりしてましたこの人。若いねぇ~。ココで私は、エネルギー切れの鉄腕アトム状態。眠くて眠くてあきません。コンタクトも使用限界に来て、目もシバシバしてきました。なんだか視覚のみならず感覚全体が「もや~ん」としてきた感じです。

 終に、「終了~」の掛け声。時間にして6時半。

20071216062359  店から出ると、新宿の空は白み始めていました。

 そこから、JRに乗り品川で京急に乗り換え空港行きに乗って、シートに座った所で記憶が無くなりました。軽い振動と車内放送で目が覚めると、空港駅に着いていました。時間の感覚が無い・・・なんてタイラー・ダーデンな私。

20071216095939  かなり早めにチェックインし、出発ゲートに向かいます。飛行機の出発まで、2時間弱あり、ちょっと小腹が減ってきたので、売店で万かつサンドを買って全日空の飛行機を見ながら食べようとして、箱を開けたところで再び堕ちました・・・気が着いたら出発30分前、カツサンドの箱開けたまま1時間半寝てたのだ。 

 そうして飛行機に乗り、やっとの事で家に帰れたのでした。マルコ~ッ!!

 四十路にして、徹夜で飲む荒行・・・すっかりお肌が荒れちゃいました(笑)。

 長い長い土曜日がやっと終わったのです。

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2007年12月17日 (月)

飲み会前のプロローグ

 12月15日、土曜日。この日がやってきた、モト・ラボロの忘年会。

 午前中いっぱいまで仕事をして、午後一の飛行機に飛び乗り羽田へ。

 「おいおい忘年会は夜から、ちょっと急ぎすぎじゃないですか?」って、せっかく東京に行くのです。観ておきたい展覧会が二つありましたので、そのために早出なのです。

 で今日のエントリーはそれについて、飲みについてのエントリーを期待していた方々、ごめんなさい。

 前日の夜更かしの影響で、機内でも居眠り「ぐ~ぐ~」の私、軽い衝撃で目が覚めると、もう羽田に着陸してました。

20071215164437_2  羽田からモノレールと地下鉄を乗り継いでやってきました、乃木坂にある国立新美術館です。建物建築も有機的なカーブを描くトラス構造のガラス張り。トラス好きの方々には、絵を観るよりもこの建物だけで、大盛りご飯三杯はいける勢いの、構造体萌えができます。

537pxvermeer__the_milkmaid  そして此処に今、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が来ているのです。ちなみにこの展覧会はこの月曜日まで。最後の週末の土曜日、凄い人でした。久々に並びました。長い待ち時間を耐え、会場に入ると、そこも凄い人。展示してある諸々の絵画を観ながら、お目当ての「牛乳を注ぐ女」の前へ。此処も凄い人・人・人・・・。でもここぞとばかりしっかり見ました。それにしてもオリジナルの黄色と青の発色の良さにびっくりです。光線の描き込みも尋常では無いです。感嘆の溜息が出ました。

 フェルメールで西洋画の緻密さを見た後、次はシンプルで大胆な線で描かれた日本画を見に、国立新美術館から歩いて数分の東京ミッドタウン内にある、サントリー美術館へむかいます。

800pxchouju_sumou ここには現存する全ての「鳥獣人物戯画絵巻」がやってきているのです。ここも、この企画展が翌日の日曜日が最後ということもあって、凄い人でした。でも並んで待っただけの感動はありました。西洋の油絵と違って、やり直しのきかない墨絵で、なんとも言えない素晴らしい絵・・・、ひょうげているというか、愛らしいというか・・・描かれている線をよ~く観察してみると、筆の入力から抜けまでが「しゅっ」っとしていて、迷いが無くて実に筆致が綺麗なんです。これも真筆だからこそ判る楽しみです。

 あ~目の保養、目の保養。こういった贅沢は田舎じゃ無理ですもん。名画のオリジナルの真筆を、この目に、網膜に、そして脳味噌にしっかりと焼き付けました。  

 久々(京都の若冲展以来か・・・)に、こういった欲求が十分に満たされました。

 さて、スイッチを切り替えて、忘年会の会場である渋谷に向けて動き出そう!

 怒涛の飲み会編は、明日のこの時間に続きます。

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2007年12月16日 (日)

徹夜で飲み中

 ただ今、作戦遂行中。

 「作戦って何の?」

 すいません・・・ただの飲み会です。

 さっきまでモト・ラボロの忘年会。

 今は、場所を変えてデザイナー&クリエーターのzukaさんと夜通しディープで濃厚なお話です。

 どんな飲み会だったのか、詳細は無事に家に帰ってから書きます。

 それにしても、ちゃんと家に帰れるのか私?

 

 

 

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2007年12月15日 (土)

この歳にして成長期?

 木曜日のエントリーで書きましたように、昨日は健康診断でした。

 まあ、生活習慣病の問診では言われたい放題でした。ぐっと我慢。

 バリウムと発泡剤飲んで、ゲップをひたすら我慢してレントゲン台グルグル拷問と、その後の下剤地獄・・・健康診断ってキライです。忙しい師走に仕事にならん。

 そんな中、ちょっとびっくりした事がありました。

 日頃、体脂肪率が量れる体重計に乗って、体重管理は出来ていますが、身長計なんて家にある人普通いませんよね。勿論私もそんなもの家にありません。なので身長の測定なんてのは、この健康診断の一年に一回。

 今までは177cmでした。

 それが昨日「身長178.5cm」と、私「嘘でしょう、1.5cmは誤差の範疇や無いよ、もう一回」と二度測ってもらいました。やっぱり178.5cm・・・人が測るのではなくて自動式、身長と体重と体脂肪率がいっぺんに測定されるヤツです。ちなみに去年もこの測定器でした。それじゃ髪型の影響・・?ありえません今日の上京を考えて、一昨日散髪に言ったばかり、なので五分刈の坊主頭です。なので、もしこれが影響したとしても、最高で5mmしか変わるはずが無い。

 う~む・・・ちなみに体重は家で量っている体重と、数百グラムしか違いませんでした。機械がおかしいとはちょっと思えない・・・。

 その日、健康診断での出来事をトレーナー師に話すと「ありえるでしょう。でも背が伸びたのじゃないです。松永さん毎日のハードトレーニングで一年前よりも、普段の姿勢が全然ちゃいますよ。猫背っぽかった背中は、スクワットでちゃんとS字のカーブが出来て、いかり肩だった肩の位置も下がって、前比べれば随分なで肩っぽくなりました。姿勢が良くなったんです。良い感じです」

 そうなんでしょうか・・・まあプロが言う事なので、そうなんでしょう。

 私は、風邪の影響で此処の所、寝てばっかりだったので、育っちゃたのかと思いました。

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2007年12月14日 (金)

現実逃避中

 掃除機の音がローラーダッシュの音に聞こえる、そんな今日この頃の私。

 何故こんな事をほざいているのか。これをずっと観たかったからです。

 その作品の予告編をどぞ。

 知り合いから、このDVD一巻と二巻借りました。

 風邪にめげることなく、思う存分、現実逃避です。

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2007年12月13日 (木)

健忘症

 家のカレンダー、明日の金曜日に赤丸・・・なんだっけ・・・?

 上京は明後日の昼からだし・・・風邪薬でボォ~とした頭をフル回転し、記憶をさかのぼる事数分・・・あ゛っ・・・ヤベッ・・・会社の健康診断だ。

 最近記憶力が凄い落ちています、自分でも嫌になる・・・それにしても、すっかり忘れていました。

 となると、やらなきゃならん事があるのです。

 大腸検診の検便があるんです。横の溝の付いたスティックにブツをこすり付けるやつ。「ツンツクツン」ってアラレちゃんか私。今日・明日と2日分です。

 しかしっ、こんな健康じゃない体調で、健康診断受けて良いものなのでしょうか。

 あ゛~っ、生活習慣病の問診表も書かないと。

 

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2007年12月12日 (水)

トレーニング・ハイ禁断症状

 禁断症状で気分悪いです・・・。

 「何の?」って声が聞えそうです。

 筋トレの禁断症状です。

 「それって風邪のとは・・・」その辛さとは違うんです。口では説明できないこの憔悴感。

 毎日筋トレの私が、このレースの2日間を含めて体調不良の月曜、火曜と計4日間筋トレを休んでいます。

 これは多分、肉体が望んでいるのではなく、脳が渇望しているのです。筋肉からフィードバックされてくる神経伝達情報と、その時の神経間レセプターで受け渡しをしている化学物質を・・・。

 ひょっとすると、ワラキアの伝説に言われる、永遠に癒える事の無い喉の渇きを訴える吸血鬼の苦しみは、このような物かもしれません。←お前は何者ちゅーねん。

 完全に禁断症状です。

 早く身体治して、ジムに行きたい・・・。

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2007年12月11日 (火)

白旗

 風邪に、ウィルスに負けました。

 会社、午後から早退しました。

 これから床に臥せます。

 常用外の「床に臥せる」なんて、明治期の物書き気取りですな。

 回復のため睡眠力に全てをかけます。

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2007年12月10日 (月)

オートレーサーなミニモトレーサー

 日曜日、レース当日。6時にセットしたアラームに起こされます。窓の外はまだ真っ暗です。

 寒い・・・。身支度を整えて7時に行動開始。

Shimo

 霜があたり一面に降りてます。寒いわけだ。9時20分の予選まで時間が有るので、今のうちにジンさんとレストランで朝食を摂ります。暖房と温かいコーヒー、温められているパンがありがたいです。

 体が温まったところで本格始動です。予選はエースライダーのY選手、走る主催者2横部代表の二名体制。真剣にタイムを削っていきます。

Practice コースインは横部代表から。さて苦節二年のチーム・マグナム、#22号車は120台中何位で予選を終えることが出来るのか。冷え冷えの寒寒の中での予選開始です。

 をぉ、結構行きます横部代表、つーかこの人、異常に最終コーナー上手いんです。この立ち上がりで団体さんをまとめてズバーッっと捌いていきます。でもコース上には120台、クリアラップは取れません。セッション中盤、ピットインしライダー交代。終に我らがエースの登場です。

 走る走る、速い速い。夢じゃないよね、マジですか。なんだか贔屓目ですがメインストレートでは我々のマシンが一番スピードが出ている気がします。

 そして予選結果です。タイム2分02秒455!!!予選三番手!!!

 キタ───m9(^Д^)───!!!

 Y選手、必殺仕事人です。クリアラップ取れない中で2秒台、ピットに帰ってくるや「このマシン、2分切れるマシンですね」と、無茶士さん、massimo技術長やりましたね。ジンさんもマシンの完成度、運転手の技量の高さに感心しきりです。

 午後二時の決勝までの間に、我々の応援にクラシックレーサーの愛好家、岡山の川井さんが応援に来てくれました。そして私と川井さんの仲介で、無茶士チームオーナーに岡山の伝説のライダーでチューナーの岩道さんを紹介。これからのミニモト作りのコネクションが一つ増えました。

Kuri  さ~て決勝です。

 ルマン式三番グリッドへマシンが・・・ろっ・・・雨・・・だれだっ!日頃、行いの悪い人は?スタート仕切りなおし、15分後から再スタートです。 

 通り雨だったようで、路面はどんどん乾いていっています。

  トップチームはこの状況下なぜかレインタイヤです。この時私の妄想はピークに、ひょっとしたらひょとしません、このシチュエーション!!

 スタートライダーの無茶士さん、スターテイングサークルへ、カウントダウン10・9・8・7・6・5・4・3・2・1スタートです。ライダーがコースを走って横断、マシンに跨りエンジンスタート・・・ろっ・・・スタート・・・ろっ・・・スタートしません。私の妄想は早くも崩れ落ちました。ガーンッ!!無茶士さんはキックの鬼状態・・・この感じ・・・去年の6月、初めてタッグを組んだミニモト60分耐久の事が走馬灯のように思い出されました。

 結局ピットスタートとなり最後尾になっちゃいました。ガーンっ!!

 ピットからスタート後、無茶士さんは鬼神の如く走り始めました。場内放送では「チーム・マグナム無茶士選手、ファステスト・ラップです!!」との放送。そう、我々に残された作戦はもうこれしかあるまい。この会場でトップレベルのマシンポテンシャルを発揮できれば、奇跡を呼ぶ事も・・・と思っているそばから「あぁ~無茶士選手、アトウッドコーナーで転倒」って放送です。アアアア・・・アトウッドですと!!!

 「終わった・・・何もかも、今回のマシンのカラーリングのように、何もかも真っ白だ・・・」とは、幾ら矢吹 丈の「丈」の字と、私の名前の法丈の「丈」の字が被っているからって思うのは早計です。リボルバー&パイパーコーナーを望むクラブハウス裏の駐車場からコースを見ていると、ゆっくり走りながら帰ってきました。ピットにその事を伝え無茶士さんのピットインを待ちます。

 ピットイン・コーションファンファーレと黄色の回転灯に迎えられ帰ってきました。ライダーは大丈夫、マシンのダメージは、右ハンドルバー、ブレーキレバー、アンダートレー一杯のお土産の砂利。アンダートレーを外し砂利を除去。一人が三叉のところを上から押さえて、てこの原理と力技でハンドルの曲がりを修正します。修正後建付けがおかしくなったブレーキ周りを直します。それでも左右のハンドルの高さは揃っていません。

Sear_1_2 右下がりのそれはまるでオートレーサーのようです。まあ岡山国際は右回りだから良いかって?良い訳無いです。(キッパリ)ピット前・野戦病院での修復を終えると、エースライダーのY選手にライダー交代。トップから10周のビハインドを何処までつめるか、手負いのマシンでの挑戦が始まりました。

 私、彼のライディング見ていて胃が痛くなりました。遅れを取り戻すため、アウト側の白線の外側のグラベルまで数センチのコースの端っこを使っての追越、マシンの限界を超えたマニューバで大きくバランスを崩してもリカバーしたりと、完調でないマシンをねじ伏せてのライディング。ホンマにたいした乗り手です。最後尾から20台近くを捌き、しかもラップタイム2分4秒台をたたき出し無事にライダー交代。次はジンさんにバトンタッチです。

20071209152643 亀の甲より年の功、こういった状況にはがぜん強いのが我らがジンさん。ミスらないで淡々と刻めるベストラップで周回していきます。こんな状況で2分10秒切りも目の前のタイム、ただ黙々と架せられたノルマ周回を走る仕事人のジンさん。無事に目標周回をこなし、ピットイン。

 アンカーの横部代表、無茶士さんから「もうコケてもええから、できるかぎりぶっ飛ばして来い」とアドバイス。ということで「横部いきま~す!!」とばかりピットアウトです。

 不運は続きます。せっかくやる気満々で飛び出した我らがアンカー、直ぐにフルコースコーション。セーフティーカーが出ちゃいました。こんな時凄くイライラします。ちょっとでも前に出たいのに・・・でもライダーはもっとイライラ。

 3周のセーフティーカー介入の後、再びレース開始です。

 「来るぞっ連邦の白いモビルスーツがっ!!!」←これ間違い。じゃなくてチームマグナムの白いNSFが!!!そんな勢いで横部代表ぶっ飛ばします。なんとこのマシン状況で、2分6秒~8秒でコンスタントに周回する横部代表。 流石「走る主催者」と名乗るだけあります。

 多分ヘルメットの中で「1つ、2つ、3つ」と叫びながら、コンスコン隊のリックドムを撃墜していったアムロ・レイばりに、抜いた台数をカウントしてたのでしょう。←絶対。

 そして100位あたりをうろうろしていた順位が急に上がり始めました。オートレーサーのようなマシンを駆っての40分間の走行で、ほぼ20台抜きをやってのけたのです。

 そして終にチェッカーです。やっと今年初めてチーム・マグナムのAチームがチェッカーを受ける事ができました。やっとです。

20071209170542 戦い終わったマシンです。79位でチェッカーを受けましたが、セーフティーカー介入時にルール違反があったりで、何台かペナルティーを喰らった模様。最終リザルトは76位と少し上がりました。

 しかし・・・名前だけの監督の私が言うのもなんですが、惜しい・・・非常に惜しい、マシン・ライダー共に最高の布陣であった今回の120分耐久。ああ・・・スタートさえ上手くいっていればお立ち台も決して夢では・・・いやいやもう言いますまい。レースにニラレバタラレバは禁物ですね。

 でも・・・惜しい・・・二・三日、目覚めが悪くなりそうです。ミニモトPTSDです。だれか、麻生 久美子似の美人カウンセラーを紹介してください。

 これで、今年全てのサーキットイベントは終わりました。気が抜けたのか、岡山の山の中がよほど寒かったのか、ひいていた風邪が悪化しました。

 ど・う・し・よ・う。

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2007年12月 9日 (日)

小(ミニモト)が大(リッターマシン)を兼ねる事ってあるのか

 さてさて、今年最後のミニモト耐久。

 今回は横浜よりジンさんをライダーとして招集。来年の鈴鹿ミニモト4時間耐久、還暦赤いちゃんちゃんこチームの予行演習でございます。

 土曜日の練習走行。なんとたった一人で、お店のトランスポーターで岡山国際サーキットまでやって来たジンさん、「朝の三時に着いたので、ゲート前に車止めて寝てましたよ」って・・・凄いです。ホントに60のおとうさんなんでしょうか・・・。そしてピットにて我らがチームマグナムの車両の用意が出来てくると「いや~普段はでっかいバイクっきゃ乗ったことないから、乗り方わかんねぇ~」とか言っちゃっています。

 でもねジンさん知っている人なら判るよね、マシンを観察しながら、あの何かたくらんでると言うか、これからやるぞーっって言う時の、あの子供のようなクリクリお目々になっているのです。

 一回目の練習走行。

20071208101120  ちなみに革ツナギはおニューなのだ。背中の名前は「JIN」って若いねぇ~。ちなみに準備運動中です。

 をぉ・・結構マジです。ストレートでちゃんとしかも思いっきり伏せて、小さなNSF用のカウリングの内側に身体を押し込んでいる感じ。すばらしぃ~。

 ストレートで団体さんをズバズバ抜いて行きます。

 練習が終わって帰ってくるなり。

 「これ、速え~。私、コーナーとか全然遅いのに直線に入るとコーナーで抜いて行った人をもう一度抜ける・・・いやぁ~このバイクの完成度こんなに高いと思っていなかった・・・」と。無茶士さん、玄人からの最大の褒め言葉でっせ。つーか、これまで用意されていたバイクより、いろんなトコの詰めのレベルが高いんですけど今回のマシン・・・w。←プロに乗ってもらうのだから当たり前。(massimo技術長、やりましたよ)

 ちょっとしたキャブのリ・セッテイングと、リアサスの調整のみで二本目です。

 その時、私はちょっと所用でサーキットからお出かけ。ジンさんの二本目見れなかったのだ。

 夕刻、ロッジにて。

 「いや~、小さいの初めて乗ったけど、面白いね。デライトの片岡君とかが夢中になるわけだ。今日乗ったの本当に完成度が高いけど、あそこをこうして、ココをこうしたらまだまだ速くなるねぇ~、明日の予選の段取りの時にこうしたら・・・けど今ちゃんと走っているし、やった事が裏目ったらやばいから今回は止めとくか・・・。でもあそこもこうすると、もっと・・・。乗り手の私がもっとマシンになれて、コーナーでブレーキングを今までみたいに掛けないで、トップチームのライダーみたいにパーンって一気に寝かしこめたら良いけど、まだちょっと怖いよね・・・」ね、結構本気モード入っているのだ。

 こんな感じで、土曜の夜は更けていったのだった。

 つづく。

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2007年12月 8日 (土)

今年最後のミニモト耐久

 この週末、岡山国際で120分ミニモト耐久です。

 ライダーは、ジンさん、無茶士さん、走る主催者2さん、エースライダーのY選手の四名体制です。私はお手伝いなので、高みの見物です・・・w。

 気温が低くてチームオーナーの無茶士さんはちょっとテンション下がり気味のようです。

Piegona_canepa_desmosedici_  ライダー諸氏、ミニモトなので、こんな感じで肘までつかったハングオンで行きましょう。って、今回は運転手じゃないので、なんとでも言えますね。

 うひひっ。

 我らがチーム・マグナムAチームは今年一度もチェッカーを受けてません。

 路面温度は冷え冷えです。皆さんスティディーな走りでいきましょう。

 レースレポートは、明日の宵の口に。

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2007年12月 7日 (金)

人体の不思議

 かな~り、ヤバイです。

 あすのミニモトお手伝い、この体調・・・どうしよう。

 本当に「人間って一日でこんな量の鼻水が出るものかっ!!!」って言うくらい鼻水が出ます。

Ghost1  鼻水の出すぎで脱水症状・・・そんな勢いです。鼻水で少しづつ水気を絞り取れられて乾燥していく・・・貴腐葡萄な私。貴腐葡萄・・・あなたは、ただのカビたモンパ病の葡萄では・・・なんて見もふたも無い事を言うのはだ~れ?

 とまあ、その位、鼻水大王なのだ。ティッシュでかむのももったいないので、洗面所にいって、ココは男らしく手鼻だ。

 べホイミ、べホマ、ベホマズン。

 頼みますよ・・・自分。

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2007年12月 6日 (木)

“I'M SAFE”と言えない自分

  11月26日のエントリー「こんな参考書どうでしょう」の中で紹介した本“Performance Riding Techniques”第13章「温存」の中で、次のような下りがあります。

自家用飛行機のパイロットたちがよく使う語呂合わせ“I'M SAFE(アイムセーフ)”をレースにも適用しよう。

I INFECTION(感染)
M MEDICATION(薬)
SLEEP(睡眠)
ALCOHOL(酒)
F  FOOD(食事)
EMOTION(感情)

 あーあーあー、普段は酒呑まない人なので、「」の項目以外全てが駄目な今の私・・・。状況は風邪引いてて、風邪薬飲んでてちょっと「ボー」っとしていて、昨日は十分とったけど普段は平均4~5時間、喉が痛いので食欲が無くて、感情は薬のせいもあって「やる気」無し・・・ ダメ人間です・・・パイロット失格な私。←パイロットちゃうし。

 ただのウィルスの宿主のみに成り下がった感じ。本当は会社休みたい・・・人がいないので休めない・・・なので身体に鞭打って働き中です。

 頭の中で、映画“ベンハー”のガレー船のシーン再生して、何とか頑張っております。

 “Battle speed!!・・・・assault speed!!”

  アァ・・アサルト・スピードって・・・そんなリズムで動いたら倒れそうです。今の私。

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2007年12月 5日 (水)

感染(うつ)された

 弟一家、東京へ帰りました。

 置き土産に、私、甥と姪から鼻風邪を感染(うつ)されました。

 甥と姪二人して鼻水ダラダラ・・・「はいチーンして」ってティッシュペーパーの箱片手に、鼻をかんでやったりしていたのですが・・・今は私がティッシュ無しではいられない・・・久々の鼻水大王、下向くだけで垂れてきます。最悪。

 横になると鼻で息が出来ないので中々寝付けないです。

 東京のウィルスは強かです。

 本当に辛い。

 なので今回は、これにてお仕舞い。

 

 

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2007年12月 4日 (火)

弟のプレゼント

 今回、我が弟は、自分の息子と娘が世話になっている自覚があるようで、私に貢物を買ってきてくれた。

 それはこれだっ!!

B787b  全日空の新型旅客機ボーイング787-Bのデスクトップモデルです。

 できておる、できておる喃。

 画像をご覧の通り、着陸脚は収納済みの極楽鳥モデリングなのだ。それにしても見事なまでの飛行形態が再現されています。炭素繊維樹脂製の柔軟でロングスパンな主翼の反り具合が再現されているのです。この原型を作ったモデラー師「できておる、できておる喃」ですな。

 なんだかこの翼の反り具合を見ていたら、映画「博士の異常な愛情/ または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」でミニチュア撮影で再現された、B52戦略爆撃機の飛行シーンを思い出しました。劇中、やはりこんな感じに翼が反っていましたね。

 やはり流石はキューブリック、ミニチュア撮影でもこだわりと目の付け所がちがいます。

 全日空のオフィシャル・モデルでDr.StrangeLoveを思い出すのも、正直どうかと思いますが、わたしゃ業が深いんだから仕方ない。

 それにしても弟よ、この度は本当にできておる喃。

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2007年12月 3日 (月)

Ambush

昨日は、機械獣・ガラダK7&ダブラスM2との二対一の戦いをした、兜甲児の気持ちがなんとなく理解できました。

  こんな〆方をした、昨日のエントリー。

 何故こんな事を書くほど疲労困憊したのか。原因は二対一の「かくれんぼ」です。

 家の一階部分を使って私が襖とかの物陰に隠れ、甥姪の兄弟が通り過ぎた所で「わっ!」と脅かすと、二人してピョコンと飛び上がるくらいびっくり。そしてここから「もう一回して」の無限地獄が始まります。

  子供は一度脅かされたポイントをまた見ます。でも、もうそこにはいな~い。メタルギアで鍛えられた私にAmbush(待ち伏せ)させるとは・・・愚かな。子供相手に大真面目のかくれんぼ。こういった遊びは本気度が高いほど楽しいのだ。って私は辛いけど・・・だって最後の方なんて、中庭の地面と縁側との間に匍匐して隠れてたりするんです。雨の中・・・←馬鹿。もう気分は映画“山猫は眠らない”のトム・べレンジャー演ずるスナイパーなのだ。

 何処から現れるか判らない私に対して、廊下を歩く歩みの一歩一歩も真剣です。7歳と3歳が周りを注意し私が居た過去位置を一つ一つ確認し、「あそこは・・・、さっきココに・・」なんてひそひそ話しをして彼らなりに気配を消しながら、ポイントマンは甥、バックアップは姪で廊下を行軍です。

 一度廊下を出発点から玄関までチェックして「どこだ?どこだ?」と折り返し、再び出発点に戻っている途中で「わっ!」と脅かします。

 甥、姪共に大興奮、三歳の姪にいたっては、エイリアン顔負けのよだれの量だ。

 こんな感じで私のこの週末は終わりました。

 次の週末は岡山国際へミニモト耐久のお手伝い、その次はモト・ラボロの忘年会で上京です。

 私に休息を・・・。

 

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2007年12月 2日 (日)

師走のひととき

 この12月のことを「師走」とはよく言ったもので、この年末は会社が人手不足の相まって、私もいつも以上に「いそがしぃ~」って走っていないと駄目なのだ。

 土曜日の昨日も仕事全開です。

 そんな中、おやつタイムに久々の美味しいお菓子がでました。不動産部の広島出張のおみやとか、これが私的にかなりヒットだったのです。

20071201105955 広島風雅堂さんの柿を使ったお茶菓子、銘「ひろ柿」です。

 画像の、お菓子の盛り付けとか皿の上に散っている葛粉とかは見なかったことにしてください。なにせ仕事の合間に出て来たのおやつですから。

 家で撮るみたいに、照明に気をつけたり、器を選んだりなんて出来ないのだ。

 仕事の合間に私の撮った写真は最低ですが、お菓子の味はサイコ~です。柿の風味豊かです。写真でちょっとわかり辛いかもしれませんが、ジャム状にした干し柿を餅米粉と練って作った求肥になっています。

 そもそも干し柿は、砂糖が日本の国に入ってくるまでは一番の甘味料でした。確かに干し柿に含まれる果糖(フルクトース)は、糖の中で一番甘みが強いのが特徴です。

 実際、和菓子で用いられる餡の甘さの上限は、干し柿の甘さに設定されています。

 疲れて脳味噌も甘い物を求めていたので尚更美味しく感じ、そして元気が出ました。(うがった見方をすれば、この餌で、尚更「キリキリ」会社にネジ巻かれたと言っても過言ではない?)

 土曜日出社も何とか終わり、家に帰れば、ちっちゃい怪獣が二匹(甥&姪)が待っておりました。

 昨日は、機械獣・ガラダK7&ダブラスM2との二対一の戦いをした、兜甲児の気持ちがなんとなく理解できました。

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2007年12月 1日 (土)

疲れのたまったオヤジなんてどうですか

 いつもの筋トレにヘトヘトな私。

 「ちょっとは身体が慣れるでしょう、このメニューだって」なんて甘い考えへは何処へやら。筋トレ後、家に帰り風呂から上がるとぐったりです。横になっているとうたた寝しそうです。

  でもね、効果が現れだしたんです。上半身はまだまだなんですが、下半身周り、だいぶ脚が「ギュッ」としてきました。

  ボディービル用語の「切れてますっ!!!!」っていうやつです。ボティービルディングや筋肉をつけているわけでないのです。脚の皮下脂肪が落ちたみたいで、筋がはっきり・くっきり出るんです。この感じが徐々に上に上がっていけば何も言う事はないのですが・・・やっぱり、辛い辛いレッグプレスと、重りを担いでやるマシン・スクワットが効いているのでしょう。

 その代償が、メニューが刷新されてからの、この慢性疲労なのか。錬金術は等価交換の原則。←えぇ?筋トレって錬金術なのか!!

 蛋白質の摂取量が足りてなのかしら。

 話は変わりますが、今日の朝から、弟一家が帰省してきます。と言っても私は今日は仕事だ。

 甥&姪、お行儀良く待っているように。←無理。

 

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