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2007年11月 9日 (金)

読書の日々

 本年度のレースも終わり、ホッとして枕元の読みかけもしく買ったまま読んでいない本の片付けに入りました。片付けって言ったてしまうわけでは有りません。片端から読み倒すのです。

 とりあえず昨日一日で、ブルーバックスの“流れのふしぎ 遊んでわかる流体力学のABC”と、佐藤 優氏とコウ ヨンチョル氏の対談形式で書かれている“国家情報戦略”、そして金子 光晴氏の日本逃避記“どくろ杯”、この三冊をとりあえずやっつけました。

 流体については、私の近くにいる方々は何故に勉強してるかなんて、言わなくてもおわかりと思いますが、簡単に言うとレースのためです。あそこがどうなってこんな結果になるのか、それを導き出す数式は・・・まあ根が理系なものですから、知りたくなると止まらんのです。

 二冊目の“国家情報戦略”についてはいかにも、私のもう一つの黒い部分(ダークサイド)が好きそうでしょ。 ただこの本の中に懐かしい記述がありました。それは陸軍中野学校についてなのですが、その研究機関、陸軍中野学校登戸研究所で、戦時中、中国の偽札(香港の香港上海銀行から輪転機を接収して刷っていたのである意味本物)を作っていたり、コンニャクを糊として風船爆弾を作っいたという下りで、この登戸研究所にちょっとしたノスタルジーを憶えたのです。その研究所の跡地は、現・明治大学生田校舎、私の通っていた学び舎でございます。まあこのような私的な事のみならず、表の外交、裏の外交、諜報活動、先に述べた陸軍中野学校の研究、非常に面白い対談集となっております。

 最後の“どくろ杯”は、時は大正の折、作家自身とその奥様が日本を飛び出し、上海(この時代上海に行くのはパスポートが必要なかったから)、ジャワ、マレー、パリ、ロンドン、ブリュッセルを放浪された猿岩石真っ青の自叙伝なのですが、「やっぱり明治生まれは強かった・・・」と、そして著者自身、ボードレールやヴェルハーレンに親しまれていただけに、書かれている文体がデカダンな匂いがあって尚よろし、といった感じです。

 まだまだ、枕元の本はあります。この週末までに未読の本は全てやっつける所存です。

 灰色の脳細胞よ、ガンバです。

 皆様も、秋の夜長、読書なんて如何ですか。

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コメント

「灰色の脳細胞」というフレーズに喰いつきましたよ(笑)。
人生はヘイスティングズの方が幸せかも。

投稿: yo | 2007年11月 9日 (金) 09時09分

yoさま
「ヘラクレス」の名前(仏語でエルキュール)を持つのに、頭脳派のポアロ。
ヘイスティングズ大尉はラゴンダのスポーツカーでレースをする四輪馬鹿。(笑)
私は、おばあちゃんが「思慮深い人間になりますように」と、仏教用語の「方丈」を、名前の由来に持つのに、ちょい古なGUZZIでレースをする二輪馬鹿。(笑)

投稿: 松永 | 2007年11月 9日 (金) 09時34分

素敵なおばあちゃまですねぇ。
その思いの通り、十分思慮深いと思いますよ。でも、、それ以上に体が元気(爆)。
人生が枯れてくるころに良い味になりますよ、きっと。
御身御大事に

投稿: yo | 2007年11月 9日 (金) 10時34分

yoさま
> 素敵なおばあちゃまですねぇ。

そんなでもありません。
もう一つネタバラシをすれば、「法」の字に決めたのは、私が生まれた日に叔父の大学受験の合格発表があって、「都の西北~♪」の法学部に受かったので、この字を当てられてしまったと、非常にベタな一面もあるのです。(笑)
初孫の誕生、次男の大学合格と、祖母はよほど嬉しかったのでしょう。

投稿: 松永 | 2007年11月 9日 (金) 11時31分

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