最後の最後に事件です
レースのための練習走行は今日の朝8時からスタートです。
しかーし、レース直前の昨日の夕刻、事件は起きました。
昨日のエントリーに書いた、「猪の赤ワイン煮」を、持ち運ぶために寸胴鍋からタッパーに移したのですが、鍋肌にこびりついてゴムのへらで取りきれなかったソースが、「勿体な~い」のでコレが夕食にするためにバゲット(フランスパンの事ね)を三切れ用意いたしまして、それで鍋肌を拭い食べていると、「パキッ」と嫌な音、それと共に何か小さな石ころでも噛んだような感触、口から出してみると小さな歯のかけら!!!
ゲッ・・・(with冷や汗)
右上奥から三本目の歯を舌で触ってみると鋭く引っ掛かります。洗面所へ行き鏡で口の中を覗くと・・・欠けています。確かに、昨日、私が食べていたバゲットは、美味しいんだけど結構噛み応えがあって、その噛み応えといったら食べている途中で、コメカミの部分の顎を動かす筋肉がだる~くなるほどだったのだ。
しかし、それにしても、この欠けてしまった歯は、高校時代に、外見はなんとも無いけれど疼く・・・と言って歯医者さんへ言ったところ、「とりあえず」と神経を抜かれてしまった歯だったのだ。虫歯でも何ともなかったのに・・・(涙)
よ~く観察すると、その白いセメント系の詰め物周り、つまり歯の内側が黒いんです・・・
もしや・・・内側が虫歯だった(with更に冷や汗)
宵の口の七時前だったのですが、大変親切で若い私の今の歯の主治医さんに「SOS~歯が欠けてしまいました。明日レースがあるんですけど、これじゃ気になって、とっても具合が悪いんです」と電話すると、「あと一人予約があるけど、何とかしてあげるから直ぐ来るように」とありがたいお言葉、ソッコーで歯科医院へ急ぎます。
歯医者さんに到着して、保険証を受付の方にお渡しし、待合で待っていると何処からか電話です。受付の方が電話を切られると「松永さんよかったです。予約の方が都合が悪いとキャンセルされました。これでじっくり治してもらえますね」と、こんな事ってあるんです。
で診察が始まりました。全てをデジカメで撮られ、目の前のディスプレイにその画像を写してインフォームド・コンセント(治療方法の説明)があります。ただ欠けてだけではなくて、詰めてあるセメントの内側から虫歯が進行して、歯がもろくなり、バゲットを咀嚼して歯にトルクがかかった時に切片が爆ぜたようです。
歯科用ドリル(かつて無茶士さんに「タービン」と言うと、教えていただきました)が唸りを上げて詰め物を削っていきます。歯の内側の虫歯に犯された部分をすっかり削り終わると、自分の歯の色に近いレジン樹脂で、削ってなくなった部分の歯の再構築です、のべ30分ちょいの濃密な治療により、おかげさまで前よりもずいぶん具合のいい歯になりました。
そしていつもの何事無かったように七時半にはジムへ行き、いつものメニューをこなし、帰り際にトレーナー師より「怪我をしないで、頑張ってくるように」とエールを受けました。
しかし、今回は最後の最後にバタバタです。
でも本番の時じゃなくてよかった。何事も前のめり前向きに考えましょう。
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コメント
お~っっ
これでちょっとは厄が落ちたかもしれませんね。
怪我をなさいませんように。
私は14本の虫歯を連続して治療して今に至っております。体調が悪いときは歯根だけ残した金属のかたまりが疼きます(笑)。
God speed you!
投稿: yo | 2007年11月 3日 (土) 00時56分
またかなり固いフランスパンを食してたのね。
神経を抜いた歯は基本的にもろくなリますし、虫歯になっても痛く無いので進行しがちです。
歯医者さんが推奨する歯磨き粉(フッ素含有が多い奴)なんか
良いみたいです。
投稿: Vertical | 2007年11月 4日 (日) 22時34分
yoさま&VERTICALさま
フランスパンでソースを拭う時は、ボソボソ系のパンが一番!そう思っていますw。
レースも本当に予期せぬ転倒(詳細は月曜日のエントリーにて)にあったり、お立ち台に立てたりと、なんだか泣き笑いの週末でした。
ツナギとマシンの修理費が・・・またビンボー生活が始まる。
どうやらお金は、私のことが好きではないようです。
投稿: 松永 | 2007年11月 5日 (月) 08時42分