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2007年11月

2007年11月30日 (金)

Final Answer

  誰かが正解を書いてくれるものと私は待ちました・・・そう、三日間待った、ソロモンよ私は帰ってきたっ!!←これ間違い。

 「それでは火曜日のエントリーの答です」って言っても、この日のコメント欄、変な軍曹しかコメント書いてないし・・・つーかこの軍曹のおかげで皆さんびびちゃたんだよね。「変な人がいる」って。それとも「マジわかんないね(平板発音)」なんて事無いですよね。本当に恥ずかしがり屋さんが多いだけですよね。

 正解は私がここで述べるよりも、このレストアが終わった映画の予告編映像を観てください。80年前の空想科学映画の金字塔がココまで美しく修復されています。

 それではどうぞ。

 そう、フリッツ・ラング監督作品、ドイツ映画の傑作「METROPOLIS」なのだ。

 ね、凄い映像でしょう。修復班の目標は、傷が付く前のマスターフィルムの状態に戻す事だったそうです。私はすでに、この映画のDVD、四回目の視聴に入っています。画面の隅々どこにも手抜き無いんです。恐ろしいまでの完全主義。

 参りました。

 考えれば当たり前の事なんだけど、80年前だからって、人間のイマジネーションが劣っている訳が無いんだよね。それをどのようにフィルム上に再現するか、そのためにお金と、時間と、人と、当時の最新技術がたっぷり掛けて創られた(あえてこの字を使いたい)奇跡のような作品です。

 それにしても本当によく被写体が撮れています。シーンによっては俳優さんの瞳の中の虹彩までクリアに見てとれるのです。

 サンデーレーサーとは別の顔、ライカ使いの顔も持つ無茶士さんが日頃言われている通り、この時代はとりわけ「独逸の光学器械は世界一ィィィィィィィィィッ!!!!」なのでしょう。

 映画好きの方は自宅のDVDコレクションに必要なMAST BUYな作品なのではないでしょうか。

 実は、数年前にアメリカ版DVD(映画ジャンキーのため、日本未発売のどんなリージョンコードのDVDでも観られるように、友人に頼んで香港にて中国製DVDプレーヤー「歩歩高(ブブカ)」を購入済み)が出ているのを知っていて、zukaさん(映画・芸術部門のお友達)に「買うべきか?」と相談したり、並行輸入DVD店のHPの購入アイコンを「ポチッ」ってやろうかどうしようか「買うた止めた音頭」をさんざ踊って、日本版がでる事をを持つ事として、購入をペンディングをしていたのですが、やっとです。

 日本版を出して頂いた、紀伊国屋書店・映像部の皆様、本当にありがとうございます。

 1927年に想像されていた西暦2000年の世界、それは我々が今、生きている現実世界と比べてどうなんでしょうか。できればその目で確かめられる事をお薦めします。

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2007年11月29日 (木)

ちょっとキナ臭くありませんか

 ちょっと気になるニュースです。なぜか私のアンテナに引っ掛かりました。

 11月27日22時52分配信のニュースによると。

27日午後2時半ごろ、能登半島地震で被災した石川県輪島市や周辺市町で、「ドーン」という大きな音が十数秒続いた。

 音は窓ガラスが振動するほどの大きさで、約1分置いてもう1度響いた。輪島測候所によると、地震は観測されていないが、市役所や消防署などには、住民から「地震か」などの問い合わせが約50件あった。

 航空自衛隊小松基地によると、当時、能登半島の北西約60~80キロの空域でF15戦闘機4機が超音速で訓練しており、同基地は「超音速飛行した時の衝撃波(ソニックブーム)が、北西からの強い風で伝わった可能性がある」と話している。

 輪島市立河井小学校では、音が響いた直後に、教職員が児童に対して、机の下に潜るよう指示。「地震では」と、教師に質問する児童もいたという。

だそうです。

  「超音速飛行した時の衝撃波って何や?」と言われる方もいらっしゃると思います。 文章で書くと「物体が音速を超えて動く時に発生する圧力波」と言う事になるんですけど、こんな事言われたからって、益々わかんないですよね。

 ちょうど、アメリカのF14戦闘機が音速を超える瞬間を捉えた映像が見つかりました。衝撃波発生の爆発音と共に、戦闘機を中心に気圧が変わっていくのがバッチリ写っています。「音の壁」を破るってこういう事なのだ。 

 100km近く離れた所から伝わってくる衝撃波もさることながら、演習場所が能登半島北西80kmって・・・地政学的にも色々と考えさせられますね。(何かの作戦行動中じゃないの?本当に演習なの?って事を含めて・・・)

 皆様はどう思い考えられますか?

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2007年11月28日 (水)

パターン青、使徒です!

 Macユーザーの方々は、Macの素晴らしさを世に伝導される方々を「Evangelist」なんて呼ばれているのをご存知かと思います。

 ここに最高のEvangelist降臨!彼だっ!

 去年の夏前にアメリカで放送されていたTVCMみたいですが、にくいねぇ~。

 ただ、このHALっていう名前、IBMをアルファベット順一文字ずつ前の文字に変えたのが名前の由来じゃあなかったけ・・・Appleにゴースト売ったのかHAL!そんなに簡単にEvangelistになっていいのか、それともそもそも高度A.I.であってもゴーストは宿らないのか!!!何てこと言ってみたりして。

 ちなみにEvangelistという言葉の意味は、キリスト教用語「福音を伝えるもの。使徒」っていう意味です。宗教じみている処がいかにもMac。これと同じ意味でギリシャ語になると、皆が知っている「EVANGELION(ευαγγελιον)」そうエヴァンゲリオンとなります。

 日本のMacのCMではエヴァがEvangelistになるのか?

 「新しいMacが3タイプ発売されます。その名も、キャスパー、メルキオール、バルタザールです」なんてね・・・無理ですかね。

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2007年11月27日 (火)

夜なべして映画

 すいません。

 Blog書くのをサボって映画観てます。

 なんと1927年製作の映画。(ちなみにGUZZI創業は1921年)

 そのフィルムを、現代のデジタル技術でフルレストアし、画質はその当時の初演状態と同じ状態になっています。上映時間が長すぎて、この80年の期間に映画は編集に次ぐ編集により切り刻まれ、フィルムの1/4は失われたままなのです。はぁ~もったいない。

 しかし、これが80年前の映画とは・・・凄っ、美しいです。

 詳しくは、あと二・三回観て、私の血肉になってからエントリーに書きます。

 それでは問題です。私がご執心の、このサイレント映画はなんでしょう?

 ちなみに、kuwaさんとzukaさんは答えなくて良いから。多分直ぐ正解書いちゃうからね。この二人以外にもベタなボケをかましそうな方々が予見させます。言っておきます、「クリスタルキングの歌」なんてボケも禁止です。

 映画の冒頭、写される格言「頭脳と手の間の媒介者は心でなければならぬ」これがこの映画の背骨です。

 この位ヒントを出せばもうわかりますよね。 

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2007年11月26日 (月)

こんな参考書どうでしょう

 中学生の頃、英語のグラマー(文法)時間って有りましたよね。英語の第五文型とかいってS・VとかS・V・CとかS・V・O、S・V・O・C、S・V・O・Oなんて習いましたよね。あの当時何も解かってないアンポンタンな私は、「ネイティブ・スピーカーはこんな事してへん」なんて思っていました。自分は英語のネイティブでもないくせに。

 時は経ち、大学時代、ダブル・スクーリーングで夜間、語学学校に通っていた時、文法の重要性を次のように教えられました。「一度日本語でフォーマットされた我々の脳味噌で、フォーマットされた言語に対して大きく文法の違う言語の習得は、元の言語がじゃまをして、赤ん坊が言葉を覚えるようにはいきません。大人が外国語を取得するには、文法で体系化された言語習得方法を用いないと、かえって遠回りになってしまう」と。

 前置きが長くなりましたが、もう少し辛抱してね。これからが本題なのだ。

 例えば、一流のプロ・アスリートは年端の行かない時からその競技をされていたりしますし、楽器の演奏だって、職人の世界だってそうですし、Moto GPのライダーも子供の頃からのレースをしている方々が殆どです。本当にこれらの一流の方々は、殆ど例外なく低年齢でその道に入られています。 

 じゃあ、いい歳をしてサンデーレースを始めた私達、もっともっと上手くなりたい時、上達の近道って言う意味で、先に述べた語学の文法のようなものって無いの?

  実は今、私が夢中になっている本がそれに近いんじゃないのかな~なんて思うわけです。それは、Moto GPライダーのテクニックを徹底解剖した“Performance Riding Techniques”!!Moto GPのオフィシャル本です。

 本の内容は、現役Moto GPライダーのインタビューを踏まえ、ライディングのテクニック説明が事細かに書いてあるのです。コーナーのアプローチからアペックスにかけての前後のブレーキの入力が見易いグラフ化されていたり(このブレーキングの項目、りゅーぢさんにSUGOで教えてもらった、「今のハイグリップタイヤの使い方」と同じだったりする。ヤッパ、りゅーぢさん「かっさらい男」だけあって、「すげぇ」ね)、ストロボ写真によるラインの説明、バニシングポイントを使った目線の置き方と、このオフの間、妄想ライディングするのにもってこいの内容。まあ、この本読んだからといって「ロッシと同じブレーキングが出来るのか?」なんて言われても出来ないんですけど。でも何か来シーズンの自己ベストタイム更新に向けて、やるべき事のヒントが何か見つかるんと思うんです。

 すばらしぃ~。

 既に来シーズンに向けて、妄想レースは始まっています。

 最後にこの本の巻末の言葉に激しく感動しましたので、誤解を恐れず、ここに紹介したいと思います。

スポーツと呼ぶに足る競技は3種類しかない。
闘牛、モータースポーツ、そして登山。
他はすべて、ただのおあそびにすぎない。
伝 アーネスト・ヘミングウェイ

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2007年11月25日 (日)

週末は相変わらず汗臭い

 昨日のスケジュールをざっと復習してみますと。

 三連休の真ん中、遅め(8:30)に目覚めます。

 朝風呂に入ったり、ご飯食べたりウダウダ・・・

 10:00にジムが開くので、9:45に自宅出発。筋トレ午前の部開始です。

 ジムに着いてみると凄い人数・・・、と言うか、いつにもなくジムの扉開けると汗臭い・・・。殆どのフィールドスポーツがオフに入っているため、全日本とか、プロ・スポーツ一団の合宿組がわんさかごちゃまんです。←ロボダッチ!

 人を掻き分けながら、メニューに入るもUPメニューをこなしていても、ちっとも体温が上がりません。マシンから次のマシンまでの待ち時間が長すぎ・・・温まりかけては冷え、温まりかけては冷え・・・これじゃ負荷の大きい本トレーニングで筋を痛めるかも?何時のも倍くらいの時間がかかってやっとUP終了、って体が温まりきってないので暖機になっていません。マシンの順番を待つ人の込み具合を考えても本トレーニングに入るにはちょっと無理のよう。中途半端ですけど、小一時間(いつもなら20分位)のUPをしただけで午前の部は終了~。

 ジムの近くの本屋さんにて立ち読み&面白い本ないかなぁ~なんてプラプラして、結局、何も買わず家に帰りお昼ごはんを食べます。

 その後、夕刻の剣術稽古まで時間が有るので、近所を散歩。ウォーキングとかじゃなくて本当に散歩です。実は家の近くに民家を改築したカフェなんかが出来ていたりして、入りはしませんでしたが「どんな感じ?」と偵察です。

 又、家に帰ると、煎茶入れて喫みながらDVD観たりしています。

 そして16:00、道場に行くために、稽古着、木剣を用意して、身繕いをし、ソイジョイのカカオ味のヤツを一本口に入れ徒歩にて道場に向かいます。早目のペースの徒歩が、UPのつもりです。

 そして雖井蛙流平法の稽古です。

 最近はかつてのようなフィジカルな厳しさよりも、斬り合いに入る「兆し」であったり、振り一本一本の「止め(とどめ)」等のメンタル面に注意を受けます。私は焦るのか「兆し」を読むのがまだまだのようです。全体的に早すぎると(といっても秒単位なんかの話ではなく、ほんの僅かな間の事)・・・あと「腕力で剣を振り回しているので駄目です」と、「もっと剣の重さを利用した流れるような動きで、その流れが激しくなったり緩やかになったり・・・でも大局は一つの流れのように。あなたの動きは一振り一振りに無理があって、動きが「ブツッブツッ」と切れている感じがします」、と厳しい指導を受けます。

 稽古の終盤、空模様が怪しくなってきて、真っ暗になります。窓越しに、八双に構えた師の背後の真っ暗な空に、激しい紫色の稲光が走ります。その逆光で、八双に構えた師のシルエットが黒く抜けて見えるのです。頭がら湯気出すほどの汗かいて、キリキリやっている稽古中なのに、心の中で「シグルイの藤木源之助vs蛇平四郎(くちなわへいしろう)戦みたいだ。カッケー」なんて思う始末。←馬鹿!

 稽古後、ポツポツ雨が降り始めている中を小走りで家まで帰り、トレーニング着に着替えて、直ぐに筋トレ午後の部へ突入。

 昼間とはうって変わって「ガラガラ」です。トレーナーの一人が「土曜の夜ってこうなんですよね。松永さんはこの三連休、どっか行かれないんですか?」って、「行くわけ無いやろ。一昨日の金曜日だって筋トレ来てたやろ。ワレ」と横山のヤッさんみたいなことは心の中にしまって。筋トレ開始。

 早い早い、貸しきり状態なのでサクサク進みます。いつもならUPと本トレーニングで一時間半から二時間かかる所が、なんと一時間で終了。稽古に続き、ここでも茹で上がった海坊主状態です。鏡を見ると頭から湯気出てます。

 そして21:00には家に帰り、ゆっくりとお風呂に入って夕食を食べ、このBlogを書き始めた訳なんです。

 完全フリーの本日は、朝から汗まみれの稽古着の洗濯が待っています。

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2007年11月24日 (土)

虚像と現実

  皆様、ハリウッドの映画俳優Eddie Griffinってご存知ですか?

 彼の主演映画、オースティン・パワーズのアフロ・アメリカン版“Undercover Brother”。その劇中、彼の華麗なるハンドル捌きを、先ずご覧頂きたいのです。

 それではどぞ。

 さぁ~てココからが本題と言うか・・・問題です。

 上の映像を観た上で、今度は彼の本当のハンドル捌きはどうなんだ、と・・・・百聞は一見にしかずです。このニュース映像を観てちょんまげ。

 あ゛~っ、あ゛~っ、あ゛~っ。やっちった。

 Eddie、こんな場合は、ドリフトやらせたら天下一の番長ドリーさんに対処法を教えてもらいましょう。(笑)

 ただ、このニュースの中で、ジャッキー・チェンがとってもうれしそうなのが、一番おもろかったですね。

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2007年11月23日 (金)

ヤマハの皮を被ったBMW

  終に、山が動きました。

 BMWのスーパーバイクレーサーのスパイ写真が出回り出しましたね。

 このNET社会、光の速さで地球を駆け巡る情報伝達スピードなんて事、BMWの情報管理部門は先刻承知の介。

 「形とかわからないように情報操作せよっ!」

 「ヤポール!それでは日本メーカーの外装を付けてみました!」って感じですか・・・?

 これがそのスパイ画像。

Big_bmw_sbk_01_2Big_bmw_sbk_02_2  コードネームBMW K46だそうです。

 排気系をじぃ~っと観察すると、どうやらR6の外装のヤツが公道仕様、R1の外装のヤツがレーサーみたいですね。

 エキパイの集合部分から想像するに、噂されていたようにエンジンはコンベンショナルなインライン4で、駆動系はシャフトじゃなくてチェーンドライブ、ライダーを信用しない(「人間は必ずミスをする」って考え)デバイス好きなBMWの事ですから、DUCATIの1098Rも搭載しているトラクションコントロールも付けているのでしょうなぁ~。

511pxjaguar_warrior  しかし・・・ヤマハのカウリング付けて偽装とは、この画像を見た時、私は、動物や人間の生皮を身に纏って戦ったと伝えられている、古代アステカの戦士をイメージしてしまいました。

 BMWにR6の外装・・・・「はっ!!!」

 TSURUさんっ!!!!!(わかんない人は、FLUGGEさんのサイトにあるこの記事をどうぞ。)

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2007年11月22日 (木)

BATMAN: DEAD END

 びっくりしたなぁ~もう!知らなかった・・・こんな凄いの・・・

 私の友人で、趣味のエリアで言えば映像・芸術部門のzukaさんが、またまた凄い映像を教えてくれました。

 私だけで観るのは、大変もったいない映像なので皆さんにも教えちゃうのだ。

 闇に生きるスーパーヒーローと異星人のバトルロイヤル。

 BATMAN: DEAD END

 先ずは観てから、これだっ!

 

 実はこれ、Sandy Colloraという人が作った自主制作映画なんです。皆様、ご安心を、この人、素人さんではありません。ハリウッドの業界人です。詳しくは氏のサイトSandy Collora Studiosに行ってみてね。

 そこで、この方のprofileを拝見すると、Top 10 moviesの項目に「うんうん」と頷ける映画達。その中に、フランス映画“ロストチルドレン(邦題)City of lost children(英題)”が有るのを私は見逃しません。

 私ね、このチョイスだけで、この方の美的感覚を信用しちゃいます。私が初見の方と映画の話をする時、この“ロストチルドレン”の話を振ってみて、その返答の如何で、コアな話をして良い人か、しない方が良い人か決める、そんな試金石として使う映画の一本(映画にもいろいろなジャンルがあるので「これ系にはこれ」みたいな)なのだ。 日本ではあまり評価されていないけれど、一つの世界観が出来上がっている凄い映画です。

 をおぉっと、感動のあまり脱線してしまいました。 

 zukaさんの情報によると、この“BATMAN: DEAD END”は2003年製作、作品時間8分間。製作費は驚きの300万円。あれだけのプレデターとエイリアンが出てきて、雨降らして、ライティングして、たった300万円!!!安過ぎるんで無い?

 ともかく、凄いクオリティーですよねコストパフォーマンスが素晴らしい 。

 zukaさん、本当にありがとうございます。

 又、酒飲んで、我々の周りの重力場が歪む位、ディープでコアな話を夜通ししたいね。

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2007年11月21日 (水)

灰色の脳細胞はDVDを観ていても活動中

  昨日のネタ、今日も引っ張ります。昨日は感情論のお話でしたが、今回は私の妄想の糧として見ていきたいと思います。

 さて、昨日のエントリーで紹介したDVD“love,speed&loss”を何回か観ていて、私の中にあったMVに付いての「?」の一つが私的にほぼ決着したのです。

 皆様は、MV agustaが実戦投入こそしませんでしたが、水冷水平対抗四気筒DOHCエンジンを積んだレーサーを開発していたのをご存知でしょうか?

Normal_p10206882007112021570120071120215427_4  これです。まるで戦前のダグラスのような車体構成。私自身、「なぜこんなものを・・・?空冷DOHC4バルブ・インライン4のコルサのエンジンを、水冷化すればいいじゃん」なんて怪訝に思っていたのですが、この“love,speed&loss”を観ていて「はっ」と気が付き、「な~るほど」と思ったわけです。

Douglas1913 ちなみに、「太陽の牙ダグラムはわかっても、戦前のダグラスなんて言われても、わから~ん」と言われる方もいらっしゃると思います。ダグラス(1913年式)ってこんなマシンです。ただダグラスは見ての通りボクサーツインです。ちょうどBMWのエンジン搭載方向を90°回転させた方式です。

 それでは話を戻します。1973年のシーズン、MVに乗ったリードとアゴを散々苦しめ、シルバーストーンでの不幸な事故が無ければ、世界チャンピオンになっていたかもしれないキム・ニューコム。そのニューコムの乗っていたケーニッヒのマシンは、エンジン形式が2ストロークであることを除けば、ほぼこういったような車体レイアウトなのです。

 ではケーニッヒの画像をどうぞ。

Koenig_4Koenig2_2 つまり、MVは、ライバルの速さを認めそれを参考しマシン開発をしていた。レースではよくあることです。開発期間は1975年から始まったところを考えると、時期もぴったり、この、およそMVらしくないエンジンレイアウトも納得がいくって言うもんです。あくまでも私の妄想ですが。

 しかし残念な事に、MVのボクサー4エンジン搭載のマシンは、MVが1976年を最後にWGPを撤退するのと時を同じくして、上記の画像のような作りかけの状態で開発中止、このマシンが走ったという記録はありません。

 さて、今、これをお読みの皆様、皆様はこの当時のMV agusta corseの技術主任です。この未完成のマシンにどんな外装を与えてやりますか?妄想想像力をフルに働かせてください。ちなみに最終年のMVのカラーリングは赤銀じゃありません。

Ago_mv_2 こんなのです。

 上記の作りかけのマシンの一枚目の画像を見て頂くとわかるとおり、エキパイがこの時代の4stレーサーには珍しく、高い位置で抜けてますね。そうするとシートカウルのデザインはどんなのになっていたのでしょうか?

 さぁ~て、みんな、がんばろ~!!

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2007年11月20日 (火)

涙腺の弱い私にとどめっ!

 先日、四十路にもなると涙腺が弱くなって仕方ないと書きましたが、この涙腺のコックを開けっぱにする、DVDを観る機会がありましたので、皆様にもそのDVDを紹介したいと思います。

 実は、マン島出場を目指していらっしゃる伊丹さんが、ご自身のBlogのエントリーにて、このDVDを紹介されていたのです。

  それは、love,speed&lossという題の、二輪WGPのドキュメンタリー作品です。

 氏のBlogを見て、「へェ~どんな内容だろう」と、いつものようにAmazonで検索し、レビューを読んでいたら「ポチッ」っとなと、購入決定。

 GUZZIも好きですがMVも好きなこんな私。古のリザルト表を見て、リードやアゴの駆るMVの前後に記載されているケーニヒの車名は知っていたのですが、このマシン事は、このDVD観るまで知りませんでした。つーか名前(König)の読み方すら知りませんでした。でもMVじゃないから「そんなの関係ねぇ~」って。

 で、DVDの内容なんですけど、もうね、ノッケからわざとらしいほどの「泣けぇ~泣けぇ~」攻撃、こんな見え透いた直球勝負に私が負けるわけが・・・・・

 負けました。結構号泣。完敗です。

 それではサンデーレーサーの諸君!サンデーレースもシーズンオフです。二輪関係のドキュメンタリー映像を見て時間を過ごしてみてはいかがですか。

 主人公、キム・ニューコムの半生を通しながら、70年代のコンティネンタル・サーカスの舞台裏の歴史的な資料として観ても、大変興味深い作品となっています。

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2007年11月19日 (月)

Tallyho!!!!

 ちょっと前の事です、友人と電話でこんな話になりました。

友「よー毎日Blog書いてるな。寝る時間あるの?」

私「あまり・・・」

友「つーかBlog読んでたら、又、転倒けたん?身体大丈夫なん、自分?それと二輪レースのみならず、ただ事でない剣術もして、毎日筋トレもやって。ホンマ、普通や無いな」

私「電話するなりそんな事・・・」とまあ、こんな感じで話が始まりました。

 ここでちょっと話を変えます。

 皆様は、英国の小説家ギャビン・ライアルって知っておられます?有名な所では“深夜プラス1”なんて著書があるのですが、今回は“もっとも危険なゲーム”という作品についてです。

 この小説の粗筋を書けば、狩猟を生甲斐にしているアメリカの富豪フレデリック・ウェルズ・ホーマー。サファリのライオン狩り、アラスカの灰色熊と、プロのハンターとしてスリルを求める感情がどんどんエスカレートしていき、終には自分と同等の武器を持った人間を獲物と求めます。自分と同条件の獲物、これがスポーツマンシップに則ったフェアプレーであると。

 主人公は、このホーマーに挑戦され、それを受けたビル・ケアリ。彼は元英国秘密機関員の過去を持つ、言うなれば人殺しのプロでした。ホーマーのお眼鏡にかなった最も危険な獲物。ソヴィエト国境に近いフィンランドのツンドラ地帯で、人を殺した経験のある男と、今迄一度の獲物を逃した事が無く、終いには銃を持った腕利きの人間を獲物にするしかなくなったハンターとの戦いが始まる・・・。原題“The most dangerous game”の「game」とは、命懸けの決闘という意味もあれば、狩りの獲物という意味があります。“もっとも危険なゲーム”、「game」の二つの意味が、この小説の全てを語っているといっても過言ではありません。

 ここで話を元に戻します。友人と電話で話していて、この作家の事で話が盛り上がった時です。

友「こう考えるとホーマーって、まんま今のあんたやね」

私「ドッ!」

友「『ドッ』ってシンプソンズのホーマーとちゃう。“もっとも危険なゲーム”のホーマーや」

私「どの辺が?二枚目なトコ」

友「・・・、スルリとサペスンスを求めて」

私「スリルとサスペンスや、ちゅーねん」

友「そう、それを求めてバイクでレースとかして、コケまくって、斬り合いの古流剣術を習って・・・まんまやないか」

私「え~そうかなぁ~」

友「そやって、だって稽古ゆうたかて、防具も付けんと稽古着のままで木刀寸止めって、普通や無いって。それに自分の剣が当たるちゅー事は、相手の剣も当たる距離でチャンバラしてるんやろ。『我が刃が届くからには 相手の刃もまた届くものなり。要は踏みにかけて切り殺さるる迄なり。』ちゅう、シグルイ巻末の“葉隠”の言葉そのままやないか。これって、作中のホーマーの言うフェアプレイ精神と全く同じ」

私「まあ、同じと言えば・・・同じかな」

友「な、いい加減、歳考えって。なにも乗り物ったって、もっと温かくて、柔らかくて、ええ匂いがする乗り物だってあるやろ」 

私「今日日、そんな事を言ってたら訴えられるぞ!」

 まあ、こんな感じで口が悪いなりにも、日頃私のこのBlogのエントリーを読んで、心配に思っていた事をあえて言ってくれたわけなのですが、ただここで「はいそうです」とは、まだ言えないのだ。許せ友よ。ただ心配してくれている事、ありがたかった。

 こんなことを言った舌の根も乾かぬうちに、来年はロシナンテを駆って、一台でも多くのモダンなレーサーをやっつける事ができたらな・・・そのために更なる筋トレで身体作るぞ!なんて思っている次第です。

 抜きにかかる時には、ヘルメットの中で「ドッ!」ならぬ「Tallyho!!!!」と叫びながら・・・。←これも妄想

 友達無くすな・・・ロシナンテのクリスティーン化が始まっているような気がします。

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2007年11月18日 (日)

続・悪の帝国なんて言わさせない(笑)

 ちょっと思い出したことがありましたので、今日UPしたエントリーのつづきです。

 最初の読まれていない方は、この前のエントリーから読んでください。

 映画“The Italian Job”のパロディー作品について書きましたが、大事な大事な2004年に放映されたadidasのCMを紹介するのを忘れていました。

 これです。

 Vespaが好きな人は「をぉ・・・!」と唸り声が聞こえてくるようなCMですが、英国人ベッカムのVaspaはお約束のMods仕様になっているし、ドイツ人のカーンはハインケルに乗っていたり、最後に映画“TAXI”のオープニング場面のように、ドリフトしながら競技場に現れ、両足でオーバーヘッドをきめるデル・ピエロはLambretta。Vespa好きのみならず、こういったモペット全般に造詣の深い方々も唸らせる作りになっていますよね。

 ちなみにパロディーと言っちゃたのでオリジナルの紹介。

 この曲名は“Self preservation society”と言います。

 それでは。

  Ciao! 

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悪の帝国なんて言わさせない(笑)

 英国の国営テレビBBC(日本ならばNHK)の自動車番組「Top Gear」の一場面をYou Tubeで観ていて思わずニヤリ。

 わかっていらっしゃる。BBC! 先ずはこれを観て。

 やっぱりアルプスの峠道を走るオレンジ色のランボルギーニには、この音楽だよね。

 なぬ、意味がわからないですか。

 それでは、車好きなら観ているだろう、否、観なくてはならない映画“The Italian Job(邦題ミニミニ大作戦)”のオープニングシークエンスをご覧頂きたい。

 ね、このパロディーを番組内でやっているのだ。

 車番組の中でこれをやる、車好きの嗜好を、番組の作り手が本当にわかっているよね。観ていてうれしくなっちゃいます。

 最後にFIATのGrande Puntoの英国でのTVCM。再びニヤリ。

 イタリア人はからかい半分、英国の事を「悪の帝国」なんて呼んだりするそうですが、ひょっとして映画“The Italian Job”でコケにされた事を根に持っていたりするのでしょうか。(笑)

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2007年11月17日 (土)

歳を取るとはこういうこと?

 今日の表題を見て、「筋トレのしすぎで終に身体壊したか」とか思ったか方、残念、ブッブーッ!!

 実は、これでもかって言うくらい涙腺が弱くなるのだ。

 ホンマにね、CATVのアニメチャンネル、ANIMAXなんてハンカチ無しでは観れません。

 この前のモト・レヴォの前夜祭の時にも、「最近ね涙もろくて、“ど根性ガエル”のピョン吉の決め台詞に滝涙の号泣です」と告白した所、スタンホープの西田代表に「絶対おかしいって」と念を押されました。

 みんな、わかってねぇ~な、物凄く感動して泣けるのに・・・

 子供の時に分からなかった事も、齢40になるとそれなりに経験値も上がっているので、心に響くのよね・・・ど根性ガエルを観ながら終盤の残り10分くらいで「ヒックヒック」しながら号泣している私を想像してみてください。

 あ~そこそこ、笑わないように。

 だって、ロボットアニメだって激しく涙腺のコックを開けようとするのあるよね。グレンラガラとか・・・やっぱ漢はドリルだよねzukaさん! 

 何事も、ど根性でありますっ。←これ、カエル違い!

 

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2007年11月16日 (金)

低くて長いばかりがアメリカンじゃない

C1  実は去年ぐらいからちょっと気になっていた、アメリカの新しいモーターサイクルメーカーMoto Czysz

 ただ私が決定的に気になったのはマシンそのものじゃなくて、今年の夏頃に、デザイナー兼ビルダーのMichael Czysz氏がパテントをとったと言う、新しい形状のバルブの記事を読んだからです。実は私、モーターサイクル自体の記事よりも、こういった内燃機関系の基礎研究とか、新しい工法、新素材のネタに弱いんです。

Poppetvalve そもそもバルブって、ステムの頭をカムなりロッカーアームに叩かれる時に、一箇所を叩かないように回転するようにセットされているんだけど、これって回転できないよね。バルブの傘部の重量が軽くなるのはわかるんですけどね。

 「でも、世の中には面白い事考える人がいるよなぁ~」って気になり始めていたのです。

 そうこうして昨日、NETの海をフラフラしているとMoto Czysz関連のNewsがありました。 

 なんと、このメーカーの特番の放送があるらしいのです。

 オキニのDiscovery channelで。グッジョブです。

 そうMoto CzyszのBlogにあるように、Discovery channelって言ったって、例のチョッパー番組だけじゃないのだ。

 バイク乗りの究極の趣味、マスプロダクトではない、自分の考えたマシンを作る。これってある意味、バイク趣味の「あがり」ですよね。「オイラこんなのが作りたいんだ」となったら作っちゃう・・・Moto Czysz、Buell、Confederate motorcycles・・・小規模だけどこのような(元)新興メーカーに本当のアメリカの底力見るような気がします。

 トレッセルの代表、塩津さんがデイトナのB.O.T遠征から戻ってこられて間もない頃に伺った、「文化としてのモータースポーツ、外に出ると色々解る」な、お話。残念な事に、我が国のレースレギュレーションに、好事家がゼロから作ったマシンを走らせることの出来る、本気のレースクラスは存在しません・・・。

 ただ、このBlogの古くからの読み手の方なら、モーターサイクルに対する情熱と言う点では日本にだって負けてない人がいることは知っておられますよね。もう少しこんな方々が増えてこられれば、日本のレースシーンも変わってくるように思いませんか?

 色々な思いをこめて、この25日に放送されるこの特番を楽しみに待ちたいと思います。

 特に、ミニモトで同じよーな事してる無茶士さん、必見ですよ。 

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2007年11月15日 (木)

さらば~やさしき日々よ~♪

 昨日は幸いにもジムがお休みでした。ココログと同じくメンテナンスデー。

 それで、ちょっと「ほっ」としていたのです。

 実は、下半身が筋肉痛で相当ヤバイのです。先週のエントリーで、今週より新しいメニューが始まると書きました。

 月曜日、上半身のメニュー日「結構楽勝やん」

 火曜日、下半身のメニュー日「ごめんなさい・・・(心の声)」

 全然あきません。この日、用意されていたメニューを何とかかんとか終えると、膝はガクガク、おへその両脇から太腿の付け根にかけて(インナーマッスルの大腰筋)は既に筋肉痛が始まっています。さっき筋トレ終わったばかりなのに。痛みと筋肉引き攣りの為にロボコップ顔負けの、不自然なまでのロボ歩きです。

 レッグプレスとインナーサイ、スクワット、サイドヴェントのしつこいくらいの反復メニュー、普通のやつ、ひねりが入ったのあり、片脚でやったり、深く屈伸したり・・・。

 股関節が「もうこれ以上曲がりません」って悲鳴上げています。ウェイトはそんなに重くはないのですが、セット数が尋常ではないのだ。重くは無いといっても、セットが進んでいくと20kg単位で徐々に負荷が増えていくのです。時間にして7時前から閉店の9時まで2時間みっちりです。

 一昨日は夕食がまだだったので、トレーニング後メニュー表をボックスに戻していると、ハンガーノックを起こし、ブラックアウトして堕ちそうになりました。ボックスの側の床に体育座りして、体内の蓄積グリコーゲンから、脂肪にエネルギー転換が完了するまでのちょっとの間「ポケェ~」としていました。

151a こんな感じで。

 狼は死んだ。 獅子も死んだ。 心に牙を持つ者達は全ていってしまった・・・なんつて。←大袈裟でヲタク!

 本日は夕刻より、第三のメニューが待っています。この2日間のまとめ、上半身と下半身を組み合わせたコンビネーションメニューです!!! 

 私は、ATクラスでGUZZIを駆りレースをしている異端者だ。オフの間、DUCATI乗りの方々と同じで良い訳がありません。こうなったら運転手の徹底的な身体レベルアップしかない、ここは覚悟を決めトレーナー師を信じて、とことんまでやってやるっ!いや、やるしかないっ!

 Not even justice, I want to get truth  真実は見えるか・・・ 

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2007年11月14日 (水)

キラッキラッキラッキラッ・スタースター♪

 天下御免の向う傷!←ちがうか。

 今、私の眉間、ツボの名前で言うところの「引堂」の位置に青アザができているんです。

 昨日のことです。眼鏡のレンズがきちゃなかったので、歩きながらハンカチで拭いていて、自動ドアの前で・・・もう言わなくてもわかるよね。決まり切ったお約束のようなギャグ。

 扉が開いてないのにそのまま減速することなく

「ゴンッ(すごーく鈍い音)と・・・

ホンマ星出ました。映画「2001年宇宙の旅」のスターゲイトのよう。ぎょーさん出ましたお星様。て言うか少しピヨりました。

 そもそも眼鏡を外すと「眼鏡・・・眼鏡・・・」のヤッさん状態な私。眼鏡外していて、透明なガラスなんて見えてるわけがない。

 結果、かっこ悪いことに眉間に青アザです。時効警察の熊本課長が「約束だよ。ビィ~」ってやるあの位置です。

 仕事で見られる見られる。挙句の果てに「そんなところにキスマークつけて、誰に吸われたんや」って言われる始末。「だ、誰に吸われたんや」って・・・おぅ!眉間にキスマークつけるような女の人が居ったら、会ってみたいっちゅーねん。また他の人には「・・・人間の急所じゃないですか。気をつけないと簡単に死ねますよ」とも・・・ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

 その通りです。素振りで、面はこの位置まで斬り落とすようにと、土曜日の剣術稽古でならってます。

 あ~、この前のレースでは前日走行の最初の一周目でこけるし、今度は恥ずかしい負傷。

 私ってどうなんでしょう?

 ここの所、イケてません。

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2007年11月13日 (火)

イタリアの冬のお菓子

 ミラノショーへ行かれていた、番長ドリーさま。

 そのイタリアより今週末帰国され、「実は・・・」なんて土産話もあり~の、機内で観た映画「300」(私もこの映画についてはエントリー書きましたよね)についての面白話もあり~の。

 そんな番長が私のために、イタリアの冬限定のチョコレート「ポケット・コーヒー」をお土産に買ってきてくれたのです。

 私、知りませんでしたこのお菓子、甘めなチョコの中に、砂糖の殻に包まれた苦めのエスプレッソコーヒーが入っています。簡単に言えばウイスキーボンボンのエスプレッソコーヒー版な訳です。「どこやらのショコラティエが作った~」とかではなくて普通のスーパーで売っている大衆菓子(日本で言えばアポロチョコのようなもの)だそうです。ただ番長も何かでこのチョコレートの記事を読んで、一度食べてみたかったと・・・。

 会社から帰ってから食べようと楽しみにして帰宅すると、既に半分以上無くなっています。

 おふくろ・・・・「一個食べたらついつい止まらなくなって」って言っても・・・。18個入りが既に残り7個。別に食べるなとは言ってないんです。美味しいからといって・・・食べるペースを考えようよと・・・。

 なので画像は箱入り写真ではなくなってしまいました。

 過去にこのBlogに既出のボンボニエールに装ってみると。

20071112175708  こんな感じ。

 トレーニング前に一個頂きました。

 濁った水の味じゃなくて、ちゃんとエスプレッソコーヒーの味がする大人向けのお菓子です。この冬イタリアに行かれる事がありましたら、ferrero社のポケット・コーヒーいかがですか?

 番長、ありがとうございます。(おふくろも、そう言ってました。) 

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2007年11月12日 (月)

Mayday Mayday!!!

 昨日のレース観戦、色々とトラブルがあって、正味の話、観戦どころではない事になちゃいました。

 私が応援をしに行ったライダーさんが、決勝のオープニングラップ、2コーナーで転倒され病院送りに・・・岡山国際サーキットを知っておられるライダーの方々なら、2コーナーでのハイサイドと言えばどのような状況か!「見える見えるよララァ~」等と戦いの最中に戯言を言っているアムロよりも、クッキリ・ハッキリとイメージするにたやすい事と思います。

 このライダーさん、遠隔地より一人で来られているため(ピットクルー&ヘルパーの方々は現地集合)、救急車に私が一緒に乗って岡山市内の救急病院まで行きました。

 だって、私も筑波遠征時の事を考えると、到底他人事とは思えないのだ。

 プライヴェーター&サンデーレーサーのアウェー戦は、「ヒジョーにキビシーッ!!!」

 何が大変だったかって。それはベンチシートに横座りでグラブバーを握り締めて耐えた岡山国際サーキットから岡山市内の救急病院までの小一時間の救急搬送なのだ。このシュチエーション、「はっ!!これって護送車の中のマンモス西」←ちがいます。

 ライダーさんはストレッチャーの上で、フランケンシュタインの怪物ビクターの如く縛られちゃっているので、多少の揺れは無問題。

 冗談はさておき、10分位の救急搬送に同乗したことは何度かありましたが、小一時間は初めてです。もちろんずっとサイレン鳴りっぱなしの、高速スラローム走行なのだ。

 久々に車酔いしました。胃に何も入ってなくてよかった。

 救急車ってリアサス、ガチガチのカッチカッチやね。

 CT、レントゲン検査の結果、入院はしなくてよかったそうです。ホット一息。

 その後、ピットクルーの方々はマシンを後片付けされて、病院までトランポを持ってこられました。あとはその方々にお任せして、私は岡山市内在住の友人に頼んで、再びサーキットへ送ってもらい、駐車場に停めっぱにしていた、自分のトランポに乗って家路に着きました。

 今現在、そのライダーさんも自宅に向けてトランポ運転中だそうで・・・(大丈夫?)。肋骨は・・・笑ったり咳に注意ですよ。ご自愛くださいませ。 

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2007年11月11日 (日)

その皮下脂肪の下には・・・

20071110124908  昨日は午後より県立博物館で行われている展覧会「ヴェネツィア絵画のきらめき」を観に行きました。 博物館のある城跡の久松公園のお堀端の桜並木も紅葉しています。秋ダナァ~。

Salome  やはりと言えばそれまでなのですが、今回の展覧会の目玉、ティツィアーノの「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」が白眉でした。

 何がって・・・?サロメの白い肌の表現なのだ。油絵の具を薄く溶いて塗り重ねていくグレージングという技法で描かれているのですが、胸元の白い肌色をよ~く観察すると上塗りの下に、筋組織の赤系の色に加え、空色と言うか、青系の色が下塗りがしてあるのです。

 そう、白い肌に浮かぶ静脈ってありますよね、あんな感じに透けて見えるんです。青色がうっすらと・・・。

 神様ここに告白します。女性の白い肌に浮かぶ静脈っていろ艶っぽいですよね。それともそんな事思っているの私だけ?私って変態でしょうか。

 さすがティツィアーノ!!!イタリア人です。

12 もう一点気になった絵がありました。50×89cmサイズの絵なのですが、私好みの悪魔だの化け物だの魔女だのが描いてある作品、魔法の壺?から真っ赤な海老のような生物が飛び跳ね、左上には蛇や蟲や蛙を口から吐き出している怪物が・・・手前には動物のような化け物も二匹にいます。ヨーゼフ・ハインツの「アイソンを若返らせるメディア」です。ボッスとか大好きな私はこういった魔術的な絵もたまらんのです。

 何ヶ月か振りに絵を観て楽しむ時間が過ごしました。

 今日は昨日とはうってかわって、マタマタ岡山国際サーキットへ行きます。地方選手権のST600を観るためです。

 週末と言えどもまだまだ休息無しなのであった。

 では~。

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2007年11月10日 (土)

応力抜きを「枯らし」といいます

 オフに入り、自主トレ期間に入りました。

 「自主トレ・・・・?別にプロスポーツやないんやから年中自主トレやろっ!」と言う声が聞こえてきそうなんですが、まあその通りです。

 これより今年いっぱいは、競技それぞれの姿勢による身体の負担や歪み、今年の度重なる転倒による軽い後遺症の軽減、つまり身体にたまった残留応力抜きが始まります。今現在も直接地面に着地した左肩よりも、その後でんぐり返りで打った右膝の具合が芳しくないのだ・・・。

 昨日、トレーナー師から「来週からのメニューで来てます。BOXに入れておきました」と言われたのでメニュー表を見てみると。

 「なっ・・・なんですかこの量・・・トレーニングメニュー一日じゃ完結しなくて、三日間かけて一回りですか。しかもそれぞれのセット数めちゃめちゃ増えてるし・・・トレーニング初心者の方がココに来てやるトレーニングメニューがアップになっているし、それが終わってから本トレーニング開始ですか!!!」

 も~う、ホンマに何事も容赦ないんだから「私ってば!」(by三日月)

 しかし我に返りメニュー表をじっと見れば「私ってば」なんておどけていられないほどのハードメニュー。トレーナー師におそるおそる詳細を伺ってみると。

 「松永さん、なんやかんや言って、毎日来られて身体を動かされているので大丈夫でしょう。辛かったらその時は言ってください、メニューを変えます」って・・・こんなん言われ方したら、悔しがりな私の性格上「辛い」なんて絶対言わないのを見越して、布石を打たれた気がします。きちょ~っ!!

 シーズンインには「枯れた」身体で帰ってくるのだ。ちなみに余談ですが、鋳造クランクケースも枯れた方がいいのだ。

 サンデーレースはシーズンオフですが、古流剣術にオフはありません。

 更なる高みを目指して、本日も夕刻より坊主頭から湯気出しながら稽古です。

 あ~負傷の事、又、直ぐにバレるんだろうな。

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2007年11月 9日 (金)

読書の日々

 本年度のレースも終わり、ホッとして枕元の読みかけもしく買ったまま読んでいない本の片付けに入りました。片付けって言ったてしまうわけでは有りません。片端から読み倒すのです。

 とりあえず昨日一日で、ブルーバックスの“流れのふしぎ 遊んでわかる流体力学のABC”と、佐藤 優氏とコウ ヨンチョル氏の対談形式で書かれている“国家情報戦略”、そして金子 光晴氏の日本逃避記“どくろ杯”、この三冊をとりあえずやっつけました。

 流体については、私の近くにいる方々は何故に勉強してるかなんて、言わなくてもおわかりと思いますが、簡単に言うとレースのためです。あそこがどうなってこんな結果になるのか、それを導き出す数式は・・・まあ根が理系なものですから、知りたくなると止まらんのです。

 二冊目の“国家情報戦略”についてはいかにも、私のもう一つの黒い部分(ダークサイド)が好きそうでしょ。 ただこの本の中に懐かしい記述がありました。それは陸軍中野学校についてなのですが、その研究機関、陸軍中野学校登戸研究所で、戦時中、中国の偽札(香港の香港上海銀行から輪転機を接収して刷っていたのである意味本物)を作っていたり、コンニャクを糊として風船爆弾を作っいたという下りで、この登戸研究所にちょっとしたノスタルジーを憶えたのです。その研究所の跡地は、現・明治大学生田校舎、私の通っていた学び舎でございます。まあこのような私的な事のみならず、表の外交、裏の外交、諜報活動、先に述べた陸軍中野学校の研究、非常に面白い対談集となっております。

 最後の“どくろ杯”は、時は大正の折、作家自身とその奥様が日本を飛び出し、上海(この時代上海に行くのはパスポートが必要なかったから)、ジャワ、マレー、パリ、ロンドン、ブリュッセルを放浪された猿岩石真っ青の自叙伝なのですが、「やっぱり明治生まれは強かった・・・」と、そして著者自身、ボードレールやヴェルハーレンに親しまれていただけに、書かれている文体がデカダンな匂いがあって尚よろし、といった感じです。

 まだまだ、枕元の本はあります。この週末までに未読の本は全てやっつける所存です。

 灰色の脳細胞よ、ガンバです。

 皆様も、秋の夜長、読書なんて如何ですか。

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2007年11月 8日 (木)

リハビリ開始

 今回のレースの転倒で、左腕・左肩甲骨周り・右膝が痛くて痛くて仕方なかったのですが、ちゃんとお医者さんに診て貰い、レントゲン写真もパチリって、今時のレントゲンはデジカメなのね、直ぐに診察室のパソコンのディスプレイにデータ転送されて写ってました。

 結果を言えば、骨とか筋肉に目立った損傷は無し、先生は青タンになっている患部を診ながら「打撲ですね」と、なので昨日より筋トレ再開しました。

 ただ膝がちょっと痛いので、トレーナー師に膝の内出血具合を診て頂くと、深く屈伸をするワイドレッグプレス、脚に負担の掛かるマシン・スクワットは今週いっぱい禁じ手なのだ。

 できる事からと言う事で、肩周りのほぐしが始まりました。いつもの如く、最初の数セットは、痛みを克服するための我慢大会と言うか、罰ゲームと言うか・・・。

 鏡を見れば眉間に皺を深く刻んだ私がトレーニングしています。

 ちぇすとぉーっ!!

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2007年11月 7日 (水)

Shall we dance?

 昨日のエントリーからのつづき・・・

 土曜日の練習走行も終わり、ATクラスのリタイア届けを提出し、MCクラスのエントリー受付を済ませ、車検に向かいます。車検も無事に通り、あとはパドック内のチームテントで行う恒例の前夜祭の準備です。

 例の物を温め直します。皆が席に付くころ、田舎風のパン(名前もそのままpain de campagneと言います)を人数分切り、ソースを付けて食べられるように猪の赤ワイン煮と共にサーブします。面子は、kuwaさん、オレンジカウンティーの広島の面々、モトコルセのスタッフの方々、りゅーぢさん夫妻、スタンホープ組 、えびすモータースの面々、モトラボロR.T、途中乱入組としては、チームデライトのK月選手、マン島を目指していらっしゃる伊丹さん、GUZZI乗りの住吉さん。

 メニューは住吉さんのツテで手に入れられた松阪牛のホルモン、kuwaさんのボタン鍋、makotoさんの鳥の軟骨通称ガリ、そして私の猪の煮込みと、大根と柿の膾です。お肉ばっかりじゃ駄目だからな。お酢でさっぱりしましょう。

 その席で、DUCATIでこの岡山をとんでもないタイムで走る、K月選手のレクチャーがありました。氏曰く「ギアチェンジをあまりしない」と・・・これだっ!!

 私が今回乗るV7は、昨日のエントリーに書きましたとおり、ちょっとギアが入り辛い、ならばチェンジを少なくすれば、シフトミスの回数も減ります。いつもよりスローテンポなギアチェンジでのタイムロスも減らせるのでは・・・ねっ、一石二鳥ではないですかぁ~、なにもロシナンテと同じように走る必要も無い。幸いフライホイールが重く、クランクシャフトの慣性マスが十分働いているので、コーナリングを上手くすれば、ロシナンテよりもエンジン回転が1000回転低くてもアクセレーションにエンジン回転がついて来るのでは・・・と気が付いたのです。

  宴も終わり、ロッジにて眠りにつきます。

 明けて日曜日、予選が始まります。予選と言っても私的には、昨日からの練習の総復習と、先ほど書きましたシフトチェンジをなるべくしないライディングを試してみる練習走行枠だと思っています。昨日、コースをパートに割って練習していたのを、通しで走ってみるのです。さてさてダンスの時間です。

 それでは、V7 SPORTさん“Shall we dance?”

 バイアスタイヤに慣れてきたので初めから2分8秒が出ています。三周目から攻めます。やっぱりシフトが上手く行きません。ただ「なるべくチェンジをしない作戦」はP-LAPに表示されているタイムを見る限りでは良好です。シフトミスをしながらでも4周目に2分6秒が出ます。結局これが予選結果となりました。6番手(クラス3位)スタートです。グリッドで言えば二列目一番インよりです。

 モトラボロの福永メカとグリッド表を見ながら、「シフトが上手くいかなくてこのタイムなら、あと3秒は縮まるよ」とお約束。

 決勝までの時間に、スタンホープ組のショウジ君に、どうシフトダウンしたら良いか質問です。「お話を聞くと、ギアストロークが長いので、複数回のシフトダウン時にギアが入りきってなくて、クラッチを繋いでトルクがかかった時に蹴られているようですから、シフトダウンする時は、チェンジペダルをぐっと踏んづけたまま、クラッチを繋いじゃってください」と。

 ラジャーッ!

 それでは決勝。ダンスの本番です。サイディングとウォームアップラップを走り、グリッドへ。全車の整列も確認してレッドフラッグを持ったオフシャルがコース外へ退去、レッドシグナルオン・・・シグナルオフッ!!スタートです。

 うぉぉぉ我ながら何時になく素晴らしいスタート、クラッチをミートし、軽くフロントをリフトしながら1コーナーへアプローチ、この時点で前は3台(CB500、CB750、CB350)です。そうこうしているとアトウッドコーナーの進入でCB450に、ダブルヘアピンのツッコミでもう一台のCB450に割り込まれてしまいました。

 この後の直線で排気量に任せて抜こうと思っていたのですが、これらのホンダ勢の速い事ったらありゃしない。それでも追い縋ります。二周目まではこれらの6台がまだまとまっていたのですが、三周目で先行する3台が離れていきます。特に4気筒軍団、えげつないほど直線速ェ~。私は一台のCB450(これは二気筒DOHC)を捕らえ、裏ストレートのヘアピン前のブレーキングでかわします。「逃げろ~」と頑張るのですが、タイヤが心もとない感じになってきました。ブレーキングすると後からCBの排気音が聞こえます。「なんだこのプレッシャーは!!!(byクワトロ・バジーナ)」

 やばいです、今度はこちらが獲物になっています。ホームストレートをタンクに顎をくっつけて上体を出来るだけ伏せながら走り、150m前でブレーキング。シフトを一つ落とします。へっ・・・シフトミス!!!ギアに蹴られて入りません・・・うぁぁぁ~曲がらなぁ~い真っ直ぐ行きます。ここはパニクらないで、一度ギアを掻き上げて、元のギアに入れなおし、もう一度シフトダウン。1コーナーを大回りしていると、そのインをさっき抜いたCB450が再び抜いていきます。

 このままでは済まされません。追いかけます。でも熱くなってはこんな時に転倒します。タイヤの挙動が心もたないので、あくまでもクールに、マシンのご機嫌を伺いながらの攻めが必要です。

 5周目、1コーナーから2コーナーでタイヤがヌルヌルした感触で滑っています。でも慣れました。踵と外脚でしっかりマシンをホールドして上体の力を抜いて滑リッパのままで追いかけます。するとモスSで一気に差が縮まり、アトウッドコーナーで横に並びました。ここは立ち上がりのトルク勝負です。排気量の差で私が勝つのは明白です。アトウッドコーナーの上りを上り切ったあたりで前に出、後はかつてmakotoさんにくらった「妖怪通せんぼ爺攻撃」を私がやる番です。ライン閉め閉めでいきます。

 閉め閉めラインでもベストラップはこの6周目、福永メカとのお話していたラップタイム3秒以上アップ、有言実行の2分2秒台です。

 このまま周回を重ね、最終ラップ、アトウッドの坂を上っていくと、ストレートエンドのヘアピンに煙幕をまいた人がいるようです。青白い煙でコースが濛々としています・・・オイルフラッグも出ています。コケるのは絶対にイヤなのでスピードを殺し路面を観察、そのあまりの煙幕っぷりに、ついついゴムの手裏剣なんかも落ちてるんじゃないかって探しちゃいました。←な、訳ない。あ~あ~あ~オイルがこぼれた跡がパイパーまで出ています。そこを避けながら走っていると、パイパーコーナーのインよりグリーンエリアに、原因のマシンが停まっています。先行していたCB350です。

 このリタイヤで総合4位(クラス3位は多分変わらず)です。

 このままこの順位を死守してチェッカーを受けます!!ピットレーンで表彰台へ促され、パルクフェルメへマシンを進めます。

 クラス3位。表彰台でシャンパンファイトです。表彰台は何時のってもうれしいもんです。

 これでなんとか、この週末の辻褄が合いました。練習が一周も出来ないうちにロシナンテを壊して「ガーン」となって、ポジティブシンキングで気持ちを入れ替えてV7での初走行に集中した結果こうなりました。無事にジンさんに返せて良かった・・・しかもお立ち台。

 今年度の私の走るレース活動はこれで終了です。遊んでいただいた皆様、又来年も変わらず遊んでね。筑波の10秒切りはできたけど、岡国の50秒切りは出来なかった・・・ちょっとショボーン。

 それにしても転倒の多い一年でした。

 ロシナンテまたまた直すか。   

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2007年11月 6日 (火)

理解しようと

 ガシャー!!!

 火花を散らしながらリボルバーコーナーを滑っていく我が愛機。

 こんな感じで私のモト・レヴォリューションは始まりました。

 朝8時の走行枠、最初の周回、タイヤウォーマーをしっかり掛けていたのですが路面温度の低さに、気をつけてゆっくりのペースでコースイン後の一周目を周回していた時のことです。

 下りの左コーナーに差し掛かった時、いきなりフロントをすくわれたのです。

 何も出来ないまま転倒。

 スピードを出していなかったため、マシンダメージは酷くは無いのですが、アルミの溶接が出来ないと直らない所が一箇所・・・だめだこりゃ。サーキットでの復旧は無理のようです。2007年度ATクラスのレースは、練習走行を一周もしないうちに終了です。(涙)

 ドナドナされパドックに戻ると、同じ走行枠を走っていた仲間の数人が「大丈夫?あそこは私も滑って思わず足が出た」とか「仲間が同じところでコケました」とか「タコ踊りしました」と・・・なぁ~ぜぇ~?でも、起きたことは仕方ない、事実を受け止め、もう一つエントリーしているMCクラスに気合入れるしかないです。

 このクラスは1972年までに生産された車両で行われる、クラシックレースです。マシンはジンさんの愛機1972年式MOTO GUZZI V7 SPORTを借りての出走です。

 過去にこのBlogで紹介しましたね。これです。

 それでは練習開始です。

 先ずはマシンに馴れなくては・・・お友達になるために色々質問します。

 「ぐぉ~」ブリッピングすると凄いトルクリアクション、車体が右に「ぐらっ」って傾きます。「懐かしい・・・」街乗りの重いままのフライホイールなんですね、旋回中、リーンウィズで車体を寝させたほうが良い?それとも立ったままで私がハングオンして、車体の内側に身体を入れた方が乗り良い?裏のストレートの全開区間後、キャブレターのピストンが貼り付いて、アクセルオフで思ったようにエンジン回転が下がりません。こんなブレーキングでいい?チェンジもストロークが長く、シフトダウンしてクラッチを繋ぐと、蹴られる事があるね。「バンッバンッ」なんてロシナンテのようなシフトダウンでは駄目で「バウーンッ、バウーンッ」とテンポをもうちょっと取った感じがお好みのようですね。

 つまり「何事もやさしく」と丁寧な扱いを求められます。

 最初の睦み合いで、タイムは2分12秒。まだまだタイム計るレベルじゃないです。

 2回目の始まり始まり~。今回から鞭を入れていきます。馴れてきましたので、ちょっとでも直線が有れば全開に。しかしデロルトのキャブはアクセルが鬼のように重いし、アクセルの開度もノーマルのように全開にするのに握り直しは必要ありませんでしたが、手首が折れ曲がるくらいまで回さないと全開にならぬほどの広さ。

 10秒を切りタイムアップしてきて、30分の走行時間の半分を過ぎてくると、タイヤが奇妙な挙動をしてまいります。まるでローラーブレードに乗っている感じとでも言いましょうか、グリップ感が消えていくのです。「温まるとバイアスタイヤは滑る」と聞いてはいましたが、ここまでとは。

 やはり此処でも求められるのは丁寧なマシンさばきなのだ。無理な入力をマシンにしない、その見返りも求めない。つまり、舵も、ブレーキも、加速も、マシンの求める気持ち良い入力で、コレがどうやらクラシックレーサーを上手に扱う肝のようです。ってモダンなレーサーでも同じですよね。

  「じゃあ、あんたが普段レースしてるロシナンテっておなじとちゃう?」なんて声が聞えてきそうですが、全然ちゃいます。(キッパリ)

 キャブもアクセレーションの追従性が良くって、ブレーキもよく効き、モダンなラジアルハイグリップタイヤは、このバアスタイヤに比べて基本的なポテンシャルが比べようが無いくらい高いので、ライダーの無理な要求もきけてしまう・・・それはホンダの600に比べると、本当に一筋縄では行かないロシナンテですら、使う部品がモダンなものに換装されているので、同じフレーム、同型エンジンを心臓に持つこのV7SPORTに比べると、ちゃんとモダンバイクになっているんです。

 今回は、ラフな扱いをするとコーナーの出口で「ぷぃっ!」っと横を向こうとしたり、シフトダウン時にギアが上手く入らなくて大回りしたりと四苦八苦しているうちに、出たタイムは2分9秒。まだまだ~。

 スピードを乗せて2コーナーに進入するとチャタが出ておっかなくて、2コーナー直後のモスSでは、アクセルを全開にしたまま走れていません。でも多分ラインに上手く車体をトレースできれば、開けっぱのまま行けます。いや行かねばならんのだ。

 このマシンをもっと理解できると、決勝までには後5・6秒は縮める事が出来ますかね。今回は、すべきことがわかりますから。

 丁寧なライディング・・・旧車レースは本当に勉強になりますなぁ~。

 「初心忘るべからず」です。

 日曜日編へつづく

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2007年11月 4日 (日)

泣いたり笑ったり 

 レース速報です。

 先ずAT(空冷エンジン)クラス、前日練習走行一発目で転倒してしまい。マシン壊しちゃいました。わ~ん(涙)よって土曜日にリタイヤ確定です。

 皆々、安心めされい。今回は2車乗りのダブルエントリーです。身体はちょっと万全ではないけれど、もう一つ参加クラスがあります。

 MC(クラッシク)クラス、借り物のジンさんの愛車(V7Sport)での参戦です。リノ・トンティ設計フレームのGUZZIにこだわりレースをする事幾年月、日頃より自称「トンティ使い」を自負する私、前日の転倒で、右膝、左肩甲骨、右腕に痛みがあるも、ここは一つ頑張って、こけないように丁寧に走るしかない。その結果、何とか、かんとか、予選六位・決勝総合四位・クラス三位のリザルトを残し、お立ち台にてシャンパンファイトをする事ができました。

 お立ち台に上がれると頂けるタイヤメーカーキャップ、今回はダンロップ(今回の旧車の使用タイヤはダンロップのTT900gp)でした。帽子入れの籠に入れる時、フト気になり、こんな私でも長くサンデーレースを続けていると頂けた帽子を出してみると、メッツラー、ミシュラン、ピレリ、そして今回のダンロップ。別にコレクションしている気は無いですれど、後はブリヂストンのみですな。あ・・・エイボンもですね。(笑)

 これって、補完衝動なのかっ!

 それよりも、借り物でお立ち台のノルマを果たし、気が緩んだのか、それとも歳なのか一日経つと、モーレツに痛いんです。革ツナギの膝のスライダー部分もボロボロです。(涙)

 打ち身の右膝、左肩甲骨周り、左上腕・・・今晩、眠れるでしょうか。

 明日のエントリーは、レースの詳細なレポートの予定です。 

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2007年11月 3日 (土)

最後の最後に事件です

 レースのための練習走行は今日の朝8時からスタートです。

 しかーし、レース直前の昨日の夕刻、事件は起きました。

 昨日のエントリーに書いた、「猪の赤ワイン煮」を、持ち運ぶために寸胴鍋からタッパーに移したのですが、鍋肌にこびりついてゴムのへらで取りきれなかったソースが、「勿体な~い」のでコレが夕食にするためにバゲット(フランスパンの事ね)を三切れ用意いたしまして、それで鍋肌を拭い食べていると、「パキッ」と嫌な音、それと共に何か小さな石ころでも噛んだような感触、口から出してみると小さな歯のかけら!!!

 ゲッ・・・(with冷や汗)

 右上奥から三本目の歯を舌で触ってみると鋭く引っ掛かります。洗面所へ行き鏡で口の中を覗くと・・・欠けています。確かに、昨日、私が食べていたバゲットは、美味しいんだけど結構噛み応えがあって、その噛み応えといったら食べている途中で、コメカミの部分の顎を動かす筋肉がだる~くなるほどだったのだ。

 しかし、それにしても、この欠けてしまった歯は、高校時代に、外見はなんとも無いけれど疼く・・・と言って歯医者さんへ言ったところ、「とりあえず」と神経を抜かれてしまった歯だったのだ。虫歯でも何ともなかったのに・・・(涙)

 よ~く観察すると、その白いセメント系の詰め物周り、つまり歯の内側が黒いんです・・・

 もしや・・・内側が虫歯だった(with更に冷や汗)

 宵の口の七時前だったのですが、大変親切で若い私の今の歯の主治医さんに「SOS~歯が欠けてしまいました。明日レースがあるんですけど、これじゃ気になって、とっても具合が悪いんです」と電話すると、「あと一人予約があるけど、何とかしてあげるから直ぐ来るように」とありがたいお言葉、ソッコーで歯科医院へ急ぎます。

 歯医者さんに到着して、保険証を受付の方にお渡しし、待合で待っていると何処からか電話です。受付の方が電話を切られると「松永さんよかったです。予約の方が都合が悪いとキャンセルされました。これでじっくり治してもらえますね」と、こんな事ってあるんです。

 で診察が始まりました。全てをデジカメで撮られ、目の前のディスプレイにその画像を写してインフォームド・コンセント(治療方法の説明)があります。ただ欠けてだけではなくて、詰めてあるセメントの内側から虫歯が進行して、歯がもろくなり、バゲットを咀嚼して歯にトルクがかかった時に切片が爆ぜたようです。

 歯科用ドリル(かつて無茶士さんに「タービン」と言うと、教えていただきました)が唸りを上げて詰め物を削っていきます。歯の内側の虫歯に犯された部分をすっかり削り終わると、自分の歯の色に近いレジン樹脂で、削ってなくなった部分の歯の再構築です、のべ30分ちょいの濃密な治療により、おかげさまで前よりもずいぶん具合のいい歯になりました。

 そしていつもの何事無かったように七時半にはジムへ行き、いつものメニューをこなし、帰り際にトレーナー師より「怪我をしないで、頑張ってくるように」とエールを受けました。

 しかし、今回は最後の最後にバタバタです。

 でも本番の時じゃなくてよかった。何事も前のめり前向きに考えましょう。 

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2007年11月 2日 (金)

土曜日のために

 実は一昨日から、夕刻より厨房に立って週末のモト・レヴォの準備をしているんです。

 「あんたは厨房でマシンセッティングするんでつか?」なんて声が有るかもしれません。(ナイナイ)

 わかっていますよ。ゼッケンをプロッターで切り出さなきゃいけない。FCRのジェットニードルはとりあえずOCEMSからOCEMQへ、メインジェットは+10づつセットしなおしておかなきゃならない。タイヤの空気圧は、バッテリーの充電は、そしてトランポの積み込みは・・・わかっているんですが、な~んにもしていません。まだね。

 じゃあ厨房にこもって何をやっているのかと言うと、今週のレース前夜のパドックで仲間達と頂く、まかないの用意をしているのだす。

 今回はkuwaさんが猪が捕れたとの事で我が家に猪肉を送って頂いたのでした。

 そうこの寒くなり始めたこの時期、グルマンな諸氏、やっぱこの時期はジビエ(野禽料理)だよね。

 つーことで、送って頂いた猪肉のブロック2950g。一昨日は、筋やら、腱やら、脂身やら、血管やら、筋肉を覆っている丈夫な筋膜を、丁寧に除去し、精肉終了。量りなおすと2350g、これだけあれば、ゲスト二十数人分のジビエ料理を作ってもなんとか多分大丈夫かな・・・?。

 それでは、「猪肉の赤ワイン煮」を作ろうと思います。

 臭い消しと、肉を柔らかくするため、香味野菜と、スパイス、ハーブを入れた赤ワインに一晩漬けてマリネします。

 ちなみにワインは、行きつけの酒屋の二代目の「若」お薦め、タンニン多目のサンジョベーゼ(葡萄の品種ね)で作られた赤ワインを使用しました。

20071101182817  それでは微塵切りにした野菜たちを炒めます。ジュージュー!バラバラだったお野菜の汁気が飛んで、キツネ色になってきて甘さが増して、硬さがお味噌くらいにまとまってきたら出来上がり。コレを調味料として使います。ソフリットなんて言いますね。

20071101182847  そしてコレが一晩赤ワインでマリネした猪肉です。

 結構色が濃いですよね。豚肉とは全然チャいます。

20071101185111  コレに強力粉を振って、焦げ目を付けるように強火でジュージュー炒めます。強力粉を使うのは後の煮込みの作業の時、とろみが付きやすいように(中華の片栗粉と同じなのだ)、焦がすのはコレがブラウンソースっぽい香ばしさを醸し出す訳なのだ。なんてたって西洋料理は焦げ味との戦いですから。

20071101192911  ソフリットと炒めたお肉を鍋に移し、赤ワインをドバーッ!強火でアルコールを飛ばしブクブクしてとろみが付いてきたら、ミキサーにかけたトマトの水煮を加えて火を弱火に、浮いてきたアクを取りながら、ひたすらコトコト煮ます。

 そして三時間煮た結果、まだ味に統一感が有りません。トマトの酸味はまだ一人歩きしているし、胡椒のスパイシーさも棘があります。お肉も柔らかいのですがまだ後ちょっと煮込みの感じの柔らかさが欲しいです。塩味もまだ薄目ですが、ソースの量が、この半分になるくらい煮詰めますので、その時に最終調整です。

 一晩置いて朝を迎えた時、味が丸くなっている事を祈りつつ、調理作業の夜の部を終えました。

 どうか美味しくできますように・・・。

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2007年11月 1日 (木)

1200ステルビオ

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 終にGUZZIの新型デュアルパーパスモデル、ステルビオの生産型のお出ましです。

 エンジンは例の4vですね。

 私、このデザイン結構好きです。皆様はどうですか?(「タンデムステップステーが・・・」なんて言わないでね)

 BMWの販売スケジュールですと、ロードスターが発表になって、その次がGS、そしてトリがS。最近BMWの真似っこが多いMOTO GUZZI、つー事は販売方針も真似っこしてもらって、Griso、Stervioとつづけば、やっぱりトリはサーキットの名前を冠したスポーツモデルが待っているのか。なーんて、深読みですかね・・・なんだかいつもこんなこと言ってますな、私。

 でも素直にこのデュアルパーパースモデル、GSやムルティストラーダと比べても、私的にいい線行ってると思いますがどうでしょう。ちゃんと色気が有ると言うか、イタリアンしていますよね。

 特に今GUZZIに乗っている、GUZZI乗り同志どう思われますか?

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