稽古の言葉は無く・・・
今日の稽古(稽古なのか・・・!)についてです。
古流の稽古も人が増え、この前から来られている、Iさん。居合いのFさんとの型合わせの稽古の後、最後に師との稽古となったのですが、もはやいつものようには行きません。
師も私に合わせるとか無し、今までが不真面目というわけではないのですが、大真面目に、正中線の取り合いになっています。
それは構えて、お互いの剣の切先が触れ合う時から剣の押し合いです。まるでピーンと張った糸のように。この感触が少しでも抜けた時が斬りかかる時、目視のみの型ではなくなりました。
正面の切り落とし(お互いが正面に向き合い、振りかぶって真っ直ぐに振り下ろす技、前回書いたとおり、真っ直ぐ、それでいて切先にスピードを乗せた側が、刃の厚みを利用して相手の刃を弾き飛ばし、切先を相手の急所に剣を斬りおとす事ができる)も中々勝てません。くそ~!!
捩じり込みながらの、水月に対する突きも封じられてしまいます。
完膚なきまでに私が打ちのめされたその時、師の顔は「ニヤリ」
私が五回に一回ぐらい勝てた時も、小さく「ヨシッ」と囁かれ、また「ニヤリ」
そんな稽古が終わり、着替えをしていると、「始めに他の皆と型稽古をやってから、最後に俺と型勝負をすれば良い。難しさがわかって来た頃だと思う。こっちも本気だ、そんなに簡単に勝たせんぞ!」
かっ・・・型勝負っ!!!
勝負してもらっているのですか私っ!!!
そうならば、もっとコンバットスキルを上げるです。
猛烈に燃えて来ました。
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コメント
先日うちの職場で刀鍛冶の方の講演がありました。
おそらく狭い業界だろうから、剣術の師匠さんとは
お知り合いなんだろうな、と思った今日この頃です。
投稿: HANA! | 2007年10月13日 (土) 23時19分
HANA!さま
>剣術の師匠さんとはお知り合いなんだろうな、
>と思った今日この頃です。
と言うか・・・剣術やっているだけあって、私の師匠はHANA!さんと同じ業界の方です。
投稿: 松永 | 2007年10月13日 (土) 23時46分