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2007年10月 9日 (火)

初SUGO、初ブレーヴァ

 SUGOより帰ってきました。

 疲れました。昼寝していてさっき起きました。エントリー更新待っていた方ごめんなさい。

 結果を先に言います。

 エントリー台数8台中、ダントツのビリッケツです。レースは水冷マシンのクラスのマシンと混走でしたがそれでも16台中16位・・・正直凹みました。しかも予選の時より、ベスト2秒も遅いし。

 だからと言って、エントリーをサボるわけにはいきません。一人反省会の意味をこめて、それでは行ってみよう!SUGOサウンド・フェスティバル参戦レーポートです。

 土曜日の早朝朝3時、今回お世話になる横浜のショップ“Stanhope”の面々とSUGOに向かいます。面子は西田代表、ショウちゃん、ケンくん@若頭と私の合わせて四人がハイエースに乗り込み、マシン二台と装備で荷台はぎゅうぎゅう積め、座席も四人でぎゅうぎゅう積めの男臭~い仙台までの旅が始まりました。

 8時前にはSUGOに到着です。

Sugo 綺麗なサーキットです。サーキットのみならず事務局のオネーさんも綺麗な方です。サーキットを取り囲んでいる、針葉樹と照葉樹の混在する木々の植生なんかを見ると、なんだかヨーロッパな 佇まいがあります。

 つまり、私的なこのサーキットのイメージはこうだ!

 と、“アルプスの少女ハイジ”のオープニングを見ていただいたところで、真面目にレースレポートです。

Pic_01  練習走行一本目、西田代表と一緒にコースイン、道を教えてもらうためついて行きます・・・1コーナー、2コーナー、3コーナー・・・ぐぉぉぉこの4コーナー登りながらの逆カント「こわ~」、バックストレートを全開、フルブレーキングしながら馬の背へ、ここも殆ど路面にカントが付いてないです。そして高速110Rを走っていると、前を行く西田代表はマシンを起こしながらフルブレーキング、シケインです。しかも半端無いクランクっぷり。右→左→右の左に曲げるのが上手く行かずちょっとぎくしゃく。そしてSUGO名物、登り勾配10パーセントの最終コーナーです。正味の話、空しか見えません。ここで借り物のGUZZI1100ブレーヴァは3速→4速→5速と坂を登りながらシフトUP、坂を登り切って、下りが始まるあたりで6速に入ります。物凄い風圧。久々のネイキッドバイクです。顎を燃料タンクにくっつけるくらい伏せていても、ヘルメットごと頭を後に持っていかれそうなくらいの、物凄い風圧です。こう考えると、ロシナンテのちっちゃなカウリングでも、ちゃんと風圧からライダーを守っているのだ。

 二周の先導後、ちょっと一人旅。それでも、なかなか道がわかりません。初めてのコース、借り物の初めてマシンに四苦八苦している私を見るに見かねたのか、、空冷のエース・「かっさらい男」こと、りゅーぢ選手が私の前に「スッ」と入り、こちらを振り向き「しっかり付いて来い!」とアイコンタクト。2分2秒台の(ちなみにりゅーぢ選手はここを1分41秒台で走られるのです)余裕のあるペースで、SUGOのライン取りを教えていただきました。走行中「ちゃんと付いて来てる?」と、何度も何度も後にいる私を振り返りながら確認してもらいました。

  練習二本目、今度は一人で先ほどりゅーぢ選手に教えていただいたラインをトレースするように心掛けます。・・・やっぱりというか4コーナーとシケインのアプローチが上手く行きません・・・ここだけ中々イメージしているラインをトレースできないのです。走していると、ペースの速いリッター国産4気筒バンバン抜かれて、コーナーリングのラインもクロスしてきて・・・おっかなくて、集中力も切れてきたので「危ない」と判断。走行枠中盤で早めに上がり、タイムを確認すると1分59秒。

 さてさて三本目です。気合入れていきます。先ほど二つのコーナーについてのラインをりゅーぢ選手に質問すると、「ツッコミを頑張るんじゃなくて、立ち上がりをいかに早くアクセルを開けられるか考えように」とのこと、「ちゃんとマシンの向き替えをを早く行い、出口に向けてアクセルを開けられるか、この二つのコーナーはここが大事」との事。この三本目の課題はこれの実践です。

 「大事に、丁寧に」そう考えながら上体の力を抜き、練習です。最後の何周かは「やっと道がわかった」っと思えるくらいになってきました。最後の方で、ジンさんに合わせてあるシート位置とステップ配置が私のライディングポジションには窮屈すぎて、私の弁慶の泣き所と、太腿裏のハムストリングス筋群がギブアップ。走行しながら攣りそうになったので、後数分ではありますが走行時間を残してピットイン。だってジンさんに比べて私はずいぶん体格が大きい(「足が長い」って言いたいのだ)ので、膝の曲がりが自分のレーサーに乗っている時より厳しく、ずっと蹲踞(そんきょ)している感じだったんです。ちなみにこの時のベストは1分56秒8。周りのStanhope組の面々のタイムを耳にすると、「なんだかなぁ~」ってちょっと自分が嫌になるほどの遅さです。

 この土曜日の練習走行で、本格的にサーキット走行は初のブレーヴァのハンドリングが、私のルマンレーサーよりずいぶん楽チンなのに驚きました。特にコーナーの立ち上がり時のリア周りの挙動なんて、別のメーカーのバイクみたいです。三十年の間にこんなに進歩していているんだMOTO GUZZI!←当たり前!

 そして、明日の予選決勝の準備(ある人はタイヤ交換、ある人はシートポジションの再設定、ある人はバッテリーの充電)をして。明日の準備が終わると皆で宿に向かいました。

 夕食を摂り、お風呂に入って、缶ビールを一本頂くと、もう睡魔でたまらなくなって10時前には皆が眠ってしまいました。

 明日は朝一車検に始まり、予選・決勝です。

 つづく

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コメント

お疲れ様でした。SUGOはWSBや全日本の観戦でよく行きました。最終コーナーの上り坂の後のストレートって構造は安全上???って感じもしますが、見てる分には大好きなサーキットです。続きも楽しみに待ってます(^o^)ゞ

投稿: たろう | 2007年10月 9日 (火) 21時32分

うーーーーーー

はいっ


つぎつぎぃーーーー

何もなかったの?????????

投稿: ocboo | 2007年10月 9日 (火) 22時35分

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