Zのバッチに憧れて
この前の筑波モトルネ耐久のエントリーでも、Alfaのザガートを見つけて小躍りして喜んでいた行(くだり)がありました。
そんな私がイタリアの四輪Blogをブラブラしていると、こんな車を見つけてしまったのです。その心中穏やかざらず。
ミラノのカロッツェリーア、ザガート・ボディのフェラーリ!!!しかもこの写真、白黒なんかじゃなくて、これが車体色なんです。渋いっ!私的には、フロントフェンダー周りの切り欠きとか、ちょっとくどいデザインが、これまたザガートらしくて本当にたまりません。屋根のダブルバブルもお約束です。
きてますっ!たまらんです!へうげています!ちなみに車名は575GTZ。最後のZはもちろんZAGATOのZです。
昔のザガートフェラーリを見ると、ちゃんと歴史と踏襲しているあたり良いですよね!まさに「旧い革袋に新しいワインを」とはこのことです。
ちなみに日本の方がオーナーだそうです。
フルオーダーのスーツを仕立てるように、カロッツェリーアで自分だけの車を仕立てる・・・、現在では無くなりつつある、車道楽の本当の終着点ですよね。
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コメント
本当たまりませんねぇ
画像を見ているだけでため息が出てしまうのに実車を見たら・・・
車名の575GTZだけで「うんうん」と笑顔で頷いてしまいます
投稿: 特攻番長ドリー | 2007年9月 7日 (金) 09時06分
デザインメソッドがちゃんと歴史を踏襲してなおかつ
破綻を来していないのがすばらしい。
さすがZAGATO。文句無し、一本。
投稿: VERTICAL | 2007年9月 7日 (金) 12時07分
特攻番長ドリーさま
貴殿のようなアルファ狂いな方にとっては、Z(ゼータ)のロゴは特別ですもんね。
VERTICALさま
この辺の事はイタリアって上手いですよね。
初めて916を見た時、スクリーンの処理なんかがF1パンタ系を踏襲しながらも、全く新しいデザインにしびれましたし、MVF4のオルガンマフラーも、私の待っている旧いMVにちっとも似てないのに、クラッシックなMVイメージさせる手法、まるで京都のお茶菓子のような美的センス。
そんな温故知新なデザインにやられっぱなしなのです。(GUZZIについても言いたのですが、長くなるので省略)
はぅ~
投稿: 松永 | 2007年9月 7日 (金) 19時24分
このクルマはSZデザインの原田氏によるデザインなんですよね。
お披露目の場はヴィラデステというとっても由緒正しきクルマ。
経緯は「SUPER CG(二玄社)」の49号に載っていますよ。
投稿: kuwa | 2007年9月 8日 (土) 00時53分