現代の匠
本日は昨日の参院選の結果を、一杯やりながら開票速報をTVでご覧の皆様が多いと思います。参院選について書きたい事もありますが「グッ」堪えて(はいっ!無茶士さん笑わないっ!)、一昨日のサーキットネタをもうちょっと引っ張ろうかな・・・なんて思います。
ランボルギーニの事でも、ミニモトの事でも、ましてやロシナンテの事でもありません。
サーキットのダンロップのタイヤサービスのシャッターの事なのです。
私がサーキットに行っていたこの土曜日、丁度ダンロップ・タイヤサービスのシャッターのロゴの塗り直し日だったようで、小柄で年配の職人さんが一人、筆を手にダンロップのロゴを描かれていらっしゃいました。
走行の合間、その仕事っぷりに、じーっと凝視する私の貼り付き具合、もう知っている人なら知っているね・・・。それにしても上手いです。早いです。(当たり前)いくら塗り直し前の輪郭がうっすらと残っているとはいえ、フリーハンドで仕上げられているこの技、しかも平面でじゃなく、凸凹の繋ぎのあるシャッターですから。
私の腕では、ウインザー&ニュートン 社のコリンスキー・セーブルの面相筆を使ったって、模型でもこんな事、絶対にできません。
多分、筆使いも凄いのですが、私は塗料の溶媒に対する希釈率に肝があると見ました。伸びが良くて、垂れない、かすれない・・・。見ていて、「をぉ・・・その部分は筆のエッジの部分をそういった具合に・・・」なんて事が見放題。勉強になります。
そういえば、かつてのチームロータスのJPSカラーのF1も、これと同様に、職人さんの手によるフリーハンドの筆塗りであると、物の本で読んだ事がありましたが(実際に私が実車を観察できる機会があったのですが、ちゃんと筆塗りの筆致を確認できました)、このダンロップのロゴを手掛けている職人さんだって負けてはいませんよね。
ロシナンテの二本目の走行が終わり、現場に再び行って見ると、全ての作業は終了されたようで、新しく完成したダンロップのロゴが、艶やかに光っておりました。
この週末、モトレヴォで岡山国際に行かれる方々、もし運良くこのシャッターが閉まっている時間帯にサーキットのパドックにいらっしゃいましたら、是非皆様にもこの仕事を見て欲しい。
このような仕事は、職人さんの事が表に出るような仕事ではないのですが、今回幸運にも、私は現代の匠の技をこの眼で観る事ができたのです。
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コメント
分かるなぁ~この気持ち。私もこうゆうときって張り付いて観察しちゃいます。技を盗めるべくもないのですが知識だけは得ようと質問なんかも邪魔にならない程度にしちゃいます。
しかし、くっつき過ぎかも(^^;
投稿: BAR | 2007年7月30日 (月) 08時01分
BARさま
>しかし、くっつき過ぎかも(^^;
このあんちゃん私とちが~う!(笑)
私と同じく野次馬さんですけど・・・。
写真撮るのに、「あ~邪魔だな~」なんて内心思っていました。
投稿: 松永 | 2007年7月30日 (月) 08時41分