来週に迫ったレースのため、練習に行ってきました、岡山国際サーキット。
疲れた・・・つーか、汗かいて、飲み物飲んで、また汗かいて・・・体中の水分がサーキットに居る間に入れ替わった感じ。
で午前中は8:00よりピラニア号の無茶士さんが組んだエンジンの慣らしをするのに、7,500rpmのレヴリミットを言い渡され、淡々と慣らし走行です。
かぁ~7,500rpmとはいえ排気量が上がって、チューニングのしてあるミニモトは、この前乗ったノーマルとはえらい違いです。シフトダウンをしないと登らなかったアトウッドコーナーの上りを、トップギアのまま、しかもこの低回転で登っていきます。慣らしと割り切っているので、6速ホールドのオートマチック走行なのだ。でもちょっとつまらん・・・
組んだばかりのエンジンでもあるので耳をよ~く澄まし、走行中のメカノイズを丁寧に拾いながら、レーススピードで走っておられる、他の方々に迷惑をかけないように、周りもよく見ての走行です。テストライダーみたい、私ってば。
しかしトルクあるなこのエンジン。4st125ccとは思えません。本当のレヴリミット14,000rpmまで回してみてぇ~。
そんなこんなで午前中が終わり。無茶士さんと昼食です。例のお茶を入れて頂いていました・・・(涙)。しかし、贅沢を言うならば、サーキットなんかじゃなくて、夕立上がりの夏の午後、雨過天睛の淡い空色の夏の空を縁側で見ながら楽しみたい、そんなお茶なのだ。そして、無茶士家のオニギリ、絶品でした。中に入っている具は、山椒の実と釜揚げシラスの醤油炊きです。それにしても、この山椒の実の鼻から抜ける匂い、舌の痺れ最高です。
ご馳走様でした。
さてさて、午後からは、久々のロシナンテでの走行です。
出動!
うりゃー
・・・・汗・・・・
なんで~っ!!
・・・・大汗・・・・
マジですか?
・・・・滝汗・・・・
かなり凹んで、早めにピットイン。どーしてもクリップにつけません。大回りになってしまいます。早めに倒し込んでも、ラインに乗せられません。結構一生懸命走ったのですが、ベストの4秒落ちがやっとです。どのくらい一生懸命かって、ホンマ命懸けの仕事です。前述の「汗」って言うのは実は暑いからでは無くて、焦りの末の冷や汗だったりします。
実は、車両受け渡しの時ジンさんより、こうなる事へのアドヴァイス付きで納車されていたのでした。「ハンドル位置を松永君の希望のとおり、上げてみたんだけど、ライダーの姿勢が変わって、前荷重が抜けるのでハンドリングに影響が出るかも・・・もし曲がれなくなったら、その時は5mm突き出しを変更しなさい」
早めのピットインはこれ以上走っていても危険だからです。早速、無茶士さんの手を借りて、フォークの突き出しの変更です。それと同時に「もっとハンドルを開いてみては?」と言う無茶士さんのアドヴァイスに従い、ハンドルを開き気味に変更、Rサスも少しいじってみます。セッテイング後、こんな状態を報告するためにジンさんと、レース仲間の番長ドリーさんに電話を架けます。ドリーさんは、「今ちょっと・・・直ぐ掛けなおします」と電話を切られたので、メンテナンスをしていると、留守録に番長の着信。聞いてみると「デュマ・デュマ・デュマ」って鬼ですかあなたは、マジ凹んでいるのに・・・。
修正後、二本目行きま~す。
この時私の心の声は「もし、このハンドリングが改善されていなかったら、今回のモトレヴォ出走はもうやめようと・・・」と、ここまで考えていました。
コースインして2コーナーに入っていきます「あぁ・・・曲がるや~ん」本当に「ほっ」としました。一時はどうなる事かと、でも今回練習走行に来ていて良かった、これが前日練習走行だったら、この変更で終わってしまい、本当の意味の練習スポーツ走行なんて出来なかったです。
今回の走行枠はクリアラップが全然取れず、どこかのコーナーで必ずペースの遅い車に引っ掛かります。さっきの必死走行とは違い、このようなトラフィック状況なので安全マージンを持った余裕のある走行で、ベストの2秒落ちのタイムが出ています。もう少し行こうかなとも思いましたが、この前の転倒も、P-LAPのタイムに欲が出て無理なタイムアタックをした挙句、転倒に到たりましたので、このようにペースの違いすぎる車両と混走している状況では無理をしないで、前日練習にそのテンションを持っていけるように、まずはレーススピードに目を慣らそうと、このままのペースで周回する事としました。
タイヤテストも兼ねていたのですが、ジンさんの懸念していたチャタリングも何も出ず、二本目は上機嫌な走行となれました。
本当に良かったです・・・ジンさん、無茶士さん、ありがとうございます。
そして番長ドリーさん、残念ながら昨晩は、あまりの疲労のためぐっすり眠れたので、悪夢なんてみる暇がありませんでした。ふんっ!
二輪の走行枠と入れ替わるように、サーキットではランボルギーニの集団が走行されていました。
見た事の無い台数に、パドックが「モーモー!」しています。
決めポーズと言えばコレですよね。
いくらなんでもこんな暑い日に・・・車が少し可哀想でした。
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