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2007年7月

2007年7月31日 (火)

嵐を呼ぶマシン

 ♪おいらはDUCATI~ヤクザなDUCATI~おいらが走れば嵐を呼ぶぜ!♪

 とまあ、この前のエントリー「1098の呪い」でこのようなことを書いたちゃったわけなんですが。

 今週末、私の出走するモト・レヴォのため週間天気予報を見ていると。

 ガーンッ!!

Typha  マジですか・・・だれだ、嵐を呼んでいるのは。(滝涙)

 今回はこのレースの後、大事なイベントがいろいろ控えてて、怪我が出来ない身体なので、レインタイヤの用意するつもり無いです(用意すると走っちゃうから)・・・つまりウエット・レースは絶対走りません。

 今回のレース、解っているだけで1098が一台、二台、三台、四台・・・(指折り確認)私が知っているだけで四台・・・これだっ!呪いと言うか、1098を走らせない陰謀はまだまだ続いているのか。秘密結社の人、私は「GUZZI乗り」なので巻き込まないで下さい。

 ちなみに、本日午後9:00からのNHKBS2の衛星映画劇場は石原裕次郎主演、「嵐を呼ぶ男」だったりします。

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2007年7月30日 (月)

現代の匠

 本日は昨日の参院選の結果を、一杯やりながら開票速報をTVでご覧の皆様が多いと思います。参院選について書きたい事もありますが「グッ」堪えて(はいっ!無茶士さん笑わないっ!)、一昨日のサーキットネタをもうちょっと引っ張ろうかな・・・なんて思います。

 ランボルギーニの事でも、ミニモトの事でも、ましてやロシナンテの事でもありません。

 サーキットのダンロップのタイヤサービスのシャッターの事なのです。

F1000141  私がサーキットに行っていたこの土曜日、丁度ダンロップ・タイヤサービスのシャッターのロゴの塗り直し日だったようで、小柄で年配の職人さんが一人、筆を手にダンロップのロゴを描かれていらっしゃいました。

F1000142_2  走行の合間、その仕事っぷりに、じーっと凝視する私の貼り付き具合、もう知っている人なら知っているね・・・。それにしても上手いです。早いです。(当たり前)いくら塗り直し前の輪郭がうっすらと残っているとはいえ、フリーハンドで仕上げられているこの技、しかも平面でじゃなく、凸凹の繋ぎのあるシャッターですから。

 私の腕では、ウインザー&ニュートン 社のコリンスキー・セーブルの面相筆を使ったって、模型でもこんな事、絶対にできません。

 多分、筆使いも凄いのですが、私は塗料の溶媒に対する希釈率に肝があると見ました。伸びが良くて、垂れない、かすれない・・・。見ていて、「をぉ・・・その部分は筆のエッジの部分をそういった具合に・・・」なんて事が見放題。勉強になります。

Lotus  そういえば、かつてのチームロータスのJPSカラーのF1も、これと同様に、職人さんの手によるフリーハンドの筆塗りであると、物の本で読んだ事がありましたが(実際に私が実車を観察できる機会があったのですが、ちゃんと筆塗りの筆致を確認できました)、このダンロップのロゴを手掛けている職人さんだって負けてはいませんよね。

F1000144  ロシナンテの二本目の走行が終わり、現場に再び行って見ると、全ての作業は終了されたようで、新しく完成したダンロップのロゴが、艶やかに光っておりました。

 この週末、モトレヴォで岡山国際に行かれる方々、もし運良くこのシャッターが閉まっている時間帯にサーキットのパドックにいらっしゃいましたら、是非皆様にもこの仕事を見て欲しい。

 このような仕事は、職人さんの事が表に出るような仕事ではないのですが、今回幸運にも、私は現代の匠の技をこの眼で観る事ができたのです。

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2007年7月29日 (日)

デュマ・デュマ・デュマとモーモーモー

 来週に迫ったレースのため、練習に行ってきました、岡山国際サーキット。

 疲れた・・・つーか、汗かいて、飲み物飲んで、また汗かいて・・・体中の水分がサーキットに居る間に入れ替わった感じ。

 で午前中は8:00よりピラニア号の無茶士さんが組んだエンジンの慣らしをするのに、7,500rpmのレヴリミットを言い渡され、淡々と慣らし走行です。

 かぁ~7,500rpmとはいえ排気量が上がって、チューニングのしてあるミニモトは、この前乗ったノーマルとはえらい違いです。シフトダウンをしないと登らなかったアトウッドコーナーの上りを、トップギアのまま、しかもこの低回転で登っていきます。慣らしと割り切っているので、6速ホールドのオートマチック走行なのだ。でもちょっとつまらん・・・

 組んだばかりのエンジンでもあるので耳をよ~く澄まし、走行中のメカノイズを丁寧に拾いながら、レーススピードで走っておられる、他の方々に迷惑をかけないように、周りもよく見ての走行です。テストライダーみたい、私ってば。

 しかしトルクあるなこのエンジン。4st125ccとは思えません。本当のレヴリミット14,000rpmまで回してみてぇ~。

 そんなこんなで午前中が終わり。無茶士さんと昼食です。例のお茶を入れて頂いていました・・・(涙)。しかし、贅沢を言うならば、サーキットなんかじゃなくて、夕立上がりの夏の午後、雨過天睛の淡い空色の夏の空を縁側で見ながら楽しみたい、そんなお茶なのだ。そして、無茶士家のオニギリ、絶品でした。中に入っている具は、山椒の実と釜揚げシラスの醤油炊きです。それにしても、この山椒の実の鼻から抜ける匂い、舌の痺れ最高です。

 ご馳走様でした。

 さてさて、午後からは、久々のロシナンテでの走行です。

 出動!

 うりゃー

 ・・・・汗・・・・

 なんで~っ!!

 ・・・・大汗・・・・

 マジですか?

 ・・・・滝汗・・・・

 かなり凹んで、早めにピットイン。どーしてもクリップにつけません。大回りになってしまいます。早めに倒し込んでも、ラインに乗せられません。結構一生懸命走ったのですが、ベストの4秒落ちがやっとです。どのくらい一生懸命かって、ホンマ命懸けの仕事です。前述の「汗」って言うのは実は暑いからでは無くて、焦りの末の冷や汗だったりします。

 実は、車両受け渡しの時ジンさんより、こうなる事へのアドヴァイス付きで納車されていたのでした。「ハンドル位置を松永君の希望のとおり、上げてみたんだけど、ライダーの姿勢が変わって、前荷重が抜けるのでハンドリングに影響が出るかも・・・もし曲がれなくなったら、その時は5mm突き出しを変更しなさい」

 早めのピットインはこれ以上走っていても危険だからです。早速、無茶士さんの手を借りて、フォークの突き出しの変更です。それと同時に「もっとハンドルを開いてみては?」と言う無茶士さんのアドヴァイスに従い、ハンドルを開き気味に変更、Rサスも少しいじってみます。セッテイング後、こんな状態を報告するためにジンさんと、レース仲間の番長ドリーさんに電話を架けます。ドリーさんは、「今ちょっと・・・直ぐ掛けなおします」と電話を切られたので、メンテナンスをしていると、留守録に番長の着信。聞いてみると「デュマ・デュマ・デュマ」って鬼ですかあなたは、マジ凹んでいるのに・・・。

 修正後、二本目行きま~す。

 この時私の心の声は「もし、このハンドリングが改善されていなかったら、今回のモトレヴォ出走はもうやめようと・・・」と、ここまで考えていました。

 コースインして2コーナーに入っていきます「あぁ・・・曲がるや~ん」本当に「ほっ」としました。一時はどうなる事かと、でも今回練習走行に来ていて良かった、これが前日練習走行だったら、この変更で終わってしまい、本当の意味の練習スポーツ走行なんて出来なかったです。

 今回の走行枠はクリアラップが全然取れず、どこかのコーナーで必ずペースの遅い車に引っ掛かります。さっきの必死走行とは違い、このようなトラフィック状況なので安全マージンを持った余裕のある走行で、ベストの2秒落ちのタイムが出ています。もう少し行こうかなとも思いましたが、この前の転倒も、P-LAPのタイムに欲が出て無理なタイムアタックをした挙句、転倒に到たりましたので、このようにペースの違いすぎる車両と混走している状況では無理をしないで、前日練習にそのテンションを持っていけるように、まずはレーススピードに目を慣らそうと、このままのペースで周回する事としました。

 タイヤテストも兼ねていたのですが、ジンさんの懸念していたチャタリングも何も出ず、二本目は上機嫌な走行となれました。

 本当に良かったです・・・ジンさん、無茶士さん、ありがとうございます。

 そして番長ドリーさん、残念ながら昨晩は、あまりの疲労のためぐっすり眠れたので、悪夢なんてみる暇がありませんでした。ふんっ!

F1000137  二輪の走行枠と入れ替わるように、サーキットではランボルギーニの集団が走行されていました。

 見た事の無い台数に、パドックが「モーモー!」しています。

F1000140  決めポーズと言えばコレですよね。

 いくらなんでもこんな暑い日に・・・車が少し可哀想でした。

  

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2007年7月28日 (土)

神の使いか、さもなくば自然の警告か!謎の生物(UMA)は廃棄物処理場に実在した!!

 (注)本日のエントリーには読み方があります、できることなら、頭の中で田中信夫さん(テレビチャンピオンナレーションの声の人)の声に変換して読んで頂きたい。勿論、脳内i-podからは映画“U-ボート”の音楽をBGMとして流していただいくともっと良いです。

 それでは行ってみよう。

 「神の使いか、さもなくば自然の警告か!謎の生物(UMA)は廃棄物処理場に実在した!! 」バーンッ!!!

 我々探検隊は、今、とある廃棄物処理場に来ている。原住民の噂によれば、ココに神の使いと呼ばれている、謎の生物が生息していると耳にしていたからだ。

 それは遺伝子の突然変異によるものなのか、それとも言い伝え通り「神の使い」なのか、それを確かめるべくこの辺境の地に赴いたのである。

F1000123F1000122 この穏やかな田園地帯に、その謎の生物は生息するのかっ!!

 地元の人に聞いてみた。

 「・・・・しら~ん」

 やはり、謎の生物のようである。我々探検隊は、されなる情報を求め、目撃記録に残っていた廃棄物処理場へと足を進めた。そこには何が待っているのかっ!!!バッバッーン!!

 そこには金属くずの山、アイアン・ジャイアントが今ココに居れば大喜びしそうなくらいの量である。

 この瓦礫の山を住処として、通りかかる生き物を贄としてその生物は生きているかっ?!

 我々も足音を立てないように慎重に歩き進める。雖井蛙流の足捌きだ。ちなみに「ポイントマンは君だ、バックアップは僕だ」なんて言わせないで欲しい。これはサバゲーではないのだ。ちなみにクレイモアの敷設もしなくて良いのだ。←あたりまえ。

 開始から5時間、日も落ち始め、ココに居る時間も残り少なくなったその時、隊員の一人が素っ頓狂な声を上げた。「ぬふぅ!!!」←これもちがいます。

 「なんだっ!これ!!!!?」

 猛ダッシュで集まる隊員達。

 そこで我々が見たものは!!!

F1000120 見よっ!その生き物は、この瓦礫の国の大帝の如く、朽ちかけたドラム缶を、まるで我が玉座としてそこに座していた。。

 その皮膚のは、まるでヌルリとした白磁の焼き物と思わせる、その姿形、しかしそれは磁器の作り物なんかでは無く、確かに生きていた。観察すると、呼吸で喉を細かく震わせながら、時折目を閉じるのだ。

 確かに、この排気物処理場に謎の生物は実在した。

 しかし、この生物が一体どのように、そして何のため生まれ来たのか、21世紀に生きる現代人の我々の科学力をもってしても、解明は不可能なのであった!! 

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2007年7月27日 (金)

夜討ち朝駆けメンテナンス

 疲れています・・・本格的な寝不足です。

 実は明日、「岡山国際サーキットにて、ミニモトとロシナンテ(GUZZIレーサー)二車乗りで練習しようかな」なんて思い、ロシナンテは今回のモトレヴォか筑波モトルネ耐久にて、今まで使ったことの無いブランドのタイヤを使おうとしているため、タイヤテストもしなくちゃならんのです。よって、タイヤのホイール組み換え(これは昼休憩時、昼食を食べないで、会社の車輌部品部にあるタイヤチェンジャーを使いました)、ウエイトバランスを取り、電気のチェック、ミニモトは細々とした仕様変更(出走レースクラスをNSFクラスから4stOPENに変更したため)、エキパイの座りの修正、カウリングのフィッテイングを力技で「エイヤッ」ってな感じで仕上げたのです。

 ただ、それをやっていた時間は、深夜11時過ぎから明けて1時くらいまで、そして出社前の午前5時から6時くらいまでと、まさに「夜討ち朝駆け」なメンテナンスの日々をこのオートポリス明けからおくっていたのであります。

 ホンマ、オートポリスからタイヤ交換に次ぐタイヤ交換。気持ちは既に「ドンと来いタイヤ交換」です。とか何とか言いながら、汗まみれでガレージ内、手に工具を握りしめ車両整備をしている時、ふと、こうも思うのであります。

 「私って何屋・・・?」

 ・・・・・・・・

 今日はもう積み込むだけ、ほっとしています。

 ただ、我らがミニモト耐久チーム、チーム・マグナムのチームオーナー無茶士さんも、massimo技術長も共に、この「夜討ち朝駆けメンテナンス」派だと聞き及んでいます。

 そう、本格的な変態ライダーにとって、週末に気持ちよくマシンに鞭を入れるために、平日のこの時間帯のメンテナンスは基本なのだったら、なのだっ!

 みんな、「ほしがりやさん(byにしおかすみこ)」なんですから・・・ホントに。

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2007年7月26日 (木)

息をする事歩く事

 昨日は平日でしたが、来月末の演武の時、ちゃんとした雖井蛙流の型が打てるようになるため古流の稽古をいたしました。

 自分でもわかるほど、太刀どうしのあたる音が、乾いた高音になっています。

 稽古の終わりに、「今まで言ってもわからないと思っていたので言わなかったけれど、もうそろそろ良いでしょう。まず『歩み』。動かす足の足の裏が、本当に地面に触るか触らないかで『スッスッ』と滑るように動く、そんな足捌きができるようになると、もっと良いです。直ぐに出来るとは思っておりません。今日の道場の床のコンディションは、湿気で何か引っ掛かる感じで、イヤだったでしょう?けれど、さっき言った足捌きができるようになると、床のコンディションがどうであっても自在に動けるようになるんです。それも滑るように・・・」

 「うーむ」と唸る私。

 それだけでは終わりません。「そして『歩み』の次は『呼吸』、君は時々構えを変える途中で息をするね。その時、構えに無駄な動きが見えるんです。一度相手に相対して構えたら、その型の止めまで一息です。剣術で呼吸のリズムを相手に悟られるのは生死の問題なのです。解かる?」

 一息・・・レースのコーナリングと同じだ・・・。

 「日本舞踊、琉球舞踊、能狂言、これらの伝統芸能にも先に述べた『歩み』と『呼吸』に同様の所作を見ることが出来ます。これらの事を直ぐにできるようになれとは言いません。ただ、心に今言った事を引っ掛けて、稽古に励んでください」

 最後に「息をする事、歩く事、人は皆、普段何も気にかけないでやっている事なんですが、いざ『こうやろう』と思った時に、やろうとしてもそのようには中々できない。一番難しい事なんです」(ニヤリ)

 ・・・・やるしかない。

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2007年7月25日 (水)

あ゛~っ!!!

 昨日より続いていた 、永ーい、ココログのバージョンアップメンテナンス、やはりと言うか・・・メンテナンス終了時より、サイド・バーの右列がちゃんと表示せいへんやんけっ!!!

 要らん事するなよココログ!!

 まあ、前回の長期メンテナンスと同じく様に、メンテナンス後にそれが原因で障害が出る、いつもの事です・・・フリーコースじゃなくて、私このBlogにお金払ってるんですけど・・・今週は何々、今日は何々と、なんだかシステムに恒久的にエラーが出ています。

 ・・・うーむ、どうしたものでしょうか。 

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2007年7月24日 (火)

真っ赤っ赤の赤

 昨日のオートポリス遠征の後、気になっていた事がありました。

 レースが中止となった当日、日曜日の朝、あまりの湿度に私の工具が汗をかいていたのです・・・ヤバイ。

 そりゃそうだ、雲の中に居たんですから。早速昨日はトレーニング後の夕刻より工具のチェック。あ~っやっぱり・・・ハードクロム鍍金の工具は問題無しでしたが、ペンチ、ラジオペンチ、ニッパ、ワイヤーツイスターが真っ赤っ赤・・・やっぱり、嫌な予感的中。

 ネバーダルと防錆剤と真鍮ブラシでゴシゴシ。

 錆を何とか落とし、動きが渋くなっていた蝶番にオイルを注し、スムーズに動くようになるまで「キコキコ」赤茶色の汚れたオイルが染み出してきます。

 これを何度か繰り返し、綺麗なウエスで拭き上げて工具の整備終了。

 恐るべし、阿蘇の雲海。

 走る主催者さん、1098のチェックも必要ですよ。アルミむき出しで鉄物が付いている所。お湿りでアルミが電蝕を起こしていないかチェックです。(「貸そう、かな、まあ当てにすな、ひどすぎる借金」って言うやつで憶えたよね、イオン化傾向です)

 イタ物は湿気に弱いのだ。

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2007年7月23日 (月)

1098の呪い・・・

 ・・・帰ってきました大分より・・・

 なんと言うか・・・レース、濃霧のため中止となってしまいました。

 ガーンッ!!!!!!

 どの位濃霧だったかって・・・?霧と言うより、600mの標高を超える、日本有数の高地サーキット、それ故、サーキット自体が阿蘇の外輪山に掛かる雲の中に入っちゃった訳です。

F1000131  見れるものなら見て見よっ!これがオートポリスの1コーナーであるっ!!!

 わ~んっ!!!!

 土曜日の練習走行では、モトルネ走る主催者2・横部さんが怒涛のタイムを出されていただけに、かな~り残念です。

 レースに「たられば」はご法度ですが、練習走行が終わった夕食の時、前年のレースリザルトをノートパソコンの画面で見ながら「このペースで明日完走出来たら、ひょっとしたらひょっとしますね」な~んて言っていましたが、そんな思いも、このミルクの如き阿蘇の雲に負けてしまいました。

 そう言えば、サンデーレース仲間で逸早く1098を手に入れられたrevさんも、春のモトレヴォのMTクラス、鈴鹿のDUCATIカップと、我々と同様に天候不順が原因でレースが中止になって、くやし涙を「オロロ~ン!(byハクション大魔王)」と流されているのに違いないのですが(キッパリ)、その思いを今回は「1098・限りなく玄人に近い素人オヤジチーム」がくらっちゃた訳なのだ。

 度重なる出走レースの中止・・・これって1098の呪い・・・つーか1098をレースに出させたくない秘密結社が、天候変動装置を開発して邪魔しているとしか思えない。そうか!!そうに違いない!!!←ちがいます。

 これに落ち込まないで次行ってみよう!

 私が出走する、夏のモトレヴォです。

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2007年7月21日 (土)

行ってきます、そして、ありがとう

 なんだか、このBlog書いている本人も気付いていないうちに、PVがのべ20万件突破していました。

 皆様ありがとうございます。Blogをはじめて26ヶ月弱、最近はちょっと疲れて摩り減り気味ですが、まだまだ行きます。お題は「週末が待ち遠しい」なのに書いている私には週末なんて無い「月月火水木金金」なBlog生活を送っております。そして終に、もういくつ寝ると~♪地獄の三週間、毎週末レース期間に突入となります。それまでテンション高めて「いきま~すっ!!!」多分ネタも盛り沢山かと・・・ボソッ。

 そして、このエントリーを公開している今現在、私は車上の人でしょう・・・オートポリス四時間耐久レースのデライトオヤジチームのピットクルーをするために軽~く拉致られている感じです。←大袈裟。幸い今回は運転をしてくださる方がいらっしゃるので、いつもに比べれば、楽チンなのだっ!

 それでは、皆様行って参ります。

 エントリーの更改は、上手く帰宅できれば日曜の深夜、朝方帰りですと、月曜の夕刻になります。

 よろしくですぅ~。 

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2007年7月20日 (金)

マスター・キートンにあこがれて

 野良犬相手に表道具は用いぬ
 シグルイ 藤木源之助の台詞より

 モーターサイクル・ライディングに凝り、古流の剣術にはまり、初動負荷理論にて身体を作る・・・こんなことを日々やっていて、最近特に思うのは「人としてのポテンシャル、私ってどうなん?」って言う事です。

 モータースポーツも古流の剣術も、道具を使うのが前提の競技です。ただ文献を紐解くと雖井蛙流にも、刀を持っていない時に、素手で刀を持った相手に対する「失刀」と名前の付いた技があったそうです。今はそれがどのような技であったか具体的にはわかりません。開祖・深尾角馬は新陰流の覚えもあったようですから、新陰流の「無刀の位」の発展技かもしれませんね。

 モータースポーツは・・・?ジムで汗を流していると、自転車競技の選手、陸上競技の選手と一緒になります。すると、人間を中心に、モータースポーツ<自転車競技<陸上競技と思えてくるのです、特に最近・・・。もちろん私自身、エンジン付きの乗り物が好きで好きでたまらないのは変わりませんが、ゴーストの囁きは「裸一つになった時どうなん自分?」と問いかけてくるのです。

 それは普通の生活においてもなんです。

 ちゃんとマッチを使わないで火を熾せるのか?ロープワークをマスターできているのか?利器を自分の手で作れるのか?これらの三つのスキルを見ると、「あんたは縄文人か?」と、読者の皆様に言われそうなんですが、それでは質問です。自称文明人と言われている21世紀の我々と、縄文人。「一人でサヴァイバルする」という尺度で見たとき人としてのポテンシャルはどちらが高いのでしょうか?

 それじゃ、そんなに昔が良いのなら「石器時代に還してやろう」と、どこやらの国の将軍の言葉にもありましたが、そう言う事でも無いんです。21世紀大いに結構、ただ他人が一生懸命考えて作られた「便利すぎる道具」おかげで、使う本人が頭と身体を使わなくなってきてませんか?結果、人としてのポテンシャルを落としていませんか?つー事に日々悩んでいるのです。親にもらったこの身体も頭も、使いたおして何ぼでないかと。

 こんな事を考えている昨今、会うべくしてこんなサイト見っけ!

 古代発火法検定協会 

 はぁ~マスター・キートン読んで寝ます。 

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2007年7月19日 (木)

わたしゃ躻でございます

 さて、昨日書きたしたように、会社が終えソッコーで帰宅しますと、稽古着と木剣を携え、道場へ向かいました。

 この日の稽古はいつもの稽古とは少し違う、「何が?」って・・・

 道具が違いました。木剣は私の物を使わず、師に用意し頂いた本番用の木剣、それは日本刀の刃の厚みと同じになるように、刃の部分がいつもの木剣に比べて薄~い仕様になっているのです。「あちゃー、こりゃ使いこなせないな、今の私じゃ・・・」

 この予想は大正解。下腹に力をため、肩の力を抜き、手首を柔らかく、手の内をしっかり決めないと思うように使えません。こまった・・・

 すると、「これが日本刀のサイズ!これじゃないと本当の雖井蛙流の型は打てません」続けて「本当は刃引きで打つんだぞ!」と、そうなると、本身とほぼ同じサイズで打ってなきゃ稽古にならないのです。

 稽古が始まりました。道場の空気はたっぷりと湿気を含んでいて、床板が足の裏に「ぺタッぺタッ」っと引っ掛かるようで、最初は間積りが上手く取れず難儀いたしました。それでも少しやっていると、足の裏もなじんできて「すっすっ」と動くようになるのです。

 今日、指摘を受けた事は、いつぞやの筑波の時にりゅーぢさんが話されていた「空走距離を無くしましょう」と全く同じで、「僅かでも、無駄動きは駄目、剣の動き、脚のさばき、全て有効最短距離を心掛けよ」と言う事なのです。場所がサーキット、道場の違いこそあれ、道を求めれば同じ答えぶつかると言った好例ですね。

 そして、気持ちが昂らないようにしなければなりません。最後の最後で気が昂ると、肩に力が入り、上手く行かなくなる事が多々あるからです。この二年弱の間に気がついた剣術の極意は、とにかく「脱力(ぐにゃっとなる訳ではない。口で説明するのが困難な『力の抜き具合』なのだ)」なのです。

 汗まみれで稽古が終わると、服装を筋トレ用に着替え、ジムへ直行。残り少ないジムの営業時間をめい一杯使って、ラットマシン&スクワット&インナーサイのスーパーセットに励みました。

 ここでも汗まみれになり、失った電解質をノンカロリーのスポーツドリンクで補充し、やっとこさ十時前に帰宅。遅めの夕食を摂っていますと、呆れ顔の家族・・・どうせ私のやっている事は、家族にすら理解されてません。

 一般の方々から見れば、こんな私は躻(うつけ)って事になるのでしょうね。

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2007年7月18日 (水)

心穏やかではありません

 ちょっと、剣術について心穏やかではありません。

 この前のエントリーにも書きました演武についてなのですが、今の私、自信が無いのです。逆に「このままじゃ駄目だ」って言う自信はあります。昨今、小太刀や薙刀の型を拝見したり、この剣術のために筋トレをしながらちょっと思う事があるのです。

 この小十年、人の目に触れることが殆ど無かった、私が習っている流派。人前で、しかも演武の依頼の内容は、中・四国刑務官の剣道大会の開会式で、型を打って欲しいとの事です。見る方々は玄人です。すると見られる点は非常に厳しい所を見られるはずです。

 なので正直、焦ります。八月の末まで、週末だけでは稽古量が足りないと言うか・・・自分に自信が持てないのです。逆に稽古をすれば、すればするほど「駄目だぁ~」って自己嫌悪になって行きます・・・。ミスがわかる自分・・・。

 しかし、師にとっても人前で打つ久々の型なのです。

 うーむ、剣の理合に則った、合理的で、美しく、それでいて容赦の無い、そんな型が私に仕上げられるのでしょうか・・・人に見せるのです、あるレベルまでは仕上げなにゃなりません。

 なのでお願いして、本日も夕刻から稽古です。平日なのに・・・すいません先生。

 やり直し無しの一本勝負でいきます。

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2007年7月17日 (火)

オーダー!卵・ベーコン・スパム・ソーセージのスパム抜き

Spaminacan  ♪スパム・スパム・スパム・スパム・スパム~♪

 このネット用語の「スパム」の語源となったモンティー・パイソンのコント内の歌の如く、このBlogにも連日の如く、スパム・コメントやスパム・トラックバックがやってきます。それは日本語のものもあれば、ロシアのサーバーから来る英語のもの(「怪しげな薬売ってます」みたいな・・・)もあり・・・

 このパイソンズのコントより、受信者の意図を無視して送られて来る無差別大量一括送信メールを、ウンザリといった嫌味をこめて、「スパム」と呼ぶようになったのですが、名付けた人「うまいっ!」それに対して送ってくるヤツ「逝ってよし!」

 わからない人は、YouTubeにアップされているヤツを見てください。

 ね、劇中の「スパムなんて大嫌い!」の言葉に対しても、無残に「スパム・スパム・スパム・・・・・」と続くさま・・・、これと同様に毎日のスパム削除作業、モーレツにウザイのです。ニフティに通知して削除しても次から次と送られてきます。

 連日のスパムのおかげで、私だって叫びたい「卵・ベーコン・スパム・ソーセージのスパム抜き」って。  

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2007年7月16日 (月)

Forza!

 台風一過、晴れわたると思っていた天候も思い通りにはならず、ずっと雨・・・。

 外にでる事も無く、午前中より部屋の掃除、また土曜日に汗まみれになるほど雖井蛙流の稽古をしました。スポーツのバックの中の稽古着からなにやら臭って来ます・・・なので前回と同様の方法で稽古着の洗濯を済ませ、ウダウダしておりますと、地震の速報・・・・言葉もございません。

 被災地の皆様、眠れぬ夜をお過ごしの事と思います。ただ私、今現在、コレしか言葉が思い浮かびません。

 「頑張ってください」

 ずっとTVの速報にかじりついておりました午後でした。 

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2007年7月15日 (日)

何もしない一日

 今日は久々のゆったりと時の流れた日曜日でした。

 朝早めに起きて、剣道大会の開会式で行われた、古流の小太刀と薙刀の形を拝見に雨の降りしきる中、傘をさして道場まで伺い。それが終わると、いつもの紅茶屋さんに。

 午前中はそんな感じで終わってしまい、家に帰ると、ロシナンテが帰ってきてちょっと乱雑になっていたガレージの整理整頓を行い、それが終わると、後は本を読んでだらだら。

 「晴耕雨読」と言いますが、私場合「晴乗雨読」かな。

 なのでコレと言った事はあ~りません。

 相変わらずELFの研究はしています。な~ぜ~。

 それと、夕刻より読み返しています「竹光侍」の二巻は、相変わらず素晴らしい。特に矢場の女主人「お勝」に読み書きを教えるエピソードに泣けました・・・

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2007年7月14日 (土)

太陽の御子

 「ぐぉぉぉぉっ!!すげ~っ!!!」

 それは、これから紹介する本の冒頭p21~p29までを目にした時、思わず私の口から飛び出した、他人が憚られるほどの大きな独り言。

 この私のBlogに、時折コメントを頂くゾンネンキンダーさん。氏の製作された模型が、今店頭に並んでいるArmour Modelling誌の8月号に製作記とともに巻頭記事として、そしてその後に製作者同士の対談方式のインタビュー記事として載っておられるのです。

 今回のお題は「実在しない“ホンモノ”の戦車」。

 このお題でゾンネンキンダーさんが取り組まれたのが、オペル・マウルティア・ハーフトラック改のベルリン市内のバスと言う、隙間狙いでありながら、非常に「よいねぇ~」な作品。

495930062_228 これだっ!

 さすがセンスの良さを感じます。

 興味のある方、この本を手にとって見てください。ちなみに、このエントリーを読んで、「読んでみようか」と思った方、そろそろ9月号が出ますので本屋さんに急いでください。 

 最後に、ゾンネンキンダーさん、また私の上京の折には、同席の周りに「リアル・タモリ倶楽部」と揶揄されようとも、濃ゆ~いエスプレッソのカップの底の、最後にたまった一口のようなお話がしたいです。

 私は、変なサスのオートバイについてただ今勉強中ですし、チェコについても多少新しいネタもあります。ぐふっ!

 メタ・セコイアの話はしませんのでご安心ください。

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2007年7月13日 (金)

雨降り・・・何時まで?

 なんだかずっと雨降ってます。ほんま今年の七月は2019年のロスでしょうか・・・。よし、明日は寿司を四つ頼んでみよう・・・二つで十分ですか・・・。

 まあ、意味不明の冗談はさておき、仕事中、あまりの湿気にプリンターの紙が膨らみ、紙の送りが上手く行かず印刷障害が起きたりと、ただでさえ気分良くないのにこんな仕事のトラブルでイライラしてばかりのこの一週間でした。もうこの一週間が終わったように書いてはいますが、ま~だま~だ。やらなきゃならない仕事が少し残っているので、明日は午前中に会社に行って、小一時間仕事しようと思っています。

 それはなぜか!!!

 実は、来週の週末は、「素人オヤジ三人組1098でいっちゃうよぉ~耐久への野望」企画第二段・オートポリス四時間耐久レースのお手伝いをする事となりました。なので今のうちから仕事を出来る限りやって余裕を持っておこうって訳なんです。

 あーあ、でも明日も豪雨なんだろうな・・・雨のためあまりネタが無いのも確かです。

 この三連休・・・模型の箱開けてみますか。

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2007年7月12日 (木)

ヘルメットも直った

 この前、ガンダム模型専門店アクシズの店長さんに「ガンプラのパーツにみえるんですが。。。」と言われながら破損箇所をプラリペアで補修し、塗装をO.C MAKOTOさんに頼んでいたヘルメットのエアダクト。そのダクトが終にMAKOTOさんの所から帰ったきたのだ。

 帰ってきたエアダクト。またの名をエアダクト・ジャック。←ちがいます。

20070711131656  見よ、我がアライ・RX7 R IVの完全復活の姿・・・って、「壊れ状態からただノーマルに戻っただけのそれだけですやん」なんてつれない事は言わない。

 こう見えても、とっても繊細な40歳、切なくなります。

F1000103  でも、よーくよーくよーく見ると、表面処理が平滑じゃない・・・私の下処理不足・・・(ガックシ)模型作る時みたく、もっとペーパー掛け頑張ればよかった。ペーパー掛けって言っても、ピンクの服着て、有名人の誕生日にやたら詳しくて、金切り声で笑って、写真撮りまくる。そんなんとは違います。←当たり前!

 このように、全ての準備が整っているのだけれど、お天気だけが、いけずします。

 ただ、こんなにダクトに凝っているからと言って、セントラル・サービス(by未来世紀ブラジル)の人間ではありません。(訳わからん人多いだろうな・・・反省。)

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2007年7月11日 (水)

梅雨前線しつこくね

 この日曜日、こんなに強行軍でロシナンテを迎えに行ったのは何故か?

 それは、今日か明日、有休をとって岡山国際サーキットに、各部チェック兼練習走行をしようと企んでいたからなのですが、なんですか?この週間天気予報

 これじゃ多分雨降りなのでやめました。会社休んで、朝一サーキットに行ってピットでボーっとして「雨でやめた~」じゃ、なんだか気分悪いですよねぇ~、無駄に会社休んだ気がして。

 多分、今週のこの雨が抜けると、梅雨開けのような気がするので、とりあえずそうなって、青い空・ドピーカンになってから平日に休みとって、ゲップが出るまで走る事にします。この前のミニモトの時に、30分スポーツ走行券をサーキットからもらった事だし。

 ただ、今年はちょっち雨降り過ぎでしょう。まだまだ週末まで続くようです。

 暑いような暑くないような中途半端な気温で、相変わらずの湿気の高さに、コレもまた相変わらず左肩が痛い今日この頃。

 梅雨前線の馬鹿!

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2007年7月10日 (火)

コンクリ打ちっ放しは気持ちぃぃぃ

 ロシナンテが家に帰ってきてから一昨日、昨日と、ガレージにて我が愛機をメンテナンスしています。夜中に・・・・十時過ぎから明けて二時前くらいまで。

 受け渡しの時に、「自分でできる事は自分でやろう、お金は大事だよ~♪」つー事で、スクリーンのついていない状態での納車、「コレを切って穴あけて」と素材だけは頂いております。それを鳥取→浜名湖サービスエリア→鳥取が終わって、ガレージにマシンを下ろすと同時にその作業を始めちゃったのだ。

 夜中に唸る電気工具(ドリル、グラインダー)、音が漏れないようにガレージの窓は全て閉め、勿論シャッター、出入りの戸も、音が漏れないようにしっかり閉めるのであ~る。

 「フィィィィィーンッ、ギャァァァー、キュルキュルキュル」おいおい大丈夫か・・・?後で母屋にいる家族に聞いたところ、そんなに音は漏れていなかったようです。でも考え様によっちゃあ、近所から「あの家、夜になると、なにか機械が動く音が漏れて来る・・・」なんて言われたら、「五月蠅い」と苦情を言われるよりも、「なんだか危ない人なんじゃ・・・」なんて変な評判がたたない事を祈るばかりなのです。

 だれだっ!「もう四十にもなっているのに、現実を見ず、休みとなればオートバイをブンブンしている人は、十分それだけで危ない」なんて言っているのは!!!

 一昨日そんな感じだったのですが、昨日は機械で切り出したスクリーンを、切りっぱなしでは危ないので、切断面をタミヤのプラ用ヤスリで面取りしてC面出していたのと、加工の時に付いた小傷をペーパーとコンパウンドで取っていたのです。

 しかし、このタミヤのヤスリは絶品ですな。「シュシュ」って気持ち良いくらい削れて、尚且つ目詰まりしにくくなっています。私はタミヤの回し者でもなんで無いですが、コスト的にも性能も文句無しツールです。プラをやすったりする方は一本持っていてもいいですよ。ホンマ1/1でもいけるツールです。

20070710133202  そんなこんなで、この2日の深夜の作業を経て、我がロシナンテ号は完全体になったのです。

 マシンに睡眠時間を奪われている私は、今日の日に日が変わった頃、流石に過労のため、タミヤのヤスリを手に持ったまま、ガレージのコンクリに突っ伏して堕ちてしまったのです。まるでご飯食べながらスプーン持った状態で、寝ちゃった幼児のように・・・でもね、この時期の深夜のコンクリの床は適度に冷たくて気持ち良いぃぃぃぃ!ポッペ、スリスリ。 

 あ~なんだか学生の時、下北沢の小田急の駅で、お酒に呑まれて、潰れて立てなくなった感触がフラッシュバックしてきました。

 なにもかも懐かしい・・・(by沖田艦長)

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2007年7月 9日 (月)

ベクトルこそ違えど「すげぇ」

 昨日、無事にロシナンテを受領し、帰って来ました。

 ちなみにRPは、東名高速・下り側・浜名湖サービスエリアでした。

 今日の本題はそんな事ではありません。

F1000099 実は、同日、 この浜名湖サービスエリアで旧車會の方々の会合があったようです。

 エンジンがついているものなら、興味津々の私、こんな機会はめったにありせん、「放って置くな」と私のゴーストが囁きます。早速、現場に貼り付き、観察君に変身です。

 もうね凄いんです・・・お金のかけ方が!!車両によっては、ホイル、ブレーキキャリパー、スイングアーム、全てのアルミパーツをバフがけした後ゴールドアルマイト処理してあったりします。げっ・・・こういった外装の処理だけ見ると、500万円コースのビモータみたい。

 塗装もしっかり手が掛かっています、全てクリアに研ぎが入っていて、色の変わる部分の段差が皆無です。私の愛機とベクトルこそ違えど、ディティールは目指すものが同じだったりするのがなんだか可笑しいですね。

 特に興味深かった一台です。

F1000100  何故に「氷」?メットまで・・・??

 でも先ほど書きましたとおり、クリアの水研ぎ、抜かり無しです。

 夏仕様なのでしょうか・・・?まさか「COOL!!」って事で、氷って・・・そんな事無いですよね。

 しかし・・・二輪にドリンクホルダーですか。永らく二輪に乗っていますが、思いもよらなかったです。

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2007年7月 8日 (日)

Pica pica

 かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
 大伴家持 ――新古今和歌集

 今日は我が愛機、GUZZIレーサーのロシナンテのお迎えに、東に向かいます。自宅の出発予定時刻07:00(JST)。

 横浜からロシナンテをお店のトランポに積みTakahashiメカも同時刻発進、10:00(JST)にお互い連絡を取り合って、合流地点(Rendez-vous Point略してRP)を決め、そこで積荷の積み替えです。

 予定ではRPは東名高速道路、静岡県内のパーキングエリアかサービスエリアになりそうです。

 この辺は流動的に決めておかないと、週末の名神と東名、何処で渋滞が起きているかわかりません。

 ただ今回は、お店から途中まで配達して頂けるので、いつもの事を思えば全然楽チンなのです。ジンさん、Takahashiメカありがとうございます。

Sroka_pica_pica  一日遅れの七夕ではありますが、古の中国では、織姫と彦星を会わせる為に、カササギが天の川に、その羽根を使って橋を架けたと言う伝説があります。

 鳥取と横浜からロシナンテのために橋を掛けるカササギの如くの二台のトランスポーター。

 作戦名「Pica pica Linnaeus, 」発動です。

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2007年7月 7日 (土)

熱中するとタイムワープ♪

 すいません。最初から謝りです。

 ヤーフーファイナンスのニューヨーク市場のチャートを、手に汗握って眺めていたら、こんな時間(午前一時過ぎ)になっていました。

 マジ、タイムワープ(注:リンク先、音有)です。(私のタイムワープには「はじめは左にジャンプして!」なんてオーソリティーによるステップの解説なんてありません。あしからず)

 なので、もう、こんな時間ですと、エントリー書けません。

 それに、本音を言うと、もうちょっとチャート眺めていたい・・・よって今日はコレにてお終いです。

 と言っても、私にとって、まだまだ眠れぬ夜は続くのであった・・・・。

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2007年7月 6日 (金)

正直しんどい

 このBlogの隠れたモットーは「読者の皆様にウィークデーの忙しい間(はざま)に、来るべき週末を思い元気になってもらう」、そんな私が「しんどい」では申し訳ないです。

 でもね、しんどいんです。昼間の仕事、食事制限、筋トレと、しんどい理由は色々あれど、一番の原因、それは湿気です。

 こう湿度が高いと、私、機能不全になります。J型のザクをそのまま無重力状態の宇宙(そら)で使用するのと同じ位に・・・。一部から「湿気に弱いって・・・あんたは鋳鉄ローターかっ!」なんて声が聞こえてきそうですが、ホンマ、よーく見ると身体に真っ赤な錆浮いてます。←大嘘

 偏頭痛も厳しくてノーシン手放せません。

 それと、もう三年になるのですが、筑波の一ヘヤ、ハイサイドでやっちまった左肩が、疼くんです・・・この時期になると。筋トレでほぐすまで、一日中、疼痛が続いています。

 頭痛に、肩の後遺症・・・しんどい・・・。 

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2007年7月 5日 (木)

ELF考察、そして皆様ありがとう

 ちょっと前のエントリー、「これってどう動くんだぁ~?」にて、「ELFの耐久レーサーについて調べています」と書きましたが、いろいろな方から資料を頂だいたり、貸してもらったりと、この勢いですと、このELFeと言うマシンに対してオーソリティーになれそうな感じです。

 三重のHさま、二つ星社のU野さま、マエストロ柴田御大、Takahashiメカ@モトラボロ、重ね重ね、本当にありがとうございます。私は幸せ者です・・・Blogやってて良かった。

Elfe5  しかし、この前エントリーのリアサスのリンクの謎についてなのですが・・・ねじれを考慮(トーションバー方式のサスと同じ)した構造なんだそうです。二輪にこんな四輪のようなサスペンションを採用していたなんて・・・さすが鬼才アンドレ・ドゥ・コルタンス。ただ、それが上手く動いているかどうかは別問題なのであ~る。(実際、八耐ではここが疲労して折れちゃいました。これが原因で転倒リタイヤ)

 しかし・・・見れば見るほど興味深い。

 「なぬっ、こんなのを調べて何すんだ?」って・・・

 まだヒ・ミ・ツ

 

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2007年7月 4日 (水)

あだぁ~エントリーフィー貧乏だ

 今月に入って、二輪サンデーレースのエントリー期日が立て続けに三つキタァ~!!

 レースに出る方も出る方なので、お金無いなら止めりゃいい、こんなのは自己責任なのですが、ちょっと無理すれば何とかなるのが憎らしい。それにしても総エントリーフィーは幾らに、計算機パチパチ・・・・わ~ん(涙)ボンビーだよ~今月、まだ月初なのに。

 このままだと財形の一部解約用紙に「えぇぃっ!!!(by霧山君)」と判子押さなきゃならんです。あっ!そう言えば何通か、持ち株の配当金の用紙が来てました・・・。これを掻き集めれば筑波モトルネ耐久代位には・・・ちょっと息がつけますね。この時期のインカムゲインもうれしいけれど、キャピタルゲインも何とかした~い。日本経済お願いしますよ。ホンマ。

 それでも、上手く回さないと、今月はちょっとヤバイです。身動きつかないのに独身貴族なんて言っていられません。そうなれば閉めるところは閉めていくっきゃない。とりあえず毎日のコーヒー代ケチるために、水筒(お茶入り)持って、仕事行こう。

 はぅ~、苦しい後には楽しみが待っていると信じて、やっていくしかないんです。

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2007年7月 3日 (火)

ヌシは我が右脹脛をご所望か

 いきなりですが、マタマタ右足をひこずっております。

 無茶士さんの使い魔、ミニモトの「桂蔵坊」は、どうやら私の右足を(細かく言うと、脹脛)をご所望のようです

 昨日のエントリーの最後にちょっと書きましたが、夕刻よりミニモトの整備を色々したのですが、新しくFCR装着のエンジンを掛けようと、「キックキックキックの鬼ぃ~だぁ~♪」とばかり、中々掛からないエンジンに手こずったのですが、たまに「ブバッ・・・ブッ・・・」とかかっても直ぐに「プスッ」とエンスト。辺りには生ガスの臭い・・・濃すぎです。でもとりあえず一度エンジンをこの状態で掛けてみようと、マタマタ、キックの鬼になるも無駄な努力。「プスリ」とも言いません。

 「クソーッ!!!」妬けになって、キックペダルを蹴飛ばし続けるも、その内、キックペダルが反動で脹脛に「バチーンッ!」「ギャー!!!」と・・・。そう、ケッチンを喰らってしまったのです。私の記憶が確かなら「ケッチンで骨折した」これはかつてのメグロスタミナのオーナー氏の台詞。その1/4の排気量のミニモトのケッチンとはいえ、尋常でない痛さ。

 半ズボンでやっていたのも裏目に出て、打ち身だけではなく切れて出血しておりますがな。(ガーン!)

 作業の手を止め、先ずはオロナイン塗り塗り。

 このまま「終了~」では朝の目覚めが悪いので、キャブセッテイングなのだ。30分ほどゴニョゴニョして、そして気合一発、「うりゃ」っとキック。

 「バウッ!ドロロロロロロ・・・」いとも簡単に掛かってアイドリングしております。アイドリングがちょっと高いかな。

 脹脛の打ち身と、出血を伴う擦過傷の対価が、この始動性のUPとアイドリングだけとは・・・。このマシンで速く走るためには、私、百鬼丸のようになってしまうのでしょうか。

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2007年7月 2日 (月)

稽古着の洗濯は納得がいくまでお風呂場で、コレも基本

 一昨日、夕刻の剣術稽古において、それは漫画「ドラゴンボール」の劇中、亀仙流の特訓で、重い亀の甲羅を背負わされて稽古したクリリンと悟空が、天下一武道会で甲羅を脱ぐと身が軽くなったのと同じくらい、木綿の刺し子の稽古着が脱いでみるとそれが「ずっしり」重く感じ、反面、稽古着を脱いだ上半身が軽く感じるほど汗をかいたのでした。

 この時期そんな稽古着を放置プレーにしておくとどうなるかわかりますよね・・・いくら抗菌性の高い藍染でもカビが生えるのです。

 なので、昨日は朝一からお風呂の残り湯を使って洗濯です。

 普段は水洗いが基本なのですが、昨日は、よ~く濯ぐ事を前提に洗剤を入れて洗う事にしました。

Kawa  粉の洗剤を風呂桶に入れ、その中に稽古着と袴を投げ込み、私も裸になって風呂桶に入り、このぬるま湯が真っ青になるほどゴシゴシ洗濯なのだ。洗剤が強いのか、私の体の脂ッ気も無くなり、直ぐにふやけてきます。つーか普通の石鹸よりも蛋白汚れを落とす力が強い=蛋白質を溶かすのか、体の表面が一皮溶けたみたいで何時までもヌルヌルします。これって全身ケミカルピーリング!!!未来世紀ブラジルかマイコー・ジャクソンだなこりゃ。良い子のみんなは真似しちゃ駄目だぞ!!特に角質層の薄い部分は影響大だ。大人な君達はどの部位の事か書かなくても解かるね。(解かったからってコメント欄に書かないようにね、こういった時、大人な人は「そっとほくそ笑む」のが正しいマナー)

 納得が行くまで洗いの行程が終わったら、お風呂の洗い場に置いた金タライに洗濯物を上げ、泡が完全に出なくなるまで足で踏みながら濯ぎ、濯ぎが終わったら、洗濯機を使って脱水行程に入ります。

 私は一昨日の稽古以上に汗ダクダク・・・ちょっとした脱水状態です。

 次ぎは自分の身体をしっかり濯ぐも、やはり何時までたってもヌルヌルは取れず(そりゃそうだこれって洗剤じゃなくて、絶対表皮角質層の最上部が溶けたからこうなっているだもん)、風呂場から出て、身体をバスタオルで丁寧に拭い、パンツ一丁で麦茶を飲んでいると、乾燥と同時に体全体の皮がつっぱって来ます。きつい石鹸で顔を洗った時のあんな感じが体全体にするのです。

 脱水が終わった稽古着を、皺にならないように「パン」と張りながら物干し台に干して、全ての作業が終わりました。筋トレが休みの日曜日に十分違った意味で筋トレとなったのです。

 午後は、MVの岡部さんと先週の打ち上げでお茶をして、夕刻より、清貧号改め桂蔵坊の再調整です。

 珍しく鳥取にいる日曜日でも、やっぱり「休み無し」なのであった。 

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2007年7月 1日 (日)

想いは長靴をぐるっと廻って(号外)

 かねてより、1/1対1/9で行われていた、F.B Mondial175 モト・ジロ・ディタリーレーサーのレストア&フルスクラッチ競争をお送りしてきましたが。昨日の夜未明、決着がつきました。

Dsc005611  九州の模型マエストロ柴田さんが、無事ゴール(完成って意味ね)されたようです。

 いやぁ~凄い完成度!!皆さん、これキットとか無いんですからね、全部自分で作られたんですからね。1/1のオーナー瓶星くん、レストアされているジンさん見てますか?

 それでは皆様、氏のHPにて製作記事をじっくりとお読みください。

 この製作記事を読まれると、土ぼこりや汗、オイルにまみれ、イタリア半島一周レースに出ていた当時のライダー、不眠不休で設計したエンジニア、気の抜けない耐久レースを陰で支えたメカニックの気分なれます。

 柴田さん。ご苦労様でした。

 良いもの見せて頂き、ありがとうがざいます。  

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07年夏仕様

 モータースポーツの世界では、LeMans仕様、鈴鹿8耐仕様、モナコ仕様なんていわれるマシンの仕様があったりします。それは熱対策であったり、コースレイアウトによるもであったりと様々ですが、まあ、ココを覗かれている方々は好事家な方々が多いので説明しなくてもわかりますよね。

 さて、私にとってこの夏は、レース三連荘に雖井蛙流の演武と盛りだくさん。それに伴い減量と稽古をしなくてはならないのです。そのため、テンションを維持するため、私自身が07年夏仕様となるため、伸びていた髪の毛を切るために床屋に行きました。美容院じゃないです。ココはやっぱり床屋です。

 そして、そこでこう言うのでした。

 「夏なんで、バリカンでバッサリいって下さい。五分刈りでお願いします」(それでは説明しよう五分刈りとは、髪の毛を5mmの長さで揃えられた丸坊主の事だ!)

 高校の剣道部以来の五分刈り、罰ゲームとかじゃなくて自ら進んで。

 いや~さっぱりしました。日本男児はこれです。よって昨日はこれで雖井蛙流の稽古しました。

 家に帰ると、オフクロが私を見るなり「え゛っ・・・」と声にならない声を出しました。そして「社会人が・・・そんな・・・それじゃまるで893・・・」って、茶髪とかにするんじゃなくて、坊主頭にしただけなのに、そこまで言われるか。直ぐ世間体が気になる田舎はヤダヤダ。ぼさぼさ頭よりも、兵隊さんみたいで、清潔感があってよいと思うのですが、そう思うのは私だけ?

 この画面の向かうから「そこまで言うならどんな感じ?」って聞かれそうなのでちょっと説明すると、鏡を見たとき思わず口をついて出てきたのは「メリークリスマス・・・ミスターローレンス メリークリスマス」と、たどたどしい英語の台詞です。私自身を鏡の中に見て、そんな感じを受けたのでした。わかります?わからない人は大島渚監督の監督作品、映画“戦場のメリークリスマス”を見るべスッ!

 ただ困るのは、稽古時、その後の筋トレ時に、頭にかいた汗が、直接目に入ってきて、痛くて困りました。あぁ・・高校の時もこうだったなぁ~。

 直ぐやったのがヘルメットリムーバー被り。メッシュの間からチクチクと髪の毛が出ています。触感が楽しいかもっ!

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