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2007年6月

2007年6月30日 (土)

水研ぎは納得がいくまでお風呂場で、コレ基本

 今日の午前零時のアップデートがなぜにこの時間に延長になったのか。

 それは私がある作業に熱中していたからなのです。

 この前のミニモト耐久レースの折、新品のヘルメットの右エアダクト出口を私の不注意で壊してしまいました。幸いにも帽体を壊してしまうような不注意でなくて、帽体本体は無傷のピッカピカ、ダクトの後頭部のエア出口のみ割れてしまい、レース前車検は通るけど、恐ろしくかっこ悪いと言う、私にとっては許しがたい状況だったのです。

 購入したお店に「このパーツ出ないの?」との私の質問に、ここは出ないとのこと。それでは、全日本の選手権ライダーのヘルメットペイントをされている、O.C MAKOTOさんに同様の質問をしてみるも、「あ~安全上それは絶対に出ないのよ。メーカー送りの修理になるね」とのお答え。

 あ~、なんだかこの程度でメーカー送りは面度臭いし、マジマジと割れたダクトを観察していると、「模型好きのこの私、このくらいのことは自分で直そう」と考えました。

 強力両面テープで帽体にがっちり貼りついているダクトの外し方をO.C MAKOTOさんに教えてもらい、白色半透明のプラリペアを接着充填剤として、割れた部品を繋いだり、面一にするためパテの代わりにもって、樹脂の硬化後、模型用のハンドリューターで荒削りをし、ペーパーを#600→#800→#1200と掛けていき、最後は#1600相当のブロックサンドペーパーをお風呂場に持ち込み、私がお風呂に入っている間、「シュッシュッ」と水研ぎをします。繋いだところに段差が無くなり、その面に爪をなぞっても引っかかりが無くなるまで。

20070630124206  この部品って透明の樹脂なのね。

 この作業が終わったのが、今日の午前二時前。なのでエントリーがUPできなかったのです。熱中すると駄目なのだ。

 色は、白は白でも同じ色合いにしなければならないので「餅は餅屋」と言う事でO.C MAKOTOさんにお願いします。

 模型のおかげで何とかなりました。

 ねっ、こういったとき便利ですから、皆さん模型製作を趣味にしましょう。

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2007年6月29日 (金)

七つの力?

 「酒は飲んでも飲まれるな」とはよく言ったもので、適度な量を飲む分は、薬にもなるこの液体。一昨日の私はちゃいました・・・会社の相談役の方が退職される事になりました。東京の方だったのでそちらに帰られるとのこと。そう私にカフスをくれたり、シャツの話をしていただくこの方の事です。

 飲まない訳にはいかんじゃないですか。つー事でリミッターが外れました。エヴァ暴走モードです。

 それでは一昨日の送別会で何を口にしたか思い出して見よう。

 口開けに、生ビールをチェイサーにしてタンカレーのテンをストレートで頂き、中華(減量している時、中華ってありがたいですよね。自分の取り皿に自分でよそうのでちょっとづつ取ればいいから)を頂きながら、注がれるままに紹興酒を頂き、二次会はジャズ好きな部長に引きつられてジャズの聴けるお店に、そこでマイルズの「死刑台のエレベーター」のサントラを聴きながら、ヨード臭たっぷりのアイレイモルト、アードベックをストレートでやったところまでは何とか憶えています。

 街の子なのでフラフラ歩いて家に帰ったのですが、帰りながら「おーっ、真っ直ぐ歩けない、トレール足りてない私?なんだかフロント16インチ・リア18インチなふらふら感じ」なんて思ったのを憶えています。

 そして家に帰り、酔い覚ましに麦茶を飲みながら台所でウダウダしていると・・・こみ上げて来る物が・・・トイレに駆け込みオートリバースです。あーあっ、クラゲも、ピータンも、フカヒレスープも、海鮮焼きそばも、杏仁豆腐もゼ~ンブ、小腸、大腸を通ることなく旅立っていきました。ローマ貴族みたいだな私。

 まあ、何事もほどほどが良いって事なんでしょう・・・そんな私でいいの?キャラじゃないよねぇ~。

 私には秘密の七つの力があります。リミッター(何の?)解除のスイッチもそうですし、オートリバース機能もその一つです。では残りの後五つは一体なんでしょう?

 シンキングタイム~♪

 

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2007年6月27日 (水)

このまま日々マイナスで行きませう

 この週末について、「あ゛~食べてばかりだった」と反省する事然り・・・昨日、筋トレに行く前に恐る恐る体重計に乗ってみた。

 ろっ・ろ・ろ・ろ・ろ!

 出発前の金曜の夜に比べて1.5kgも減っている。

 「うそ~ん」と思い、リセットの意味合いをこめて、一度体重計から降り、もう一度乗ってみた。

 間違いなかった!!

 筋トレにためジムに行き、この件について自らの退路を断つ意味合いで、ほぼ毎日顔を合わす筋トレ仲間に「8月までに厳しく痩せます」と宣言。

Soyuz  一般的なロケットは、地球の重力圏から離脱するための第二宇宙速度を得るために多段式ロケットを採用していますが、私の減量も同様に、先ず8月半ばのミニモト耐久までに「ギュッ」と落として、半月後の8月末日の雖井蛙流の演武までに、さらに細かな贅肉を「きゅきゅー」と落とす、この二段式で行きます。

 ちなみに、今これを読みながら、気付いている人は気付いておられると思いますが。このBlogでこういうことを書くのも、「退路を断ち、背水の陣でとりかかるんだ」という覚悟表明の意味合いが強かったりするのだ。

 しかしあれだけ飲み食いして「マイナス1.5kg!!!」、なんだか自信がついてきました。

 ちなみにトレーニング後に計ってみると、更に0.5kg減っています。

 この調子なのだ。 

 ファイトーッ!

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2007年6月26日 (火)

愚かな旅人

愚者は食べ物の話をし、
賢者は旅の話をする。
    ―蒙古古諺―

であるならば、
私は愚かな旅人であろうか。

   ―この本の著者―

開高 健 著“オーパ、オーパ!!”より

 時間軸を昨日のエントリーの内容から、フジ遠征のため、家を出発しようとしている土曜日のAM5:45に時間を戻します。

 全ての用意を済ませ、服装を整え、車庫のシャッターを開けトランポに乗り込み、助手席に置いておりました今日の目的地、逗留するホテルの周辺地図を眺めます・・・ホテル名「オーベルジュ・ブランシュ富士」

 !!!オーベルジュ!!!

 抜かっておりました。昨日、岡部さんからこの地図を頂いた時にもっと真剣に見ていればよかった。変な汗が噴出します。トランポから飛び降り、玄関に向かいながら今着ている服(プロターの赤いポロシャツ、リーバイスのジーンズ)を脱ぎに掛かっています。靴を脱ぎながら玄関の上がり框を上がるころにはパンツ一丁に、脱ぎの素早さはまるで「不二子ちゃ~ん」って服を一気に脱いでいくルパンIII世の如く。番長ドリーさんのために補足しておきますと、パンツはビキニではなくボクサーパンツです。ウホッ!

 何故にこんなに焦ったか。嫌な予感がしたのです。オーベルジュって事は、宿泊できるレストランって言う意味ですよね。そこで夕食を摂るっていうことは、最低でもネクタイとジャケットは必要では・・・と、私のゴーストが囁くのです。

 あぁ~昨日まで着ていた麻のジャケットは麻特有の皺まみれ・・・こんな事になると分かっていたら、昨晩の内に霧吹きをして皺を伸ばしておいたのに・・・あぁ~抜かった・・・しようが無いのでこの麻のジャケットに、クレリックのシャツ、夏なので芭蕉布の黄色のタイ、白い綿パンに着替え、さっきまで着ていた服は、旅行かばんに突っ込みます。

  このおかげで待ち合わせ10分遅刻しちゃいました。

F1000079  待ち合わせ場所で岡部さんをピックアップして、一路、名古屋のDUCATI東名名古屋に向かいます。ココは鈴鹿のデライトさんの系列店、社長のKataokaさんがお昼を誘ってくださったのです。そして名古屋なので、お昼は味噌煮込みうどんに決まりです。

 お店に入る前、Kataokaさんから、「うどんゆうても、想像されているうどんとちょっと違うと思います。もし今日来られているのが讃岐のトレッセルの塩津さんだったら『固いと、腰があるのは意味が違うんぞっ!』って絶対怒って言い出すと思うんです。でも、名古屋のうどんはこれから食べるモノが標準なんです」と注意点の説明がありました。

 私も岡部さんも、名古屋コーチン入りの味噌煮込みうどんを頂いたのですが、先述の「固いと腰があるのは意味が・・・」一口目で、よ~くわかりました。百聞は一見に・・・もとい、百聞は一口にしかずです。はい。私の感じではパスタのアルデンテに近い感じなんです。確かに普段から食べつけているうどんとは違いましたが、これはこれで歯で噛むと小麦の風味がして美味しい物でした。

 ただやっぱり、私も塩津さんがこれを食べられたらなんて言われるのかな・・・それが気になって仕方ないです。

 塩津さん、うどん食べにKataokaさんの所に遊びに行ってみて下さい。ただDUCATI東名名古屋の店舗に行かれて、「味噌煮込みうどん一つ!」なんてオーダーされたら、唯の営業妨害なのでそれは止めてあげてください。(笑)

 Kataoka社長、味噌煮込みうどん美味しゅうございました。

 お昼を頂き、御殿場の例のオーベルジュに向けて車を走らせます。

 そしてこのオーベルジュはと言うと。

F1000083_1 「ぎゃー!!やっぱりーっ!!!」ねっ、予感的中です。

 オヤジ二人で食事するには、なんか切なくなるこの建物。

 ただ、ある意味、岡部さん流石っ!!

F1000085 ちなみにロビーもこんなに素敵なのだ。アールデコ調の硝子の向こうが食堂です。

 この日頂いた夕食で特に感動いたしましたのは、「駿河湾で摂れた赤座海老とポアロ葱のアニス風味のポシェ ケシの実のソース」の海老の半生具合・・・私こんなにおいしい海老を食べたのは生まれて初めてで御座いました。

 数年ぶりに口にする赤ワインも、有機農法(ビオディナミ)の物で、何時までも素晴らしい馨が続いて飲み易く、ヨーロッパツーリングをした時に飲んだワインの味がしていました。ひょっとすると国内で飲まれるワインには添加しある酸化防止剤が、入っていないのかもしれません。

 普段の節制した食事、鶏のささ身と野菜の炊いたがほぼ毎日の主食、そして毎日の筋トレ、もうこのような食道楽は止めたつもりの私でした・・・そんな修行僧のような私に悪魔の誘惑の如く、ココのお料理は私の業に訴えかけます。ホンマに洗練されつつデカダンな美味しさです。そしてギャルソンのサービスも最高です。たまらん。プチ・酒池肉林とはこの事です。(←大袈裟)

 岡部さん、普段では経験できないことを経験させて頂きました。本当にありがとうございます。ゴチであります。(でも本当に良いのでしょうか・・・) 

 この週末のフジスピードウェイ遠征は、なんだかご馳走を食べてばかりの週末だったような・・・イカンイカン、ミニモト耐久第二戦まであと一ヶ月ちょいです。

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2007年6月25日 (月)

8時だよ全員集合~!

   この週末はずっとこの二・三日書いておりました通り、私、水戸黄門の「うっかり八兵衛」の如く、オートバイの友人、岡部さんのMVの走行会のお供で、フジ・スピードウェイまで行ってまいりました。

 8時の受付開始時間に間に合うよう、今にも崩れそうなそうな曇り空の具合を心配しながら、サーキットへトランポを急がせます。ゲートに到着し、東ゲートよりピットパドックへ向かいます。

 しかし・・・何時来ても広いなフジ・・・うんざりする位・・・←当たり前。

 トランポよりマシンを下ろし準備していると、「バオバオバオ・・・」と四気筒とは違う排気音、黄色いあのマシンが来ました。

F1000088  ゴローさんです。言わずと知れたSAXON/GUZZIです。今回は「後学のため(意味深)に見学にきましたっ!」そうです。

 もう磨き上げられて、「ビカビカ」に光り輝いております。

 そうこうしていると、我が師匠「北さん」登場!!トランポには愛機F4-1000アゴスチーニが載っています。

 SUZUKIさんも奥様とお孫ちゃんを連れて登場!!初め乳母車を引かれている奥様を見て「え゛っ(by霧山君調で)!」私のその表情を読み取った奥様の開口一番「私が生みました」の台詞に「え゛っえっ~(再びby霧山君調で)!」すると笑われながら、「嘘です、孫です」の台詞に「え゛っえっえっ~(再々by霧山君調で)!」と言ってみるも、ある意味納得。

 ホンマこのご夫妻、若いのでどっちでもありえるんです。

 するとF4-750sprに乗った、世界に冠たる模型メーカー「二つ星」社のU野さんも登場!私の所属する模型クラブ「不老隊」のメンバーでもあります。しかーしっ!今回はツナギに体が入らなくなっていたので、走行しないで見学との事。ザンネ~ンッ!!

 さてさて走行準備です。北さん号と岡部号の車検を済ませ。今までの見た事が無いくらいのMVの大群が停めてある待機ピットにマシンを持っていきますと、クラシックMVの仲間内では知らぬものなどいないこのマシンがっ!!!

F1000090 凄いです。この時代のワークスパーツが惜しげもなく着いています。リアサスもチェリアー二のスペシャル、アルミのたたきのタンク、フレームもテライオ・コルサに準じたマーニフレーム、シャフトドライヴもチェーンに換装されています。私もアメリカ持って来れば良かった。

F1000089 それでは、速い組の出走です。北さん最初からぶっ飛ばしていきます。コースインでは一番最後に入ったのに、2周もするとトップグループにいます。ノーマルマフラーなのにストレートの排気音を聞くと、社外のマフラーをつけている方よりもカン高いノートを奏でて凄い勢いで走っています。後で聞きますと、この日曜日のために、前日の土曜日午後に、このフジ・スピードウェイで行われたDucatiの走行会に999で練習に行き、はれて翌日のMVの走行に挑んだとの事。泊りじゃなくて通いの二連荘でフジの走行!!!極め付きは、この走行が終わり、ヘルメットを脱ぐや否や「いや~まっちゃん、調子よくてメーター読みで290km/h超えしました」と・・・ホンマ元気だな!

F1000091 続いて岡部さんのクラスの走行です。岡部さんは25年ぶりのサーキット走行、今日はサーキット走行リハビリのため初心者組での出走なのです。(峠の走りを見ていると北さん組でも大丈夫な気がしますが・・・)しかし、残念な事に雨がポツポツ落ちてきました。それでも慎重に走る岡部さん。過去のレース経験が生きています。前走行組の北さんに比べるとストレートの排気音は2オクターブ低めですが、それでも速い・・・聞けばウエットの中、ノーマルタイヤでストレート270km/h出ていたそうです。あぜ~ん。

 白線踏んだらおシリが滑ったとの事・・・心臓に悪いです。

 二本目は、へヴィーウエットとなってしまったため、お二人とも走行キャンセル、ゴローさんは自走で来られていたため、雨から逃げるが如く早々に退散されました。

 雨が強くなり車でお越しのSUZUKIさん夫妻もお帰りになるとの事。

 もう一人の自走組、U野さんのsprを見ると、なんとタイヤがパイロット・パワーではなくパイロット・レースがついています。ドライ用のプロダクション・レースタイヤで100km弱の道のりを雨の中自走で帰す訳には行きません。急遽私のトランポに二台積むように段度って、荷台はMV2台と装備でぎゅうぎゅう積め、運転室はハイエースのベンチシートにオヤジ三人が、これ又ぎゅうぎゅう積め、まるで大阪寿司のような状態で、静岡まで走りsprとU野さんを下ろし、その後、デライトさんの系列店「DUCATI東名名古屋」に向かいそこで岡部号を下ろします。1,000km点検と車検をお願いするためです。そしてやっと、因幡の国へと向かって帰路についたのです。

 豪雨の影響で、事故渋滞とか、速度規制が何度もあり、予定していた帰りの時間を大幅に超え、家に帰ったのは、日が変わった今日の一時過ぎになっていました。

 岡部さんお疲れ様でした。一本しか走れなくて残念でしたね。でもまた次があります。 北さんもゆうてました。「次ぎはドライでバトルしましょう」と・・・しかし、ホンマ元気すぎです。師匠。

F1000087 最後になりましたが、これが今のMVagustaのハイエンドモデル、「クラウディオ・カスティリオーニ」。

 車両価格は一千万円の大台を凌駕いたします。

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2007年6月22日 (金)

静岡に向かいます

 さ~て、MVの積み込みも終わりました。

 今日は早目に眠ります。朝一よりトランポにてフジスピードウェイまで運転が待っているからです。この週末は岡部さんのMVにてサーキット走行です。ちなみに私はピットクルーです。

 この週末は西は岡山国際のモト・レヴォ、そして我々はフジ・スピードウェイで走行会です。そしてなんと、私が「この週末フジ~」って連絡すると、東京や静岡の友人が晴れればツリーング方々、愛車にてパドックまで遊びにこられるとの事。

 色々な積もる話もあるのです。後は天気を祈るばかり。

 それでは、サーキットに通っているみんな、月曜日にはお互い無事で笑って「こんな事があった~」なんて報告し合えるように切に願っています。

 サンデーレーサー&ライダーは、弁当と怪我は自分持ちです。

 なので怪我を無しで行きましょう。

 良い週末を。

 週末が待ち遠しいですなぁ・・・

 P.S:土曜更新のエントリーはお休みです。

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2007年6月21日 (木)

これってどう動くんだぁ~?

Z_f187Z_f186  どなたか、サスに詳しい方、このリアサスの動き方を教えてくだされ。サスユニットは右で、リンクが片持ちスイングの左下(丁度ステップの下あたり)にいますよね。

 これってどう動くんでしょうか?言い方が悪かったです。動き方の話じゃないですよ、それは解かります。サスとしてどんな仕事をするのかって言うのが知りたい訳です。

 え~っとえ~っとこういったリンク形状だとレーバー比とかってどうなるんだっけ・・・?

 考え中・・・・考え中・・・あ゛~気になって眠れない。

 何でこんなもん調べているのかって・・・今はまだ詳細はいえません。

 この前からここに書いている、私を眠らせない、秘密プランの一つなのだ。

 形をよく理解したいので、何故こうなっているのか知りたいのだ。だって前から言っているでしょう「形態は機能に従う」って。

 あ~あ~業務連絡。

 「無茶士さんのミニモトをこんなのにする」ってのは絶対に無いので安心してください。

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2007年6月20日 (水)

使用前使用後

 本日のテレビニュースで、巷で噂が持ちきりのビリーズ・ブートキャンプのビリー・ブランクス緊急来日なんて言っていましたが、今これを読んでいる人で誰かやった人いらっしゃいます?コレやって体型激変した~使用前使用後がまるでサナギマンからイナズマンくらいに!なんて人はコメントをお願いします。ちなみに私にとってブートキャンプといえばキューブリックの映画「フルメタルジャケット」ですが何か?

 まあ今日のお話のマクラはこのくらいにします。

 この前にちょいとサワリを書いていますが、実は会社で相談役されている方に、その方が若かりし頃にされていたシルバーのカフスを頂きました。その方は私が勤務している会社の相談役をされる前は、東京の紀尾井町にあるスペクターの日本支部にもなったホテルにお勤めだった方。腕時計と服装には一家言お持ちの方なのです。

 なぜかそんな方に可愛がられ、色々な事を教えていただいています。過去にもこんなエントリーを書いていますね。

 しかし、氏のタンブル&アッサーシャツは永らくカフ仕様にはなっていません。よって頂いた銀のカフスは使われていなかったため、大気中の車の排気ガスに含まれる硫黄酸化物の影響で硫化銀となりすっかり黒ずんでいます。

 頂いてから一週間以上経っているのですが、会社につけずに行っていたので申し訳無いような感じがずっとしていたのです。そして帰宅して、何か良い銀磨きは・・・なんて思っていると、オフクロが「歯磨き粉で磨け」なんて言っていますが、「はっ」と気がついた事があり、ガレージのケミカルBOXをゴソゴソ。

 そうそうこれだっ!NEVER-DULL

 普段はロシナンテのアルミスイングアームを磨き上げたりしているヤツです。缶の効能書きを読むとちゃんと“SILVERWARE”と銀製品の磨きも可とあります。て言うか向こうではこれが本当の使い方だったりして。

F1000078  そしてこれがNEVER-DULL使用前(左)使用後(右)。あ~ちょっとピンボケ・・・。

 でも光り輝き始めると、周りの映り込みとか「流石!ジョージ・ジャンセン」っていう作りです。旧さを感じません。

 さて、明日はこれを着けて出社です。

20070621084814   で・・・これが完成形。(会社にて)

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2007年6月19日 (火)

今週末は

 今週末は岡山国際にてモトレヴォリューションが行われます。

 がっしかし、この週末、私、岡山にはおりません。

 私の友人が、この日曜日、フジ・スピードウェイで行われるMV Agustaの走行会に参加するとの事、ヘルパー&メカ&トランポの運転手として、フジに行こうと思っています。

 この友人が「モダンなMVの性能を、サーキットにて思い切り出してみたい」って。叶えさせてあげたいじゃあ~りませんか。革ツナギもマシンに合わせて「このマシンならフルオーダーでしょう」ってな感じで新調させちゃいましたし・・・。しかも鞭を入れるマシンはコレだし。昨日のエントリーに引き続き、このマシンも「ほんまもん」です。

 公道じゃありませんのでスピードをいくら出そうが、切符を切られる事もありません。存分にやっちゃってください。

 私、喜んでヘルパーします。

 と言う事で、モト・レヴォな皆様すいません。

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2007年6月18日 (月)

「ほんまもん」には気をつけろ!

 昨日は無茶士邸でのミニモトについて書きましたが、今日はちょっと方向を変えて私が垣間見た、無茶士さんのこだわりについて書きたいと・・・そう思うわけです。

 ミニモトの整備を終え、トランポに積み込み、駐車場にいるとさっきまで整備をしていた部屋から、ビートの利いたツインの排気音、無茶士さんの虎の子、DUCATI 998Rです。アクセルをブリッピングさせていただくとノーマルとは思えない吹け上がり・・・Rは違いますなRは・・・。

 ただ室内でDUCATIのエンジン掛けたりすると、排気ガスで死にますよ。つー事でエンジンを切り、無事作業終わりのお茶を頂く事になりました。

 そのお茶を一口頂いて絶句。

 な・な・な・な・なんだっ!このお茶。(心の声)

 水出しの煎茶なのですが、タンニンの苦味と言うか雑味がまるで無く、「まったりと」と言うベタな表現がぴったりな、アミノ酸由来の甘(うま)み、それでいて、喫んでから鼻を抜けるアロマがただ事じゃない。そう、先ほどのテスタストレッタのRのエンジンのように、アイドリング域から、よどみなくレヴ・リミットまで吹け上がるような非常に洗練された感じ。とにかく尋常あらざるとはこの事です。私が熱くなったのはDUCATIの事ではありません。お茶に対してなんです。

 一体どんな茶葉を使って?どんな揉み方して?どんな蒸しをして?いろんな事が頭の中をよぎります。

私「これは何処のお茶屋さんの?」

無茶士さん「小山さんのとこのや」

私「うーむ、私も宇治の小山園のお茶を毎日頂いていますが、こんな味せーへん」

無茶士さん「でしょう」(with思いっきりニヤリ)。

私「こんなん毎日喫んでたら、舌が肥えて、巷のお茶なんて喫めなくなりますよ」

無茶士さん「そうや」

 「そうや」って・・・そうなんでしょう。ホンマにシャレにならん位のお茶なんです。「そうや」って言われても直ぐに納得しちゃうくらい。結構、自分はお茶好きとしての自覚もあったのですが、生まれてこの方、こんなお茶を口にしたことなんてありませんでした。

 あ~あ、世の中は不公平や!(←あたりまえ)

 本当はこのお茶をお代わりしたかったのですが、本当に美味しいものは腹八分目ならぬ五分目くらいの満足度にしておくと、その時の味や馨が記憶に鮮明に残ります。この感動をしっかり鮮明に舌と鼻と喉と脳味噌に刻み付けるため、「美味い!もう一杯(by悪役商会)」なんてとても言えませんでした。

 中国なんかでは、お茶にこだわると家を潰すと言われます。その位、お金と時間がかかる高貴な嗜みなんです。

 絶対に普段の生活では経験できない経験をさせてもらいました。

 しかし、今朝、出社前の朝一番の煎茶の物足りない事・・・舌が肥えるとこうなるんです。ええモンを知っちゃうと、後戻りは中々出来ない。

 「ほんまもん」には気をつけろ。

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2007年6月17日 (日)

我、汝に命名す

 行って来ました、和歌山、無茶士邸、行きも帰りも丁度三時間半!!!これってひょとすると、時間的に広島に行くより近くないかい?

 つーことで、清貧号のエンジンコンバートです。そして外したノーマルエンジンをバラバラにして、この前のレースの影響のチェックです。

F1000070F1000069  こんなんになっちゃいました。あーあ、知ーらないっと。

 冗談はさておき、心配していたピストンピンとコンロッド小端部の焼きつきはありませんでしたが、ピストンピンはピストンとの間で軽い焼きつき状態に・・・ピストンと当たっている部分が、エロージョンを起こし、オレンジ色になっていました。やばーい!!!しかし、燃焼室やピストン裏を観察すると、空燃比は濃い目にでていますし、全開できていない雨の中のレース。この走行状況でこうだと・・・うーむ・・・やっぱりこの辺は潤滑をよ~く考えないと。

 そして用意してあった新しいエンジンを車体に積みます。なんと今回のエンジンは、六速化、125ccにボアアップ、鍛造ピストン、強化クラッチスプリング、FCRキャブレーターと、もう「清貧号」なんて呼べないくらいの内容なのです。

 去年の試行錯誤のおかげで、無茶士さんのお金を喰い荒すっていう意味で「ピラニア号」と名付けられた一号機に比べ、ノーマル状態なので「清貧である」って事で成り行き上、二号機を「清貧号」と呼んでいましたが、「こういった状況になると、そろそろ本当の名前が必要なんじゃ・・・?」なんて気になってきました。

 こういった物に名前を与えるって、魂を入れる意味でも、実は大切なけじめなのだ!

 う~む・・・セッテイングは私に任されています。そして耐久レースのイメージ・・・考え中・・・考え中・・・私が住んでいるのは因幡の国、因幡の国で耐久レースのイメージ・・・考え中・・・

 ・・・・・・・・・・・はっ!!!

 これだっ!

 我、汝に命名す、

 汝の名は、桂蔵坊

 無茶士さん、どうでしょう?

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2007年6月16日 (土)

それでは告白しよう

 本日の剣術稽古にて、八月末日に五乱太刀之分の演武をする事が告げられました。それまで猛稽古です。

 師は「大丈夫」と言ってくれるのですが、今のままじゃ、駄目なのが私にはよ~く解かっているのです。この二ヶ月で何処までつめる事ができるのか、この前のこのエントリーにてちょっと書いた毎日の折敷胴の素振りって言うのは実はこの事のためだったのです。

 ちょっと待て、今日告げられたのに、何故この時?と言った声もあると思います。実はこの前日、ジムにて、高校時代の同級生で剣道部だった山本君より、内々の話で「型を打って欲しい」との事でした。そして今日、正式に師より告げられたのです。「十数年、雖井蛙流の太刀は、人前で型を見せていませんが、久々にやりましょう」と。

 やるっきゃにでしょう。なので本気モードなんです。この演武のために身体も今以上のペースで縛ります。体脂肪率が落ちると、明らかに体の切れが違うんです。

 これがこの二・三日言っている八月のハードスケジュール一番の原因なのです。

 そしてもう一つの原因はミニモトです。

 実は明日、エンジンコンバートのため和歌山の無茶士邸までいって来ます。日帰り往復です。モトラボロ日帰り往復の事を考えると、全然近所です。

 それでは~。

 

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2007年6月15日 (金)

ぜん・ぜん・ぜんまいざむらいのぉ~

 私にとってのこの8月は、プロ野球で言うところの阪神タイガースの死のロードに匹敵するくらい、ハードスケジュールなのだ。

 なので、今のうちにしっかり体を作らなくてはならないのです。いつもの年とちゃいます。第一週から第三週まで、週末はレースですし、そのうちの二週&三週は耐久なのです。

 そして8月最後の日には、剣術のお話が・・・つまりそれまで、走行練習、マシンの準備、剣術稽古と、フルで活動せよ!つーことなのです。まあ、こんな時もあります。全てに私の持てる力を総力戦で向かいます。限られた人生、濃度を濃~く行きましょう。(またカルピス話・・・←ちがいます)

 さ~て、覚悟を決めました、やりますか。

 おいらのぜんまいキリキリしちゃう! 

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2007年6月14日 (木)

こちらも復活

 この前のミニモト耐久レースの雨の中での転倒により、故障していた右脹脛も、徐々に回復し、今では、動かすと脹脛からアキレス腱に掛けてちょっと引き攣りが残るのみとなりました。ほぐしで今週中には何とかしたいです。

 ライダーの復活にあわせて、横浜のモト・ラボロより写メが届いたのです。

070614_21250001  じゃじゃ~ん♪我が愛機ロシナンテも復活です。スクリーンが付いていませんが、それは材料を出すので自分で切りなさいとの事のようです。

 以前はバンキングをするとアンダートレイが接地してガリガリいっていたのが気になっていたのですが(特に筑波の2ヘア、岡国のダブルヘアピンの切り返しの2個目)、この転倒で前のアンダートレイがバキバキに割れてしまったのを幸いとばかり、スタンホープの「ばかうけ」にコンバートしました。いやぁ~スリムです。絶対接地しない感じがします。

 走行チェックは何時にしましょうか・・・。

 楽しみです。帰ってくるまでにもっと身体を作ります。

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2007年6月13日 (水)

これが正解?

 理想空燃比、2st用混合ガソリンのオイルとガソリンの混合比、レースをやっているとこの「比」っていうやつにふりまわされる訳です。そういえば、トレッセルの塩津社長も今頃、コンピューター相手にインジェクションのマッピングをやられているはず・・・。

 塩津社長に比べ、そんな私が今こだわっている「比」とは・・・それは夕刻の帰宅時に始まります。

 夏蜜柑の美味しい、お中元の季節となりました。

 地元の百貨店より、お中元のカタログがDMで届いておりました。それをパラパラと頁をめくっていると、懐かしいものを目にしたのです。

 「カルピス・ギフト」 もち、自分で希釈する原液タイプのヤツでございます。

 カタログ上のコレを目にしてから、あることが気になって気になって仕方なくなったのです。

 それは!!!

 理想カルピス・ウォーター比ってどんなもんでしょう。もちろん今これをお読みのあなたの比です。

 今現在、カルピス株式会社は、既に希釈している清涼飲料水「カルピス・ウォーター」を販売していますが、普通に考えると、この希釈率がオフィシャルなのでしょう。でもね、このカルピス・ウォーター、私的には、ビミョーに物足りないのだ。本当にビミョーに・・・。

 それではこのカルピス・ウォーターを基準として、皆様は濃い目派?それとも薄目派?

 私は小さじ一杯弱くらいちょっと濃い目だと思います。キャブセッティングと同じで・・・。薄過ぎたり濃過ぎるのは塩梅がよくありません。空燃費で言うと市販のカルピス・ウォーターを化学的な理想値14.7:1として考えると、ガソリンの気化熱による筒内冷却なんかを考えた、実質理想空燃費の12:1付近って言うのが、私的のカルピス・ウォーター比ですかな・・・w。

 ちなみにネッスルのインスタントコーヒーは思いっきり薄目派です。麦茶みたいな透き通った茶色がその指標です。インスタントコーヒーって薄目に作ると、コーヒーに含まれる味覚修飾物質(水に甘味を与える)クロロゲン酸の影響なのか、砂糖なんかを入れないでも、ほんのり甘さを感じるのだ。

 空燃費に例えると、18:1、岡山国際でいえばアトウッドコーナーの立ち上がりで「パリパリ」ノッキング起こして裏の直線で、エンジン「アボーン」ってなっちゃう位の「うすうす」が好みなのだ。

 たかだかカルピスやコーヒーの濃度を、空燃費に例えられてもわかりませんって・・・。そうですよね、すいません。

 でもねこういった事にハマりだすと、これが止められないのだ。

 キャブセッティング然り、カルピス&インスタントコーヒーセッティング然り。

 さ~て皆もやってみよう! 

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2007年6月12日 (火)

ヒート気味です

 今日は暑かったですねぇ~。

 私、ヒート気味です。GUZZIの油温に例えてみると、120℃前後って感じです。

 スーツ着て仕事するのが、いやんなっちゃうくらい汗かきました。シャツ、一日で駄目だな。

 出社前の朝と帰宅後の夕方で1.5kgも体重違う!!ダイエット法これだっ!!!ってただ水分が抜けただけだし。まあそれくらい動いている訳なんです。止まると死んじゃうんです。

 そんなこんなで夜は疲れ気味なので、今日は早めに終わります。

 本当は、これからのミニモト・我らが清貧号をこんな感じに仕上げたい~清貧号妄想物語とか、銀のカフスをもらったお話とか、書きたいネタはあるのですが、疲れて思考能力ありません。

 なのでね、では~。

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2007年6月11日 (月)

80%復活中

 脹脛の腫れもそれなりに治りつつあります。

 トレーニングも、復活のためのメニューをそろそろ止め、明日くらいから、いつもの強化メニューに戻そうかと思っています。まあ、その位の回復しました。

 それに伴い、朝の木剣素振りも復活です。折敷胴の素振りなのだ!お尻に火が付きました。復活と同時にサンデーレースだけではなく剣術ももっと頑張る所存なのです。

 心掛けは、目指せ戦闘種族サイヤ人です。一様、社会人なのでパツキンなスーパーサイヤ人はちょっち無理ですけど。(相変わらず馬鹿な喩え)

 つまり、壊す前よりも頑丈でしぶとい身体にするっちゅーことです。

 ウラ~!

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2007年6月10日 (日)

心臓摘出

 本来はこの土曜日にやってしまおうと思っていた、清貧号のエンジン下ろし。急遽弟一家の帰省と言う事で、本日の午後過ぎまで甥・姪の相手をしていたので手が離せなかったのですが、夕刻よりやっと作業に取り掛かりました。

 「なぜ、エンジン下ろし?」そう思われる方も多いと思います。それはチーム&マシンオーナーの無茶士さんの6月6日のBlogのこのエントリーをチェックしてください。そう近々、和歌山までエンジンの積み替えのために遠征を計画しているのですが、時間は限られています。行って積み替え予定のエンジンのチェックを済ませ、チェック後、直ぐに車体へ積めるように段取って、今のノーマルエンジンをココで下ろしておこうという寸法なのだ。

 本当なら、昨日、甥を傍に居させてエンジン下ろしを見せてやろうと思ったのですが、清貧号のおとなしいエンジン音をちょっと聞かせただけで「こわい~」とビビッてしまい、逃げてしまったのだ。う~ん・・・君のお父さんは、今は現場から離れはしましたが、この前まで一線級の航空整備士だったでしょ。それがNSF100のエンジン音聞いて「こわい~」って。伯父さんは悲しいぞ!これがガレージの奥に格納されているMV Agustaのエンジン音だったらおしっこ漏らすぞっ!!

 と言う事で手術開始です。

 「メス」・・・違いますね。アッチョンブリケ!

 エンジンから入出力されている物を外していきます。先ずは電気です。プラグコードを外し、メインハーネスの中継ぎカプラを分断します。次は燃料系です。キャブレターを外し、エキパイも継ぎの部分で分割して外します。そしてクラッチケーブルのエンジン側レバーのタイコを外します。え~っと後は・・・チェンジペダルのリンクロッドも外して、ドライブスプロケットを外しチェーンをフリーに。これで終わりかな・・あっブローバイのチューブ、これでエンジンがフリーになりました。

20070610200826  エンジン下にジャッキをかまし、終に禁断(何が?笑)のマウントボルトを四本外します。そしてジャキを下げていくと・・・・無事エンジン下りました。この間、時間にして一時間ちょい。後は、部品を無くさないように、外した部品を付いていたところにもう一度付いていたように収め、フリーでプラプラしている物はタイラップで括ったりと準備万端です。

 ・・・このような作業後、最近よく思う事があります。本当に私、堅気の社会人なんでしょうか?何やっているのか、自分でもわかんないです。まるで「胡蝶の夢」状態、覚めない夢の中に居るようです。転倒によるパンチドランカー状態なのでしょうか。

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2007年6月 9日 (土)

子泣き爺化

 一昨日のエントリーにもちょこっと書きましたが、本日、東京より弟一家が帰省してきています。

 いつもの如く、甥(6歳)姪(2歳)担当として、普段の独身貴族っぷりとはまるで真逆な、伯父さんをしているのです。昼間は甥をドライブに連れて行き、夕刻は日没時をねらって、家より徒歩二十分弱の所に蛍の出る神社スポットがあるので、そこまで弟一家を引き連れ、蛍狩りへと出かけたのです。

 期待通りの蛍の群を、甥と姪に見せる事ができ、上機嫌で皆で徒歩にて家に帰る途中、やはりと言うか、お疲れの2歳の姪、「だっこ」と始まっちゃいました。

 日頃はジムで鍛えている私、2歳の姪を抱っこしながら2km弱の徒歩など苦に思わなかったのです。

 少し歩いていると「すーすー」と姪の寝息の音が・・・寝ちゃいました。そうなると、俄然重くなるのです子供って。軟体動物化したように「くにゃくにゃ」と座りが悪く重心点が定まらず、今までとはうって変わって、「ずっしり」と・・・正直辛くなってきました。家に帰るまで二・三度姪のポジションを修正しながら帰りましたが、日頃これをやっている巷のお母さんは、そりゃたくましくなるわけです。筋トレ如きじゃないトレーニングですな。

 ここで「はっ」っと思う事がありました。妖怪小説の権威・京極夏彦は、江戸時代の画家・鳥山石燕や水木しげるの画業による妖怪のキャラクター化から、原点に戻る意味合いで、伝承等に残る「本来、妖怪とは現象である」との立場を貫かれ、面白い妖怪小説を執筆されていますが、その小説の大ファンの私は、今回の一件、「別に「子泣き爺」っていうのは、あの漫画のようなキャラクターを言うのではなく、泣いている子供を抱いてあやしていたら、泣き疲れて眠ってしまい、ずっしり重く感じた・・・なぜ?・・・目に見えない霊的なものが関与しているのでは・・・と、案外こんな現象についての解釈を口伝で伝えるうちに、あの皆が知る子泣き爺のストーリー化されていったのでは・・・」なんて思う次第だったのです。

 抱っこされながら私の肩にポッペを乗せ、クルクル天然パーマの柔らかな髪の毛を夜風になびかせながら、寝息を立てている姪は、伯父さんによもやそんな事を思われているとは露知らず、甥の方は元気いっぱいに、「帰ったら果物食べた~い」なんて叫びながら小走りしてました。元気だな、オイッ!

 がきんちょの相手は、タフでないとやっていけないのです。 

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2007年6月 8日 (金)

これ以上、寝る暇無しなのか自分

Moderntimes  ヤバイんです。何が?まだはっきりとは言えないのですが、これまで以上に、私を取り巻く諸々の事に深く係わらなくてはならない事になりそうで・・・体一つじゃ足りません。一日24時間でも足りません。

 どーしよー・・・。

 おいおいそれぞれのプロジェクトについては、目処が立ち次第、このBlogにも書いていきますので「え゛っ、こいつGUZZIでサーキット走ったり、ミニモトの耐久レーサー開発だけじゃなくて、こんな事も・・・?おろ株っ!(byタイムボカンシリーズ)」とか言ってやってください。

 なるようになるしか無いのですが、引き受けた以上、結果は出したい。結果が出なければどんなに頑張っても、その頑張りが意味なし親分になってしまうから・・・とまあ、私はそう考えるわけです。

 なので、前述のとってもシビアなスケジューリングが待っていると言う訳なのだ。

 齢40、節目の時、与えられた試練なのかもしれません。

 「やるか、やらぬかじゃ。試しなどありはしない」とヨーダは劇中、道を説いていますが、まさにその「やるか、やらぬか」の分岐点にいるみたいな感じです。とか言いながら「やる」に決めているんですけどね。

 「すーはーすーはー」

 よっしゃ!ばっちこーいっ!

 

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2007年6月 7日 (木)

パッツンパッツンです

 転倒の唯一の影響、マシンの下敷きになった右脹脛(フクラハギ)の見た目が、今ちょっとやばいです。

 痛みは大分無くなって、月曜日は膝が伸ばせず爪先立ちだったのが、今日はかかとをちゃんと地面につけて歩く事ができるようになりました。ジムのほぐしのおかげでもあります。

 痛みが減ったのですが、腫れの方がちっとも引かず、まるで、すね毛の生えた肉色のラグビーボール・・・しかも色は青痣の青から、それが散って黄疸っぽい黄色の縁取りができて、その境目がなんか緑(青+黄色で)っぽい・・・あぁ・・・トム・サビーニの世界。

 寝る前はアイシングして寝ています。

Pestarzt  ほんま左右差体積比で1.5倍はあります。

 「ドレンをつけてこの脹脛の中身の液体をピューって出せたらな・・・」そんな医学的根拠のまるで無い、中世の瀉血療法みたいなこと事を考えている昨今です。(←馬鹿)

 早よ治れ、私の右足。週末は、東京からチビが二人やってくる試練が待っているぞ。

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2007年6月 6日 (水)

へっへっへっ!

  またまた、ネット放浪していましたら、You tubeでこんなの見つけました。

 マン島TTのミュージカルコメディー映画“No limit”のハイライト場面。

 とくに最後のシーン、無茶士さんどうでしょう?何かを思い出しません・・・ww

 今日はこれでオシマイ。

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2007年6月 5日 (火)

ニシキヘビ団

 日曜日は雨の中のレースで、転倒もあり家に帰宅していた時には、ぐったりしていたのですが、私の部屋の前に国際小包が届いており、それを開封すると一気に元気に。

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

F1000064  ちょっと前にインターネットで買ったパイソンズの馬鹿歩き省Tシャツだ!!!!

 ちなみに脹脛がパンパンに腫れて、「トニーたけざき」調に言うならば右脹脛が左に比べ1.5ダム倍ほどの大きさになっていて、色は青黒く内出血していて、まるで右脹脛だけティターンズカラー。その状態でも筋トレには行くんです。行かなきゃならんのです。(←な~ぜ?)

 右足を引きずるヘンテコな歩き方をしながら馬鹿歩き省Tシャツを着て、痛さで脂汗を流しながら、筋トレをする・・・身体を張ったリアル・パイソンズです。これじゃ・・・

 パイソンズ・・・パイソン・・・思い出した!!!

 昨日のエントリーでもご登場頂いた、ディライトのKataoka社長。齢40代半ばを超えられているとは思えない、洒落者なのです。

F1000056_2

F1000057_2 見よ、大枚を叩いて買われたワイルド・アット・ハートなパイソン(ニシキヘビ)革のベルト!!オレンジ色のアップリケもお洒落ポイントなのだ!

 街中でこのベルトをしていると、通りすがりの人が、先ずベルト見て、「えっ」っていう表情でKataoka社長の顔見て、又ベルト見ると言った、総武署時効管理課の二度見の如くの二度見をされるそうな。

 しかーし、過去のこのエントリーにも書いた坂本選手のことを話すと、一言「負けた・・・ツナギの名前がパイソン革・・・マジッすか!!!」って、マジなんです。

 そんな数寄者が集まるんです、パドックには・・・w。

 次に岡国で会う時は、私も何かパイソン革物を持って行きますので、坂本選手をリクルートして岡国パイソンズを結成だ!

 勿論、馬鹿歩き省Tシャツ着用は必須ですぞ。w

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2007年6月 4日 (月)

忍法ミニモト隠れ!ニンニン!

 昨日のエントリーにて今日のこのエントリーの大体の大筋は書いてしまいましたし、走るモトルネ主催者の独り言のこのエントリーを既にお読みの方は、「はっは~ん」とお解りだとおもいます。

 ちゅー事で、この週末行われたミニモト60分耐久レースについての詳細を、我々MAGNUM(B)チームの内側より報告したいと思います。

F1000053 それは土曜日の練習走行から始まります。

 一週間前のテスト走行にて、気になっていた点をあれこれ対策した我らが清貧号、その中に一つに、柔らかなオイルを使っていたため、私には10000rpmあたりのメカノイズが気になって気になって仕方がありません。長時間の全開走行で油膜が切れているのではないか・・・そんな走行中に聞こえてくるエンジン音に聞き耳を立てていると、エンジンブローが心配で心臓に悪いんです。そう思ったならまずは行動、貝印の15w-50に変えてみたのです。音が静かです・・・でもなんだか・・・まあ練習で駄目なら元に戻せばいいのです。つーことでMassimoさん一本目に出撃です。

 ・・・前回よりもタイム出てません・・・がーん!ピットイン・ライダー交代の時「エンジン上まで回らない」のインフォメーション。私が走行してみるも、裏ストレート、トップギアで回りきりません・・・やっちまいました。油膜が強すぎて最高速が凄く落ちてます。あーあこう言った小排気量レーサーには、メンテナンスを頻繁に行う前提で、5w-30位の低フリクションオイルが良いようです。

 二本目はオイルを温める意味で、サーキット慣れしている私が最初に三周走り、エンジンをぶん回して、オイルを思い切り温めてみて、それからMassimoさんに乗ってもらいます。あまり変わりません・・・私も、高速セクションで回転が上がらず、先週の2秒落ちのタイム・・・うーむ・・・これで再交換決定です。

 明日の9:20から20分のウォームアップがあります。それまでにオイル再交換、マシンの姿勢の微調整を終わらせて。夕食を食べ、ロッジでMassimoさんご持参の純米大吟醸をゴチになります。二人でほぼ一升瓶を空ける・・・ヤバイです。翌朝早く、目が覚めると胃に何も無いのにちょっと吐き気します。歯ブラシを口に突っ込むと久々に「おぇっ」って来てます。水を大量に飲み、体内のアルデヒドの代謝をじっと待つのです。

 朝食を抜き、スポーツドリンクを口にしながら2・3時間後、ウォームアップ前にはなんとか復活です。

 さてさて、この朝は清貧号、私のライドで20分走ります。

 をぉ・・・やはり回転が圧倒的に軽い。ちゃんと裏ストレートで5速10,500rpmまで回ります。先週のベストに近いタイムが出てきました。ただコース上には90台弱のエントラントが居ます。クリアラップが取れません(その代わり、長い直線では改造無制限クラスのスリップが使えますが)。そうのこうのしているうちにチェッカーです。ミニモトは一周に時間が掛かるので、20分の走行時間でも、いつものGUZZIで10分の予選を走った感じです。物足りない。

F1000060  後は決勝に向け最後の調整をして、午後4:20からの決勝を待ちます。そして長~い長~いブリーフィングが終わる頃、雨です・・・。昨日のエントリーにも書きましたとおり、雨でもレインタイヤの使用はご法度です。この時、浅はかにも、「この雨で馬力差が無くなるのでは・・・」なんて甘い考えを・・・そしてウェットレースを待ち望む気持ちすらありました。雨が降ったり止んだりしている中、路面は益々ウエットに・・・そして決勝の時間が迫ってきます。

 雨の中のルマン式スタート、レッドシグナルオフでダッシュです。コースを横断してマシンに跨り、キックも一発で掛かり発車です。雨の中80台以上のマシンが1コーナーへ「怖ェェ~!やめろ~っ!このコンディションでそんなに近付かないで~、ここで何かあったら終わりですよ」アトウッドコーナも過ぎ、裏ストレートに入り隊列が長くなるも「ひええぇぇ~おシリがすべるぅ~」と、まあこんな感じで、無事にオープニングラップを周回できました。そして「馬力差が無くなるのでは・・・」との思いは全くの空振り、改造無制限の赤ゼッケンのマシンを何台かコーナーで抜くも、直線でバビューンって抜き返され、その次のコーナーの突っ込みで抜き返す、そんなレース運びになったのです。「あぁ・・直線で速いってローリスクなレース運びが出来るのね」身に沁みて解かりました。

 ペースを上げながら周回していくと、裏ストレートの後のペアピンで一気におシリが滑りました。「えぇぃっ!」と足を出しても時既に遅し、右肘を使ってまで耐えましたが、スピンするように転倒です。「無茶士さんのマシン!!イカーンッ!!Massimoさんも走っていない!!!えぇ~い!たがだか70kg台のマシン!いつもの筋トレならレッグプレス100kg超えじゃ!ばっちこーいっっ!」とマシンを放さず自らの身体をクラッシュパット代わりにマシンを守ります。

 その時、この模様を直ぐ後ろから見ていた、ディライトのKataoka社長。レース後に「いやぁ~あの時は、あっ松永さんがコケた・・・あれ?マシンだけで居なくなった・・・!!???えっ、マシンの下から、なんか出てきた!!!!もう悪いんですけど、ヘルメットの中で笑いました、ホンマ、なにしてるんですか」と。その時Kataoka社長の頭の中には「♪チャチャチャチャッチャチャ~ン、チャチャチャ~ン♪(忍者ハットリ君のテーマ)」が流れたに違いない!!きっとそうだ!!!(←被害妄想)「忍法ミニモト隠れ!」ニンニンでござる。(←馬鹿)

 そんなこんなでマシンはほぼノーダメージ、身体はマシンの下敷きになった右脹脛に打撲、革ツナギの右肘がちょっと削れた程度でした。低μのへヴィーウエット路面ゆえこの程度ですみました。

 エンジンを再始動してレース復帰です。転倒後2周走るのですが、打撲した右脹脛がマシンの振動で痛くて体重が掛けられず、予定よりも2周早いローテーションでしたが、Massimoさんにハンドルを預けます。

 そこは、ツーリングにて数々の伝説を持つMassimoさん、初めてのレースでこの悪条件の中、ちゃんとマシンをチェッカーまで運んでくれました。

 本当にありがとう、Massimo技術長さま。

 私の転倒の影響で、リザルトは不本意なものになてしまいました。(ショボーン)

 リザルトはコチラ→

 その私を笑っていたKataoka社長はレース終盤でメカトラブルによるリタイヤ、MAGNUM(A)チームも転倒リタイヤと雨の中のレースで大荒れでした。

 結局リザルトを残せたのは、我らが清貧号を駆るMAGNUM(B)チームでした。

 頑張ってマシンを守って良かった・・・それだけが、この「忍法ミニモト隠れ」の効能でした。しかし此処の所、コケ過ぎだっちゅーねん自分!

 さてさて、次はマシンを改造クラスに仕立て直すため、紀州の無茶士邸まで出張です。

 Team MAGNUMミニモト開発計画はまだまだ続く・・・ 

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2007年6月 3日 (日)

色々あったけど

 無事帰って来ました。

 レースは雨天フルウェットでしたが、D社、BS社の用意しているミニモト用レインタイヤのスピードレンジが、今年からのレースレギュレーションに適合していないため使用禁止とのお達しが主催者よりありました。(ブーブー)

 不本意ながらこのミニモト60分耐久レース出走した全員が、へヴィーウエットの路面相手にドライタイヤで挑む事となったのです。

 Massimoさんと組んだMAGNUM(B)チームは、私がヘヤピンで開けゴケをやらかしてしまい(スイマセン)ました。幸い低速コーナーであった事と、私の身体を張ったマシン保護により、マシンダメージ、肉体的ダメージ(ちょっとは有ったかな)も無く、マシンを起こしステップ&ペダル周りの異常の無いのを確認して、直ぐに再スタートしようとしたのですが、オフィシャルにグラベルの一番端まで行くように誘導されちゃって、そこでエンジンを掛け再スタート 、その間に1周ほどロスしてしまいました。

 これでなんとか無事にMassimoさんへバトンを渡す事ができたのでした。しかし、この最悪の環境の中、Massimoさん自身初のロードレース参戦なのです。ただ、日頃の伊豆スカイラインのライディングや、長距離ハイ・スピードツーリングで培われたステディーな走りで、我らが清貧号を無事チェッカーに運んでくれたのです。

 ありがとうございます。

 今日は疲れたのでこのくらいで、詳しくは明日書きます。

 明日のお題は「忍法ミニモト隠れ」です。

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2007年6月 2日 (土)

いってきます

 これよりミニモト耐久レース参戦のためサーキットへ向かいます。

 明日の午後11時過ぎには詳細を報告できると思います。

 それでは皆様、そのくらいの時間においでくださいませ。

 では、いってきます。

 みんな、オラに元気を!

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2007年6月 1日 (金)

大人乗ってます

 さ~て、この週末のミニモト60分耐久レースに使うNSF100清貧号と競技機材のトランスポーターへの積み込み完了いたしました。

 車両仕様書とトランスポンダー貸し出し書類の記載も終わり、今こうやって薄笑いを浮かべながらBlogを書いているわけです。

 「ちょっと、余裕ぶっこきすぎなのでは・・・」の声もありましょうが、明日はピットの割り振りが主催者によって決められているため、サーキットゲートにて車中泊で並んで、ピットを取る必要がありません。ゆっくり、ゆとりのスタートです。

 なのでレース前なのに夜更かしして「帰ってきた時効警察」を観てやろうなんて思っているのだ!へっへっへっ。

 忘れ物・・・「さっ!」「さっ!」(指差し確認)・・・無いね。

 それではチーム・マグナム、2007年度ミニモト大作戦、発令です。

 あっ・・・チーム・マグナムといっても、ビッグマグナム黒岩先生(by横山やすし)がヘッドのエキセントリックな珍走集団(でも文部科学省直属だったりして)とはちゃいます。大人なミニモトチーム、私が監督と呼ばれているようです。言わなくてももう知っているって・・・こりゃまた失礼しました。

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