8時だよ全員集合~!
この週末はずっとこの二・三日書いておりました通り、私、水戸黄門の「うっかり八兵衛」の如く、オートバイの友人、岡部さんのMVの走行会のお供で、フジ・スピードウェイまで行ってまいりました。
8時の受付開始時間に間に合うよう、今にも崩れそうなそうな曇り空の具合を心配しながら、サーキットへトランポを急がせます。ゲートに到着し、東ゲートよりピットパドックへ向かいます。
しかし・・・何時来ても広いなフジ・・・うんざりする位・・・←当たり前。
トランポよりマシンを下ろし準備していると、「バオバオバオ・・・」と四気筒とは違う排気音、黄色いあのマシンが来ました。
ゴローさんです。言わずと知れたSAXON/GUZZIです。今回は「後学のため(意味深)に見学にきましたっ!」そうです。
もう磨き上げられて、「ビカビカ」に光り輝いております。
そうこうしていると、我が師匠「北さん」登場!!トランポには愛機F4-1000アゴスチーニが載っています。
SUZUKIさんも奥様とお孫ちゃんを連れて登場!!初め乳母車を引かれている奥様を見て「え゛っ(by霧山君調で)!」私のその表情を読み取った奥様の開口一番「私が生みました」の台詞に「え゛っえっ~(再びby霧山君調で)!」すると笑われながら、「嘘です、孫です」の台詞に「え゛っえっえっ~(再々by霧山君調で)!」と言ってみるも、ある意味納得。
ホンマこのご夫妻、若いのでどっちでもありえるんです。
するとF4-750sprに乗った、世界に冠たる模型メーカー「二つ星」社のU野さんも登場!私の所属する模型クラブ「不老隊」のメンバーでもあります。しかーしっ!今回はツナギに体が入らなくなっていたので、走行しないで見学との事。ザンネ~ンッ!!
さてさて走行準備です。北さん号と岡部号の車検を済ませ。今までの見た事が無いくらいのMVの大群が停めてある待機ピットにマシンを持っていきますと、クラシックMVの仲間内では知らぬものなどいないこのマシンがっ!!!
凄いです。この時代のワークスパーツが惜しげもなく着いています。リアサスもチェリアー二のスペシャル、アルミのたたきのタンク、フレームもテライオ・コルサに準じたマーニフレーム、シャフトドライヴもチェーンに換装されています。私もアメリカ持って来れば良かった。
それでは、速い組の出走です。北さん最初からぶっ飛ばしていきます。コースインでは一番最後に入ったのに、2周もするとトップグループにいます。ノーマルマフラーなのにストレートの排気音を聞くと、社外のマフラーをつけている方よりもカン高いノートを奏でて凄い勢いで走っています。後で聞きますと、この日曜日のために、前日の土曜日午後に、このフジ・スピードウェイで行われたDucatiの走行会に999で練習に行き、はれて翌日のMVの走行に挑んだとの事。泊りじゃなくて通いの二連荘でフジの走行!!!極め付きは、この走行が終わり、ヘルメットを脱ぐや否や「いや~まっちゃん、調子よくてメーター読みで290km/h超えしました」と・・・ホンマ元気だな!
続いて岡部さんのクラスの走行です。岡部さんは25年ぶりのサーキット走行、今日はサーキット走行リハビリのため初心者組での出走なのです。(峠の走りを見ていると北さん組でも大丈夫な気がしますが・・・)しかし、残念な事に雨がポツポツ落ちてきました。それでも慎重に走る岡部さん。過去のレース経験が生きています。前走行組の北さんに比べるとストレートの排気音は2オクターブ低めですが、それでも速い・・・聞けばウエットの中、ノーマルタイヤでストレート270km/h出ていたそうです。あぜ~ん。
白線踏んだらおシリが滑ったとの事・・・心臓に悪いです。
二本目は、へヴィーウエットとなってしまったため、お二人とも走行キャンセル、ゴローさんは自走で来られていたため、雨から逃げるが如く早々に退散されました。
雨が強くなり車でお越しのSUZUKIさん夫妻もお帰りになるとの事。
もう一人の自走組、U野さんのsprを見ると、なんとタイヤがパイロット・パワーではなくパイロット・レースがついています。ドライ用のプロダクション・レースタイヤで100km弱の道のりを雨の中自走で帰す訳には行きません。急遽私のトランポに二台積むように段度って、荷台はMV2台と装備でぎゅうぎゅう積め、運転室はハイエースのベンチシートにオヤジ三人が、これ又ぎゅうぎゅう積め、まるで大阪寿司のような状態で、静岡まで走りsprとU野さんを下ろし、その後、デライトさんの系列店「DUCATI東名名古屋」に向かいそこで岡部号を下ろします。1,000km点検と車検をお願いするためです。そしてやっと、因幡の国へと向かって帰路についたのです。
豪雨の影響で、事故渋滞とか、速度規制が何度もあり、予定していた帰りの時間を大幅に超え、家に帰ったのは、日が変わった今日の一時過ぎになっていました。
岡部さんお疲れ様でした。一本しか走れなくて残念でしたね。でもまた次があります。 北さんもゆうてました。「次ぎはドライでバトルしましょう」と・・・しかし、ホンマ元気すぎです。師匠。
最後になりましたが、これが今のMVagustaのハイエンドモデル、「クラウディオ・カスティリオーニ」。
車両価格は一千万円の大台を凌駕いたします。
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コメント
北さん、体の方はもう大丈夫なのかなぁ。。。
まだコルセットいれてませんか?
伊豆スカイラインの怪我はもう癒えたのでしょうか
って290出せば完調ですね。
ゴローさんも来てらっしゃったんですか。
モナリサに新しいライディングウエア発注する場に偶然遭遇して
なんやかやと特注品をオーダーしてましたけど。。。(笑)
あの方も元気だなぁ。。。
投稿: VERTICAL | 2007年6月25日 (月) 14時41分
VERTICALさま
師匠はコルセットを外されて、湿布だらけの背中でした。
今の時期痛いそうです。
ゴローさんが元気なのは、言うまでもありません。(笑)
投稿: 松永 | 2007年6月26日 (火) 12時02分