白装束でいきますか?
今日は今日とて、清貧号のメンテナンス日でした。
エキパイをノーマルに戻して・・・戻せない・・・やっぱり排気系を繋いである所で分割しないと、エンジン周りにとぐろ巻いている部分は、いっぺんで上手く車体につきません・・・そう考えるとGUZZIレーサーはサイレンサーまでの排気系が「ゴソッ」ととれるし、再び装着するのだってNSF100に比べると随分楽チンなのだ。
まあ、HONDAはHONDA、GUZZIはGUZZI、小言を言っていてもしょーがないので手を動かして排気系を二分割し、四苦八苦(八苦もしてないか六苦くらい)して、とりあえずノーマルマフラーがつきました。
「それではっ!」っとチョークを引いてエンジン始動!「キック・キック・キックの鬼だ~ぁ~♪」とばかりにキックペダルを蹴飛ばし続けます。
やっと「バブッ・・・ボロロロロ・・・」あかん、生ガスで目がシバシバします。中々エンジン掛からないはずです。ガス、ゲロ濃ゆです。早速電話で無茶士さんに「どんな調整しました?」と質問君。抜けのいい排気系に換えていたので、ニードルのクリップ位置、メインジェットの番手を濃くしているとの事、プラグの熱価も一番高いやつに変えたとのこと。
とりあえず全て初期値に戻します。
とりあえずタンクを外して、キャブセットを元に・・・面倒くさっ・・・なにこのキャブ周り・・・。仕方が無いのでマニュアル片手に、キャブ周りにのたうち回っているホースを外していきます。ただ外すのは最小限になるように、余計な事をすると、いじり壊しの原因になります。
マニュアル通りに、キャブをエンジンから外し、メインとニードル位置を元に戻します。
「それではプラグを・・・」と思ったら、プラグ周りにクリアランスが無くて私の持っているプラグレンチが入りません。「困った・・・」
「もしや」と思って、マシンと一緒に預かった段ボール箱の中身をもう一度観察すると、車載工具についてくる、鉄パイプの端を六角形に整形しただけのプラグレンチを発見。それを使ってなんとかプラグを外します。
しかし、点火プラグにアクセスするのにカウル外して、タンク外して細い隙間からやっとプラグを外す・・・キャブのセッテイングする時のプラグの焼けをピットレーンで見るとき大仕事だ・・・(ガックシ)。このクリアランスで素早くプラグが外せるが特殊工具を作らなきゃですね。
一時間近くをかけ、全てを元通りにし。ガスコックをONにひねり、10を数えてから、チョークを引きキックスタート!「ボッ!バボボボボボッ!」と、一時間前のキックの鬼は何処へやら。いとも簡単にキック一発で掛かりました。
カラーリングも考え中なのですが、この白いのも「カッコヨシッ!!!」なんて考えるようになってきました。
なぜかって?実は昨日、耐久から帰ってネットの海を「ドンブラコ~ドンラブコ~」と漂っていいると。こんな動画を発見してしまいました。
The Chaparral 2E with Ed Welburn
「くぅ~たまらんぞChaparral、しかしこの映像、音楽もスーパーの入り具合も趣味がイィッ!!」ってな訳で、もう「Chaparral」で検索かけてドンドン掘り返していったら、終にこんな所に行き着いたのです。
この想像図を眺めながら、「気の利いたゼッケンベースと、何かワンポイントアクセントがあれば白いレーサーも悪くないな・・・」なんて思い、清貧号の前で一人ほくそ笑む私がいるのでした。
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コメント
"ハートビート 125”
DB-5の125版 ですね。
投稿: 無茶士 | 2007年5月 1日 (火) 11時00分