Dear Vagabonds
三月十七日、土曜日、午前3:30、筑波サーキット一般入場口横駐車場内。皆車内で凍えながら6:30のゲートオープンを待つ長~いトランポの車列。
信じられな~い。だって3:30すよ、3:30!!!
私は鳥取からトランポを走らせた結果、この時間にサーキットに着いただけ、練習走行は9:30からです。
時間になると次々にパドックに飲み込まれていくトランポ達、ピットなんてもう満員御礼状態です・・・恐るべし筑波の週末練習枠。
そして車種を見ると、翌日のモトルネ車両なんて僅かで、125や250の2st、600や1000の4stばかり。つまり選手権の方々がほとんどなのだ。
タイヤサービスの横に陣取って待つ事、7:00近くになるとtsuruさん到着。モトルネには出られませんが、スポーツ走行されるとの事。そうこうしている内にふりゅげさんも到着。氏もtsuruさんと同じくレースは出ないけど走りに来たとの事。ジンさん率いるモトラボロショップ一同も芦刈選手と共に到着。ゲッツィ&ブリアン使いの塩川さんも到着、千崎兄弟もそれぞれGUZZIレーサーを持って到着。そしてトリは「かっさらい男」ことりゅーぢさん到着。
それでは、ざっとここに集いしマシン達を見ていこう。Ducatiのモンスターレーサー1台、BMWのR1100Sレーサー2台。これら3台はスタンホープ製のマシン達。そしてふりゅげさんのお仲間のBMW1200STも1台。モト・ラボロはトライアンフ900トライデントレーサーが1台、MOTO GUZZIはV7、LeMansII、LeMans1000、1100Sport、V11ブレーバそしてゲッツィ&ブリアンの1100スーパーツインが1台、モトラボロ軍団は今の段階で7台である。午後になると、ここに西岡さんのマーニ・アルチューロ1000が加わりました。
誰も「集~合っ!!!」なんて掛け声を誰も掛けてないはずなのに、翌日レースに出走する人も、そうでない人も、A級の芦刈選手もパドックの同じ区画に集い、それぞれに練習をして、「何秒が出た」とか「寒くてタイムが出ない」とか「前日も走ったんだけど、今日は駄目」とか「昨日の走りに比べて今日のはそっくりさんが走ってるの(笑)」とか「国産四気筒の600とか1000と一緒は怖いねぇ~」なんて言っている状況を眺めていると、本来のクラブマンレースの原点というか、ゴルフのカントリークラブなんかも本来そうであるような、「クラブマンシップの原点をココに見た。昔のブルックランズのパドックなんかもこんなだったに違いない!」なんて事を思った土曜日なのでした。
ココの皆は、と言うよりも午前3:30からゲートが開くのを待っている人たちを含めた皆は、多分十中八九、身近な人に「ほんとっ馬鹿なんだからっ」の一言で、その人となりの説明が終わってしまいそうな一団なのですが(私がそう言われている・・・)、それはあくまでも一方向からの見方だけで、よーく観察してみてください。皆、ただのバカなんかじゃなくて、求道者たりうる、深い生活をしている「ヴァガボンド」達な~のだ。(byバカボンのパパの声で)
これでいいのだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
お疲れさまでした。ともかく体調を通常セッティングに戻されますように。
投稿: KAZUYA | 2007年3月21日 (水) 17時53分
>クラブマンシップの原点をココに見た・・・
文面で伝わってきます。楽しそうですネェ・・・
投稿: 番長ドリー | 2007年3月21日 (水) 20時39分
今晩は、3/17,18日の前日練習&モトルネお疲れ様でした。
久しぶりに、普通の練習走行の場所取りを体験できたでしょ?
本来は、練習と言えどもバイクを置く場所から考えませんか?
発電機担いで、タイヤウォーマー巻くなんて、’80年型のオレから見ると金持ちのやることだったです。今は、すごく変わりましたね...。
愛機は、直しておきましたので精進して下さい。
Jinさんは、ターゲットサイトに入っています。
投稿: Takahashi | 2007年3月21日 (水) 20時50分