エル・ニーニョが原因で
昨日書いた読書ノルマも、順調にこなしつつあります。この読書については、読んだ本の記述と、知り合いと交わした会話との奇妙な一致があったりと、ちょっと報告したい事も起こっていますが、それは後ほど。残念ながら今日のエントリーには書きません。なぜかって、かなり濃厚な内容なのです。ちゃんと下書き、推敲、清書、をしてから皆様の目にかけようと思います。
前置きはこのくらいにして、この暖冬についてです。
この土曜日にかけて降った雪も、結構積もっていたにもかかわらず、昨日になると市内の雪もすかっり解けてしまい、町の佇まいは春のお彼岸前くらいの感じなのです。
今年、物凄く変だと思いません。
温かい・・・仕事の関係で、ちょっとした農村に行く事があったのですが、野辺には「いぬふぐり」が小さな青い花をいっぱい咲かせているではありませんか。
おいおい、この花について去年エントリーを書きましたが、日付けを見ると、それって4月の事ですよ!
私はよく冗談で「エル・ニーニョが原因で~」と言っては失笑を買っていますが、えっ例えばどんなって・・・例えば「エル・ニーニョが原因で岡山国際で1分50秒が切れなかった」とか、「エル・ニーニョが原因で私の体重が中々減らない」とか・、「エル・ニーニョが原因でNHKの深夜ゲリラ放送“エル・ポポラッチがゆく”が観れなかった」とか・・・なんだか書いてて切なくなってきました。まあそんな事です。
ただ、このような冗談抜きでエル・ニーニョに関して言えば、海水温も年平均で0.6℃上がったなんてデータも出ています。0.6℃とは言え、地球の全ての海水の潜熱を考えたら物凄い熱量です。大陸棚に眠るメタンハイドレートが気化して、二酸化炭素よりも温室効果の高いメタンが大量放出・・・なんて事にならないように願うしかありません。
大統領選でブッシュに負けたアル・ゴアも、この問題に関するスライドショー行脚を世界的に行っているように、わかっている人には、ちょっとただならぬ感じがしてきているのは確かのようです。
ちなみに、その仕事で行った契約先で、帰り際、奥様が出てこられ、「この温かさで、この時期なのにカリフラワーが大量に摂れてこまっとるだが。もう花が咲きそうなのでこれ持って帰って」と、私の頭くらいある大きなカリフラワーの塊を頂きました。
農に携わる人曰く「本当に何かが狂って来ている」との事でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ちと恐怖を感じてます。
大阪は関係ないって 思っている人がいれば
大変です。
京都、大阪の水瓶、琵琶湖も実は「雪解け水」が必要なんです。
テレビが新潟でも、雪が無いから「米の水田がない」と言ってました。
食料危機・・・近いかも・・・しれません
日本も遺伝子作物容認時代ちかし。
投稿: 大阪のィ。 | 2007年2月10日 (土) 23時48分
大阪のィ。さま
>日本も遺伝子作物容認時代ちかし。
そうなるとマイクロチップ、コンピューターのOS、石油のように、メジャーと呼ばれる企業体に、食料まで牛耳られますな。あっ・・・もう牛耳られてるかスマソ!
まあ食料自給率が22%なんて国ですから、日本は。
G8の国の中で自給率が80%を切っているのは日本だけ。
事が起きた時の危機意識が無いと言うか・・・まあココで言うのはこのくらいにします。
小十年前ですが、このような現在の状態を鑑み、欲深い私はカーギルの株を買えないかと画策しましたが、非上場株式!!!なんだか恐ろしくなったのを憶えています。
投稿: 松永 | 2007年2月11日 (日) 11時53分